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愛を乞うひと

[アイヲコウヒト]
1998年上映時間:135分
平均点:7.46 / 10(Review 65人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
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監督平山秀幸
助監督河合勇人
キャスト原田美枝子(女優)山岡照恵/陳(和知)豊子
中井貴一(男優)陳文雄
野波麻帆(女優)山岡深草
モロ師岡(男優)中島武人
國村隼(男優)和知三郎
小日向文世(男優)王東谷
熊谷真実(女優)王はつ
うじきつよし(男優)和知武則
五十畑迅人(男優)和知武則(11歳)
佐藤正宏(男優)キャバレーの客
中村有志(男優)片倉修司
西田尚美(女優)酒井千鶴
阿知波悟美(女優)
温水洋一(男優)
広岡由里子(女優)
原作下田治美「愛を乞うひと」
脚本鄭義信
音楽千住明
高桑忠男(音楽プロデューサー)
撮影柴崎幸三
製作高井英幸
角川書店
サンダンス・カンパニー
配給東宝
特撮橋本満明(ビジュアルエフェクト・プロデューサー)
中子真治(ビジュアルエフェクト・プロデューサー)
美術中澤克巳
編集川島章正
照明上田なりゆき
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【クチコミ・感想】

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45.インパクトの強い作品です..クライマックスでは泣けませんでしたが..(私が男だからでしょうか..) 何ともコメントしずらい映画です..一つ言えることは、鬼ババァ!地獄に堕ちろー!
コナンが一番さん 5点(2004-09-07 12:19:55)
44.《ネタバレ》 すみません、これについてははっきり言って私情抜きでコメントすることは不可能です。正直に言いますが、私自身、映画の中の照恵のように実の母親に憎しみを抱いていたことがあり(照恵が「なぜ私を引き取ったの?」と泣きながら問い詰めたのとは対照的に、「なぜ私を捨てたの?可愛くないの?」と目の前にいない母親を責めるように心で問い掛けていました。ただ母の温かいぬくもりを求めていた点では同じだと思います)、母のようには絶対ならないと思えば思うほどその呪縛から逃れられず長いこと苦しみました。だから「もしも私自身が母親と暮らしていたらこうなっていただろう」出来事がスクリーンで展開していることに心中穏やかではいられなかった。最初に劇場で見た後しばらく私自身の人生もめまぐるしく動き、今年になってずっと会いたくないと思っていた実母となぜか話したくなり、あっさりと連絡が取れてしまったが、その間に実の祖父母の墓探しをして墓参りをしたりして、本当は割と簡単に手が届くはずだったのに随分遠回りをしてしまったようにも思う。それは照恵のルーツである台湾への旅をしなくても、実は父の遺骨が日本国内にあったのと同じように。でもね、分かるんです。本当は近くにいても、「その時」が来るまで会ってはならなかったんだということを。遠くにいて複雑な事情を抱えながらもやはりみんなが、そして母も自分自身を愛していたことに気付くまでは。娘同然に思っていた王さんだけではなく、戦争によって苦渋の選択をした父の実兄も。そのことがあってようやく、最後に母の美容院で対峙することができたんだと分かるのです。そして母・豊子が照恵を手放そうとしなかった理由も。照恵は、心から好きでずっと一緒にいたかったあの人がいたという証だから。それは子供自身を愛している訳ではないから決して誉められるものではないけれど---それでも美容師になったということが、上手に髪を梳いた娘を忘れたくなかったことのように思います(美容師免許を取得して美容院開業するのってすごく大変なんですよ)。ただ暴力の中の未熟な愛をそういう形でしか昇華できなかった母は、ただ去っていく娘を遠く見つめるしかなかった。「愛こそ全て」なんて単純なものではないからこそ、愛の激しさ・儚さ・そしてどんな形であっても確かにあることを、あのラストで感じるのです。
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 10点(2004-08-08 16:31:21)
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43.あの最後のシーンは心に深く衝撃を与えた。 
キリキリマイさん 3点(2004-06-13 14:44:29)
42.骨太な人間ドラマ。虐待シーンは生々しくて痛々しい。
新井さん 8点(2004-05-29 01:05:20)
41.近年の日本映画の佳作。暴力的なシーンに弱い私には辛かったが、見終わった後、無理やり映画館に引っ張っていってくれた友人に感謝した。原田美枝子の2役には、最後の最後までちぃぃぃっとも気がつかなかった(^_^;映画を見た後、慌てて原作を読んだが、珍しく「これは映画のほうが良く出来ていたかも…」と思ったことだった。原作では、母ちゃんが父ちゃんを愛していたという設定が希薄なのだが、それじゃあんまり母ちゃんが救われないと思うので。
ノコギリソウさん 8点(2004-02-25 21:54:40)
40.下田治美の同名小説の映画化。監督と脚本家が練りに練ってつくりあげた日本映画の佳作。こういう作品を送り出せる限り、日本映画はまだまだ将来があります。
伊達邦彦さん 6点(2004-02-23 16:37:57)
39.よかった。知ってる人は知っている、近所のおっちゃんに大人気のおかみさんもいい味出してるラーメン屋さん(とんこつ)に来た感じ。あ~、いいねっ。と言います。
おでんの卵さん 9点(2004-02-13 23:28:56)
38.さまざまなメディアで「児童虐待」が話題になってから何年くらい経つだろう。ただ、表面化してきたのが最近というだけで、根深く暗い理由のもと、昔から連鎖的に繰り返されてきたことなのだろう。うるさいメディアの声で臆病になり、ビデオ化されたこの作品をいち早くレンタルした時、私は妊娠5ヶ月だった。自分でもちょっと冒険だと思った。戦中戦後の嵐のような時代を潜り抜け、心から愛する男との間にもうけた子供を猛烈なやり方で虐待する母の姿は、憎らしく、痛ましくもあった。彼女が暴力を振るう理由が知りたくて、暴力シーンも我慢しようと最初に誓ったが、物語に惹きつけるものがあり逆に止められなくなってしまった。理由についてははっきりとはわからなかったが、ラストのバスのシーンはそれまで我慢して暴力シーンを見てきた後のご褒美のようだった。虐待を繰り返さなかった主人公に、すっきりと賢く育った娘が言うセリフがすべてを救った。あの時期に見てよかったと思う(人には勧めないが・・・)。そして、二役を演じた原田美枝子が数々の賞を受賞したのも納得がいく。すばらしい力作です。
のはらさん 9点(2004-01-06 00:13:24)(良:1票)
37.原田美枝子さんの作品を見たのはこれが初めてだったけど、演技力に驚いてしまった。TVでやっていたのを何気なく見ていたけど、とても印象に残ったのを覚えている。
アンナさん 7点(2003-12-25 11:29:09)
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36.途中からぐいぐい引き込まれて見てしまった。 パワーがある映画。
コダマさん 7点(2003-12-05 08:33:43)
35.原田美枝子の虐待母ぶりがすごくて衝撃的だった。重いテーマを取り上げ作品にした監督もえらいが、それをインパクトのある演技力で表現した原田美枝子がすごい。老いた母との再会シーンは緊張感がいっぱいだった。
キリコさん 7点(2003-11-16 21:48:21)
34.《ネタバレ》 ストーリーを要約しようとしたら、因果関係のようなものは必ずしもすっきりしていないと思います。すっきりさせないまま、人物のリアリティーで描ききったところが素晴らしい。涙。
coco2さん 8点(2003-09-23 13:12:50)
33.原作を読んでから観たので、映画では心理描写がうまくできていなかったり、さらっと流されていたりで少し期待外れでした。原田美枝子は好きだし、賞をもらったりいろいろしてましたが、正直言ってそんなにすごいとは思いませんでした。原田美枝子の子供役の人(名前思い出せない。たまにドラマ出てますよね?)、なんだか生意気で嫌な感じでした。でも、虐待されたあと、母親の髪をとかして「上手だね」と褒めてもらう場面は涙が出ました。女の子、あんなことされたあとなのにあの言葉を言われて少し笑うんですよね。あんなことされても、やっぱり母親から必要とされたい、愛されたいと思うんですよね。
きょうかさん 5点(2003-07-31 17:33:48)
32.原田美枝子さん好きです。この作品は確か25稿まで脚本を直したとか。1稿目と比べたいですね。以外に1稿目の方が良いなんてことはざらです(笑)
もちもちばさん 6点(2003-07-16 01:24:18)
31.ずっと前に観たんだけど、未だに虐待のシーンとか覚えてる。それ程ショックだった。けど、あの子供が大人になって同じように鬼ママにならなくて良かったと思った。
キリィさん 7点(2003-06-29 01:13:39)
パスタ・パ・スーパーチョコさん 10点(2003-06-14 18:16:55)
29.心理的に興味のあるテーマだったので重い映画だとは思いませんでした。愛を乞うひとは果たして誰だったのか?それが伝わるシーンが冒頭とラストあたりで同じシーンなのに微妙に違う部分が映し出されていて胸に染みました。ラストのさわやかな終わり方も良かった。
クラリスさん 9点(2003-06-11 10:01:54)
28.原田美枝子の演技がすばらしかったです。
しゅうさん 8点(2003-06-02 23:18:49)
27.原作を2度読んでから観ました。自分の「愛を乞う人」像ができあがっていたせいか、原田美枝子とその子ども時代の子以外は「ん?」という印象でした。台湾の養父母との再会は主人公がはじめて養母を通して「母の愛」を疑似体験をする重要な箇所だと思うのですがさらっと流れていて残念。最後の方バスでわんわん泣いたり広大な畑で生まれ変ったような姿を見せる、というのはちょっと説明過多のように思えました。実母が、凛として去っていく娘の後姿を見つめるところでエンドでは消化不良でしょうか?評価の高い作品なのに辛口でごめんなさい。好みの問題ということで。
Reiさん 6点(2003-05-30 16:15:33)
26.素直に愛情を表現できない母親、母親の顔色をうかがい機を使う娘、そんな娘が気に入らず虐待を繰り返してしまう。やがて自分も娘を持ち母となるが、反面教師か習性か、いい母親でいる自分。母親を許せない気持ちを持ち続けていても母娘のつながりは一瞬ですべてを消し去る。親子の絆は深いです。
亜流派 十五郎さん 7点(2003-05-27 01:47:23)
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【点数情報】

Review人数 65人
平均点数 7.46点
000.00%
100.00%
200.00%
311.54%
411.54%
557.69%
61015.38%
71218.46%
82233.85%
9710.77%
10710.77%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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