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サンセット

[サンセット]
Sunset
(Napszallta)
2018年ハンガリー上映時間:142分
平均点:4.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-03-15)
ドラマミステリー歴史もの
新規登録(2023-10-19)【Cinecdocke】さん
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監督ネメシュ・ラースロー
脚本ネメシュ・ラースロー
配給ファインフィルムズ
あらすじ
1913年、ハプスブルク家が統治するオーストリア=ハンガリー帝国。 両親が遺した王族貴族御用達の帽子店で働くためにブダペストを訪れたイリスだったが、現在のオーナーから冷たい対応をされて不採用に。その夜、宿で男に襲われかけた際、今まで知らなかった兄の存在と帽子店の"ある噂"を聞くことになり…。『サウルの息子』のネメシュ・ラースローによる、帝国末期の歴史の闇を描いたミステリー。
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1.《ネタバレ》 監督は前作の成功体験で味を占めたのか、情報を遮断されたヒロインの一人称で
帝国末期の閉塞感と混沌を描く試みは見事に失敗している。
登場人物たちの思わせぶりな台詞と一向に進まない展開、消化不良のまま残る謎など、
ひたすらヒロインに寄り添う撮り方が本作の舞台とミスマッチ。
ホロコーストという強烈な舞台装置があった『サウルの息子』はその焦らし方が効果的だっただけに、
監督のメッキが剥がれた形だ。

難解と言えば聞こえが良いが、逆に言えば「何を描きたい?」とも言いたくはなる。
歴史の闇を描きたいのか、激動の時代を生きようとするヒロインの強さを描きたいのか。
ヒロインが何を考えて行動しているのか分からず、妄想も幻覚も入り混じり、
最後は第一次世界大戦に兵士として従軍している。
帽子店が存続のため貴族に女性従業員を捧げている、性奴隷を匂わせる嫌悪を見るに、
彼女も過去に似た被害を受け、女性の殻を脱ぎ捨て、兄から憑依されるように同化したと解釈できるが。

当時のハンガリー史を知っていること前提。
帽子店を訪れた皇太子夫妻が翌年どうなったかは言うまでもない。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 4点(2023-10-19 22:19:15)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 4.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
41100.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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