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下女

[ゲジョ]
The Housemaid
(Hanyo)
1960年上映時間:108分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-10-20)
ドラマホラーサスペンスモノクロ映画犯罪もの
新規登録(2012-10-07)【にじばぶ】さん
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2.《ネタバレ》 告白を失敗した同僚に対して「愛は恥じゃない」と励ます女子トークに頼もしさを感じつつも、失敗し落ち込み動揺する女性が発する言葉は「相手は妻子持ちだから」という回答に、ああなるほどなあという思い。
そして違う女子が出現してからの妻子持ちと下女と家族全員を巻き込んでしまっての泥試合。子供だからといって容赦ナシ。いやあ、スゴイですこれ。

公開時は1960年です。時系列で例えるなら、日本であれば、ガス人間第一号だとか、ハリウッド製作のものであれば、サイコやアパートの鍵貸しますなどが公開されたそんな時代。当然、モノクロでありますが、今回、鑑賞出来たものは幸いにもデジタルリマスターされたものでして、まるで見辛さがなくクリアにされた綺麗な映像でした。こんな時代の韓国白黒ムービーとは貴重ではないのでしょうか。(ムービープラスさんありがとう)
さて、その内容たるや、恐るべし。
あの状況と時の経過を良きほうに解決するのは誰の発案であろうが時既に遅しで100パーセント無理な状態なわけでありまして、それでも日々続いてゆく泥試合。この時代に放たれたヒッチコックのサイコが未だに称賛されるのものであるのならば、こちらキム・ギヨンのリアルすぎて恐ろしいこのサスペンス、こちらも今さらながらではありますが、もっと称賛されてよいほどのものではないのかとさえ思えてきます。(事情により某国大嫌いなんですが、映画の質においては、一目置かざるを得ません。しかし、まさかこんな時代の韓国映画の出来の良さに頷かされてしまおうとは思いもよりませんでした。)
ただ、残念な思いとしては、ラストのオチの部分でありまして、両者相打ちで終わったのかと思いきや、エピローグにおいて、やはりこの男は下女を見下して終わる。そう、当然のように見下して終わる。そこが余計なところでしたね まあね、そこは見なかったことにしておこう。

階段一段降りて頭ゴン、また一段降りて頭ゴン、素晴らしすぎませんか この場面。寄せの絵も素晴らしいのですが、引きの絵もスゴイ。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-12-21 18:49:05)(良:1票)
1.《ネタバレ》 古臭さ満天の韓国映画なのだが、現代にも通ずる普遍的な男女間のテーマを扱っている。
韓国映画の古典的名作とあって、外れはなかった。

とにかく女性の恐ろしさと男の愚かさを徹底的に描いている。
ほんとにここまで怖い女性っているのか?と思ってしまうほどだ。
ある意味では、大人の映画と言えるだろう。

男は若いオンナが好きという、どうしても否定できない事実。
「男にとっての若いオンナは、飢えた虎の前の生肉」
という名ゼリフが飛び出す。
あまりに図星過ぎて、余計に飢えた状態になってしまった。

終始シリアス過ぎる展開でひっぱっておいて、ラストのオチはちょっと余計かな、と。
賛否は分かれるところだろうが、そのラストは置いておいても、名作には違いない。
にじばぶさん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-07 17:15:39)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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