首(2023)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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首(2023)

[クビ]
Kubi
2023年上映時間:131分
平均点:6.00 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-11-23) (公開中)
アクションドラマ時代劇歴史もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(2023-05-22)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-12-02)【イニシャルK】さん
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監督北野武
キャストビートたけし(男優)羽柴秀吉
西島秀俊(男優)明智光秀
加瀬亮(男優)織田信長
中村獅童(男優)難波茂助
木村祐一(男優)曽呂利新左衛門
遠藤憲一(男優)荒木村重
勝村政信(男優)斎藤利三
寺島進(男優)般若の佐兵衛
桐谷健太(男優)服部半蔵
浅野忠信(男優)黒田官兵衛
大森南朋(男優)羽柴秀長
六平直政(男優)安国寺恵瓊
大竹まこと(男優)間宮無聊
津田寛治(男優)為三
荒川良々(男優)清水宗治
寛一郎(男優)森蘭丸
小林薫(男優)徳川家康
岸部一徳(男優)千利休
矢島健一(男優)本多忠勝
堀部圭亮(男優)宇喜多忠家
中村育二(男優)滝川一益
仁科貴(男優)蜂須賀小六
柴田理恵(女優)マツ
日野陽仁(男優)茂助の父
劇団ひとり(男優)丁半博打の客
原作北野武「首」(KADOKAWA刊)
脚本北野武
音楽岩代太郎
撮影浜田毅(撮影監督)
製作KADOKAWA
配給東宝
KADOKAWA
特殊メイク江川悦子
美術江川悦子(特殊造型スーパーバイザー)
衣装黒澤和子(衣裳デザイナー)
編集北野武
太田義則
録音柴崎憲治(サウンドデザイナー)
照明高屋齋
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未見の方は注意願います!
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1
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16.KADOKAWA配給で北野監督が帰ってきた。映画館で見なければいけないに決まってる。
IMAXで着座。四方八方迫力満点である。
武軍団(映画version)の同窓会のような顔ぶれにこれまた悪の武将達。学校では教えてくれない織田信長、徳川家康、さらに明智光秀たちの黒い野望が交差する。
本能寺の変はありきたりな題材だが北野監督の世界観と見事に融合。コメディ要素の小ネタも挟みつつ腹黒い悪の限りでらしい作りだなと思いました。
ストーリーはある程度決まりきってるので正直賛否あるなって作品ですが堪能はできました。
mighty guardさん [映画館(邦画)] 6点(2024-02-24 21:47:25)
15.面白かったとは想うけど、もっと登場人物を絞った方が良かった気がする。十兵衛がイカれてるのすげー笑った。
センブリーヌさん [映画館(邦画)] 6点(2023-12-17 18:35:34)
14.■史劇とたけしが好きなので、これは観ないと!!
■総じて満足だったけど、加瀬亮の怪演は確かに怪演なのだけど、とても尾張半国から天下人に上り詰めた才能の持ち主には見えない。あれじゃ十三人の刺客の松平斉韶の上位互換レベル。もうちょい稀代の風雲児信長としての才覚や風格を描いて、説得力を持たせてほしかった。歴史ファンとしては。
■あと、特に中盤の中村獅童の旅のパートなど、時空が圧縮されてる表現が何か所かあって、それが気になった。あれはただの簡略化なのか、もうちょっと別の意図があるのか。
■音楽があまりに平板かつありきたりで、岩代太郎ならもっとやれるはずなのだが…。鈴木慶一の方がはまったと思う。
麦酒男爵さん [映画館(邦画)] 6点(2023-12-03 21:16:05)
13.“可っ笑しい”映画だった。
豪華キャストと巨額を投じて、とことんまで「戦国時代」という時代性と概念をシニカルに馬鹿にし、下世話に表現しつくした北野武らしい映画だったと思う。
鑑賞前までは正直なところ失敗作なのではという危惧が無くはなかったけれど、北野武監督が描くに相応しい意義のある娯楽作品だった。

冒頭、川のせせらぎに放置された無数の武者の死屍累々。その中の一つの“首なし”死体の中から蟹がもぞもぞと出てくる。何とも悍ましいそのファーストカットが、本作のテーマである人間たちの権力争いの無情さと愚かさ、そして残酷さを如実に表していた。
そこから先は、まさに「首」というタイトルを踏襲するように、“打首”のオンパレード。織田信長を筆頭とする戦国の世の支配者層から、農民上がりの底辺の歩兵に至るまで、ありとあらゆる立場の人間が、互いの“首”を巡り謀略と残虐の限りを尽くしていく。

描き出される浮世には、もはや正義だとか、良識などという言葉は存在すらしない。
武将に限らず、市中の平民、山間の農民に至るまで、ほとんどすべての人間は悪意と強欲に埋め尽くされている。
その様を傍らで見つつ、自分自身も戦乱の中で野望を抱えて暗躍する抜け忍(芸人志望)の、曽呂利(演 木村祐一)という役どころこそが、北野武本人の代弁者だったのだろう。
彼が映画の終盤で思わず呟く「阿呆ばっかりか」という一言は、劇中の戦国時代のみならず、あらゆる欲望が渦巻き続ける人の世に対する諦観だった。

映画全体の絶対的な暴力性、人間の本質に対する虚無感と脱力感、そしてそこに挟み込まれるオフビートな乾いたコメディ描写は、やはり“北野武映画”らしく、興味深い世界観を構築していた。
織田信長、羽柴秀吉、徳川家康らが揃い踏む戦国時代を描いた映画ではあるが、いわゆる「史劇」として描き出すのではなく、まくまでも戦乱の世とそこに巣食った人間たちをモチーフにした狂騒劇として、想像性をふんだんに織り交ぜて構築されたエンターテインメントだったとも思う。

最後“2つの首”を並べて、泥と血に塗れて汚らしい首の方を忌々しく蹴り飛ばす羽柴秀吉(演 ビートたけし)の身も蓋もない言動は、本作が描き出す皮肉の到達点であり、ラストカットとしてあまりに相応しい。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 8点(2023-12-02 12:20:02)(良:1票)
12.《ネタバレ》 久しぶりに映画館でキタノ映画を観ましたが、僕的には、すんげー面白かったです。たぶん、ちょっと現代チックなニュアンスがある戦国時代の描き方が好きなのかも。あと、エグイ描写とコントが同居してる感とか、みんなどっか狂ってる感とか、姫とかの女性が一切出てこないとことか、信長との男色関係の中にある主従を超えた狂った関係性とか、色々新鮮で観てて飽きません。影武者ばっかで絶対死なない家康とか、妖怪としか思えない不気味な光源坊とか、ビートたけしそのものの秀吉とか、飄々としてる曽呂利とか、各キャラも多彩で面白みがあって、世界観にどっぷりつかれました。ちなみに一緒に観に行った嫁さんも総じて面白かったそうですが、彼女はレジェンド&バタフライも観に行ってて、キムタクの信長と、今回の加瀬亮の信長像のあまりにものギャップにちょっと戸惑ってたみたいです。僕は、この映画の信長像の方がイメージに近いかも。
なにわ君さん [映画館(邦画)] 10点(2023-11-30 22:44:56)
11.《ネタバレ》 原作未読。日本人ならほぼ誰でも知っていると思われる戦国武将たちと本能寺の変のたけし流解釈だったわけですが、さまざまな説がある話だし男色も描かれているので見る人を選びそうですね。「なるべく情報を入れずに観よう」というタイプの方は面を食らうかも知れません。私はそのタイプなので「そうきたか」と思いましたがオッサンが乳繰り合う絵面は見苦しかったな。有名所を使いまくってるしアドリブと思わせるシーンも多くカメラワークや演出もコントみたいなので余計滑稽にも見えた。なので信長の狂気っぷりも凄味を感じないしイマイチ弱かった気がする。あの最後は蘭丸に恋い焦がれていた弥助みたいな図式があれば良かった気もしますが面白い解釈だなと思いました。史実では消息一切不明ですけど不思議な存在でしたね弥助。 たけし秀吉は年を取り過ぎだし、両脇に手下を侍らせて陣取って『たけし城』みたいな緩い演技のボケツッコミのやり取りでコントみたいだったのが残念。たけしは良いと思ってるんでしょうけどこの手の演出は賛否両論でしょうね。よく関係者から「出演してくれと頼まれる」と語ってますが、もう主要キャラは厳しいし初期のシャマラン程度にモブキャラで良いんじゃないかなと思いました。 映像はキレイでロケーションが抜群だったし衣装デザインや美術は凄く良かったけど、そういうとこが気になりましたね。実在した戦国武将モノはそれぞれに思い入れのある人も多いでしょうし難しいですね。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-29 22:41:59)
10.《ネタバレ》 構想30年(長い)。
歴史ドラマの背景に男色を出すのは大島渚監督の影響あり?
本能寺の変は男色による男の嫉妬が原因で、壮大な痴話げんかの結果であったという流れなら、それはそれでフィクションとしてありだと思うが、結局は単に跡目争いの果て(パワハラ受けても我慢していたのに、俺じゃないんかい!)というのはいかにもで、あらあらでした。
光秀も秀吉のあんな口車に簡単に乗っかってしまうとはあまりにもお粗末(な脚本)。コントか!
劇中のたけしとその仲間たちによる寒いギャグ(グタグタ感のあるアドリブ)もただのTV的な悪ふざけでしかなく面白くもない。
そもそも本編が始まって早々に信長が「村重には役不足だから・・・」と言ったけど、それを言うなら「力不足」でしょ。誰も台本チェックしないの?誰もたけしにモノが言えないの?と、そこが気になって仕方なかった。ちょっとがっかりでした。
ただ、ラストの締め方(オチ)はさすがでした。
リニアさん [映画館(邦画)] 4点(2023-11-27 23:14:47)
9.《ネタバレ》 笑いどころは良いのですが信長うるさすぎ。
男色が本能寺の理由という発想は面白かったけど、最後まで物語には入り込めませんでした。
東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-26 21:21:29)
8.《ネタバレ》 10年ぶりの映画館、観たいものは観れたけど、たしかにストーリーについては宣伝では言及してなかったよね。
最後まで、いろんなシーンを楽しみながら観られたけど、ストーリーの骨格が掴めなかったなぁ。
史実は史実として、解釈を加えてるなら、それなりに筋を描いてくれないと、ちょっとツライ。

ま、久々、映画館にお金を落として、少しは気分が良かったのもたしか。
とはいえ、劇場に置いてあるチラシや、上映前の予告編を観てても、次劇場に来るのはいつになることやら、でした。
ろにまささん [映画館(邦画)] 6点(2023-11-26 13:23:06)
7.《ネタバレ》 アウトレイジの作風で本能寺の変前後を描くというのですから、退屈するはずがない。今回特に目を引く要素が武将同士の男色ですが、歴史を動かしたのは男性間の愛情や嫉妬という解釈もありと思わせるもので納得できました。ただ、三角関係の一角である荒木が崖から捨てられて終わりなのは残念。もっと決定的役割を与えられなかったものか。そして一番の問題は信長の書状。あれだけで本能寺の変起こってしまいますよね、男色関係なくなってない?とプロットに疑問を感じました。
次郎丸三郎さん [映画館(邦画)] 7点(2023-11-26 09:58:42)
6.《ネタバレ》 あの北野武監督が戦国時代を、それも本能寺の変を映画化って、そりゃもう個人的な期待値はうなぎ登りでした。で、見終わって思ったのは、「その男、凶暴につき」や「アウトレイジ」のようなインパクトや衝撃があまりなかったな~...でした。もの凄いものを見せてくれる!そう思っていたのですが、なんていうか目を背けたくなるような北野流の痛々しいシーンは、結局あの予告編で見ていた刀饅頭だけ。あとはごく普通の殺陣。首を切るシーンはもうCGてわかっちゃうレベル。かなり期待していただけにちょっと消化不良でした。

信長役の加瀬亮さんはめっちゃハマっていた。すごく良かった。ただあんなイカれた人にそこまで忠誠を誓うかな?とも。そこまでブッ飛んでました。加瀬さん良い仕事してました。

「本能寺の変」がこの映画のクライマックスで見せ場かと思っていたら意外にもアッサリしていて、結局この映画にはクライマックス的なものは存在しないということに気付いてビックリ!あと結局誰が主役なのかもわからんかった。というか主役っていう括りもないのかな。クライマックスも主役もない、なんて型破りな映画。

北野監督の「暴力」よりもどちらかといえば、ビートたけしの「皮肉」の味付けの方が多かったかな。特に信長が、黒人の弥助に首を斬られちゃうとこは笑っちゃいました。あと、清水宗治が船上で切腹している目の前で、入城してくることなくとっととその場から足早に去っていく秀吉軍とこもウケた。映画の題名が「首」なのに一番最後の台詞が「首なんて関係ねえーんだよ!」とは...ははは(笑)

あ!そっか!この映画、北野武監督作品じゃなくって、ビートたけし監督作品として観れば、納得なわけか(;´∀`)
Dream kerokeroさん [映画館(邦画)] 6点(2023-11-25 14:38:51)
5.首が飛ぶ飛ぶ。無常感はあるな。
倫理観とかコンプライアンスが厳しくなった今の世の中だけど、
北野監督の同じようなアウトレイジみたいな作品好むのかね。
全員悪役で、反面教師のような映画、
殺すシーンだけは心に残る癖のあるいつもの北野作品。
ただ、私はもう一度見たいとは思わない。
SHOGOさん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-25 07:58:44)
4.《ネタバレ》 北野武監督による時代劇バイオレンス。舞台は本能寺の変。ぴょんぴょん首が飛ぶ。ボーイズラブシーンはあかんぞ、減点やな。ストーリーもやや難ありか。だけど、もう一度観る。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 6点(2023-11-25 04:08:36)
3.《ネタバレ》  日本人なら誰でも知るストーリーの本能寺の変。
 そこに新たな1本を投げかけるなら、何か新しい切り口が欲しいところ。
 結局、北野監督は良くも悪くもバイオレンスなのか…。
 男色多いけど、利家は?
ぶん☆さん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-24 23:30:18)
2.<原作未読>多くの作家を惹きつけてやまない「本能寺の変」。北野武監督はボーイズ、、ではないおじさんたちのラブを盛り込んで愛憎劇として一連の出来事を描いた。それ自体には良いも悪いもないんだけど、映画としては盛り上がりに欠けた印象だ。ここが山というところがないし、群像劇が陥りがちな散漫なストーリー、大河ドラマへのアンチテーゼとした人物設定もイマイチ嵌まらなかった。合戦シーンにしてもお金をかけたのは分かるが、どちらに感情移入するでもないんで高揚感の類は得られないし、無駄にグロいにもどうかと…。秀吉、秀長、官兵衛のアドリブっぽいやりとりでクスリと笑えたり、首というタイトルを回収したラストなど良かった点も思い出されないわけではないが、採点としてはこんなところでご勘弁を。
リーム555さん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-24 21:38:59)
1.描かれている内容が大きいので登場人物が多くなるのはやむを得ない。
俳優もそれぞれいい芝居をしていたと思う。それでも内容が散漫に見えるのは演出の問題なのか。
北野監督の力が落ちたのかどうかはよくわからない。ただ、以前、見せていた作品の魅力がこの映画にはないような気がする。
海牛大夫さん [映画館(邦画)] 6点(2023-11-24 17:05:19)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.25%
5531.25%
6743.75%
716.25%
816.25%
900.00%
1016.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 3.00点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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