パフューム/ある人殺しの物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パフューム/ある人殺しの物語

[パフュームアルヒトノゴロシノモノガタリ]
Perfume: The Story of a Murderer
2006年スペイン上映時間:147分
平均点:6.20 / 10(Review 86人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-03-03)
ドラマサスペンス歴史もの小説の映画化
新規登録(2006-11-02)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2022-11-28)【イニシャルK】さん
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監督トム・ティクヴァ
キャストベン・ウィショー(男優)ジャン=バティスト・グルヌイユ
ダスティン・ホフマン(男優)ジュゼッペ・バルディーニ
レイチェル・ハード=ウッド(女優)ローラ
アラン・リックマン(男優)ローラの父
カロリーネ・ヘルフルト(女優)プラムを売っている女性
サイモン・チャンドラー(男優)市長
サム・ダグラス(男優)グリマル親方
デヴィッド・コールダー(男優)司教
コリンナ・ハルフォーフ(女優)マダム・アルニュフィ
ジョン・ハートナレーター
谷口節ジュゼッペ・バルディーニ(日本語吹き替え版)
納谷六朗ナレーター(日本語吹き替え版)
原作パトリック・ジュースキント「香水 ある人殺しの物語」(文藝春秋刊)
脚本トム・ティクヴァ
アンドリュー・バーキン
ベルント・アイヒンガー
音楽トム・ティクヴァ
ラインホルト・ハイル
ジョニー・クリメック
撮影フランク・グリーベ
マーティン・フューラー(第二班の撮影)
製作ベルント・アイヒンガー
製作総指揮アンドレアス・グロッシュ
サミュエル・ハディダ
フリオ・フェルナンデス〔製作・1947年生〕
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイクウォルド・メイソン
美術ウリ・ハニッシュ(プロダクション・デザイン)
編集アレクサンダー・バーナー
字幕翻訳戸田奈津子
その他スティーヴン・スピルバーグ(special thanks)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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86.《ネタバレ》 ザ・蛇足! 普通に処刑で終わりでよかったのに・・・。あのシーンのせいでそれまでの雰囲気がぶっとんでとんでも映画になっちゃいましたね。まあ最後アラン・リックマンが裸になって主人公となんちゃらかんちゃらし始めなかっただけ良しとします。(乱交を始める集団になぜかおばちゃんしかいない点については厳重に抗議します。)
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-05 16:09:28)(笑:2票)
85.《ネタバレ》 自分の行ないがばれないために、そして恐怖によって嫌な臭いを出さないために、
主人公はつぎつぎと女を撲殺していく方法を選びます。
なんでこんなに評価が低いのか首を傾げてしまいます。
最近見た作品ではベストでした。
ナレーションは冗舌。最初はちょっと多すぎる。ここまで言わなくてもわかると思ったのですが、だんだんと計算されたものじゃないかと思うようになりました。
つまりこうまで多いと逆に沈黙部分が異様な意味を持って浮き上がって、強烈な印象を与えてきました。
テーマは「自分の存在意義」ということでしょう。
自分はなぜ生まれてきたのか。
自分なんかこの世にいなくたってかまわないんじゃないのか。
なんの役にたってるんだ?と一度でも悩んだことのある人は必見です。
ネタバレになるでしょうが、
最後の犠牲者・・・彼女は・・他の女達とは違い、無理やり撲殺されたんじゃなく、
彼女みずから犯人に共感して、進んで身を投げ出したんじゃないかと思えるところもありました。
彼女も主人公ほどではないにしろ、嗅覚や勘にすぐれ、
また、僧院にいれられ、好きでもない人と無理やり結婚させられるという・・・
まさに「自分喪失の運命を辿るという予感」に悩んでいたゆえに。
これは主人公とある意味同じ悩みだったと感じました。
彼女を本当に必要としてくれる人間は、彼だけだったのです。
うさぎさん [映画館(字幕)] 10点(2007-03-12 18:35:28)(良:2票)
84.《ネタバレ》 あの急転直下摩訶不思議な処刑場のシーンになるまでは、絶対嗅覚シリアルキラーの変態人生物語だと思っていた。
違うんだ・・。
つまり彼は本当のところ人外の者(作中では天使だと言われていた)だったのですね。そう考えると、彼が去ると災いがふりかかるという座敷童的な現象や、体臭が全く無いこと、子供たちだけは彼の特殊性に気付いていた、というエピソードもすとん、と落ちるのです。
彼は愛を与えにやってきた天使。彼を糾弾していた最右翼のA・リックマンすら心溶かされてしまった。天の者にとっては死は単に生まれる前に戻るということでしょうから、人間規範での罪悪感など無いのです。
愛のかけらも無い生まれ場所へと戻り、自ら撒いた愛に包まれながらこの世を去った。食すという行為は愛の究極型といいますし。
まさか猟奇的な殺人行為が愛の話になるとは。こりゃもう常人では考えつかないトンデモな原作&脚本。
けれど、打ち捨てられた死体が妙に美しく撮られていたり、ローラが最後に見せる表情が全く怯えの無いものであったりと、伏線はたくさん張られていたような気もします。
美術は本当に見事で、18世紀のフランスの風俗そのもの。(いや知らないので多分だけど)話もびっくりだけど、眼でも楽しめる一品であります。
tottokoさん [DVD(字幕)] 8点(2016-09-16 23:48:16)(良:1票)
83.《ネタバレ》 まあ確かにグロい表現が多いので万人には勧められないが、予想外に面白い話だった。臭い・匂いを映像で表現する演出が秀逸。人生の目的が自分の天分を全うすることだとしたら、主人公はその僥倖を得た勝者とも言える。罪悪感なんて全く感じることなく、動物が本能のまま獲物を狩るように、目的のために淡々と人を殺していくグルヌイユ。ナレーションがまた妙に淡々としているのが主人公に欠けた人間性を象徴しているようで面白かった。たぶん、罪悪感や倫理観以前に、突き抜けた天才には本人にしか分からない至上命題のようなものがあって、それに気が付いた瞬間からもうその宿命から逃れようがないのかも知れない。つまり、いい年こいて自分探しだの生きがいだのウダウダと優柔不断なことを言っていられるのは凡人の証拠(笑)
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-25 22:13:28)(良:1票)
82.《ネタバレ》 最初に囚われていたので、最後の殺人は未遂に終わり捕まると思っていた。ところが、あっさり殺害は成功し目的のパフュームが完成してしまう。たんたんと進むストーリー。最後の処刑シーンで、香をふりまくと人々が全裸になり乱交シーンになる。なんだーこれはって感じ。しかも最後は食べられてしまう。所詮、映画で人の嗅覚まで魅了するのは無理があり、これほどに究極のパフュームだと主張するも、観てる方としては引きまくった。冒頭の出産シーンから、やけにグロくて汚くて不快感があったけど、それと対比するいい臭いは実際はしないので、不快な気持ち悪さだけが残った。
むーみんさん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-14 14:19:50)(良:1票)
81.《ネタバレ》 サスペンスというよりはダークなファンタジーかと。嗅覚をつかって鑑賞した映画は始めてだ。ほんとにスクリーンから匂いが発せられているようだった。香りを表現するための、芸術ともいえる美しくも醜悪な画面作りには大満足。そして香水、究極の香り、香りの消失などを表現しきった音楽には脱帽だ。台詞の少ないグルヌイユの心情を表す手助けにもなっていたと思う。音楽に負けず主演のベン・ウィショーも非常に良い。驚愕の才能を持ちながら、人としての感性にかけ、それでいてどこまでもピュアなシリアル・キラーを独特の存在感で怪演している。ストーリーは非常に新鮮に魅力的に感じた。究極の香りが起こす奇跡、グルヌイユが最初に殺した少女を思って涙するシーン、そしてグルヌイユ自身が消えてしまうというラストも良かった。あの死刑台の広場でのシーンは説得力があった。演技、音楽、脚本、演出、そして香りと色々な要素を楽しむ事ができた。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 9点(2008-01-17 23:23:03)(良:1票)
80.脚本が良い意味でぶっ飛んでる。ラストは全く予想出来なかった。難しい「匂い」の表現を上手く作り出していたと思う。こんなに映っている物の匂いを嗅いでみたいと思った作品は他に無いや。美術も素晴らしくリアリティがあったな~。僕はいいものを観たという印象があるが、人には勧めることが出来ない強烈な偏愛映画。
マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-16 16:05:16)(良:1票)
79.ありえねえ。でもあの乱交シーンが、その説得力を醸し出している。
no_the_warさん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-24 01:24:07)(良:1票)
78.《ネタバレ》 あんなとこで

あんな生まれ方して

殺されかけて…

ニオイのオニになっちゃった


もしも自分にニオイがあったら(嗅ぎ過ぎて)“ニオイ・フェチ”にはならんかったでしょうな(笑)


唖然としたラストとと気持ち悪さと(ホフマンが)香水嗅いだときに出て来た幻想の柴咲コウ似のおねぇちゃんなどなど+-ぐちゃぐちゃブレンドして5点

追加:包丁人味平のカレー戦争編(鼻田香作)を思い出した…
ん~ん、ブラックカレー…
栗頭豆蔵さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-09 19:53:33)(笑:1票)
77.《ネタバレ》 ベン・ウィショーの存在感にやられました。

悲しい物語でもある、彼を手放した人々は皆、同じようにこの世を去る。それがわかってから最後にどうなるかと2時間半以上の映画でしたが時間をあまり感じることはありませんでした。

皮肉なことに映画で伝えられない香り、、、あんな反応になるものとは、と想像するしかないですね
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-06-11 23:21:05)
76.《ネタバレ》 ナレーションとともに描かれる主人公グルヌイユと周辺人物の人間模様はちょっと『フォレストガンプ』的な寓話性。調香師版『おしん』あるいは『ザ・プロフェッショナル』とも言うべき香水職人の物語だったはずが、あれよあれよという間にサイコホラーものへと変貌していく。最初はグルヌイユを応援していたはずなのに、気付けばジェイソンやレクター博士のようにグルヌイユを見ている自分にニヤニヤしてしまう。

賛否両論ある【処刑場でのパフューム無双】(からのパイパニック)については、主人公が秘密兵器で無敵モードになるクライッマックス(『タクシードライバー』とかね)が大好物の俺としては大喝采!しかもそこから一転して『市民ケーン』的な【ローズバッド】に涙する主人公に共感しまくるしかないのです!思春期のあの強烈なリビドーを【匂いをクンカクンカ】するコトでしか体感できなかった彼は…そりゃあイカレてしまうしかないよなぁ…。

オープニングとエンディングが円環的につながる終わり方は良かったです。

ちなみに…ダスティン・ホフマン師匠がグルヌイユの調合した香水を嗅いでうっとり桃源郷にワープする場面では、思わず「ミスター味っ子か!!」とツッコんでしまいました(笑)
幻覚@蛇プニョさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-24 01:38:18)
75.《ネタバレ》 原題しか見ておらず、邦題の「ある人殺しの物語り」という部分を知らずに鑑賞。
良い香りを振り撒くおしゃれな映画だと思って見たのでギャップに度肝を抜かれた事は言うまでもない。
冒頭で主人公が死刑を宣告されてからはじまり、物語は遡ってはじまる。私がこれまでみてきたこういったパターンだと、主人公に同情できるところがあり、死刑なんて可哀想悲しい、という事が多い。
しかしこちらの主人公はどんどん女性を殺すので死刑も当然で、本当に屑だと思った。
1つの猛烈な性癖のせいでそうなったのかもしれないが。
最後のローラは助かると思っていたので殺されて残念だ。
そして、死刑執行の時、まさかの死刑執行されない。そしてカオスな状態。
最後には主人公は生まれ故郷のひとたちに食べられて死ぬ。
異様な世界観で、他に類をみない。
終始グロテスクで女性はたくさん死ぬし、暗くて、爽やかさもなく、嫌いなタイプの映画であることに間違いない。ただ、似たような作品は観たことがなく、特異で唯一の映画であるため7点にしました。
ブリーバンデカンプさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-18 02:10:42)
74.《ネタバレ》 映像は深い色合いが美しく、 音楽も映像にぴったりで素晴らしい。
特に色は、ラベンダー畑や山など自然の景色はもちろん、
美女たちの肌や髪の色も綺麗で、横たわる死体さえ一枚の絵葉書のような美しさ。
反対に、市場やゴミ溜は思わず鼻をつまみたくなるような汚さ。
公開当時さかんに宣伝してたように、映像から臭い、匂い、香り、が感じられる(ような気がする)

孤独で誰からも愛されず愛さず、香りの追求しか関心の無いグルヌイユが
狂ったように追い求める究極の香り。
香りのために女性たちを殺すことに何の躊躇もない。
彼にとって女性たちは人間ではなく、香りを抽出する花のように、ただの材料なのだから。

香りを作り出す過程の求道者のような顔。
ベン・ウィシューの、ちょっと困ったような純朴そうに見える外見がハマリ役だったと思います。

彼に関り彼を手放した途端死んでゆく人たち。
産み落として捨てようとした母親、お金目当てで子どもたちを引き取っている孤児院の院長、
残忍な皮職人の親方、調合師のマスター(ダスティン・ホフマン)

最後は、究極の香りを完成させた後、それを使って大金持ちになることもなく
貧民たちに身を投げ出して消えてしまいます。文字通り肉体が消滅する。
香りによって存在価値を見出したかったのに、結局誰も彼自身を認めなかった。
現在だけでなく過去の彼のことを知る人も誰もいないという、
つまり彼は最初から存在しなかったも同然になります。
こんなに終始一貫して孤独な主人公のお話は初めてです。

せめて、この映画を見た人は覚えておいてあげましょうかグルヌイユのことを。
そんな気にもさせられる作品でした。
nanapinoさん [インターネット(字幕)] 7点(2018-06-10 17:50:12)
73.《ネタバレ》 公開時見に行こうか迷った作品だが結局観ないまま今まで来てしまった。ずば抜けた嗅覚の持ち主のかなり変な物語で興味がわく題材だ。

前レビューの方も言及されている通り人外のものと見た方がしっくりくる程の異様な主人公。彼の生い立ちから香水作りを始めるくらいまではテンポよく語られ面白い。中盤は少し中だるみを感じた。だが全体的にはきれいにまとまった作品だと思う。終盤は驚かせる展開だが大乱交が行われていても少しもやらしさを感じないのは監督の感覚なのだろうか。女性の裸は殺される娘たちを含めて多く出てくるがきれいではあっても官能的とは感じなかった。題材のわりに意外とまともに作られすぎている感もあり違う監督で観たかった気がしないでもない。

ベン・ウィショーのナイーブそうな顔。変態性、罪の意識の無さ、汚いなりをしていてもどこか浮世ばなれしている感覚はとても良かった。楽しめたがちょっと尺が長いとは思う。
さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-09-21 03:08:08)
72.《ネタバレ》 匂いに魅せられた男が、匂いのために連続殺人をするという話。舞台が昔のフランスだったんだけど、もしこれを舞台を現代にしていたら「よくある猟奇殺人話」と言われてた話かも。こういう異常者のシリアルキラーなんてよく題材にされてるから。
DVDのパッケージには「衝撃のラスト!」なんて書いてあって、確かに結末には意外性があるにはあるが、うーん、何だかな。あのラストはちょっとむちゃくちゃではないか?女性の香りで人を自分に手なづけて、かつ色狂いさせる、なんてちょっとありえない。
あと、映画は2時間半もあり、とても長いのだがその割に内容がない。冗長がすぎる。もっとサクサク話を進めてほしい。
全体としてそこまでひどいわけでもないが、あまり褒められる内容でもない。
椎名みかんさん [DVD(吹替)] 6点(2016-03-10 01:49:47)
71.《ネタバレ》 物語の後半にかけて、むしろ良くなってきた。香りが 世の中を支配するかも と期待させたが まあこんなものでしょう。劇場などでは そのうちに 香り付の映画の登場もありかも ただ 多くの人殺しは いけないね。
ガリペロさん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-29 22:15:09)
70.《ネタバレ》 終盤はなんで~??の連続でした。前半のパリの荒廃シーンと超匂いフェチ、手際の良いストーカー、AVでも見ないような大乱交などがあったりと良い意味でも悪い意味でもすごい変態映画。普通に生まれて、普通に育っていたら才能が普通に認められて素晴らしい人間になっていたんでしょう。某飲みサーの人達は喉から手が出るほど欲しい香水でしょうね。
とむさん [DVD(字幕)] 6点(2014-06-28 01:37:22)
69.《ネタバレ》 18世紀、悪臭渦巻くパリの下町のゴミ溜めで生を受けたジャン・バティスト。しかし彼は類稀なる天才的な嗅覚の持ち主だった。成長して革なめし職人となった彼は、街で偶然出会った一人の女性の匂いに衝撃を受け、衝動的に彼女を殺してしまう。なんとか逃げ延びたジャンは、死んだ彼女の匂いを甦らせるかのような情熱でもって香水職人となり孤高の道を歩み始めるのだが、しかし彼は誰にも言えない歪んだ欲望を胸に秘めていたのだった。こってり濃厚な映像で描かれた、ペドロ・アルモドバル作品を髣髴とせるそんな変態的ストーリーに否が応にも期待が高まっちゃいました。捻れた欲望がどんどんとエスカレートし、犠牲となる美しい処女たちをまるで物を愛でるかのように愛する主人公のいかにも変態っぽい気持ち悪~い顔つきに「これは凄い映画になるかも!?」とドキドキしながら観ていたのだけど、最後の30分で拍子抜け。主人公はいったい何がしたかったの?幾多の女性を犠牲にし、自らも絞首刑にまで追い込まれながら創り出した香水の匂いを嗅ぐと、何故か人々が彼に平伏ししかも無茶苦茶エッチしたくなっちゃったので皆でヤリまくったのでしたって薄っぺら過ぎるって!普通にあのフェチ路線をどこまでも突き詰めてくれたら良かったのになー。こういう映画を観ると、いかにアルモドバルが芸術的なまでの変態映画作家なのかが実によく分かる。残念ながら、今作は変態のふりをした凡人が無理に変態を装って撮った、奇をてらっただけの凡作でありました。途中までは、そこそこ良かったけどね。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-17 18:21:47)
68.《ネタバレ》 香りに取りつかれた男の猟奇的な物語。
主人公グルヌイユは、異常に鋭い嗅覚を持ち、少女の体臭に極上の香りを見出す。
禁断の香水作りのために、幾人もの少女が犠牲になる。

広場での数百人の大乱交が壮観。
ただ、それしか印象に残らない。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-06 19:27:48)
67.《ネタバレ》 小説の映画化ということですが、
映画の為にあるような原作というか、映画向きのストーリーという印象。
これ書いた人は究極の「匂いフェチ」なんだろうか?
なんてことを思いながら鑑賞。
もう少しローラへの感情移入の部分が丁寧に作れば良かったのになぁ。
ラストで殺人を犯しまくった主人公がただ公開処刑されるのではなく、
違う結末へ持っていったのが、ただのサスペンスとは違うのだけど、
強引っちゃあ強引なラストだったと思う。
バニーボーイさん [地上波(吹替)] 6点(2011-08-13 23:26:57)
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【点数情報】

Review人数 86人
平均点数 6.20点
022.33%
100.00%
278.14%
311.16%
422.33%
51011.63%
62225.58%
72023.26%
81618.60%
922.33%
1044.65%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review16人
2 ストーリー評価 6.58点 Review17人
3 鑑賞後の後味 5.58点 Review17人
4 音楽評価 7.18点 Review16人
5 感泣評価 3.41点 Review12人
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