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歌っているのはだれ?

[ウタッテイルノハダレ]
Ko to Tamo peva
1980年ユーゴ
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2004-01-18)【fero】さん
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あらすじ
ドイツによるユーゴスラビア侵攻の前日、そんなことは知らない人々がベオグラード行きのバスを待っている。アコーディオンを持ったジプシー兄弟、オーディションを受けに行く男性歌手、咳こんでいる病人、息子に会いに行く元軍人、銃を持った猟師などだ。バスはひどく遅れている。猟師は一つ先のバス停まで歩くと言いはじめた。さらに待つと、遠くからひどいオンボロバスがやってきた。モクモクと煙を吐いて、今にも壊れそうなバス。次のバス停で新婚カップルが乗り込んできた。ベオグラードまで無事にバスはたどり着くことができるのか?
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2.《ネタバレ》 いろいろな人が乗り合わせてバスは行く、いうよくある設定だけど、よくある映画にはなってない。非凡。このバス、親父が絶対権力者として君臨し(他の乗客は諦めている)、軍隊やらテロリストやらが絡んできたり、ジプシーや喀血男が心理的に排斥されていったり、政治風刺的にも見えるが(1941年セルビアからベオグラードにバスは向かっている、ってのはドイツ侵攻とかち合うとピンと来るらしいんだけど)、そう見ちゃうよりブニュエル的コメディと思いたい。回り道をすると、なぜか道を耕している、とか、紳士が落下して泳いで帰ってくる、とか自由奔放(追放された猟男も再登場するんだったっけ? 常に乗客を回収するバスだ)。こういう自由さがドイツの侵攻という歴史と吊り合っていたのかもしれん。川辺での宴はラストを知ってから思い返すと哀切。運転手青年の笑顔が忘れられませんなあ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-27 09:56:54)
1.《ネタバレ》 ユーゴスラビアなんて白地図渡されて「どこ?」と言われてもわかんないような国の映画が、この日本でちゃんと日本語字幕がついて観れるんだからダメ作品のわきゃないだろうというしごく最もな理由で観た映画。本当に何語かわかんないですが(セルビア語?)、邦訳された方お疲れ様です。貴方の努力が、我々を楽しませています。さて、この映画なんですが、テープやカメラなどからくるだろうハード面の悪さは別として、悪くないです。まず、ジプシーのキャラがいいです。彼の十八番の歌を繰り返し繰り返し聴く事によって、なんだか寂しい気持になってきます。しかも耳に残る。彼の寂しげな目も良し。各キャラクターがすごくキャラクターを持っていて、観ていて笑ってしまうようなシーンがたくさんあります。そしてブラックユーモア。その鋭いセンスにビックリします。紳士が川に落ちるシーンなんて、「え!?」と思うこと間違いなしです。最後の結末も、あっさりとしていて毒があって、さらにシビア。全体が短くまとまっていることも好印象です。ユーゴスラビアという未知の国を、この映画で体験してみるのもいいかと。
feroさん 7点(2004-01-19 04:30:15)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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200.00%
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400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
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