ジョーカーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。5ページ目

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ジョーカー

[ジョーカー]
Joker
2019年上映時間:118分
平均点:6.85 / 10(Review 117人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-10-04)
公開終了日(2020-01-29)
アクションサスペンスSFファンタジーシリーズもの犯罪もの漫画の映画化バイオレンス
新規登録(2019-08-03)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-05-29)【Cinecdocke】さん
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監督トッド・フィリップス
キャストホアキン・フェニックス(男優)アーサー・フレック/ジョーカー
ロバート・デ・ニーロ(男優)マーレー・フラクリン
ザジー・ビーツ(女優)ソフィ・デュモンド
フランセス・コンロイ(男優)ペニー・フレック
ブレット・カレン(男優)トーマス・ウェイン
ダグラス・ホッジ(男優)アルフレッド・ペニーワース
シェー・ウィガム(男優)
平田広明アーサー・フレック/ジョーカー(日本語吹き替え版)
野島昭生マーレー・フラクリン(日本語吹き替え版)
滝沢ロコペニー・フレック(日本語吹き替え版)
菅生隆之トーマス・ウェイン(日本語吹き替え版)
志村知幸ホイト(日本語吹き替え版)
出演チャールズ・チャップリン工員(劇中映画「モダン・タイムス」より)
原作ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本トッド・フィリップス
音楽ヒドゥル・グドナドッティル
挿入曲クリーム"White Room"
フランク・シナトラ"That's Life"
製作トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
配給ワーナー・ブラザース
字幕翻訳アンゼたかし
あらすじ
バットマン最大の敵として名を馳せるジョーカー。道化師メイクの恐るべき極悪人は人生のどこで歯車を狂わせたのか。努力しながら社会に適合して来た彼の人生を幼少期からたどり、内に秘めた狂気が爆発していく様を描くオリジナルストーリー。ホアキン・フェニックスがジョーカーを熱演する。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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37.最近の傾向なのでしょうか、芸能人のラジオでのステマのような絶賛のせいで、 期待値が大きくなり過ぎてから鑑賞。 かわいそうな男が悪に染まっていく。 特別な変わったストーリーでもなく、どんでん返しもなく、 意外に普通という感じの映画でした。 ホアキン・フェニックスの圧巻の演技にプラス1点で6点という感じでしょうか。
シネマファン55号さん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-17 15:04:15)
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36.見る前から映画の展開はなんとなく想像できたが想像通りだった。 まあ、つまらなくは無かったが、そろそろネタが尽きたのかな という感じもする。
rosebudさん [映画館(字幕)] 7点(2019-11-24 11:50:05)
35.TVスポットによれば、心優しい男が悪のカリスマになるさまを描いた映画ということだが、「悪」というより「異常さ」が増していくだけであり、主人公の行動への同情や感情移入は難しかった。初めから終わりまで不快でたまらなかった。
駆けてゆく雲さん [映画館(字幕)] 1点(2019-11-23 09:43:48)
34.《ネタバレ》 ジョーカーがいかにしてジョーカーとなったのか。それが描かれている本作。確かに演技は凄いのかなとは思わせられますが、内容は絶賛されるほどではないと個人的には思いました。もうちょっと悪の象徴のように思ってましたが、意外と良いやつですよね。
いっちぃさん [映画館(字幕)] 6点(2019-11-19 23:04:19)
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33.《ネタバレ》 「俺の人生は悲劇だ──いや違う、喜劇だ。」  このセリフはこの映画のダイジェストの一つです。 しかし私の考えでは、これは正しくありません。 たしかに人生は、「喜劇みたいに見える」かもしれません。 しかし”実際には”喜劇ではないからです。 どこまで行っても結局、喜劇は”息抜き”でしかありません。 (ここで言う「喜劇」は「ゲーム」という言葉に置き換えても良いかもしれません)  アーサーもそれを薄々気付いてたと思うんです。 しかし自分の犯す凶行や町の暴動を喜劇(ゲーム)と思い込むことで、心の一番奥のソフトな部分を守っていたのではないでしょうか? そう思い込むことで暴動を起こす人々を見てもハッピーだと感じることができたのだと想像します。 アーサーはサイコパスなのではありません。むしろ共感性の高い性格の持ち主だ(った)と思われます。  作品内で頻繁に登場する「マイノリティを笑いものにしたジョーク」に象徴される、誰もが誰もを平気で踏みつけにする社会。 その社会の上層に位置する人々も、他人より多く他人を踏みつけにしたからこそ、その地位を手に入れたとも言えます。  これら、他者を何の躊躇いもなしに、踏みつけにし、笑えるものこそ「サイコパス」なのではないでしょうか?
Anything goes.さん [映画館(字幕)] 8点(2019-11-13 00:47:46)
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32.《ネタバレ》 期待していたせいからか、まったく面白くない! 今回の(この世界の)ジョーカーは、こういう酷い生い立ちが原因となり、悪のカリスマになったのね、ということを確認するだけの作品。 しかしながら、理不尽でひどい目にあっていたとはいえ、地下鉄でのことが引き金となり人を殺し、こういう境遇だから犯罪者(バットマンでいうところの怪人)になりましたと言われてもその暗闇は底が浅く、到底ジョーカーに至るまでの話にも感情移入することはできない。ジョーカーの素性にはこれが正解というものはないのかもしれないが、あまりに理屈をこねくり回して難しくしても仕方がないと思うのだが。。。 ちなみに、この映画の中で最も好きなシーンは、全力で走るジョーカーの後ろ姿。躍動感があってカッコよかった。
リニアさん [映画館(字幕)] 4点(2019-11-05 22:29:57)
31.《ネタバレ》 善良な青年が理不尽な世間に蹴飛ばされ続け、ジョーカーになるまで・・・うーん、前評判が高かったのでハードル上げたせいかも知れませんが、こんなレベル?と言う感じでした。自分をいじめない奴は殺さないですしね。サイコじゃないんですよね。ジョーカーの演技とバッドマンとの出会いのシーンは良かったですね。
東京ロッキーさん [映画館(字幕)] 6点(2019-11-05 17:38:15)
30.《ネタバレ》 ジョーカーというキャラクター構築を深堀りして、そこに貧困社会の闇が生む狂気を結びつけた展開はおもしろいです。全体のストーリー展開はゴールありきなので意外性には乏しく、映画全体としては物足りない印象です。ホアキン・フェニックスの演技と画づくりがしっかりしているので、飽きることはないですが。ジョーカーというアイコンがあってこそ成り立つ映画なので、バットマンを知らなかったり、思い入れがないと、近寄れない作品です。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 6点(2019-11-05 08:36:18)
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29.《ネタバレ》 1%も娯楽作品じゃない。 共感やスカッとするところはどこにもない。 共感する人はおかしい。 つまりこれは狂人の妄想だからだ。  最初はなにが妄想?なにが現実?と、とまどうだろう。  ところがよく見ていくと真実はなにひとつないのだ。 え?これも妄想?これも? という具合。 もしかしたらこれからのバットマンとの死闘すら、ジョーカーの妄想かもしれない。こわい!  一番近いのは、「マルホランド・ドライブ」 マルホランドは前半は妄想、後半が真実だったが。こっちは1から10まで妄想というすごさ。
うさぎさん [映画館(字幕)] 6点(2019-10-31 10:11:06)
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28.《ネタバレ》 ひたすら重く、切なく、悲しく、救い様の無い物語。 充分以上に見応えが有り、アッと言う間に終わってしまった。 そして、とても疲れている自分に気が付いた。 本作は心身が少しでもネガティブな状態の時に観るべきでは無く、観賞する事に覚悟を伴う映画だ。 今の世の中、一人ひとりの境遇は違えど自分の置かれている状況に不満をもっていない人など、 古今東西老若男女を問わずこの世には一人もいないだろう。 彼=ジョーカーはそんな私達のある意味「代弁者」なのだ。 なので、物語が進むに連れて彼が否応無く八方塞りの状態に陥る様や、 普通ならば目を背けてしまう様な凄惨な暴力描写にも、何とも表現の仕様が無い嫌なカタルシスを感じてしまうのだ。 物語終盤、暴徒と化した自らの信奉者達を前に車の上に立ち上がる彼の姿は、 例えるならば新たな神が降臨したかの様な錯覚さえ覚えてしまうのだ。 私も含めた世界中の市井の人々は皆、彼が行ってしまった『あちら側』に自分も行ってしまいそうな気持ちを、 皆理性を持って必死に・懸命に『こちら側』に留まっている。 本作が世界中でヒットしているのは、ある意味その証明とは言えないだろうか。   最後に、ジョーカーを演じるホアキン・フェニックスは事前の役作り・没入度合い含めて神がかり的な演技をしている。 彼の姿を観るだけでも劇場に足を運ぶ価値は絶対に有る。 敢えて「傑作」と表現させて頂く。
たくわんさん [映画館(字幕)] 9点(2019-10-30 16:34:35)
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27.《ネタバレ》 スクリーンで3回見ました。 社会から、同僚から、家族からも裏切られていく姿に、沸々とこみ上げてくるものがあり、ジョーカーに感情移入してました。 ジョーカー誕生のシーン、 そして階段のダンスシーンと、地下鉄から出てきたところでタバコを吸っているシーンはかっこよすぎ。 捻くれているといるかもしれないが、間違いなく私はおもしろいと思ったし、生涯忘れることのできない作品の一つになりました。
へまちさん [映画館(字幕)] 9点(2019-10-27 17:59:55)
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26.《ネタバレ》  『タクシードライバー』と『キング・オブ・コメディ』が、つまりスコセッシとデ・ニーロが存在しなければ、この映画も“決して”存在し得ない(だからこそのデ・ニーロのあの役柄なワケだし)って考えると、ちょっとひっかかってしまうのが正直なトコロね。この映画は完全オリジナルなモノとして成立してるワケじゃないのよ、アレもコレも影響受けまくっているのよ、っていうのが見えてしまうから。  でも、ダークな寓話として見応えは十分だったわ。この映画をどう見るか、どう解釈するか、それは受け手に委ねられていて、色々と考えを巡らせることができる深さを持っていて。  コレってホントにあのジョーカーのハナシ? ジョーカーって実はこの人ではない他の誰か? っていうかゴッサムシティって存在したの? この世界で本当にバットマンって生まれるの? っていうかもしかして全部作り話? っていうか映画ってそもそも全部作り話だけど・・・みたいな。これってアメコミ映画っていうよりもむしろ『バロン』や『ビッグフィッシュ』『ユージュアル・サスペクツ』に近いかしら。   そこに堕ちる瞬間、ギリギリの境界を越えるその刹那。それは今この世界を生きる人がなんとなく理解できてしまう、甘美な恐怖。アタシはそこへは行かないわ、とは断言できなくて痛いわ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2019-10-25 20:53:00)
25.《ネタバレ》 内容と反して映像がスタイリッシュで印象的なシーンやカットが多い映画でした。社会的弱者の象徴でもあるアーサーがもがく姿は現代社会を生きる多くの人々の心に刺さるのではないかと思います。老婆心ながらこれから「ジョーカー」を観ようと考えている人に注意点を。①禁煙中の方にとってはかなり拷問に近い映画です。劇中だけでも1ダース分ぐらいジョーカーがタバコ吸ってます(笑)吸ってないのは電車の中ぐらいです。②最近気分が落ち込んでる人も要注意です。更に落ち込むこと間違いなしの超ダウナーな映画です。 ③「社会に上手く馴染めてないなー」と感じてる方も要注意です。そんなマイナスな感情をこれでもかという程えぐってきます。自分も一歩間違えばアーサーみたいになってたのでは?と一瞬本気で心配になります。以上、3つの注意点を挙げましたが、ご安心下さい。3つ全部に当てはまる方でもラスト付近のジョーカーの誕生シーンでカタルシスを感じることがきっと出来ます。3つとも当てはまる私が言うので間違いないです(笑)長々と書いてしまいましたが大傑作です。
mickeyさん [映画館(字幕)] 9点(2019-10-21 18:21:16)
24.《ネタバレ》 評判通り面白いんだけど(ポリコレがどうとかではなく)絶賛するほどではないと思う。ホアキン・フェニックスの演技は賞賛していいと思うけれど。【ネタバレ注意】イジメられて、鬱屈して性格がねじ曲がったのが爆発して殺しまくるって、わりと普通のストーリーではないだろうか。むしろリアルにそういう事件があるくらいとでもいうか。“ゴッサムシティ”を舞台にしている以上、自滅して終わりという展開になるわけもなく、むしろあれほど広く騒ぎ立てられる存在になったら、バットマン“以後”のジョーカー登場で「誰?」ってなるのが不思議なくらい。ヒネリや意外な展開に期待すべくもなく、落ちるように落ちていくという話。
mohnoさん [映画館(字幕)] 7点(2019-10-20 21:44:35)
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23.《ネタバレ》 これは凄い映画が出来たなというのが率直な感想。 後世に残る名作だと思います。 点数は、ノーランのトリロジー、バートンの1作目が好きな人としての点数になります。  今作、見る前は、コメディアンになりたいピエロのジョーカーとか、またとんでもない設定ぶっこんで来たなと心配でした。 ノーラン以降、ジャスティスの太っちょバットマンとか、スーサイドのカリスマ性ゼロのジョーカーなど、個人的に世界観ぶち壊しの作品が続いていたので、、、  そんな事前の心配は全くの杞憂で、むしろ一番好きな作品になりそう。 とにかくホアキン・フェニックスの演技に引き込まれる。 髪を緑にした後の、踊りながら階段を降りていくシーンが、安っぽい表現になるけど最高にクールでかっこ良かった。 個人的にヒースレジャーのジョーカーを思い出すようなしぐさもあって、なんか良いバットマン関連作品に出合えたなぁと時折眼がしらが熱くなったり。 作品賞は難しい気がしますが、主演男優賞はなんか取りそうな気がする。 それぐらい素晴らしい演技でした。(と私が言ったところで、、、)  確かに暴力的な表現はありますが、そんな映画は他にもいっぱい有る訳で、全然問題ないと思います。 自分の場合、暴力に高揚するなんて事は一切なく、見終わった後はむしろ精神的に弱った感じです。 脚本もちゃんとそこら辺を意識して書かれていると思います。  ジョーカー?誰それ?みたいな人や、良く知らんけど面白いらしいから見てみようってノリで行くと、普通かそれ以下かもしれません。 ジョーカーというキャラに思い入れのある人は、きっと楽しめる作品だと思います。
Luckyoさん [映画館(字幕)] 10点(2019-10-20 18:25:09)
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22.《ネタバレ》 話題作、IMAXにて鑑賞。本当によく出来た作品でした。 序盤から中盤、アーサーの生い立ち・生活には同情してしまいます、証券マン3人を殺すところまでは共感してしまう余地があるのですが、その後ジョーカーに変貌。 ジョーカーの暴力に訴える方法はどうやっても私は共感はできないのですが、不思議とエンディング後はそれほど落ち込んだ気持ちにはなりませんでした。むしろ傑作を映画館で観れて良かった!という興奮が多少あったのかなぁ。なんか、一方的に共感できるだけでなく、共感できる部分とできない部分が存在している主人公だから、それがまた良かったのかもしれないです。 全編に渡ってのホラーチックな映像表現がより緊張感を高めてくれます。ただのグロホラーより何倍も怖い。証券マン3人を殺してしまうシーンの照明の感じとかホント好きです。司会者マーレー・フラクリンを殺すシーンのいつ来るのか!?という緊迫感も好き。音楽の乗せ方も好き。映像の見せ方も好き。タバコの吸い方が好き…。この作品を映画館で観れて良かったです、もう一回劇場で観たい。
はりねずみさん [映画館(字幕)] 8点(2019-10-19 21:56:11)
21.「傑作」なんでしょう。自分もそう思います。ただ台風19号で近所が浸水した直後の落ち込んだ気持ちで観に行ったのがいけなかった。ますます気分が落ち込んだ日曜の夕暮れ。まったく救いのない映画でした。傑作です。
kaaazさん [映画館(字幕)] 9点(2019-10-18 18:29:01)
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20.《ネタバレ》 ホアキン・フェニックスの『ジョーカー』 色んな見方があるけれど、スタイル的にはクラッシクで洒落た映画だった。  主体性のない不遇な男が、状況に翻弄され、カリスマに祭り上げられる。 その、泣きながら笑う姿が、まさにピエロという滑稽(こっけい)映画ですね。 そう思って見るのが身のためです。  それが単なる《逆ギレ男》の話にならなかったのは ジョーカーという周知のアイコン(キャラクターの強さ)あってこそ。 アメリカン・ニューシネマが描くような、社会性とは似て非なる 純然たるフィクションとして 私は観ました。  映画に影響される人は少なからずいるでしょう。 でも、スーパーマンを真似て、風呂敷マントで跳んでしまう子供と同じ。 映画よりも、自分自身と現実が見えていないことが問題だと思います。 (ジョーカー化する前のアーサーが、まるで「おしん」のように 《真っ当でいい人》として共感するよう描かれているのも作為的) 反面教師として見るべき映画で、共感し過ぎないよう注意が必要です。  ただ、派手なVFXがない点で、アメコミ映画では異色中の異色。 究極のVFXアメコミ映画といえる『エンドゲーム』の余韻が覚めやらぬ中 DCが、こんな映画を世に出したことには意義があると思います。
墨石亜乱さん [映画館(字幕)] 8点(2019-10-17 03:54:58)
19.良く出来ていました。面白かったです。犯罪者の誕生の過程が目の当たりにできます。こんな感じで狂ってしまうのかな、と。ただ、巷の普通の犯罪者のことみたいなんですよね。これがコミックから映画まで、何十年も語り継がれてきた、有名な極悪人なのかと思うと、言葉は悪いですが、こんな程度?とも思えます。それに、主人公の扱いを見ていて、不快感はあるものの、人生最悪かと言えばそうでもない気がします。他の映画ではもっとひどい扱いの場面が見られそうなので、特別感は薄いです。役者たちはとても気合が入ったいい演技をしているので、見ごたえはあります。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2019-10-16 16:29:55)
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18.《ネタバレ》 アメコミの悪役キャラとして完璧だったJ・ニコルソンのジョーカー。ヒース・レジャー版で彼は顔のペイントも粗い三次元のリアル狂気として現実に現われ、ついにホアキン版では「すぐそこにいる」ジョーカーとなった。 「お前、キモいんだよ」との言葉を投げつけられるアーサー。ブリーフ一枚の痩せた身体を晒し、表情は自信無さげでどたばたした不格好な走り方、的外れな空笑い。鬼気迫るようなホアキンの役作りに、ヒースのように自己を削り過ぎないかと心配になる。 アーサーがジョーカーへと変質し、群集を巻き込んで破壊行動へ向かう、そこにある種爽快に近い快感があるのを否定できない。炎上するゴッサムシティを背景にゆっくりと身体を起こすジョーカーは社会が生んだ悪意の果ての姿。オレンジ色に染まったその画を、禍々しくも美しいと思ってしまった。 ヒース・レジャーのジョーカーはもはや悩んでなどいなかった。絶対狂気の一個体だった。 痛くて無様な己の内面に呑まれて狂気を発症してゆくホアキンジョーカーもまた、伝説となるだろう。
tottokoさん [映画館(字幕)] 8点(2019-10-16 16:13:14)
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【点数情報】

Review人数 117人
平均点数 6.85点
010.85%
110.85%
232.56%
310.85%
432.56%
51210.26%
62017.09%
72924.79%
83025.64%
91311.11%
1043.42%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review7人
2 ストーリー評価 7.12点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.28点 Review7人
4 音楽評価 8.57点 Review7人
5 感泣評価 4.83点 Review6人
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【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ホアキン・フェニックス受賞 
監督賞トッド・フィリップス候補(ノミネート) 
撮影賞 候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ヒドゥル・グドナドッティル受賞 
音響賞 候補(ノミネート)音響編集賞
衣装デザイン賞 候補(ノミネート) 
脚色賞トッド・フィリップス候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 
録音賞 候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2019年 77回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ホアキン・フェニックス受賞 
監督賞トッド・フィリップス候補(ノミネート) 
作曲賞ヒドゥル・グドナドッティル受賞 

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