カオス・シチリア物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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カオス・シチリア物語

[カオスシチリアモノガタリ]
Kaos
1984年
平均点:8.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマコメディファンタジーオムニバス
新規登録(2004-02-26)【パキちゃん】さん
タイトル情報更新(2004-02-27)【パキちゃん】さん
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監督パオロ・タヴィアーニ
ヴィットリオ・タヴィアーニ
キャストオメロ・アントヌッティ(男優)
クラウディオ・ビガリ(男優)
マルガリータ・ロサーノ(女優)
脚本パオロ・タヴィアーニ
ヴィットリオ・タヴィアーニ
音楽ニコラ・ピオヴァーニ
撮影ジュゼッペ・ランチ
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3.この映画のメモは私のノート4ページに渡って記されている。当日に書けたのは第ニ話までで、その翌日に第四話・エピローグまでを何とか記している。上映時間よりかかったか。それほど記憶にとどめておきたい作品だった。オムニバスなの。鈴をつけたカラスが飛びながら目にした物語、という趣向で、そのイマジネーションだけでまいっちゃう。私が思うにイタリア映画黄金期の最後を飾る名作だったと思う。汚い字を読み返すだけでも大変なので、いちいちには触れない。四つの物語は「定住と自由」といったテーマで括れそうで、4「レクイエム」の土地からも、やがて1に登場するようなアメリカへ向かう者が出てくるだろうし、彼らの前身は3「甕」の農民たちだったかも知れず、2「月の病い」の妻が1「もう一人の息子」の狂女になってもおかしくない(3だけスタイルが変わっていて民話的、第三楽章ということでスケルツォに相当するのか)。その編み込まれた感じが全体を豊かな世界にしている。私が好きなイタリア映画の味って、こういうのなんだと深く納得したのであった。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 9点(2013-04-27 09:58:27)
2.冒頭で鈴を付けて大空に放たれる1羽のカラス。青空の中、シチリアの上空を飛び回るカラスの眼下に見えてくる岩がむき出しになった険しい山々に乾いた風景、古代遺跡、家々も見える。そして遠くに広がる海。風景、自然、歴史・・・本作の舞台であるシチリアを見る者に提示するプロローグの映像から作品の世界に引き込まれます。そこに描かれるシチリアに生きる人々の物語。時には悲しく時にはコミカルに。親子、夫婦、そして今は亡き人とのつながりが描かれていく。どの話も手抜きが無く、風景も音楽も美しい。3時間越えの長編ですが、全く長さを感じさせない。80年代、タヴィアーニ兄弟の全盛期。本作も素晴らしい作品です。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-12 00:12:07)
1.ノーベル賞受賞作家ピランデッロの短編を元にした、豊かで雄大なオムニバス形式のシチリア寓話。カラスの首につけた鈴が響いて話を繋いでいくのがいい。タビアーニ兄弟の映画でよく見かける俳優たちが名優揃いでみんな巧いんだなこれが。甕のおじさん最高。
mimiさん [映画館(字幕)] 8点(2004-10-16 03:46:40)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.33点
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200.00%
300.00%
400.00%
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600.00%
700.00%
8266.67%
9133.33%
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