7.《ネタバレ》 文明社会を客観的に見ると、確かに不信感が蔓延しているのかも。嫌味なまでに資本主義社会を皮肉ってますね!今回のゴジラは悪役に徹していて、放射能を捲き散らしながら登場するシーンは生物感に溢れ、実に危うい。工業地帯や名古屋を蹂躙する姿はまさに圧巻!オープニングの嵐のシーンには、特に円谷氏の職人技を感じます。伊福部氏の音楽も、怪獣としてはもちろん、生物としてのゴジラ、モスラが強調され、躍動感漲るモチーフとして完成されている。ストーリー的には勧善懲悪だけど、娯楽映画の一つの完成形だと思う。でも、インファント島の人々の話し方には笑ってしまった。昭和のゴジラはここまでだね。 【リョム】さん 8点(2004-02-03 01:00:35) |
6.《ネタバレ》 後のマニアをして”モスゴジ”と呼称せしめる程、本作でのゴジラの憎々しい造形は見事!操演怪獣(モスラ)との闘いといった新機軸に挑む本多監督&円谷特技監督の志の高さをもっと評価して欲しいナ。憎まれ役を一手に引き受けて天晴れな貫禄を見せるゴジラのふてぶてしさもGoo!チョココルネを髣髴とさせるモスラ幼虫は片方(たぶん尻尾で叩きつけられたヤツ)が死亡したコトを後に「三大怪獣 地球最大の決戦」で知らされ何となく(´・ω・`)ショボーン。 【へちょちょ】さん 8点(2004-01-12 02:33:33) |
5.いやー、モスラ強すぎっすねー。ゴジラも力いっぱい強いところを見せてくれたんだけどそりゃあ2匹対1匹っていうせこい手を使ったモスラが勝つのも仕方がないわな。 |
4.モスラに面白いようにいたぶられるゴジラ。尻尾を捕まれてズルズルと引きずられてくゴジラ。挙句の果てには生まれたて物心も付いてないような幼虫モスラに沈められてしまったゴゴゴジラ。とてもナイスな出来です。モスラやとても頼もしかったです。 【3737】さん 8点(2003-12-30 03:16:06) |
3.成虫よりも幼虫の方が強いモスラって、あんな形のパンがありますよね(中にチョコレートクリームが入っている奴)。それをいつも想い出します(笑)。それと、高校の頃使っていた東武の某線で走っていた二両編成の電車(笑)。あれって正面から見るとモスラの幼虫に見えたんだよね。そんなことをすぐに連想させてくれる映画です(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2003-12-01 05:54:13) |
2.そうだ、モスラは蛾なんだよ! 蝶じゃないんだよ!! 好きなシーンは、ゴジラの頭にモスラ成虫が脚で攻撃しているところ。早回しでリアルに見えないこともない。この発想を実現する勇気が今のゴジラ映画には足りないと思う 【ようすけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-10-14 16:12:39) |
1.近年製作作に出てくるモスラは不自然にカラフルでいかにも作り物っぽい子供だましな造型だけれど、この頃のモスラは毒々しく粉っぽくて蛾の怪獣らしかった。タイトルを見ても分かるようにこの映画では主役はモスラでゴジラは完全に敵役になっていて興味深い。そしてモスラは何故か強い。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-10-14 10:58:36) |