信子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。 > english page

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ノ行
 > 信子の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

信子

[ノブコ]
1940年上映時間:91分
平均点:6.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2008-07-29)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2014-03-02)【ESPERANZA】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督清水宏(監督)
キャスト高峰三枝子(女優)小宮山信子
三浦光子(女優)細川頼子
岡村文子(女優)関口校長
森川まさみ(女優)保坂教頭
出雲八重子(女優)梅沢先生
松原操(女優)松原先生
忍節子(女優)手塚先生
吉川満子(女優)細川夫人
飯田蝶子(女優)お佳さん
三谷幸子(女優)チァー子さん
日守新一(男優)泥棒
奈良真養(男優)細川源十郎
高松栄子(女優)吉岡先生
原作獅子文六
脚本長瀬喜伴
音楽伊藤宣二
作詞西條八十「信子の歌」/「乙女の歌」
作曲伊藤宣二「信子の歌」
古関裕而「乙女の歌」
主題歌高峰三枝子「信子の歌」
松原操「乙女の歌」
撮影厚田雄春
配給松竹
編集浜村義康
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
4.夏目漱石ぼっちゃんの女性版スタイルをとりながら、痛快さでなくほのぼのとした人情味で綴るのはさすが小説家獅子文六。それを描くのが清水宏監督なのだから、物語の方向性は自ずと決まる。だが主人公の田舎から出てきた女性教師を、都会風の高峰三枝子が演ずるのがとても意外。女学校はこんなものだったかなと少し首をかしげるけど・・・。前半が特に音声が聞き取りにくかったけど字幕もついていたので安心して見られた。ところで大発見、高峯三枝子が女生徒細川頼子を演じた三浦光子より歳が下だったとは。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-25 06:17:01)
3.《ネタバレ》 素敵な作品です。今のように観せるだけの学園物が多い中、このようにハートフルな話を観せられると、泣いちゃったよ、俺。清水宏の力量もあるんだろうけど、こういう本来の人間を描いた映画を、再上映でもなんでも今の時代に再放映する必要あるんじゃないか?「お約束どおり」という言葉が大嫌いだ!人間のあり方は今も昔も変わらないはず。是非!こういう静かな学校映画をもう一度!たとえば最近の「桐島、部活やめるってよ」のような映画だったら、映画部の顧問の先生の頑張りようをもっと描いて、映画青年がまっすぐ感性を伸ばすなんて言う話もあるはず!今の学園物は「告白」のように生徒をワルにしすぎ!子供を恐れる今の学園映画は、子供を寂しくしてると思う。「おっぱいバレー」みたいな佳作もあるにはあるんだけど・・今の時代こそ、この映画のような愛を持った先生に焦点をあてた映画を創って欲しい!
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-17 11:18:40)
2.「坊っちゃん」の女性版であるけど(先生も生徒もほとんど女性)、東京と地方が入れ替わっている。夏目漱石では、維新の敗者であった直情の江戸っ子が、因習の地方に向かっていたわけだが、獅子文六のこれでは、直情の地方から軽佻浮薄・事なかれの東京に向かう。明治と昭和での地域世相の違いか。モダンな高峰三枝子に、「…ちゅうですけん」と九州方言を言わせるおかしみ。最初は国語教師のはずだったが、体育に回される。音楽の先生は松原操。問題児えい子さんがドラマを動かす。ハイキングのときいなくなるえい子さんをみんなで呼ぶところ、「え~子さ~ん」の反響、こういうところをタップリとる。最後のほうでもみんなが寄宿舎で「え~子さ~ん」と探し回るとこで、時間を充分にとる。緊張を持続させるためというのでもない。監督がこういう時間が好きなのだろう。人を心配する気持ちが満ちている空間・時間。心優しい監督なのだ。昔の映画は堂々と照れずに“明朗”をやれていいな。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-03-22 12:13:43)(良:1票)
1.木下恵介監督戦後の傑作『女の園』(10点)と、まるで表裏一体合わせ鏡みたいな作品です。『女の園』では向かうところ敵なし、おっかない高慢ちきな学生寮の寮母を憎々しげに演じていた高峰三枝子、若かりし彼女がここでも女学校の寮母を演じています。ただこちらでは田舎訛りの抜けない優しい信子先生役。あまりによく似た設定での役柄のギャップに、自分は思わず笑ってしまいました。この作品から、後年『女の園』で彼女を抜擢した木下監督も、相当底意地が悪いといおうか(笑)確か生徒役の岸恵子に「もっと愛情を持って私たちに接して下さい!」と涙ながらに訴えられていたのに、ここでは逆に「生徒には愛情を持たないといけないんです!」って他の先生に強く訴えてる・・・。何十年か経って、この清く正しく美しい信子先生があの五条先生や犬神松子に変貌してしまうなんて・・・ああぁぁ女っていうのは怖い・・・。DVDジャケットの宣伝通り、これは女先生版「坊ちゃん」ですね。清水監督らしさは、レクリエーションでの野外ピクニックシーンに良く出てました。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-02 14:06:49)(笑:1票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6375.00%
700.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS