41. きっと地上には満天の星
《ネタバレ》 このような地下生活者が実在するのは初耳。 母と5歳の娘の関係が良好だったのが救いではありますが、反面、最後の母の決断は娘からすれば「捨てられた」思いしかないのでは。地下鉄シーンの間延び感が残念。 やるせなさに溜息が出た作品です。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-16 00:38:03) |
42. 禁断の惑星
ウォルター・ピジョンの存在感(+2点)以外印象に残らない。展開も演出も中途半端で興に乗れない。結末にも「終わりましたか、そうですか」何の感慨もない。水臭い、作品。 [DVD(字幕)] 5点(2021-04-10 09:40:47) |
43. ギルダ
《ネタバレ》 妖艶なリタ・ヘイワースには見惚れるものの、吐かれる台詞が何とも薄っぺらく、同じようなグレン・フォードとのやり取りに興に乗れません。マンスン再登場にのみ期待を残して観続けた果ての結末に「何じゃこりゃ」ベン・ヘクトらしからぬ駄脚本に残念さを噛みしめております。 [DVD(字幕)] 5点(2021-01-10 13:43:02) |
44. 帰郷(1978)
ジョン・ヴォイトとジェーン・フォンダの不倫物語。夫として軍人として立つ瀬のないブルース・ダーンがあまりにも憐れ。どこか居直った感のある妻と人妻を寝取った男の反戦メッセージを醒めた思いで見る。 [DVD(字幕)] 5点(2017-12-08 16:00:29) |
45. キラー・エリート(2011)
ど突き合い、撃ち合いの渋さはなかなかのものですが、ストーリーは2日経過して忘れました。お目当てのデ・ニーロの健在ぶりにホッとし、彼に歳相応のアクションをさせている製作者に好感が持てました。 [DVD(字幕)] 5点(2012-11-03 23:21:33) |
46. 疑惑の影(1943)
叔父は何時本性を剥き出しにするのか、姪の命運は。そこそこハラハラさせられました。ヒッチコック作品であったと本サイトで知り、納得するやら物足りなさを感じるやら。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-20 14:21:22) |
47. 恐怖のメロディ
展開は見え見えでしたが、イーストウッドを苦しめるストーカー女の圧倒的な存在感が光ります。さすがに度が過ぎてはいますが、尻軽男がお灸をすえられている部分は自業自得であり、怨念と憎悪と恐怖の三つ巴の戦いに胸が高鳴ったのですが、あてが外れました。 淡白に過ぎるクライマックスでした。 [DVD(字幕)] 5点(2009-09-20 21:36:27) |
48. キャッツ&ドッグス
猫といえども悪の魅力を感じたかったのですが、大層な悪巧みを企んでいる割には、知性のカケラもないキャラクターは物足りません。ハイテク機器、組織力はこの物語では猫にこそ必要だった気がします。脚本はサッサと仕上げたという感じですが、観て楽しめる部分は結構あり、続編が観たいです。小学生の頃、飼っていた白い犬に眉毛を描いたところ、物凄く表情が豊かになって驚いた事、親にえらく叱られた事を思い出しました。 5点(2004-12-14 08:38:38)(笑:2票) (良:1票) |
49. 逆転のトライアングル
序盤は何が言いたいのか分からずリタイア寸前。 客船、無人島と舞台が移るにつれ、何となく分かってきてどうにかこうにか完走。 常軌を逸した薄汚いシーンはハナシに何の必要があったのか不快さしかありません。 人間皆平等主義は脳天気であって格差はあってしかるべき、ただ、日常において比べるのは他人ではなく、 昨日の自分、過去の自分かと思っているので、お話的にも退屈でした。 [DVD(字幕)] 4点(2024-01-08 02:17:53)(良:1票) |
50. Q&A
《ネタバレ》 キャスティングがイマイチ。黒幕に違いないと思えるパトリック・オニール、極悪模様がおなかいっぱいのニック・ノルティ、薄過ぎる存在感のティモシー・ハットン。三者の絡みにまるで盛り上がれず。やっつけ仕事のような結末に呆気にとられているところ、ナンシーに未練たらたらのライリーの「ボクはたたかってみせる!」に「アホか・・・・(自粛)」ズッコケました。 社会派巨匠作品に寄せた期待は空振りに終わりました。 [DVD(字幕)] 4点(2023-10-28 14:47:01) |
51. 去年の夏 突然に
《ネタバレ》 序盤、キャサリン・ヘプバーンがモンゴメリー・クリフト相手に戯言を喋り散らかすシーンの長いことといったら。寝落ち寸前でやっとこさエリザベス・テイラーが登場してセバスチャンは何故死んだかに向かって話が動き出す。近親相姦、同性愛はあり得るものの、子供達の襲撃は意味不明。タブーに切り込んでみたけれど空回り感の強い凡作。 モンゴメリー・クリフト老けたなぁ、覇気無いなぁ。アルコール依存と薬物濫用で降板させられるところを、親友のエリザベス・テイラーが彼無しなら私も降りるとごり押ししたそうで1へぇ。 [DVD(字幕)] 4点(2023-06-03 00:42:31) |
52. キングの報酬
業界ナンバーワンの選挙コンサルタントを演じるのが大の苦手なリチャード・ギア。本作の彼はヒゲが珍妙ながら正視に耐えるものでした。しかしお話がシドニー・ルメットらしからぬ凡庸さでハラハラもドキドキも皆無で結局コンサルタントなんて要らんのだよと言いたげな何じゃそりゃな結末にアングリするところです。ジーン・ハックマン、デンゼル・ワシントンも何じゃこのキャラクターはと思ってたのでは。 [DVD(字幕)] 4点(2023-05-16 00:36:41) |
53. 傷だらけの挽歌
因業婆さんと頭のネジが外れているマザコン息子のキャラは立っているものの、誰一人として感情移入出来ない面々がドンパチやってるだけのつまらない展開に嫌気がさす。アルドリッチらしからぬカタルシスの無い凡作。 [DVD(字幕)] 4点(2022-11-03 02:01:00) |
54. キラー・エリート(1975)
2022.7.6に旅立たれたジェームズ・カーン目当ての鑑賞。 オープニングクレジットでのいぶし銀の面々に「お~」脚本スターリング・シリファントに「お~~~~」監督サム・ペキンパーに「え~、アチャー」期待と不安の入り混じり。 開始15分までがピークで以降は垂直落下の愚作ぶり。キャストもこれでは浮かばれない(怒) 自身の彼女出演を条件に手直ししたというシリファントに、名脚本家とは到底思えない駄脚本の理由が分かりゲンナリ。 色気漂う若きジェームズ・カーンは素敵だったのが救い。 [DVD(字幕)] 4点(2022-07-29 13:08:35) |
55. キャッシュトラック
ジェイソン・ステイサム初体験。振りまかれる辛気臭さにゲンナリでしたが、何者か分かって以降はまぁそれなりにと言うことで完走出来ました。章区切りでの「ご」丁寧な作りと音楽がクドい。数あるツッコミどころで一つ言いたいのは、肉も貫禄もついたチョイ役出演アンディ・ガルシアのFBI親玉で、組織として何の存在価値もないのはアカンでしょう。意気込みは感じましたが興に乗れない作品でした。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-02-11 15:48:19) |
56. 北国の帝王
カリスマタダ乗りVS鬼車掌の絡みにドリフのコントやトムとジェリーが思い浮かびました。ラストシーンのカリスマの台詞にうっかり頷くも、コソ泥のようなタダ乗りがのたまっても説得力はないと思いました。他に生き甲斐はないかのような車掌を演ずるアーネスト・ボーグナインのド迫力に点数を。 [DVD(字幕)] 4点(2012-09-27 18:52:49) |
57. キリマンジャロの雪(1952)
「ダーウィンが来た」「野生の王国」に恋愛模様をくっつけたような作品。豪華俳優でありながらご都合主義な展開にピクリとも感情高ぶらず。あぁ残念。 [インターネット(字幕)] 3点(2021-07-04 23:22:49) |
58. 危険な場所で
どこが危険な場所だったのか。呆れる脚本ではロバート・ライアンをもってしても感情の高ぶり皆無な驚きの凡作。 [DVD(字幕)] 3点(2021-05-13 23:56:16) |
59. キャビン・イン・ザ・ウッズ
《ネタバレ》 お金がかかっていない作りに比例した安い物語。不穏な気配は単に思わせぶりなだけだった結末。好評を得ている「キャビン」(未見)の原題を邦題にしているあざとさにに見合った愚作。 [インターネット(字幕)] 3点(2020-10-05 12:07:35) |
60. キャット・ピープル(1942)
展開がじれったくて退屈。モノクロ映像は美しいものの控えめに過ぎる描写に全く盛り上がれず。シモーヌ・シモンの心理の葛藤が子犬チャウチャウのような風貌が邪魔をしてこれまた盛り上がれず。いい題材なのにマーク・ロブソンの編集をもってしても名作にならなかったのが残念。 [DVD(字幕)] 3点(2018-09-12 13:02:37) |