1. きみに読む物語
ひと昔前の凡庸なストーリーを長々と見せられるのですが憎めない映画。映画館にいらしていた御高齢の夫婦がラストのほうでは泣いているのですね。出口で穏やかな顔をして出てくるその方々を見ると、それだけでこの作品は役割を果たしているなという感じがします。冒頭の自然風景の映像は最後の二人の心を映しているようで大変綺麗でした。 [映画館(字幕)] 6点(2005-04-04 22:35:07) |
2. キリング・ミー・ソフトリー
未熟なサスペンスと未熟なSMと完熟のおっぱい。ガウン姿がたくさん出てくる映画はなぜか安っぽい。ベタな演出が続く中で、舞い上がる雪は綺麗だった。たいして出来の良くない作品なのに、憎めないこの気持ちは一体な~に? 4点(2004-10-16 10:19:37) |
3. キル・ビル Vol.2
Vol.1のキレは何処へ。期待しすぎたか。古きをまねて新しきを感じさせるのが監督の魅力だったのですが、これは古きをまねて陳腐を感じさせる印象でした。唐突殺陣、選曲、ストーリーなどのアイデアが、Vol.1と比べても「パルプフィクション」「ジャッキーブラウン」と比べても弱った感じです。セリフもそれを補うほど巧みだとは思わない。親玉のデビットキャラダインの目は老化歴然で迫力に欠けていた。Vol.1を旨いも不味いもゴッタ煮にした豪華寄せ鍋としたら、Vol.2はつくね鍋くらい。長尺を作ってしまった息切れか。思いっきり編集して1本で観たいものです。マニアックなファンも沢山いるので観客呼べそう。Vol.1が良かったので辛口ですが、やはりタラちゃんの志は大好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2004-04-30 10:36:01) |
4. ギャング・オブ・ニューヨーク
ウロウロしていてなかなか決着しない映画でした。前半は仇の懐に入っているのに、 仲間に情報を流すわけでもなく仕留めるタイミングを見計らっているわけでもなくウロウロ。後半は近くにぶらぶらしている敵に手を出さず、かといって作戦を練っているわけでもなくウロウロ。最後は、今までなんだったのよというくらいのほとんど他力の終結。ふりと決めが欲しかった。日本から見たらうらやましいかぎりのセットと人員を見せられたので惜しかった。 6点(2004-01-28 10:42:03) |
5. CUBE2
いろいろ理論があるそうなのですが私の印象としては「荒唐無稽」でした。前作は生きるための努力が知恵を生み出し解決へ持っていく感じだったのですが、今回はじたばたしていて逃げているだけ。雰囲気は好きなのでもったいない。作者疲れたか。 6点(2004-01-03 22:46:21) |
6. キル・ビル Vol.1(日本版)
おおモーレツの高度成長!愛しちゃったのよタランティーノ、ヤヤヤンヤン。好きな物なんでも風神で吸って詰め込んでいるオタクおもちゃの缶詰。昔、「ファイナルカウントダウン」など超日本誤解映画を見た時に、変な日本語や日本人が出る外国映画は見たくないと思った。しかし、うまく逆手に取られた。なんでそうなるの。ドリフのセットのような青葉屋の大殺陣シーンの長さや、血の量、すっ飛んだ肉体パーツが多すぎたのが気になった 。もっとチャンバラや仁侠映画みたいにスマートにしたら良かったと思う。あの音楽が下世話報道バラエティ「ウィークエンダー」で流れていたのをタランティーノさんはわかっているのか。わかんねーだろうな~。 [映画館(字幕)] 8点(2003-11-10 16:34:32) |
7. 危険な情事
一晩の戯れの大きな代償をこうむるマイケルダグラス演じる男性。。こんな事やっているから愛されないグレンクローズ演じる女性。愛が悪になる映画。女性の切なさも感じるが、これは病気。勧善懲悪しょうがありませんです。 [映画館(字幕)] 7点(2003-09-23 13:50:14) |
8. ギルバート・グレイプ
決してへこまず、人のせいにせず、淡々と行動する主人公の強さに感心してしまう。しかし出来過ぎには描かず、誘惑に負けたり怒りを出してしまうなんて人間らしくていい描き方でした。出演者皆いい味。心に残る作品。 9点(2003-09-10 12:04:12) |
9. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 スッチーのような女の子をステップ(?)踏んではべらせる宣伝しか知らなかったので、助兵衛を前面に出している、いやしい主人公の物語かなと思っていました。しかし犯罪に愛情をミックスさせて更正といういい味に持っていくおもしろい展開でした。芸は身を助ける。大変な犯罪者なので親の愛が欲しいとか、言い訳がましい内容は本来好きではないのですが、少し主人公の寂しさを受け入れてしまったのはスピルバーグの演出の妙でしょう。しかし相当脚色してるでしょう!?。ハイハイ‘実話である’でなく‘実話にもとづく’ですものね。 [映画館(字幕)] 7点(2003-08-25 20:31:06) |
10. キューティ・ブロンド
キラキラキレイな色使い。・・・・・。コメディとしては弱く、ストーリー的にもまあ簡単過ぎです。日本でもこの手のアイドル映画を学校のお休み辺りに作ります。 4点(2002-11-20 14:16:11) |
11. キス・オブ・ザ・ドラゴン
せっかくのアクションなのに、どうもどうも見づらい。カメラが寄り過ぎていて、カット割りが多すぎるのだ。ジェットリーのアクションは素晴らしいのに、この監督は消してしまっていました。ジェットリー扮する刑事が頼る若い相棒(?)、後から撃たれて死んでしまう人なんですけど、あの人いいな~。 5点(2002-05-26 04:32:41) |
12. キャッツ&ドッグス
なんといいますか楽しくないのですね。ワン。仕掛けは楽しめましたけど。ニャン。 4点(2002-05-04 01:10:44) |
13. ギャラクシー・クエスト
パロディーも伏線もバッチリ。洒落もきかせ感動させる脚本を書くのは大変難しいと思います。ただ尊敬。アメリカンコメディーここにあり。 8点(2001-09-27 14:14:25) |