ポール・グリモー短編傑作集~ターニングテーブル~のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ポール・グリモー短編傑作集~ターニングテーブル~

[ポールグリモータンペンケッサクシュウターニングテーブル]
LA TABLE TOURNANTE
1988年上映時間:75分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
アニメオムニバス
新規登録(2005-06-07)【エスねこ】さん
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監督ポール・グリモー
ジャック・ドゥミ(実写パート)
キャストポール・グリモー(男優)本人
アヌーク・エーメ(女優)本人
あらすじ
フィルム缶を抱えて雪道を歩いてきたクマさん。雪に埋もれた小屋に入ると、あーら不思議、そこはグリモー・スタジオだったのです。ポール・グリモー監督になったクマさんは、アニメキャラたちのリクエストに応え、自作の製作してきたフィルムを次々と編集機へかけてミニミニ上映会を始めるのでした…不屈のアニメ作家ポール・グリモーのライフワークを俯瞰する、実写アニメ合成のオムニバス作品。
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【クチコミ・感想】

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2.黒い掃除人が良い。あの話好き。あ、やぶみにらみの暴君まだみてないや。
bokugatobuさん [DVD(吹替)] 7点(2005-09-25 11:21:40)
1.グリモー作品は、子供たちにわかりやすく明快なのが特徴。当然セリフは少なく、客を飽きさせないよう&テーマがハッキリするように人物設定や舞台設定に工夫が凝らされ、画面を見るだけで世界中の誰もが内容を理解する事ができます。それがこの頑固アニメーターを世界的に有名な映像作家へ押し上げ、多くの模倣作が生まれる事になった第一の要因でしょう。本作では多数のグリモー作品を並べて観る事で、彼の作品の持つ明快さ・単純さに気付かされます。それを理解できた上で最後に上映される『小さな兵隊』を観た時の感動はただ事ではありませんでした(単発で観てたらベタベタすぎてダメだったかも…)。子供に対する目線も明確。話が戦時のアニメ製作中断の件に及んで、子供から「戦争ってナニ?」と質問され、穏やかに、かつ即座に「その話はやめよう」と切り上げる気持ちのよさ。大人の世界と子供の世界の明確なボーダーが、彼の心に引かれている事を実感できる瞬間でした。同時に、彼の70年代作品ではそのボーダーが侵されてしまう事も実感できるのです。アニメが全世界的に迷走し、子供に対して優しい目線をキープしづらくなった現在、「アニメの原点はどうだったのか」「アニメーターは何を目指していたのか」がよくわかる作品だと思います。
エスねこさん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-07 20:09:40)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
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