1. ギャラクシー・クエスト
タイトル通りの馬鹿馬鹿しい設定の物語なのに、脚本・演出・キャストに一切の手抜きを感じさせない。すげぇ。 前半のクスブったダルいムードから、後半の異様に燃え上がる展開に、すっかりトリコになってしまいました。 蛇足ですが、細かい演技でクスリと笑えた技師役のトニー・シャルーブが、この後ディーン・パリソットと組んで「名探偵モンク」を製作するんですね。 モンク・ファンとしては、観ておきたい一本。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-23 00:14:00) |
2. キャリー(1976)
《ネタバレ》 まさに、天国から、地獄。無事に卒業パーティが済んで夜が明ければ、明日は良い日になったのになぁ。寸での処でささやかなる幸せを逸してしまったキャリーの暴走には、同情してあげましょうよ。しかし、血塗れキャリーの演技は、凄かった。「おぉキャリー…血塗れのお前も、美しい・・・」って、永井豪みたいな台詞も、ついつい。浴室で一人で泣いているシーンなんかは、ホラーなのにもらい泣きでした。母親役も、非の打ち所がない怪演ぶり。アカデミー助演賞ノミネートも、納得。切なくも悲しい上質ホラーでした。ラストの二重に仕組まれたオチも、スゴく良い。 9点(2005-02-28 23:26:38)(良:1票) |
3. キングコブラ
ま、一応忠告しておきましょう。奇跡的なオチのつまらなさには他の追従を許さないブッチギリのしょっぱさです。寝起きにイキナリ口一杯の岩塩を放り込んだかのようなしょっぱさ。怖いもの観たさにヒネクレ者は観ちゃうかもしれませんが、保証の限りではありません。チナミに、大蛇の被害者は両手で余る位のパニックぶりです。どーん! 1点(2004-10-04 19:12:50) |
4. 気まぐれな狂気
V・ギャロといえばついつい「グンゼのブリーフ、今日も調子サイコー?」と勘繰ってしまう今日コノゴロですが、相変わらず格好良いですねぇ。オープニングの演出なんかもエライ渋く、「24」くらいしか馴染みのない(無知ゆえに)K・サザーランドなんで、改めて氏のの多才振りに驚かされました。内容は「格好良さvs切なさ」の具合が絶妙で、イイ感じでした。 7点(2004-10-02 14:39:21) |
5. キル・ビル Vol.1(日本版)
荒唐無稽。流血量の半端の無さや、相変わらずの音楽センスの悪さ、躊躇い無く疾走するテンポ、等々。流石Q・タランティーノ。ノリノリです。個人的にはL・リューの「やっちまいな!」と、服部半蔵(笑)の弟子役大葉健二(宇宙刑事!)がズギュンときました。アニメの出来も流石プロダクションIG。違和感無く!とは言えませんが、面白いし、美しい。出鱈目上等!荒唐無稽で、良いんです。この映画、文部省認定を狙っている訳でもないでしょうし。 8点(2004-04-21 01:27:08) |
6. CUBE2
前作の緊張感も、今回は失速気味。平行世界モノなんてSF考証の難しいモン持ってこられても一寸ツライ。この作品、続編とは考えないで観ると面白いのかなぁ。 3点(2003-12-09 00:00:18) |
7. 救命士
夜の喧騒、眩いサイレン、ヘッドライト。これらが夜の救命士達の過酷でウンザリした華やかでない現実を際立たせる。巧い、が、ううぅ。重い。 7点(2003-06-03 12:10:12) |
8. キャノンボール
文化祭ノリ?な、感じで、スキ。この映画を子供騙しと言うのも大人気ない。しかしこの頃のジャッキー、若い! 6点(2003-05-18 20:14:41) |
9. キス・オブ・ザ・ドラゴン
何か、マトマリ過ぎじゃなかった?否、格好は、良かったよ?ジェット・リーは、流石です。でもな~・・・。何でか意外と見応えがない。 6点(2003-05-04 21:15:21) |