PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星(TVM)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星(TVM)

[プラネットオブザシャークスサメノワクセイ]
Planet of the Sharks
2016年上映時間:90分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-01-14)
アクションホラーSFTV映画パニックもの
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タイトル情報更新(2023-11-05)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督マーク・アトキンス
脚本マーク・アトキンス
撮影マーク・アトキンス
製作デヴィッド・マイケル・ラット
アサイラム
あらすじ
近未来の地球。温暖化による海面上昇により地表の98%は水没してしまい、生き残った人類は海上に浮かぶ基地や集落、あるいは船の上で細々と生活していた。しかし、海水温の上昇でエサを失いつつあったサメたちが、そんな海上で暮らす人間たちを捕食し始めていた。そして、大群をなし組織的に行動するサメたちにはある秘密が隠されていたのだ。果たして人類は、最早地球の支配者となったサメの脅威を消し去ることが出来るのか? 「シャークネード」シリーズで知られる映画製作会社アサイラムが贈る、近未来の地球を舞台に描いたSFサメパニックアクション。
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1.《ネタバレ》 一見すると(既視感は脇に置いておくとして)ビジュアル的にはかなり頑張って作られていると思います。

海水温の上昇でプランクトンが死滅し、捕食する魚類が激減、結果海の食物連鎖の頂点に立つサメはエサ不足から人間を襲うようになる。氷河が全て融けて地球上の98%が海水に覆われるのかどうかは諸説ありそうですが、一応理に適っているかのように感じさせてくれます。サメたちのビジュアルも過去のサメ映画と比較して遜色はないと思います。使い回し感も然程感じることなく鑑賞できます。

つまりお膳立てはまずまずということです。が、そこはやはり低予算作品ならではの弱みと言いますか、じっくり見て行くといろいろ思い至ってしまいます。

深い海の上を泳いでいるはずなのに、どう見ても浅瀬で四つん這いになって泳ぐふりしているのがマル分かりだったり、カットの始まり部分で台詞の語り出しに微妙な間があったり、要は演出上の粗と言いましょうか。それでOK出すなよ、みたいな。

他にも脚本の問題なのかそもそものプロットの問題なのか、リーダーの博士が自己主張が強烈で人の話に全然耳を貸さない独裁者で感情移入出来なかったりとか、ロケットでCO2の削減装置?を打ち上げてたった半年で完全に水没してた自由の女神が上半身出すほど海面が下がるか?とか、そもそも世界観が狭過ぎて、いくら地球全体が水で覆われてるとは言えアメリカ以外の研究施設だって残ってるだろうに他との調整なしにたった1基しかないロケット打ち上げるか?しかもサメ電源で、とか。気になる点は多々あります。

そして、サメ映画としてのメインであるところの母ザメの正体がイマイチ不明瞭です。突然変異なんでしょうけれど、そこは「ありき」で話が進んで行きます。いきなり進化はないだろうに。

予想外の設定で驚かせてくれるある意味見応えのある作品ですが、あまりに緊張感が薄くシリアスなのかコメディなのかどういうスタンスをもって臨むべきか迷ってしまう作品。でも、結構好きなので甘めの6点献上です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-09-11 11:23:49)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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