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太平洋奇跡の作戦 キスカ

[タイヘイヨウキセキノサクセンキスカ]
1965年上映時間:105分
平均点:7.33 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものモノクロ映画特撮もの実話もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-01-03)【イニシャルK】さん
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監督丸山誠治
助監督坂野義光
キャスト三船敏郎(男優)大村少将
山村聡(男優)川島中将
中丸忠雄(男優)国友大佐
稲葉義男(男優)玉井中佐
田崎潤(男優)阿久根大佐
児玉清(男優)福本少尉
大友伸(男優)五艦隊機関参謀
草川直也(男優)五艦隊機関通信参謀
船戸順(男優)三上少尉
小川真司〔声優・男優〕(男優)ガンルーム士官A
伊吹徹(男優)ガンルーム士官B
山田彰(男優)ガンルーム士官C
広瀬正一(男優)山下水兵長
向井淳一郎(男優)一水戦参謀
岡部正(男優)一水戦参謀二
伊藤久哉(男優)木曾艦長
佐藤允(男優)天野少佐
久保明(男優)俵少尉
桐野洋雄(男優)イ―七号先任将校
藤田進(男優)秋谷司令官
土屋嘉男(男優)寺井先任参謀
平田昭彦(男優)工藤軍医長
岡豊(男優)宮本水警隊長
荒木保夫(男優)若月電探士
山本廉(男優)分遣隊長
長谷川弘(男優)防空隊長
堤康久(男優)主計長
二瓶正也(男優)中村上水
阿知波信介(男優)安部上水
石田茂樹(男優)松原二曹
黒部進(男優)加藤一水
大塚国夫(男優)茂木中尉
佐田豊(男優)佐野一曹
堺左千夫(男優)小島主計兵長
大前亘(男優)通信士
志村喬(男優)軍令部総長
西村晃(男優)軍令部赤司参謀
手塚勝巳(男優)
小川安三(男優)
当銀長太郎(男優)
加藤茂雄(男優)
中島春雄(男優)
緒方燐作(男優)
中山豊(男優)
古谷敏(男優)
矢島正明ナレーション
原作千早正隆「太平洋海戦最大の奇跡」
脚本須崎勝弥
音楽團伊玖磨
作曲團伊玖磨「キスカマーチ」/「霧のキスカ」
撮影西垣六郎
製作田中友幸
田実泰良
古賀祥一(製作担当)
東宝
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(光学撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音西川善男
下永尚(整音)
照明西川鶴三
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
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2.《ネタバレ》 かなり昔にTVで見たことがあり、その時点で記憶に残ったのは船を一杯二杯と数えていたことだったが、今回は伊号第七潜水艦(イ7)を「いのななせんすいかん」と呼んでいるという細かいところに気づいた。軍艦は往時の円谷特撮で映像化しており、戦艦大和のような有名どころでない地味な艦を大型の模型で細かく作ってある。個人的には海防艦国後の造形に注目した。

内容としては実際あったエピソードの組替えや一部改変で映画向けの物語を作っているが、結末はわかっているので不安要因はあまりない。司令官は臆病者かと疑うこともなく、また申し訳ないが最後の歓喜も予定通りに見える。
しかし途中で味方と衝突したとか、海岸近くをぎりぎりで航行する(少し誇張気味か)あたりは手に汗握る雰囲気を出している。そもそも司令官がこの役者であるからには、やる時はやるはずだというのもあらかじめ見えており、実際に潮流が激しい場所を恐る恐るでなく全速で一気に乗り切る場面を作っていた。だいたい水雷戦隊司令官が臆病者では務まらない。
また当然ながら現代の感覚で好感が持たれるのは、精神論より合理的判断を優先した気象班長のエピソード、及び撤退時に陸軍兵が銃を海中に捨てていた場面である。これは天皇から預かった銃が生命より重いかのように思われていた時代に、道具より人間を優先した指揮官がいたという史実をもとにしている。
太平洋戦争で日本が守勢に回って以降、ほとんど唯一完璧に成功したのが撤退作戦だったというのも情けないが、現代の感覚としてはまあそんなものだと思わなくはない。全員逃げてからも敵は気づかず、上陸作戦で大混乱だったというのは痛快ではあるが、どうせなら同志討ちの米兵も死なずに済めばもっと完璧な結末だったろうと思ったりする。

なお劇中では、なぜか犬をつないだまま逃げていたので心配させられたが、これも米軍の上陸時点でちゃんと生きていたらしい。
ほかこの作戦のために潜水艦の乗員69人が犠牲になったのが玉に瑕のように見えたが、この事件自体は映画での創作だったようである。台詞にもあったが史実としては、それ以前の段階で撤退や補給に従事していた潜水艦が何隻か失われたとのことで、それをこの映画ではイ7潜1隻で代表させた形だったらしい。映画を見ていると、艦隊参謀に続いて発射管室の人々くらいは出られるのではと思ってしまうが、そこは残念ながらもう間に合わなかったことになっていた。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2019-12-07 11:22:22)
1.様々な局面で決断を迫られる将校たち。
しかも、自分を含めた沢山の者たちの命が関わる決断。
これは、サラリーマンが決断を迫られるのとは、スケールと緊迫感が全く違う。
仕事一つで意気消沈、疲労困憊している私にとって、元気づけられる映画だった。

しかし、不毛な戦争という前提でみてみると、いかに無意味な労力だろう。
命を削るような労力を使ってまで、戦争をする意味。
この映画に登場する人達が、頑張れば頑張るほど、戦争の無意味さを痛感してしまう。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 6点(2014-11-24 02:19:20)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
6216.67%
718.33%
8866.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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