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女王蜂(1978)

[ジョウオウバチ]
1978年上映時間:139分
平均点:5.17 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
公開開始日(1978-02-11)
サスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-06-12)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
松林宗恵(協力監督)
キャスト石坂浩二(男優)金田一耕助
中井貴恵(女優)大道寺智子
仲代達矢(男優)大道寺銀造
高峰三枝子(女優)東小路隆子
岸恵子(女優)神尾秀子
司葉子(女優)蔦代
萩尾みどり(女優)大道寺琴絵
沖雅也(男優)多門連太郎
加藤武(男優)等々力警部
伴淳三郎(男優)山本巡査
神山繁(男優)九十九龍馬
小林昭二(男優)木暮刑事
佐々木剛(男優)駒井泰次郎
石田信之(男優)遊佐三郎
高野浩幸(男優)文彦
中島久之(男優)赤根崎嘉文
大滝秀治(男優)加納弁護士
坂口良子(女優)おあき
常田富士男(男優)農夫
三木のり平(男優)嵐三朝
草笛光子(女優)お富
佐々木勝彦(男優)日下部仁志
白石加代子(女優)速水るい
冷泉公裕(男優)黒沢刑事
武内亨(男優)
原作横溝正史「女王蜂」
脚本日高真也
桂千穂
市川崑
音楽田辺信一
大橋鉄矢(音楽ディレクター)
作詞松本隆「智子のテーマ愛の女王蜂」
作曲三木たかし「智子のテーマ愛の女王蜂」
編曲田辺信一「智子のテーマ愛の女王蜂」
撮影長谷川清
木村大作(ノンクレジット)
製作馬場和夫
東宝映画
企画角川春樹事務所
配給東宝
美術阿久根巌
編集小川信夫
長田千鶴子
南とめ(ネガ編集)
録音矢野口文雄
宮内一男(録音助手)
斉藤禎一(録音助手)
照明佐藤幸次郎
その他IMAGICA(現像)
土屋テル子(記録)
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1
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15.《ネタバレ》 まずもって、主役女優に華がない。なので、周囲の男どもが皆惚れる設定だがイマイチ説得力に欠ける。
又、彼女のボーイフレンドが2人も殺される動機が弱い。ので、観終わってもスッキリしない。
とは言っても終盤までは、特に退屈することも無く、金田一シリーズ独特の世界観に浸れる。
傍を固める女優さんが豪華なのでプラス1点。内容は、可もなく不可もなくという出来栄え。
とれびやんさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-24 00:03:29)
14.《ネタバレ》 市川崑&石坂浩二の金田一シリーズ4作目になる訳ですが、ここまでが、犬神家の一族・悪魔の手毬唄・獄門島と、どれもこれも一種の見立て殺人モノなもんで、私も子どもの頃には、「金田一モノって、もしかして全部同じパターンなのか?」とか思ってたりもしたんですけど、この4作目『女王蜂』ではちょっと趣向が変わって。
見立てらしい見立ては無く、アヤシイ脅迫状が届くだけの、正直、映画化するにはちょっと地味な作品。特定のローカルな地域を舞台を限定せず、作中で舞台がアチコチ移動するのがまた、雰囲気を出しにくいところでもあります(ついでに言うと、原作では事件の発端となるのが月琴「島」だけど、映画では月琴「の里」と変更されて、これまた雰囲気が掴みにくい。さらには中盤の舞台を京都に変更しており、ちょっと移動し過ぎの感も)。
さて、多彩な登場人物の中で、犯人は一体誰なのか。
ってったって、約3名ほどの方は、過去の3作品で〇〇役をすでに演じたヒトたちなので、まさかまたこのヒトたちが〇〇ということはあるまい。いや、その裏をかいて、実はまた〇〇なのではないか・・・とかいう深読み・浅読みも、ご自由に。
ラストの真相が明らかになる場面は二段構成になっていて、これはちょっと原作に近いのだけど、原作では最後の惨劇の後で真相が語られ、ミステリとしては工夫っちゃあ工夫だけど、何となく、死人に口無しの欠席裁判めいたイヤな感じもあって。その点、本作の方が、疑問を感じる余地のないスッキリした真相の提示になってます。だけど、その分、終盤が蛇足めいてしまったのが皮肉なところ。
それにしてもこの映画、ミステリ作品としては、どうなんでしょうねえ。奇抜な映像表現で遊びまくる一方、肝心の事件や人物関係の描写があまり丁寧ではなく、作り手もあまり「推理」というものには興味が無かったのではないか、と。さらに言えば、単に、加藤武をまた登場させたかっただけなのではないか、と。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-17 20:56:35)
13.《ネタバレ》 過去三作品の主役を並べ、脇に伴淳三郎、大滝秀治、三木のり平といった手練れをはべらせ、黒沢映画準主役仲代達矢に妖怪白石加代子。
あとは常連の加藤武、坂口良子。忘れていたけど石坂浩二。
これだけ揃えばさぞ重厚で見応えのある劇が観られる、と期待していたが・・・
中井貴恵はみなさんのご指摘のとおりであるが、それと同じくらい沖雅也と神山繁が残念だった。
重厚なドラマのはずだったが、沖雅也の登場で画がテレビの2時間サスペンスドラマっぽくなり、
神山繁(の特に髪型)のせいで、まるで堤幸彦監督作品のような悪ノリ喜劇映画になってしまった。
でもでも、司葉子は獄門島には及ばないものの相変わらず美しい。この時代(1970年後半)の彼女の美しさは半端ないが、このころはあまり映画作品に出演されていないようだ。寅さんマドンナにもなっていないし。ああもったいない。
最後に、唐突ですが加藤武に叱られる伴淳三郎がツボでした。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-25 08:46:17)
12.《ネタバレ》 女王蜂っていいタイトルですね。近づく男がパタパタ死んでいく魔性の女、そしてそのそばに居る謎の家庭教師。時代背景の雰囲気もあいまって、謎めいた感じがよく出ています。ま、実際の犯行については意外なホンボシなんですが、哀しいラストメッセージは『どう落とし前つけるの?』ってゆーふーに考えさせられるものがありました。
あの遺言の隠し場所はいいですね、死ぬ予定はないですけどわたしも真似したくなりました。
金田一は死体遺棄のおもしろさがひとつの売りのシリーズかと思いましたが、今回はそーでもなかったですね。神山繁さんの死にかたはおもしろかったですけど『なんで?』が過ぎる気も(笑)
おなじみのキャストで安心感はありつつも、設定は新たなもの(加藤武さんのはじめましてぶりはいつもニヤリとさせられます)なので毎回楽しく観られるのも魅力のひとつですね!
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-03-25 06:15:45)
11.《ネタバレ》 中井貴恵に対する評価が一般には厳しいが、私は当時はそうは思わなかった。当時は化粧品CM出演などもあり、期待の大型新人と騒がれていたように思う。ただ佐田啓二の娘ということで、本人はたいそうプレッシャーを受けていたようだ。
映画は原作を読んで熟知していたのでまずまずだった。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 6点(2011-09-19 11:06:37)
10.《ネタバレ》  完璧なネタバレがあるので注意してください。
 この映画を見て、自分が横溝作品について誤解してたことがわかりました。
推理物として見ちゃ駄目なんだ。あくまで特異な環境、因縁の下での人間の情念を味わうものなんだと。
 そう考えれば、ちっとも事件を防げない金田一も、映画の中盤から後半にかけて明かされる真犯人の過去と動機も(普通の推理物として考えれば、大反則ですよね)、少しも苦になりませんでした。
 ただ、自分の実の父親を殺し、自分を殺すことも考え、自分に近づいてきた男を殺しまくる継父を娘が深く慕うラストには納得できませんでしたが。
あそこはやはり家庭教師のために涙を流して欲しかった。
さんざんけなしましたが、横溝作品の本質に気づかせてくれたこと、美しい色彩、細かいカットバックなど十分楽しめる作品でした。
 あとはヒロインがね。
誰でも納得できるヒロインでリメイク希望です。
(九十九と書いてつくもと読むには笑いました。こんなところに源流があったとは!)
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-09-12 21:35:48)
9.豪華絢爛な大スター達を凌駕し最大のインパクトを与える新人女優・中井貴恵恐るべし!
しかしもっと恐ろしいのはこれを撮り切ったしたイチカワくん。
どんな気持ちでOK出してたのか、そして共演者たちは・・・
でもこの凸凹感、私は結構好きで何回も見ましたね。決して悪い作品ではないと思いますよ。(ちなみに本物の大道寺智子が見たい方は稲垣吾郎版金田一の栗山千明をどうぞ)
チョッパーさん [地上波(邦画)] 6点(2008-08-01 23:58:31)
8.ヒロインのキャスティングが悔やまれる惜しい作品。石坂金田一シリーズの中ではちょっと格が落ちる。
すらりんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-29 12:30:00)
7.石坂浩二の金田一耕助シリーズ。横溝正史の世界に浸れる。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-25 13:30:10)
6.《ネタバレ》 4作目ということで、マンネリズムと安心感みたいな雰囲気は感じてしまう。で、相変わらずの複雑な人間関係に練られたストーリー。DVDで見ていたら、ちょっと待って、もう一度、ってできるけど、映画館じゃ無理ですね。テレビも。大物俳優に有名女優が次々と登場するから、結局犯人はこのうちの誰か、って思わざるを得ない。まあ、犯人はわかった後でも、この複雑な設定を紐解くのもシリーズの魅力になっている。なるほど、そういう悲しい過去が、とシンミリ来ますね。色彩の鮮やかさとドロドロ感は健在。
パセリセージさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-05-03 00:09:41)
5.《ネタバレ》 一緒に観ていた友人が、「犯人の動機がやや弱」だと。同感。しかし「野点」は拙いでしょ。「服毒」の予感しかしないし。ま、この「お約束感」が、グッとくるんだけど、ね。笑。しかし、ロケーションは、見事です。美しい。 
aksweetさん 6点(2003-12-09 00:30:27)
4.場所を月琴の里から京都へとなんとなく中途半端に話が広がってしまい落ち着かなかった。やっぱり中井さんはミスキャスト。大道寺智子は作中にあまり登場せず、チラッと出てきて絶世の美女らしく場を締める存在であってほしかった。個人的には「病院坂」の桜田淳子をもってくればかなり違ったと思う。
パンツァー・フォーさん 6点(2003-11-24 17:58:43)
3.やはりどう考えても中井貴恵はミスキャストですね。それだけでこの作品の印象がかなり変わってしまうのが惜しいです。この役はもっと艶やかな感じのゆるいパーマがかかった長髪の美人の印象が個人的にあります。仲代達矢の学生服姿も確かにあららら・・・って感じでした。最初の方の自転車クラッシュを冷たくあしらう高峰三枝子とか細かいカット割り等は面白かったです。
JEWELさん 6点(2003-10-10 23:05:03)
2.ん、なつかしいなぁ。これ初日に並んで見たのです。中井貴恵や司葉子やら入り口で待っていてくれたなぁ。主題歌を歌っていた塚田三喜男も。♪まぶしいよ~きらめくよ~愛の~輝き~奏でてるあなたの~唇の色と~光よ~♪某口紅の会社と提携していました。あ、レビュー。横溝シりーズは好き。これは主題曲が特に好き。
チューンさん 6点(2003-05-28 02:03:16)
1.キャストにインパクトが欠けますが、高峰美枝子の圧倒的なパワーがみなぎってます。いてもいなくてもいい存在のキャラクタですが、彼女が出ると場がピリっとしますね。恐るべしっ。犯人は意外性はありませんでしたが取って付けたような結末がかえっていい効果を発揮したといえるんではないでしょうか?冒頭のあまりに無理のある仲代達也の学生服でのうのうと演技をしでかすその厚かましさには感心です。
さかQさん 6点(2002-02-17 17:39:01)
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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
212.13%
324.26%
41021.28%
51531.91%
61531.91%
724.26%
824.26%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 4.66点 Review3人
5 感泣評価 1.50点 Review2人
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