ココナッツのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ココナッツ

[ココナッツ]
The Cocoanuts
1929年
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
コメディミュージカルモノクロ映画
新規登録(2004-08-06)【彦馬】さん
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監督ジョセフ・サントリー
ロバート・フローリー
キャストグルーチョ・マルクス(男優)ミスター・ハマー
チコ・マルクス(男優)チコ
ハーポ・マルクス(男優)ハーポ
ゼッポ・マルクス(男優)フロント係
マーガレット・デュモント(女優)ミセス・ポッター
メアリー・イートン(女優)ポリー・ポッター
オスカー・ショウ(男優)ボブ・アダムス
ケイ・フランシス(女優)ペネロピ
シリル・リング(男優)ハーベイ・イエーツ
ベイジル・ルイスディール(男優)ヘネシー刑事
脚本モリー・リスキンド(脚色)
撮影ジョージ・J・フォルシー〔撮影〕
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1.『我輩はカモである』で初めてマルクス兄弟に触れた時は、そのほとんど荒唐無稽で理不尽な破壊力に全身を散弾銃で打ち抜かれたような感覚を憶えたものですが、何作か見るうちに、その造形が素晴らしく調和と均衡のとれた美的感覚に裏打ちされたものであるかのように思えてきます。登場するだけで胡散臭さを撒き散らすグルーチョは、マルクス三男であるにもかかわらず長男に見えてしまうことからも、そこにいるだけで信頼を拒み何も寄せつけない美すら感じさせ、そのグルーチョが喋りまくるのとは対称に押し黙ったままのハーポが繰り広げるギャグと、両者を繋ぎとめるチコ、それを傍観するように存在感のないゼッポ、そこには互いの引力により見事に均衡が保たれた宇宙が見えてきます。このマルクス兄弟の銀幕デビュー作『ココナッツ』は舞台で鍛え上げられた演目であり、二つの部屋を介して三つの扉が開閉されるシークェンスは扉が叩く音のリズムを持って反復の美に昇華されていて、合間合間のレビューシーンはここから始まる彼らの映画宇宙旅行の幕開けを祝い成功を祈る祝祭の儀式として見る者を魅了するのであります。旅立ちに乾杯![LD(字幕)]
彦馬さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-03 12:09:17)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
1000.00%

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