道(1954)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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道(1954)

[ミチ]
The Road
(La Strada)
1954年【伊】 上映時間:104分
平均点:7.95 / 10(Review 195人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画ロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2016-12-29)【イニシャルK】さん
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監督フェデリコ・フェリーニ
キャストジュリエッタ・マシーナ(女優)ジェルソミーナ
アンソニー・クイン(男優)ザンパノ
リチャード・ベースハート(男優)キ印
アーノルド・フォアザンパノ(ノンクレジット)
市原悦子ジェルソミーナ(日本語吹き替え版【NHK】)
小松方正ザンパノ(日本語吹き替え版【NHK】)
愛川欽也キ印(日本語吹き替え版【NHK】)
原作フェデリコ・フェリーニ(脚本原案)
トゥリオ・ピネッリ(脚本原案)
脚本フェデリコ・フェリーニ
トゥリオ・ピネッリ(脚本/ダイアローグ)
エンニオ・フライアーノ
音楽ニーノ・ロータ
撮影オテッロ・マルテッリ
カルロ・カルリーニ(ノンクレジット)
ロベルト・ジェラルディ(カメラ・オペレーター)
製作ディノ・デ・ラウレンティス
カルロ・ポンティ
配給ニッポンシネマコーポレーション
美術ブルネッロ・ロンディ
ハーマン・G・ウェインバーグ(タイトル・デザイン:英題)(英語版にクレジット)
あらすじ
子沢山の貧しい家に生まれた頭の弱い娘ジェルソミーナは、剛力の鎖切り芸人ザンパノに1万リラで売られてしまう。粗野で乱暴なザンパノは彼女をロバのようにこき使い、夜は力ずくで我がものにし、他の女と遊ぶ時には平気で放り出す。ある日、2人はローマでサーカスの一団に身を寄せるが、そこにはザンパノと昔馴染みで、犬猿の仲の綱渡り芸人、キ印がいた。彼はジェルソミーナと気が合い、ザンパノから逃げられず、生きる意味も見出せずにいる彼女を励まし、去って行く。その後、ジェルソミーナは自分の意志でザンパノについて行くが…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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195.《ネタバレ》 最近観た「日日是好日」という映画で、主人公が幼い頃にこの映画を見て良さが理解できなかったが、大人になって見返すと感動した。と言っている場面があって、自分も高校生くらいの頃に観たがやはりつまらないと感じていたので、改めて見てみようかという事で鑑賞する事にした(前置きが長い…)

旅芸人ザンパノに買われた、ちょっと頭の弱い女性ジェルソミーナ。この二人が辿る道、道、道。

ひたすらその旅する光景を眺めながら、ザンパノという男の粗暴さ、不器用さに戸惑いつつも、ジェルソミーナの置かれた境遇に同情しつつ、二人の関係性がどう変わって行くのかをじっと眺めていく。

最初はジェルソミーナの視点で観ていたが、途中からザンパノ視点にならざるを得ない展開が凄く巧いと感じる。そして、悲しさに打ちひしがれながらも、突き放したように去っていくカメラがなんとも的確で素晴らしいと思った。

旅芸人の話だからと言って決してお気楽な明るいものではなく、生きる事の大変さ、儚さを感じられるような内容だったので、その辺はやはり大人になってからでないと感じられない部分なのかなと思う。
ヴレアさん [インターネット(字幕)] 9点(2018-10-09 18:42:11)
194.《ネタバレ》 粗暴な旅芸人“ザンパノ”は、己の体に巻きつけた“鉄の鎖”を、何百回、何千回と引き千切り続ける。
その様はまさにこの剛力自慢の愚か者が、己の犯した“罪と罰”に雁字搦めになっていることを表している。引き千切っても、引き千切っても、彼は自ら鎖を巻き続けるのだ。
きっとこの男は、この映画に描き出されていない部分においても、大なり小なりあらゆる罪を犯してきたのだろう。

そんな男の前に現れた“ジェルソミーナ”の存在とは果たして何だったのか。
罪深き男に贖罪の機会を与え、愛を知る権利を与えるための「救済者」だったのか。
それとも、彼が辿るべき「道」を決定づけるための「裁定者」だったのか。

更なる大罪を犯し、愛を知る機会を自ら踏みにじったザンパノは、ジェルソミーナのもとから逃げるように立ち去る。
そして、この愚か者は、それから数年経ってようやく自分の人生においてかけがえのないものを失っていたことに気づく。
初めて、己の罪に対する懺悔と後悔に苦しみ嗚咽を漏らし咽び泣く。
しかし、夜の海の波は、そんな嗚咽など嘲笑うかのように消し去る。

ザンパノは、血管が切れて目の光を失うその日まで、無間地獄のように、延々と同じ口上を繰り返し、鉄の鎖を引き千切り続けることだろう。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-04 23:02:34)
193.古い映画は展開やセリフ回しが肌に合わない自分だが、この映画にはそれがなかった。
主演二人の演技と全体に漂うムード、映像美、すべてが良かった。
ジュリエッタ・マシーナの表情が忘れられない。
レイブンのかなづちさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2018-03-04 09:44:52)
192.主人公、きれいではないですけど健気で愛嬌があっていい。ただ、あまりに不憫。
たろささん [インターネット(字幕)] 5点(2017-07-05 23:03:20)
191.《ネタバレ》 名作と呼ばれるに相応しい作品。ストーリー、音楽、ともに芸術性に優れた作品。素直に、観て良かったな〜って思いました。
しかし、捨てられて死んでしまったジェルソミーナの人生って何だったんだろう。お金のために母親に売られ、野獣のような男との奴隷のような生活。ザンパノを一人ぼっちには出来ないと自ら残ったのに、最終的には捨てられる。
ザンパノも、不器用な生き方しか出来ない自分に嫌気がさしながらも、虚勢を張りながら、懸命に生きている。
きっと苦しいのは自分一人ではない。ジェルソミーナやザンパノのように、みんな多かれ少なかれ、苦しいなか生きてるんだ。そんな風に思えた作品でした。
若い頃に見ていたら、もっともっと心に突き刺さったかも。
ぽぽ☆ぽんた (^-^)vさん [DVD(字幕)] 9点(2015-05-01 03:56:31)
190.甘美なテーマ曲やストーリー、俳優のキャラクターも印象深く記憶に残るので割と好きな作品。
ただ、結構単純な話であるのに、いかにも深いテーマ性があるように語られる風潮はいかがなものだろうか。
深くはあるのだがそれはあくまで考察すればの話で、世界中で広く受け入れられているこの作品の良さは、もっと表層に表れているはずだ。
つまりこの映画が分かる分からないと言った話は、この作品全体を包むもの悲しさに心地良さを覚えるかどうか、といったことに集約されるように思う。
要は、何か分からんが雰囲気が良い、ということである。
ポン酢太郎さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-01 00:27:11)
189.《ネタバレ》 フェリーニは当時の映像作家に与えた影響は大きいらしく、我々は孫、ひ孫の観客だから、今では当たり前の感性や演出がなされていて、インパクトは少ないが感慨深い。ベテランすぎるアニメーターも、フェリーニの影響受けてたとか言ってる程なのだ。ありがたみの分かりにくいのが、文化の「古典」たるもの。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-09-24 01:28:35)
188.何度みても途中で挫折してしまう。
ようやくみ終わった感想はつまらない。
miumichimiaさん [DVD(字幕)] 3点(2014-09-10 23:47:50)
187.《ネタバレ》 名作、という先入観が無かったら途中で観るのやめていたかもしれない。
でも、後半からずっと胸がしめつけられる感覚が続く。しかも柔らかく苦しい、この感覚は映画を観ていて初めてかもしれない。

人の生きる「道」とはなんだろう、と思う。明らかに良い道がありそちらを歩けるのに、あえて理不尽な選択を「運命的」にしてしまう。
修道院の別れで彼女は自分の「道」に平凡な幸せを求められないことを本能的に分かっている。

ここまで悲しい作品だからいろいろと考えるのだろうか。そして、それもまた悲しい。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-06-08 01:14:35)(良:1票)
186.音楽は良かったがイマイチでした
後でもう一度見返したい
pillowsさん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-05 03:31:25)
185.《ネタバレ》 とっても昔の映画だけどモノクロフィルムの雰囲気がすごくいい。実はフェリーニの作品は初鑑賞。独特の雰囲気はこれまた独特の人の感情に訴えるものがありますね。まさに名作と呼ばれるだけのものはゴザイマシタ
Kanameさん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-06 14:46:31)
184.《ネタバレ》 旅芸人のザンパノに売られたジェルソミーナは、けっしてかわいくはないが何ともいえない哀愁がある。
喜怒哀楽が素直で無垢な子供のよう。思わず肩入れしてしまう。
世話になった修道院で盗みを働き、犬猿の仲の旅芸人仲間を殴り殺すザンパノの蛮行に、気がふれたようになるジェルソミーナが哀れ。
そのジェルソミーナを置き去りにして旅立つザンパノは身勝手極まりないクズ男だ。
そんな男にもジェルソミーナの末路を知って流した涙のあったのが救いか。
哀しく美しいラッパの音が耳に残る。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-29 00:29:32)
183.ジェルソミーナとザンパノの演技がすごい。演じているというレベルを超えている。物語自体はここまで賞賛される理由がわからない。自分の理解を超えているのだろうか。。もう一回観たい作品ではないがジェルソミーナのまなざしが忘れられない。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 6点(2013-01-26 12:42:41)
182.《ネタバレ》 世間的に生き辛さを抱えている男女の恋愛映画ってのは一つのジャンルとして確立されていますが、本作はそんなジャンルの決定版。私がこの映画を観て一番心を引かれる部分は、最初はジェルソミーナを主人公として進む話が、ザンパノが旅芸人を誤って殺してしまってから唐突に主人公がザンパノに替わってしまう所。正直、序盤から中盤にかけてジェルソミーナから見たザンパノは完全に共感できない人物です。ジェルソミーナを放っておいて女を引っ掛けたり、直ぐに喧嘩をおっぱじめたり、とんでもないジゴロな男に見えます。そんな彼が主人公に替わってみるとザンパノという人が途轍もなく愛おしく思えてくる。
これは別に彼が可愛いとか言っているのではなく、人生における自分の暗部そのもののように思えてくるのです。私は正直今まで生きてきて、好きな相手なんだけれど深く傷つけてしまったり、それに対してちゃんと謝れなかったりしたことがあります。恋人が重い鬱病に罹ってしまって、一緒に頑張ってみたものの辛くて最終的に別れてしまったこともあります。そんな誰にでも多かれ少なかれある人生の情けなさをザンパノは象徴しているのだと感じました。だから彼が最後に死んだジェルソミーナのことを想い海辺で号泣するシーンは非常に観ていて辛かった。自分の最も情けない部分を見せ付けられた気がしましたから。
民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-22 22:33:44)(良:1票)
181.《ネタバレ》 ザンパノとジェルソミーナ。この辛く労しい二人。雑で横暴なザンパノ、お前なんか、お前なんか。こういう男は厄介だ。こんなダメ男を捨てられないジェルソミーナの造形を軽い知恵遅れにしたフェリーニの鋭いこと。泥棒で人殺しで自分勝手でああこんな奴を肯定してたまるか。ジェルソミーナが警察の前で待ってたからってほっとするんじゃない。彼女が錯乱から一時的に回復したそのときに安堵した表情を浮かべるなあっ ヒキョーだぞっ。海辺で号泣だ?お前なんかのために泣かないぞ。泣くもんか。ぐすっ。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 9点(2012-10-22 00:02:43)(良:1票)
180.ジェルソミナのテーマが有名だが、中の音楽はすべていい。フェリーニ映画はロータの音楽とコミで評価したい。中盤のカトリック祭の音楽が、私は好き。ザンパノのもとを逃げたジェルソミナが出会う三人の音楽隊、楽隊と言うほどではなく、祭へ向かう音楽愛好家仲間なのか、管楽合奏で、ミーミー、ミードラファーラド、ミーーファソファ、ミー、と短調だけど陽気に行進していく。ついつられてゆくジェルソミナ。やがて祭の場へ至るとその音楽が、ひなびた味わいを残しながらも重々しく響き渡る。ジェルソミナが綱渡りの男に出会う場だ。この男は背中に天使の羽根のような飾りをつけており、ザンパノの獣性と対照される神がらみのキャラクターのようだが、どちらかと言うとトリックスター的で、ザンパノを裁く役割りでなく同列の扱い。フェリーニにとってはカトリックの神も単純に救いをもたらさないってことだろうか。カトリックってものが、あの音楽によって表わされてた気もするのだ。庶民的にひなびながらもやはり重苦しい面もある、ってところ(フェリーニとカトリックでは『ローマ』の教会ファッションショーの場でも音楽が雄弁だった。ミーレシーレ、ミードラード、ミーシソーシ、ミー、ってやつ。あのシークエンスは映像と音楽のコラボの傑作だった)。フェリーニは『甘い生活』の前と後で世界が変わったようにも見えるけど、たとえばこれのラスト、「一人でたくさんだ」と叫ぶザンパノの孤独は『カサノバ』のラストの孤独で反復されたようにも見え、ちゃんとつながっているんだな。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-11 10:15:52)
179.《ネタバレ》 ザンパノ、私はあなたを応援するよ。

私が思うに、自己嫌悪と後悔は最も救いようの無い感情で、
そこから必死に逃げている人達もいるのに、
あなたはガッツリとそれを受け止めて、泣いた。

「馬鹿な女だ」、「独りほど清々しいものは無い」。
そうやって、自分の感情に気づかない振りして、
うそぶいて生きていくことも出来るのに、あなたは泣いた。

そして、そんなあなたが私を泣かせた。
ジャスミンさん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-07 20:56:23)
178.主役二人の性格俳優ぶりがとても際立っている作品。
粗暴なキャラのアンソニー・クインも適役だったが、
やはりジュリエッタ・マシーナの表情豊かな演技に惹きつけられる。
一風変わった設定の二人の関係がとても面白く、まるで古い日本の夫婦像にそっくり。
ラストの展開はちょっと唐突かなという印象もあるけど、テーマはしっかりと伝わってくる。
最後までリアルさを徹底的に追求した作り。後を引く余韻。名画です。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-03 07:20:39)(良:1票)
177.《ネタバレ》 何十年も昔に見た映画、それを今回レビューを書くためにDVDで再鑑賞した。不思議なことに、ほとんど忘れていたと思っていたシーンが、次々と蘇ってきた。それだけ最初に見た印象が強かったのだろうと思う。
この映画は本当に切ない。頭は弱いが純真無垢なジェルソミーナと粗野で欲望のまま生きるザンパノは全くの好対照。前半は彼女が大変粗末に扱われ、もう見るのを止めてしまおうかと思うほどである。それが中盤サーカスの一行と出会ったあたりから少しずつ変わってくる。とくに綱渡り職人の「どんなものでも役に立たないものはない、たとえこの石ころでも・・・」という言葉は心に響く。
ジェルソミーナはザンパノから何度離れようと思ったことだろう。しかし彼女は「私がいなくなると、ザンパノは一人になってしまう」と言ってどこまでもついて行く。
このあたりになると、私は涙が出てくる。それに追い打ちをかけるのが、あの悲しげなメロディー。これがイタリア映画、これがフェデリコ・フェリーニという思いを痛烈に感じる。
このジェルソミーナを演じたジュリエッタ・マシーナが、フェリーニの奥さんであることを知ったのは、最初に見たときからずいぶん経ってからだった。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 9点(2011-04-30 23:12:58)(良:2票)
176.タイトル「道」が素晴らしいマッチング。まさに人生そのもの。
幕切れはとても切ないのに、悲劇ともバッド・エンドともとれないどこか暖かさを感じました。
というより無理やりでもそう思いたいです。
苦悩するだけでなく、そこから学び成長して前進していくのもまた人生だと思うので・・・
ザンバノもそうであってほしいという願いを込め。
牛若丸さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-31 22:16:33)
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【点数情報】

Review人数 195人
平均点数 7.95点
000.00%
110.51%
210.51%
394.62%
494.62%
563.08%
6126.15%
73015.38%
83216.41%
93316.92%
106231.79%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.85点 Review14人
2 ストーリー評価 8.60点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.53点 Review15人
4 音楽評価 8.70点 Review17人
5 感泣評価 8.63点 Review11人
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【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
脚本賞フェデリコ・フェリーニ候補(ノミネート) 
脚本賞トゥリオ・ピネッリ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

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