恍惚(2003)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恍惚(2003)

[コウコツ]
Nathalie...
2003年スペイン上映時間:105分
平均点:7.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-12-18)
ドラマロマンス
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タイトル情報更新(2010-04-20)【にじばぶ】さん
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監督アンヌ・フォンテーヌ
キャストファニー・アルダン(女優)カトリーヌ
エマニュエル・ベアール(女優)マルレーヌ
ジェラール・ドパルデュー(男優)ベルナール
ジュディット・マーレ(女優)カトリーヌの母
原作フィリップ・ブラスバン(原案)
脚本アンヌ・フォンテーヌ
音楽マイケル・ナイマン〔音楽〕
製作アラン・サルド
製作総指揮クリスティーヌ・ゴズラン
配給ワイズポリシー
アートポート
あらすじ
カトリーヌとベルナールは裕福だが、会話も少ないセックスレスの中年夫婦。ある日、カトリーヌはベルナールの浮気を知ってショックを受ける。カトリーヌは会員制のクラブで出会った娼婦マルレーヌに、ナタリーという偽名を使ってベルナールを誘惑しその一部始終をカトリーヌに報告するよう依頼する。マルレーヌから聞かされる告白はしだいに過激になり、カトリーヌは動揺する。そして、カトリーヌとマルレーヌの間にも不思議な感情が生まれてくるのだった。
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2.《ネタバレ》 *以下ネタバレしてます!
E・べアールの露出度高めな娼婦ぶりだとか官能の側面ばかり話題に上った本作ですけど、実のところコレ夫婦の停滞期を迎えた中年女の屈折した心理の深い奥底まで潜り込んでいまして、ある程度の年齢と高めの映画鑑賞眼を要求される難しい作品だと思いました。
娼婦を夫に当てがってその内容を知る。屈折妻と娼婦の仲も妙に馴れ合って不可思議な友情らしき感情すら生まれるのがスリリング。またべアール演じるナタリーのキャラクターが、妙に雇い主のカトリーヌに対して義理堅い?ところも見せるものだから観ている我々もちょっとばかりナタリーに信を置いたりしてしまうのです。
こんなこんがらがった関係を自身で理解して演じるなど、アルダンとべアールクラスの力量のある役者でないと無理でしょう。そう、E・べアールでないとダメなのです。撮影当時38歳だろうと。(そしてちゃんと20代に見える!魔女なのかな)
本音では女として‶上から目線”だったナタリーは、プロのプライドを傷つけられたこともあってカトリーヌに嘘をついていた。終盤、二人の女としての立ち位置が逆転した時のF・アルダンの曰く言い難い表情ときたら。全編通してアルダンはほんとに微細で多彩な表情を見せるので、気持ちを読み解くのにかなりの集中を要しました。
フランス映画ってこと恋愛に関するとステージが高くて、恋愛ドラマの主人公はまず20代の我が国と成熟度が全然違いますね。今作のヒロインらと同年代のわたしはカトリーヌの気持ちは全然わかりません笑。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-06 23:13:43)
1.ジェラール・ドパルデューは印象深い顔立ち、特に鼻。以前NHKでの海外長編テレビドラマ レ・ミゼラブルでジャン・ヴァルジャンを演じていた記憶有り。
邦題の“恍惚”には先入観が入ってしまった。なかなか興深く楽しめた。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-13 15:55:44)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7250.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

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