ザ・ワイルドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・ワイルド

[ザワイルド]
The Edge
1997年上映時間:115分
平均点:6.24 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスアドベンチャー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-04)【イニシャルK】さん
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監督リー・タマホリ
演出伊達康将(日本語吹き替え版【DVD】)
キャストアンソニー・ホプキンス(男優)
アレック・ボールドウィン(男優)
エル・マクファーソン(女優)
ハロルド・ペリノー(男優)
L・Q・ジョーンズ(男優)
キャスリーン・ウィルホイト(女優)
池田勝(日本語吹き替え版【DVD】)
佐々木勝彦(日本語吹き替え版【DVD】)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版【DVD】)
高木渉(日本語吹き替え版【DVD】)
石森達幸(日本語吹き替え版【DVD】)
小川真司〔声優・男優〕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山路和弘(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
唐沢潤(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
楠大典(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝寛(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本デヴィッド・マメット
音楽ジェリー・ゴールドスミス
編曲ジェリー・ゴールドスミス
アレクサンダー・カレッジ
撮影ドナルド・マカルパイン
製作アート・リンソン
配給20世紀フォックス
美術ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
編集ニール・トラヴィス
字幕翻訳戸田奈津子
その他ジェリー・ゴールドスミス(指揮)
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5.《ネタバレ》  サメ映画ならぬクマ映画の中では、本作が一番好きですね。   といっても「王道のクマ映画」「クマ映画といえばコレ」なんていうテンプレな品では決してなく、むしろ「個性的なクマ映画」と言えそうな内容。  億万長者な老人が主人公ってだけでも大分珍しいと思うし、主演がアンソニー・ホプキンスで、その相棒がアレック・ボールドウィンというのも、強烈な組み合わせですよね。  モンスターパニック映画というより、人間ドラマという趣が強い内容になってるのは、それだけ俳優陣に「濃い」のが揃ってるからだと思います。   メインの二人だけでなく、ドラマ「OZ/オズ」で馴染み深いハロルド・ペリノーが出演してるのも嬉しかったし、大好きな映画「レジェンド・オブ・フォール」(1994年)で主人公と相対したクマが、本作でも出演してるって事にも吃驚。  そのクマはバートという名前であり、他にも色々な作品に出演してるとの事で(人間の世界だけでなく、クマの世界にも名優は存在するんだな……)なんて、しみじみと感じ入りました。   それと、この手の映画では「平時は有能な金持ち」って「緊急事態では役に立たず足を引っ張る」のがお約束なのに、本作では持ち前の知識を活かして大活躍しちゃうっていうのも、意外性があって良かったです。  この辺りに関しては、モンスターパニック映画が好きで、色々観ていて「お約束」を知ってる人ほど、意表を突かれて楽しめるんじゃないかと。   親切に接してくれる人が、実は金目当てだと覚って拍子抜けしちゃう場面とか、主人公の孤独を描く上で「お金持ち設定」を、ちゃんと活かしてるのも良いですね。  遭難事故においては、金持ちである事なんて何の役にも立たず、主人公は持ち前の知恵と精神力とで生き抜いてみせたのに、平和な日常の世界では、誰も彼の内面を見てくれず、持ってる金を目当てに近寄る連中ばかり……という空しさが、丁寧に描かれていたと思います。   「腕時計が壊れてる」「熊を捕獲する為の落とし穴」などの伏線が、きちんと提示されていた辺りも良かったし、熊から逃げるのは不可能なので殺すって結論に至る場面も恰好良くって、お気に入り。  終幕の場面にて、主人公は相棒のボブが死んでしまった事を「友を失った」という形で悲しむ訳だけど、その感情の中には「これで、自分の生涯で最も輝いた姿を知る者がいなくなってしまった」という哀切もあったのではないか……と思えるくらい、野生の世界で生き抜く彼の姿は凛々しくて、美しかったです。   難点としては……終わり方が少々物足りないって事が挙げられそうかな?  結局、ボブと浮気してた妻を許すのかどうかって辺りも明確な結論を出してないし、何だかスッキリしないんです。  「潜在的な同性愛嗜好」なんて台詞もありましたし「実は主人公が愛してたのは妻ではなく、友人のボブの方」あるいは「亡き友の名誉を守る為、彼の醜聞を秘密のままにしておく為、仕方無く妻の不倫に気付かぬ振りをした」って事なのかとも思えるんですが、真相や如何に。   いずれにせよ「王道なクマ映画とは言えない」「これを観てクマ映画に興味持っても、他にこんな内容のクマ映画は滅多に無い」って点を加味した上でも、誰かにクマ映画を薦めるとしたら、迷いなく本作を選んじゃいますね。  サメ映画界よりも不遇なクマ映画界に颯爽と現れた、奇跡のような一本だと思います。 
ゆきさん [DVD(吹替)] 8点(2023-05-19 09:52:51)(良:1票)
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4.《ネタバレ》 とても面白かったんですが、あら低評価ですね。アンソニー・ホプキンスの大富豪の人物描写が良かったです。 話す時は考えてから。本が好き。記憶力と観察力が高い。自己評価が低い為か、自分と反対の派手でノリの良い見た目の良い人物が好き。基本的にとても善良。 大変良く演じられていました。なるべくしてなった大富豪だが、美しい若い妻を純粋に愛する故疑心暗鬼になっている。 アレック・ボールドウィンのカメラマンも、あまりものを考えないノリの良いタイプで希望が失われる度に切れて大暴れするが、しばらくしたら自分を取り戻して笑顔になる単純思考が良く描写されていた。苦労したんでしょうね。金の為なら何でもする人間です。 どちらの演技も素晴らしかったし、自然の描写も美しかった。 熊さんは映画の最後に名前とトレーナーさんへの感謝が述べられていました。 ロストのマイケルが、あっという間に食べられたのは衝撃だった。 血の布きれを干していたのは、私もうああああああああああまじヤバ!と思いました。熊の色々な事件は読んだ事あるので。 救助されたホプキンスが他の二人について聞かれた時、一瞬考え「彼らは私を救いなくなった」と言ったのは感動した。有名富豪としての立場から、残された家族に配慮した他にも理由があろう重い言葉だと思いました。 善良で責任感があるので、他の二人を救わなきゃという気持ちで自分も頑張る事が出来たんでしょうね。 人の役に立ちたい、人から好かれたいと心から思って頑張る人っていますからね。 それで頑張るうちに利用されたりどんどん孤独になっていく。 自分と同じ様な人と友達になればいいのに、何故かわがままな人が好きだったりする方もいます。私は素晴らしいと思うし尊敬するんですが、皆さん自己評価低いんですよね。謙虚でいいのかもしれませんが。 ノリ重視になってしまいがちなので話す前に多くを考えて発言出来る人になりたいと、更に思った映画でした。
梅干御飯さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2014-06-02 18:58:45)(良:2票)
3.頑張る大富豪。
腸炎さん 8点(2004-03-12 17:59:02)
2.ドラマ的な部分もよく描かれていて、結構面白かったです。
死霊の狂騒さん 8点(2003-06-01 16:58:10)
1.確かに、内容の濃いいい映画でした。もっと見せ場があってくれても良かった気がするけど・・。
プレデターさん 8点(2001-06-12 19:21:18)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.24点
000.00%
100.00%
212.70%
300.00%
438.11%
538.11%
61540.54%
7924.32%
8513.51%
912.70%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人
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