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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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1.  ウルトラヴァイオレット(2006) 《ネタバレ》 
何か一箇所でも目新しいアクションやビジュアル面で驚かされたら良しとしようと思っていたが、そんな淡い期待すら叶えて貰えなかった。アクションさえカッコ良ければ、ストーリーの陳腐さについては目を瞑れるが、肝心のアクション演出にまったくセンスが無い。斬り合いの緊張感とか、心理的な駆け引きとか、限られた条件のみを利用してピンチを乗り切る知的な展開とか、日本の漫画なら今や当たり前にやっている工夫や演出が何も見られない。最近のこの手のアクション映画はワイヤーやCGにより見た目は派手になったが、やっている事は単純で底が浅い。  「リベリオン」の時も思ったけど、なんで要所を守る兵士が防弾チョッキも着用していないのか?しかもかなり科学の進んだ近未来社会でしょ?次元圧縮みたいな超技術があるなら、「空間歪曲スクリーン」とか、「超電磁バリアー」とか、もっと防御面でもハッタリを利かせて欲しい。いくら何でも簡単にやられ過ぎるから、相対的にヴァイオレットの強さや凄さも出せていない。ここが問題。  ヘリを破壊するシーンにしても、銃なんかじゃなくて、次元刀を長く伸ばして「ズバッ!」と一刀両断するくらいしろよ!レーザーや銃火器が通用しないから刀による近接戦闘が有効だとか、色々と言い訳が出来るじゃん。彼女の髪が紫に染まっているシーンも、「お、超サイヤ人みたいに、パワーアップする時は紫に染まるんだな!」と期待したのに、その後、髪の色に関しては何の言及も無く、色も黒いまま。何なんだ。  ストーリーにしても突っ込みどころ満載で、それがアクション面にも悪影響を及ぼしている。例えばヴァイオレット以外のファージたちが弱すぎて、敵にも味方にも魅力的なライバルがいない。ヴァイオレットが特別に強いとしてもその理由が分からないし、そもそもウィルスに感染した事による弱点やデメリットが作中で語られないから、アクションにもストーリーにも捻りが無い。おまけにボスにも魅力が無いし、鼻輪もカッコ悪すぎ。シックスが涙で生き返るのも意味不明。  ラストの闘いも、あの刀のデザインや炎をまとうシーンなど、完全に「るろうに剣心」の無限刃のパクり。監督にオマージュやリスペクトの気持ちがあるとしても、もっとセンス良くパクってくれ。
[DVD(字幕)] 3点(2007-05-22 17:57:59)
2.  ウォーターワールド 《ネタバレ》 
「USJ」+「北斗の拳」-北斗神拳=「ウォーターワールド」という感じ(笑)。  衣装や小道具の作りこみは丁寧だが、肝心のストーリーやアクション演出、キャラ描写などは大雑把。  とにかく登場人物の設定等が薄っぺらい。まず主人公がミュータント(?)である必然性がほとんど無い。とりあえず舞台が海だから、何か主人公に有利な特長があった方がいいな、という程度の設定で、テーマ的にも、アクション的にも、異能者であることを作中で生かせていない。  最初、少女を疎ましく思っていたのに、何ら心を通わすイベントも無いままに、いつの間にか大切な友人のような関係になっているというウソ臭い展開にもウンザリ。ヒロインとジジイの存在理由も皆無に近い。  少女の背中の地図も、「謎」というにはお粗末すぎる。敵キャラも「いかにも悪役」という記号的なデザインで、おまけに頭も悪いから魅力が無い。  また海だけという舞台設定もインパクトを狙ったんだろうけど、あまりにも無理がある。陸地が「伝説」になっているほど海しかない世界で、人間が海上で数百年も生活できるかっつーの。重油や弾薬、食料をどこから調達してるんだ。設定が穴だらけだから、別に突っ込みたくもないのに、つい突っ込みたくなる。  仮に海だけの舞台を生かして矛盾の無い展開にするなら、生き残った人類が少し進化していて、全員が主人公のような何らかの「特殊能力」を持っているという設定にしないとね。  撮影には金をかけているが、肝心のストーリーやキャラ設定は大雑把でお粗末な作品。  PS.なんでああいう世界の悪役はバイクに乗ると「イィィィ、ヤッハー!」と叫ぶんでしょうか(笑)。
[地上波(吹替)] 3点(2006-06-30 23:01:57)
3.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
序盤7点、中盤3点、終盤0点。平均で3点がいいとこ。  原作が古典だから、現代から見ればどうしても物足りないのも仕方ないとは言え、これはちょっと突っ込み所が多すぎる。  基本的に脚本や人物造形が雑で、家族愛、自己犠牲、エゴイズム、自然の偉大さと文明批判といった、それぞれのテーマの掘り下げが雑で薄っぺらい。特に息子の行動が意味不明すぎ。戦いに参加しに行ったはずなのに、何で先回りして家で寛いでるんだよw。ここは「自己犠牲の気高い精神」を描くべきパートじゃないの?せめて戦っているシーンくらい入れろよ。  宇宙人と軍隊の戦いすらほとんど描かないのでは、娯楽映画の中でさえ「強いアメリカ」のイメージダウンを避けているのかと勘繰られても仕方ないだろう。  また既に多くの人が指摘しているように、大宇宙を横断できるほど文明が発達している知的生命体が、事前に侵略する惑星の環境調査もせずに突入してくるなんてあり得ないでしょ。観察はしてても調査はしてなかったとか?んなアホな。  ポッドの性能も良いのか悪いのか分からない。伸びてくる触手は暗いところでライトをつけるし(赤外線センサーも無いのかよ)、音や動きに対する感知能力も低すぎ。本体はバリアで無敵なのに触手には物理攻撃が当たるしで、主人公の状況に合わせて敵のレベルがダウンするご都合主義に呆れる。また、最初は未知の兵器で人間を消滅させてるかと思えば、後半は血を吸い取ったり、人間を「編みカゴ」に捕らえてタコみたいな口で直接食べたりと、いくら価値観が違う宇宙人とは言え、あまりにもやる事に一貫性が無いし、後半にかけてどんどん原始的になって行くw。  金の使い方も無駄が多いなあ。飛行機墜落現場のわずか数分のシーンに、あんなに金と手間をかけるくらいなら、もっとポッド以外に、空を覆い尽くすほどのUFO群とか、現代風にアレンジされた殺戮マシーンとかを出して欲しい。  ラストも全然問題解決になってないし。まだ母船とか本隊がいるんじゃないの?  古典的名作に対して敬意は払うけれども、やはりリメイクするならするで、色々な面で現代の娯楽レベルや科学的考証に耐え得る脚本の再構築やアレンジが必要だと思う。
[DVD(字幕)] 3点(2006-04-17 20:41:07)(良:2票)
4.  ヴェロニカ・ゲリン
これが事実に基づいて作られている以上、私ごときが何か言う資格は無いが、この映画が彼女の行動や理念を誇張・美化する事無く、真摯に事実を伝えている事を願うのみ。   少しでも監督の意図的な脚色が入っていると、彼女の行為とその結果の価値をも変質させる事に繋がるからである。
[ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-29 11:21:23)
5.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 
つくづくこの手のアクション系の吸血鬼映画はセンスが無い。「アンダーワールド」や「ドラキュリア」、「ブレイド」もそうだけど、とにかく「吸血鬼や狼男のキャラ描写」やアクション演出がヘタクソ!何かと言えば、肉食獣みたいに牙を剥いて「シャーッ」とか「ハーッ」とか唸ってるだけでカッコ悪いのよ。肝心の伯爵は「ロン毛が似合わないおっさん」にしか見えないし、吸血鬼として「闇と血に生きる者」の妖艶さや悲壮さ、それでいて気品に満ち溢れた「貴族」のような華麗さを併せ持つ「危険な不死の魔物」という凄味をまったく感じない。ハンターであるヴァン・ヘルシングの見た目もやはり「むさ苦しいおっさん」で、「人間でもなく魔物でもない存在」の悲哀がまるっきり出ていない。   アナ王女にしても、ヴァンパイア・ハンターの一族の末裔のくせに特殊能力も無いし、体術に優れている訳でもないし、使う武器にすら対吸血鬼用の改造も見られない。今までよく生き残って来れたな。  結局、アクションシーンを連続で見せられても、その演出にセンスが無いのでダラダラとした印象しかない。CGによる戦闘シーンは動きが軽すぎて吸血鬼や狼男といった「人外の者」のパワーやスピード感が感じられないし、おまけに女吸血鬼はアホみたいに不注意。  わざわざフランケンシュタインやハイド博士などを出す必然性も無し。夢の共演という「お祭り」がしたいなら、もっと彼らにも活躍させないと意味が無い。  こういう作品を見ると、同じ「吸血鬼」を題材にしていても、やはり日本の漫画やアニメなどは、ストーリーや吸血鬼のキャラクター性、アクションの演出にも独自の工夫とセンスがあり(「ポーの一族」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「トリニティ・ブラッド」、「HELLSING」、「吸血鬼ハンターD」等々)どれもレベルの高い世界観や独特なキャラクターを確立しているが、海外の作品にはいつまで経ってもそういう発展性が見られない。  アクションをメインにした「娯楽映画」として撮っているにも関わらず、いつまでも原作の前時代的なイメージを引き摺っているからか、ちょっと演出を変えた程度の思い切りの無さのせいで、どれもゴシックホラーとしても、娯楽アクションとしても中途半端な作品ばかりでウンザリ。
[DVD(字幕)] 2点(2005-02-03 02:41:20)
6.  ウェイキング・ライフ 《ネタバレ》 
なるほど、あのアニメと実写の中間のような表現は、主人公が辿る生と死の「境界の世界」の象徴であり、またそれは、この作品や見ている我々の世界にも及ぶ、「認知の揺らぎ」について考察させるために機能しているらしい。  ただ内容的には、ほとんど哲学や心理学の入門書に書いてある程度のことで、この手の「答えの出そうで出ない命題」に対する無責任な問いかけにしかなっていない。  この手の作品を見るくらいなら、普通に「宇宙論」「量子力学」「生物進化論」の本などを読んだ方が、よほど「存在」や「生命」について深く考察することが出来ると思う。   普段あまりこういうことに関心の無い人にとっては、矢継ぎ早に繰り出される抽象的で衒学的な問い掛けの数々を消化していくことは難しいだろうし、また逆に普段から色々と考えている人にとっては、今さら考えさせられるほど斬新な質問や考察もない。という感じで、せっかく作ったのに伝えるべき手段とターゲットを見失っている作品。
[ビデオ(字幕)] 4点(2004-11-06 15:56:57)
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