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果てなき船路

[ハテナキフナジ]
The Long Voyage Home
1940年上映時間:105分
平均点:7.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
新規登録(2003-06-02)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-02-03)【S&S】さん
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監督ジョン・フォード
キャストジョン・ウェイン(男優)オルセン
トーマス・ミッチェル[1892年・男優](男優)ドリスコル
バリー・フィッツジェラルド(男優)コッキー
イアン・ハンター(男優)スミッティ
ウォード・ボンド(男優)ヤンク
ミルドレッド・ナトウィック(女優)フリーダ
脚本ダドリー・ニコルズ
音楽リチャード・ヘイグマン
撮影グレッグ・トーランド
製作ウォルター・ウェンジャー(ノン・クレジット)
ジョン・フォード
録音トーマス・T・モールトン
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 出港するまでが長い。沖に出てからの激しい嵐は確かに迫力があって目を見張るものがありますが、そのすぐ後の病人を看病するシーンもこれまたやたらと長い。
停泊している時は船上からの主観ショットなどで状況を提示するなどといった工夫もなく、ただ街からの喧騒を聞かせるのみという安易な方法に逃げていた感があり、話に面白味がないばかりか、話が一向に進まず、全体を通して退屈極まりない印象のみの映画だったと思いました。
また、空から襲われるのはいいとして、敵機を画面上に一度も見せないのは不自然極まりないですし、受けた銃弾の間隔が狭すぎるのも空から撃ってきたようにはとても見えずリアリティを欠いているために当然迫力なんぞは皆無であり、船が爆破されるかもしれないというスリルは海中のプランクトンほども感じられなかったのが痛い。何のために爆薬を積んでいるのか??
上陸しても、ローポジションを多用するカメラワークや濡れた石畳ばかりが前面に出るのみで、酒場でもジョン・ウェイン扮するオルセンを陥れようとする意図は場の雰囲気から察してあげられることは出来るものの、脚本の拙さ故なのか、その場に張り詰めるはずの緊張感も限りなくゼロに近い弛緩した雰囲気のみが記憶に残ってしまいます。
何故、ジョン・ウェインの見せ場を後半にしか出さなかったのか?何故、ジョン・フォードがこんな駄作を作ったのか?
いくら考えても自分にはわかりません。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 4点(2014-07-20 13:03:39)
2.《ネタバレ》 ジョン・ウェインとジョン・フォードのコンビ作なのに、全くジョン・ウェインの映画らしくない乗船員たちの「果てなき船路」を追った素晴らしい作品。モノクロが船員たちの心の闇を表現してたり背景とかセットだったりから低予算な感じがプンプンするけど撮影アングルが上手すぎるお陰でそれが返って陸に降りれない船員たちの残酷さを上手く表現できてるように思えます。一見地味ではあるものの戦時中いつ自分たちが国に帰れるかいつ自分が死ぬか全く分からない戦争に動かされまくってる船もあったということを考えるとホント怖いです。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-23 15:40:46)
1.辛く苦しく終わりのない船上労働者たちの、暗くて救いのない物語ではありますが、室内(船内)に斜めに差し込む光が、観る者の心にどこか「救い」を感じさせてくれます。  本作では、「映画の神様」ジョン・フォードならではの、ドイツ表現主義とは一線を画した光と影の妙、いわば"一条の光"(どん底の中に生まれ出でる微かな希望)をスクリーンに映し出して秀逸かつ心憎い演出が存分に堪能できますです、ハイ。
なるせたろうさん 10点(2003-06-20 23:30:35)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
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100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
9133.33%
10133.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1940年 13回
作品賞 候補(ノミネート) 
撮影賞グレッグ・トーランド候補(ノミネート)白黒
作曲賞(ドラマ)リチャード・ヘイグマン候補(ノミネート) 
音響効果賞トーマス・T・モールトン候補(ノミネート)(特殊効果賞として)
脚色賞ダドリー・ニコルズ候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

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