エビータ(1996)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エビータ(1996)

[エビータ]
Evita
1996年上映時間:135分
平均点:6.52 / 10(Review 65人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-01-25)
ドラマミュージカル戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-06)【Olias】さん
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監督アラン・パーカー〔監督〕
キャストマドンナ(女優)エバ・ペロン
アントニオ・バンデラス(男優)チェ
ジョナサン・プライス(男優)ホアン・ペロン
ジミー・ネイル(男優)アグスティ・マガルティ
アラン・パーカー〔監督〕(男優)
ニコラス・グレイス(男優)
脚本オリヴァー・ストーン
アラン・パーカー〔監督〕
音楽アンドリュー・ロイド・ウェバー
作詞ティム・ライス〔作詞〕
作曲アンドリュー・ロイド・ウェバー
編曲アンドリュー・ロイド・ウェバー
撮影ダリウス・コンジ
製作アラン・パーカー〔監督〕
アンドリュー・G・ヴァイナ
美術ブライアン・モリス[美術]
衣装ペニー・ローズ
編集ジェリー・ハンブリング
録音アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
その他アンドリュー・ロイド・ウェバー(音楽製作)
あらすじ
バンデラスが狂言回しを務める実話に基づいたミュージカル。アルゼンチンの片田舎で私生児として生まれたエバ(マドンナ)は首都ブエノスアイレスで女優となり、政治家ペロンに対する弾圧を非難し後に結婚、ペロンの大統領当選によって大統領夫人となる。ヨーロッパの上流階級に成り上がり者として蔑まれた屈辱をバネに国内の貧困層の生活改善に尽力し、エバは「エビータ」の愛称で慕われる。エバの早すぎる死はペロン政権に大きな打撃を与えた。A.L.ウェバーの音楽に乗せてマドンナが歌う夢と哀愁に満ちた薄幸のシンデレラ物語。
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12.《ネタバレ》 この映画、割と好き。歌曲が良い。マドンナ健闘。ただ、パブリックイメージと違いすぎる。
にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-04 20:19:18)
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11.ペロンが良い大統領だったかどうか別にして、妻エビータの力が大きかったことは事実だろう。あの歌で表現された演説には実に説得力がある。そのエビータを演じたマドンナもまたすばらしい。彼女は最低演技賞の常連だそうだが、得意の歌で堂々と演じゴールデングローブ賞では、最優秀主演女優賞に輝いたとか。 そして忘れてはならないのがアントニオ・バンデラス、歌もなかなかだが、辛口批評家ならぬ語り手として、映画全体を引き締めている。役者のこういう使い方も良い。 とにかく批判はあろうとなかろうと、アルゼンチン国民から慕われているのは間違いないだろう。それがはっきりとわかる。音楽が文句なく素晴らしいので点も加点。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-01 22:16:23)
10.《ネタバレ》 妻投稿■エバと聞いてヒトラーと一緒に自殺した奥さんの話かと思いましたが、実際はアルゼンチンの大統領夫人のお話。尻の軽い女で偽善者、列車からカネをばらまくシーンなんてなんていやな女なんだろうと思いましたが(さらに言えばそういう嫌な女の部分が私およびおそらく女性なら誰でもあるから始末に負えない)、何で彼女がこんなにアルゼンチンで人気なのかと考えてみたら、最後の方の病床のエバの顔を見てなんとなくわかりました。彼女はアルゼンチン全体が見たショーの主演女優だったのですが、彼女自身も「アルゼンチン」という舞台演劇のたった1人の観客だったのだと思います。死の直前のエバの顔は、今までの腹黒偽善女ではなく、映画が終わった後の焦燥感の中にいる(彼女がかつて叩きだしたのような)思春期の少女そのものだったんです。33年というのは上映時間としては短かったかもしれませんが、富、名声、愛というものがどんなものか、十分彼女(そして彼女を視点を借りた私たち)に伝わった映画だったのではないでしょうか。私は人生の目的なんてものがあるとは思えませんが、仮にそれが間違いならば、人生の目的とは富でも名声でも愛ですらなく、一生懸命生きる事そのものなのかもしれません。■余談だけど、私が映画を見る限り、エバが民衆を扇動したと言うよりも、民衆がエバを良い気にさせて扇動した気がするのですが。民衆たちの「ペロンペロン」というフレーズには、こっちの方も映画見ながら舐めていたべっこう飴を舐めつくさなければいけない気にさせてくれましたしね(笑)  エバの傲慢さよりもこっちの方が問題があると思います。
はち-ご=さん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-01-19 23:40:55)
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9.「Don't cry fo me Argentina」はすっごい良い曲だと思います。ただ良くわからないんですけど、この映画ってエビータに批判的だよね?そしてアルゼンチンの人って今エビータの事どう思ってるの??なんかその辺りを知らないので、なんでこんなに批判的な感じなんだろうって思いながら見てました。マドンナがこんなに澄んだ歌声で歌うとは思ってませんでした。アントニオ・バンデラスは歌うますぎ!!驚きました。本当に全編通して歌いっぱなしなので、嫌いな人はとことん嫌いなんだろうなぁと思いましたね。あたしは好きです。歌のせいだろうけど余韻が残ったまま、女性の激しい一生を見た感じです。良い意味で疲れました。マドンナは歌えるし、野望家な感じがして、適役だったんじゃないでしょうか。  
ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-03 10:07:50)
8.この作品、有名な「アルゼンチンよ泣かないで」以外の曲も、バラエティーに富んでてけっこう面白い!タンゴや、ギンギンのロックもあれば、「ハロー、ブエノスアイレス!」みたいなサンバ調もあるし、エヴァがペロンに接近して誘惑する時の二人のデュエットなんか、日本の歌謡曲とおんなじ!スナックやバーのカラオケで男女がデュエットする姿が浮かんでくる(笑)この映画ではチェが少し歌っただけだったけど、ミュージカル版のCDで聞いた、軍人、政治家たちの世間の渡り方を歌った「エリートのゲーム」っていう曲も、ゲーム音楽みたいな感じで、また変わっていて面白かった。それらの曲が映像に乗ってテンポ良く流れていくから、楽しく観られた。マドンナって、けっこう透明感のある歌声だと思った。ハスキーな歌声でワイルドな演技のバンデラス様も素敵だったし、ペロン役のジョナサン・プライスも渋い魅力が!エヴァとペロンて、所詮はお互いに利用し合っているだけの仮面夫婦なのかと思ってたら、そうでもなくて、この映画の中では、互いに愛情もあって、けっこう信頼しあっていたように見えた。ちなみに、この作品の周辺知識まったく知らなくて、チェ、とかペロンとか、初めは、変な名前~、どんな人!?と思ってました(^^;)
kiku☆taroさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-14 01:11:32)
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7.エバ・ペロンという女性の話は恵まれない境遇からのし上がったというシンデレラストーリーに加え、若くして亡くなったという悲劇性、それが実話ということで一層興味深い。 華やかで美しく語られる表の顔と、狂言まわしのバンデラスが語るその裏の一面を合わせるとこの数奇な人生を生きた女性の姿が垣間見える。がぜん本当のエバの姿への好奇心がわいた。 セリフのほとんどが歌で進行するがA・ロイド・ウエーバーの曲はメロディラインがどれも美しく心地よい。 特にDon't cry for me Argentineは歌詞を変えてたびたび歌われるが聞きほれるほどの名曲。 マドンナはスキャンダラスというイメージでしか知らなかったが、歌は声が綺麗で情感があるし、華やかでエネルギッシュなのが上昇志向のエバのイメージに重なる。 それ以上びっくりしたのが狂言回しのバンデラスの歌のうまさ。 歌がメインのミュージカルとしては申し分ないレベルです。これは舞台未見なのでこちらも見たくなりました。
キリコさん 8点(2004-07-29 23:28:01)(良:1票)
6.スキャンダラスなマドンナとバンデラスの組み合わせは濃いよなぁ。しかしなぜこの2人なんだろうか?という理由は、この映画を見てはじめて分かった。 2人とも歌がとてもうまい。 意外な歌唱力をみせるバンデラスと意外な演技力を魅せるマドンナ。  それにド派手な2人にふさわしいゴージャスなミュージカル映画だった。 勢いだけの映画と言えないこともないが、その勢いがすごい。 後半は観ているほうが息切れしてくるほどだ。  バンデラスはなぜか真面目な顔をしていても笑える。なぜだろうか。
花守湖さん 8点(2004-05-16 11:32:58)(良:1票)
5.新大陸がヨーロッパからの移民を盛んに受け入れていた頃に「アメリカは広いけれど、生活水準はアルゼンチンのほうが上だし・・・どちらに移住しようかな?」なんて考える移民志願者がいたなんて今では信じられない話かもしれません。今でもアルゼンチンの生活水準はある意味でアメリカよりも上かもしれませんが、貧富の差に起因する不安定な政治情勢や累積対外債務のせいでアルゼンチンがアメリカと同等の先進国だとは誰も思わないのです。エバ・ペロンは政権の福祉厚生担当大臣に任命しようという意見さえあったほどのやり手で、癌によるわずか33歳での死は本当に惜しまれます。彼女がもう10年か20年長生きしていたら貧富の差による民衆の不満はかなり緩和されていて、現在の世界でアルゼンチンはアメリカと肩を並べていたかもしれません。”Don’t cry for me Argentina”なんて歌われてもアルゼンチン国民ではないこちらのほうが泣きたくなります。エビータの死去がアルゼンチンに及ぼした影響を考えればドキュメンタリーなんていう生々しい手段は重すぎます。第一、ペロン政府の是非など、これからの歴史の判断を待たなければいけない内容に触れないわけにはいかないでしょう。一方で一人の女性としてのエビータの人生は永遠のシンデレラ・ストーリーなのでミュージカルにはぴったりだと思います。数々の政治上の問題にもかかわらずアルゼンチンはラテン文化を純粋培養している国で、この国に花開いたラテン文化の粋を堪能したい方はカルロス・サウラ監督のアルゼンチン映画「タンゴ」を、政情不安が庶民に及ぼしてきた影響に興味がわいた方は「オフィシャル・ストーリー」を是非ご覧ください。
かわまりさん 8点(2004-03-07 09:36:22)
4.初めて観た時は、度肝抜かれまくり。歌って歌って、歌って歌って。歌ばっかり、すげー!で、久し振りに見返しても面白さが全然減りませぬ。ミュージカルはいいな、やっぱ。舞台も観てみたい。
山岳蘭人さん 8点(2003-07-06 16:23:02)
3.歴史物の重厚さを失わずにコミカルに描き、コミカルに描きながらも、人生の重さをきちんと表現していた。しかも、殆ど全編、ミュージカルで進めていったところが凄い。一人の女としてのエビータを、マドンナが気負うでもなく、とても素直に演じてるし、何より、綺麗。それにしても、バンデラスが、渋い。生歌ですか。いい声ですねぇ。思わず、サントラが欲しくなった。史実物としても、そんなに悪くはないと思う。
由布さん 8点(2003-07-05 23:45:03)
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2.エビータ候補は何人もいらっしゃったけど、バーブラ、メリル、ミシェルと私の好きな女優さんたちでなく、マドンナで実現した事を残念に思えない程。ストーリーより歌がぼろ勝ち。Don't cry~ て歌われてもcryするわー! 甘い声+歌唱力の微妙さ?も、はかなげさを増してよかった。素敵なワルツのダンスシーン、おなかが大きいように見えるけど、、そうだとしたらあっぱれです。可愛さ満杯の若い時より綺麗で好きですね。代表作できてよかったね。//皆さんも誉めてらっしゃるけど、曲を飛ばさずに聴きたいサントラって他にあんまりないですよねー。聴くたびに、頭の中でお札が舞います、最高! 
かーすけさん 8点(2003-05-15 16:21:50)
1.アンドリュー・ロイド・ウェーバーが結構好きなので面白く見れました。ミュージカルの舞台を見なれているせいか、皆さんの言われている違和感は全然無かったです。アントニオ・バンデラスははまり役ですねえ。素敵。
ななさん 8点(2002-02-09 19:42:32)
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【点数情報】

Review人数 65人
平均点数 6.52点
000.00%
100.00%
223.08%
300.00%
457.69%
5812.31%
61523.08%
71827.69%
81218.46%
923.08%
1034.62%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 9.40点 Review5人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1996年 69回
撮影賞ダリウス・コンジ候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌アンドリュー・ロイド・ウェバー受賞"You Must Love Me"
オリジナル主題歌ティム・ライス〔作詞〕受賞"You Must Love Me"
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
美術賞ブライアン・モリス[美術]候補(ノミネート) 
編集賞ジェリー・ハンブリング候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1996年 54回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)マドンナ受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)アントニオ・バンデラス候補(ノミネート) 
監督賞アラン・パーカー〔監督〕候補(ノミネート) 
主題歌賞ティム・ライス〔作詞〕受賞"You Must Love Me"
主題歌賞アンドリュー・ロイド・ウェバー受賞"You Must Love Me"

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