ひみつの花園のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ひみつの花園

[ヒミツノハナゾノ]
My Secret Cache
1996年上映時間:83分
平均点:7.27 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-02-15)
コメディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-12-22)【イニシャルK】さん
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監督矢口史靖
キャスト西田尚美(女優)鈴木咲子
利重剛(男優)江戸川
内藤武敏(男優)森田清太郎
角替和枝(女優)鈴木富子
鶴田忍(男優)鈴木幹男
加藤貴子(女優)伊丹弥生
木村多江(女優)泳子
徳井優(男優)椿銀行支店長
松岡俊介(男優)ヤンキー
田中要次(男優)岩田
鈴木卓爾(男優)道を訊ねる男
伊集院光(男優)田中教官
濱田マリ(女優)図書館受付嬢
松本じゅん(女優)椿銀行前の女
日野陽仁(男優)学生課の男
寺十吾(男優)
脚本矢口史靖
鈴木卓爾
音楽北原京子(音楽プロデューサー)
作詞糸井重里「春咲小紅」
作曲矢野顕子「春咲小紅」
編曲半野喜弘「春咲小紅」
主題歌濱田マリモダンチョキチョキズ「春咲小紅」
撮影岸本正広
製作高井英幸
富山省吾(協力製作)
島谷能成(YESプロジェクト)
東宝映画(製作協力)
東宝
配給東宝
編集上野聡一(編集助手)
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66.《ネタバレ》  浮世離れしたストーリーと主人公に、少々ついていきづらい作品でした。つまらないとまでは言いませんが、はっきり言って『合わない』作品です。
 ただその内容は非常に興味深いものがあります。主人公の咲子にとって、お金が金銭欲の対象から、人生の目的にまで昇華されているのが大変面白いです。一般的に認識されているお金に対する価値観というものを変えられそうな説得力がこの物語にはあります。
 お金の入ったスーツケースを回収するために、地質学の勉強から始めるという発想。そしてそのためにもう一度大学を受験するという決断。これはある意味最も理想的な人生のモデルケースかもしれません。ただ惰性でとりあえず大学に行っておくという大多数に比べれば、はるかに健全で正常だと言えそうです。
 また、咲子がこれだけお金に執着しているにも関わらず、『守銭奴』ではないことも重要です。咲子は目的を達成するためには、お金を惜しみなく使います。何百万もする地質学の機材を買い込むし、大学の費用も出すし、スクールにも通うわけです。その一方でおごってもらうコーヒー代は、現金に換えようとするのです。つまり、必要性のある出費は彼女にとっては無駄ではなく、必要性のない出費はたとえコーヒー1杯の金額でさえ彼女にとっては無駄遣いなわけです。
 お金に対する価値観や認識をもういちど俯瞰し客観視するという面においては、この作品は非常に存在価値の高い作品だと思えます。
 ただ映画としての面白さは個人的にはいまいちです。
たきたてさん [DVD(邦画)] 5点(2014-05-27 15:03:55)(良:2票)
65.《ネタバレ》 (≧∇≦)アッハ!はちゃめちゃでしたね おもしろかった。
で、その後、オーディオコメンタリーやら正規購入したDVDにしか付いていないと言われる特典メイキング等も含めて全て見てたんですが、
監督言ってましたね 予算が5000万しかないので厳しかったとか。まあね〝5000万円しか〟と言われましても、それが多いのか少ないのか
さっぱりわかりもしない自分からしたら、なんとも贅沢な悩みのようには思えましたが、とにかく矢口監督が言ってたように少なかったのでしょうね 
だから、ミニチュアだったのね。アハハ。 でもその割り切ったミニチュア使用が功を奏した典型ではないでしょうか アハハハハ。

そんなわけでさ、騙されてはイケマセンよ みなさん、アパート崩壊のシーンはアレ、ミニチュアセットなんですよ。
激流の中を どんぶらこどんぶらこと流されてたんはアレ、発砲に縛りつけたリカちゃん人形なんすよ。
白糸の滝からブチ落とされてたんはアレ、顔はへのへのもへじの等身大の西田尚美型人形なんすよ。
えっ 知ってるわいってですか。
見りゃ誰だって分かるわいってですか。失礼しました なら退散 ‥  ならば、どーせ暇暇なんで ちょっとちょっくら日本映画の平均予算なんぞについて調べてみたりなんぞしてみます‥ 。
3737さん [DVD(邦画)] 8点(2013-01-22 19:40:26)(良:2票)
64.《ネタバレ》 何よりもお金が好きで好きでたまらない主人公のお金に対する執念は何だかまるで「こち亀」の両さんのようである。お金が好きだからという単純な理由で銀行員となるために面接を受け、その場で試験官に「趣味は何ですか?」と聞かれ「お金を数えることです」というその返答ぶりが凄い。しかも、それで採用されてしまうなんて普通じゃない所が笑える。そんな主人公がその後は銀行員を辞め、大学生になる。その理由も勿論、お金の為。かと思えば大学も中退で次は何とキャバレー勤め。良いよなあ!女の人は時給5000円だっけ?そんな仕事があって、男には無理です。でもって今度はロッククライミングで優勝したり、水泳大会でも優勝したりと賞金稼ぎまくりの何だこの主人公は本当に女版「両津勘吉」だ!それにしてもこの主人公を見ていると人間、諦めなければ何とかなる。そんな励ましみたいなものが作品全体を包み込む感じがして、とにかく前向きに生きよう!て気分にさせられる。色んな意味で滅茶苦茶な作品なのだが、その滅茶苦茶こそがこの映画の一番の魅力だと思います。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2011-10-18 22:23:23)(良:2票)
63.《ネタバレ》 こんなに前向きで、しかしゆるくて、活き活きした映画があったなんて(笑)。特にあの合格発表のシーンではゲラゲラ笑ってしまいました。咲子が生きる目標を見つけ、そこに行き着くための”手段”に対する数々の努力と執念がすさまじく、微笑ましく、感動すらしてしまう。青春時代はエキストラ的な生き方だったあの咲子が、本人の意志とは関係なく(ここが重要!)どんどん輝いていく。「お金が欲しいから」いいじゃないですか。カッコイイこと言ってない分、自分に正直だから、観てる側もスッと入っていける。何よりも咲子の本当の目標が5億円でとどまらなかったのが成功してると思います。僕は邦画嫌いだったんですが、これを観てすっかり吹っ飛んでしまいました。テンポもサクサクしていて目が離せない。よし、もう一回観よう!
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(邦画)] 10点(2006-05-16 17:20:42)(良:2票)
62.邦画で初めて買ったDVDかも。昔、テレビでたまたま見て「名作の『秘密の花園』か?」と勘違いしていた私の心を鷲掴みにしてくれました。なんじゃ、こりゃー!(笑)西田尚美さんはこれ以来、すっかりファンです。「ウォーター・ボーイズ」「スウィング・ガールズ」も良かったけれど、私の中では、やっぱりこれを越えてないです。車の後ろにカエルのように張り付いていた姿が忘れられない…あのシーンを思い出すだけでも笑える。
ちゃいちゃいさん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-27 15:27:32)(良:2票)
61.《ネタバレ》 お金だけをひたむきに追い求める女の子(西田尚美)のキャラがいい。
銀行強盗に拉致され、犯人が逃走する過程で事故に遭い、5億円の入ったケースが樹海の池に沈んでしまう。
犯人は死亡、お金のありかを知っているのは主人公だけ。
その金を手に入れるために必要となるあらゆることに突き進む。
車の免許を取り、スキューバダイビングやロッククライミングをマスターし、大学の研究室にもぐりこみ――
他人を一切気にすることのない、すさまじいまでの行動力。
そうして、苛酷な障害を乗り越え、ようやく手に入れた5億円。
ところが、使うことなく秘密の場所に埋めてしまう。
ラストの場面、バミューダトライアングルの海で沈んだ豪華客船の金塊を狙って、アマチュア探険家が集まっているとのニュースを聞き、目を輝かせる。
「私、行くとこできちゃった」

お金を使って何をしたいというのが目的でなかったのが、馬鹿がつくほどの純粋さを感じさせてすがすがしい。
かなりぶっとんだスラップスティック・コメディになっており、単純に楽しめる。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 7点(2012-12-10 19:10:18)(良:1票)
60.矢口監督作品を語る際に「暴走」という言葉は重要なキーワードになるのではないかと思ったりします。
この作品での主人公の暴走っぷりは本当に気持ちがいいですね。
矢口監督の最高傑作だと思います。
まきげんさん [DVD(邦画)] 10点(2011-07-13 13:22:38)(良:1票)
59.《ネタバレ》  こういう金にがめつい主人公の物語だと、もっと主人公が人を騙したり裏をかいたり、そういう汚い手を使ったりするような物だが、この主人公はとにかく真っ直ぐだ。
 車が必要なら自動車学校に通うし、目的地のためにスキューバダイビングやロッククライミングも習うし、大学だって通う。清清しい。まったく汚い手を使わない(銀行の金って時点で汚いかもしれないけど 笑)。
 この主人公の潔い、びっくりするぐらいシンプルイズベストな行動力に、とにかく元気をもらえる。傑作じゃないだろうか。
あしたさん [DVD(邦画)] 9点(2009-10-22 20:14:10)(良:1票)
58.全篇、これもう適当!最高!ちゅーりっぷでえーす? 咲子ちゃんかわいい!!太めの木村多江えエー!!!!!!! (役名、”泳子”だって!?!)大笑い!


男ザンパノさん [DVD(邦画)] 9点(2009-04-20 23:27:15)(良:1票)
57.スケールのでかいんだか小さいんだか、壮絶にバカバカしい女一人のインディジョーンズ、ミッションインポッシブル的宝探し活劇コメディ。西田尚美嬢の顔芸と体の張りっぷりが素晴らしすぎる。面白すぎる。かなり笑えました。
コメディはここまでやってくんなきゃね。ラストもかっこええし。
人間目標を持って突き進めと。成せば成る気がしてきます。あっという間の出来事でした。
すべからさん [DVD(邦画)] 9点(2008-07-24 17:33:13)(笑:1票)
56.主人公の咲子が最高。これほど魅力的なキャラに仕上がったのは、矢口監督が西田尚美に心底惚れ込んでいるから。この作品ほど彼女の魅力を引き出した「PV」は他にないだろう。咲子のキャラ、西田尚美自身の魅力には文句のつけようもない。ただ、やはりこの手の作品は苦手というか、ガツンと感じるものが少ない。話の節々で納得いかないことが起こる度、ちょっと引いた目線で観てしまうようになる。場当たり的なコントの切り貼りよりも、ベタでも筋の通った王道の方が個人的には好ましい。つまりは「ひみつの花園」や「パルコフィクション」より、多少商業的と言われようとも「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」の方が個人的には好き。「ひみつ~」や「パルコ~」みたいなシュールなコメディこそ、矢口監督の魅力が遺憾なく発揮されてることは重々承知してはいるのですがね・・・
ピボーテさん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-11 00:51:35)(良:1票)
55.《ネタバレ》 映画では“お金”を求め過ぎると最後に落とし穴にはまる、という展開を良く目にする。それは“お金”に対しての主人公の欲が何処か薄汚く、時には悪質だったりする。だから天罰のような形だったり、「人生、そんなに上手く行かないよ」と言うような形で落とし穴にはめる。しかしこの映画の主人公は違う。咲子は、純粋な気持ちで“お金”を愛していた。お金の使い道に期待したり、夢や欲望を抱いたりする訳ではなく、ただ本当に純粋な気持ちで“お金”という紙切れを愛していた。だから咲子の心の中には“欲”はなく、その行為自体が本当に純粋で、それはまるで子供が海岸でキラキラ光る小石を集めるみたいに無邪気だった。だから危険性が感じられず、終始安心して見守る事が出来たのだった。そして咲子にとって5億円は通過点に過ぎず、言わば、更なる大金への踏み台でしかないのだ。だから咲子にとって求め過ぎの限界は無く、きっと咲子は死ぬまでお金を求め、探し続けるのだろう。そしてお金を手にする度に、誰も知らない“ひみつ”の場所に隠し続けるだろう。
ボビーさん 8点(2005-03-11 19:18:50)(良:1票)
54.《ネタバレ》 ただただ可笑しかったという記憶のみをたよりに、ほとんど忘れてしまったので再見。人形にスタントさせていたのは覚えてたけど、あらためて一つの発明ではないかと思います。周囲を振り回しながら、猪突猛進で目的に向かって進む彼女ですが、最後、計測機器がお亡くなりになって万策尽きたかと思われるところから、しかし五感で目的地がわかるというところがうまいと思いました。そういうもんだよ。こういう人は、なんかピンとくるんだよ。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2023-10-29 12:27:46)
53.カネのために惜しみなくカネを使い、目的達成のためにまっしぐらで努力も惜しまないという、あっけらかんとしたドライな潔さに何とも言えない爽快感がある。男性助手のスタンス・ポジションがよくわからなかったのだが、そういった主人公の魅力に次第に惹きこまれていったという事だろうか。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 7点(2020-08-21 13:40:20)
52.《ネタバレ》 主人公の行動力に周りも巻き込まれて行き、最後は目的を達します。テンポよく十分面白い映画です。人形が川を流れていくチープな画は笑えましたが、堤防上で測距儀を覗く姿等印象的な美しい画もありました。
クリプトポネさん [映画館(邦画)] 7点(2020-05-23 18:35:36)
51.予算が無かったようですが、それもイイ味になって居る気がしますね。
見ていて楽しかったです。主演の西田尚美さんのキャラクターに脱帽でした。
デミトリさん [インターネット(邦画)] 8点(2017-02-13 11:36:25)
50.《ネタバレ》 ここはもっと引っ張っても笑えるのにと思う部分もあったりして、全体として逆にいろいろ切り落としすぎではないかとも思うのだが、余計な贅肉がごちゃごちゃついているよりは遙かに好感が持てる。ライバルの女性(?)も最後は(期せずして)ハッピーになったりとか、天然無表情な主人公も実は最後にはきちんと挨拶ができるようになっていたりとか(逆にそこを強調しないのも良い)、細かいところの職人的こだわりも心地よい。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2016-01-02 00:15:49)
49.ストーリーはないに等しい映画なのに、テンポが良くて、なんだか妙に面白い作品。
ヒロイン演じる女優さんは、外見からしてちょっと不思議系が入っていて、ぶっ飛んだ女の子の役柄にはハマっていました。
ラストぐらいはもう少しじっくり見せてほしかったのだが、スラップスティック・コメディとしては終始一貫しており、これでよかったのかも……。
MAHITOさん [地上波(邦画)] 5点(2015-04-20 15:29:38)
48.《ネタバレ》 90年代特有のチープな邦画イメージが拭えない。
疾走感はあるものの、随所に強引な展開が見られ、その疾走感に乗り切れず終了。

肩の力を抜いて、しかも、リアルタイムで観られたならば、少しだけ評価は上がったかもしれない。

西田尚美の若い頃より、30代の頃の方が魅力的だと思う。
今はおばちゃんになっちゃったけど。
ハマリ役だと思うけれど、他の登場人物たちが、どうにもウザ過ぎる連中ばかりで、観ていて苛立ちも発生。
特に、利重剛のキャラは、チープな本作においてさえ、浮いている。

作品の主軸は、金そのものに執着する女。
こういう人って、男女を問わず、現実に沢山居るなぁ。
金は貯めたいけど、それは使いたいから貯めるし、金は使わないと、ただの紙切れだと思っている私には、そもそも価値観の合わない映画だった。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 4点(2015-02-02 00:40:49)
47.《ネタバレ》 女性版フォレストガンプでした。樹海に沈んだ五億円を引き上げるために、驚異の行動力で暴走するヒロイン。地質学を学ぶための大学入学から、運転免許取得、水泳教室、ロッククライミング。目的のためにまっしぐら。必要な機材なら高価であっても即購入。脇目や迷う暇はこれっぽちもありません。ただシンプルに目的達成のためにスキルアップしていくなかで、ほんのちょっぴり影響を受ける周囲の人々。そこに焦点を当てても良いのですが、この映画はあくまでヒロインの暴走がメイン。家族愛なんてのを絡ませたくなりますがそれもなし。ヒロインに惹かれる男もあくまで相手の片思いという形。こういう緩いコメディもたまに見ると元気づけられて良いものでした。
kirieさん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-20 01:02:34)
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【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 7.27点
000.00%
111.52%
200.00%
300.00%
411.52%
5913.64%
6710.61%
71827.27%
81319.70%
91218.18%
1057.58%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.71点 Review7人
2 ストーリー評価 7.22点 Review9人
3 鑑賞後の後味 7.55点 Review9人
4 音楽評価 7.00点 Review6人
5 感泣評価 4.75点 Review4人
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