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ポーリンの冒険

[ポーリンノボウケン]
The Perils of Pauline
1947年上映時間:93分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマコメディミュージカル伝記もの
新規登録(2004-11-17)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2004-11-29)【ぐるぐる】さん
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監督ジョージ・マーシャル〔監督〕
キャストベティ・ハットン(女優)パール・ホワイト
ジョン・ランド(1913生まれ)(男優)マイケル・フェリントン
ハンク・マン(男優)
ビリー・デ・ウルフ(男優)ティミー
チェスター・コンクリン(男優)
コンスタンス・コリアー(女優)ジュリア・ギブス
ウィリアム・デマレスト(男優)チャック
原作P・J・ウルフソン原案
脚本フランク・バトラー
P・J・ウルフソン
音楽ロバート・エメット・ドーラン
フランク・ローサー
撮影レイ・レナハン
特撮ゴードン・ジェニングス
美術ハンス・ドライヤー
衣装イーディス・ヘッド
あらすじ
仕立て屋で働くパール・ホワイトは、ふとした事から舞台女優のギブスと意気投合、彼女の所属する劇団に入る。しかし彼女の過剰な演技は舞台に合わず、退団。行き場を失った彼女を救ったのは当時最先端の大衆娯楽だった映画界。彼女は“連続活劇の女王”として、トップスターの座につくが・・・。
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3.《ネタバレ》 「雨に唄えば」(9点)と同じく、サイレント映画黎明期の舞台裏のゴタゴタを描いたバックステージもの。「雨に~」ほどメジャーでないのは、トーキーとサイレントの違いはあるものの、ポピュラーな曲や呼び物になるシーンがないせいかな?でもこれはこれで、鮮やかなテクニカラーといい、主演のベティ・ハットンの魅力満載で楽しめました。ベティ・ハットンという女優さんはこの後、「アニーよ銃をとれ」「地上最大のショウ」出演後、なぜかフォルモグラフィーがプツンと途切れてしまうんですよね。ドリス・デイに通じる、コメディセンスも充分感じられた才能豊かな女優さんだっただけに、この失速ぶりは不可解ですねぇ。何かあったのかな?
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-12-03 11:01:47)
2.《ネタバレ》 映画の本筋であるポーリンの半生と恋愛話のストーリーは特に面白いとは思えず、むしろ、彼女自身の強烈なキャラクターによる縫製工場の上司とのやり取りや、急にステージに立たされた時の度胸の良さなどの方が彼女の魅力が出ていて、見ているとスカッとして面白かったです。
連続活劇「ポーリンの冒険」のラストシーンがずらずらと出てくる場面があるのですが、本当にいろいろなタイプのピンチがあるんだなぁ~という感じで、映画の本筋とは関係ありませんがここは面白かったです。
一番好きなのが、舞台出身の役者がボソボソと台詞を喋っているところを監督が演技指導をし、そのお陰で期待以上に豪快な演技をカマしていたシーンですね。役者の登場シーンからしてインパクト絶大で、指導の前後で余りの驚愕の変貌に思わず吹き出してしまいました。
また、サイレント映画の撮影現場の雰囲気も知ることが出来たりと、“本筋以外では”なかなかに楽しい映画でした。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 6点(2011-04-17 02:30:14)
1.エンタテインメント、というか、ショウビジネスって、何か切ないな。一昔前の雑誌の芸能欄とかで、もう今じゃ誰も覚えていないような女の子が「ブレイク寸前の新人アイドル!」とか紹介されてるのを何かの機会で見ると、その人のその後の人生に思いを馳せちゃったりして何とも切なーい気分になることがあるんだけど(俺だけ?)、それに近い感じ。この作品に出てくる「連続活劇」というのは1910年代に流行った短いシリーズものの形式で、毎回ヒロインが危機的状況に陥って「さあ、果たして彼女の運命や如何に!?次回乞う御期待!」てな感じに終わる(当然助かるんだが)ものだったそうな。んで、映画のごくごく初期というのはどちらかというと「見世物」的要素も強く、そのため(作中にも登場するけれど)当時のプライドの高い演劇人の中には映画を軽んじている人も多かったらしい。ただ僕は、当時の大衆の熱気渦巻く映画館を想像すると、何だか羨ましいような気持ちになってしまう。パール・ホワイトの連続活劇にしても、きっと今見れば他愛もないものなんだろうけど、でもきっと「面白いものを作ってやる!みんなをびっくりさせてやる!」という、スタッフ・出演者の気概とか心意気みたいなものが制作現場にも作品にも満ちていたんだろうなーと、この作品を観ながら思うのです。ちなみに実際のパール・ホワイトは元々サーカスとかに出てたらしいので、この作品のエピソードは大体創作なのだと思うのだけれど、後半落ち目になってきた彼女がパリで自分の作品が上映されてるのを観るシーンは、何とも切ないのでした。しかし、この作品でパール・ホワイトを演じてたベティ・ハットンも可愛らしくて良かったけど、(DVD版でチラッと紹介される)本物のパール・ホワイトも凄くキュートなのだ。うーん、当時の大衆を熱狂させ、幼き日の淀川長治やジャン・ルノアールまでも虜にした(子供の頃のあだ名が二人とも“パール・ホワイト”だったそうな)という、オリジナルの“The Perils of Pauline”が、是非是非観てみたい。
ぐるぐるさん 8点(2004-11-18 15:23:59)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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