1. ナイトクローラー
《ネタバレ》 この映画は凄いです。 この映画のために10キロ減量したというジェイク・ギレンホールのギラリと光る目の表情なんか、いかにも夜に生きる男って感じでした。。 人間のクズっぷりを、とても重圧なセリフとシナリオで描いていてリアル感が伝わってきます。 人間を信用できない男がよく描かれていました。 レネ・ルッソが当時60歳。 全然そんなふうに見えません。 そんな若々しく魅力的な彼女が、体を許すことを拒んていた相手に、最後は魅了されるという、その変化に恐ろしさを感じました。 主人公が悪に染まっていく過程は、海外ドラマ「ブレイキングバッド」を思い出させました。 ブレイキングバッドが好きな方にお勧めです。 [DVD(字幕)] 8点(2019-09-30 21:12:17) |
2. 何がジェーンに起ったか?
子役時代はスターで、今は心が病んだ老女を演じるベティ・デイビスが凄まじいです。 ベティ演じるジェーンの崩壊していく心理の変化が上手く描かれていると思います。 映画の作り方は、決して古臭くなく、モンタージュやカットバックの使い方で、観賞している側にドキドキ感を味あわせてくれます。 「サイコ」と「欲望という名の電車」を足して2で割った感じの作品です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-09 23:13:03) |
3. なんちゃって家族
面白かったです。アメリカのコメディは下ネタが面白いです。下ネタばっかですが感動の要素も多少あったので見終わって心に何か残るものを感じました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-10 03:44:51) |
4. ナイルの宝石
《ネタバレ》 エキストラ沢山使って金かけてハリボテの戦闘機ぶっ壊したり頑張ってるのは、よくわかるんです。 でも、シナリオがグダグダ。 監督って仕事が何やっているのか、私は知りませんが、この監督は作品の出来に責任を持たなきゃいけませんね。 「ナイルの宝石」が前作のような宝石じゃなく、人のことだったというネタは面白いアイデアでした。 やっぱり前作同様、キャスリーン・ターナーに尽きるんですよね。 彼女の一番美しかった頃の映画です。 前作より彼女の笑顔が沢山見れます。 キャスリーンがアフリカ民族と踊るシーンがありましたが、あの姿を見てマイケルダグラスが惚れ直すシーンがあるんです。 私も彼女に惚れてしまいました。 つくづく思いますが脚の綺麗な女優さんです。 そこだけが本作の見せ場かもしれません。 それから、当時はビリーオーシャンのテーマソングがヒットしたのを思い出しました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-02 15:15:40) |
5. 渚にて
《ネタバレ》 この時代に、人間ドラマだけで世紀末を描く映画も珍しいのではないでしょうか? 近年CGを屈指させながら、偽善的な人間ドラマを描く邦画の評判の悪さを、日本の製作者たちは、本作を観て勉強してもらいたいです。 ですが、本作もタイトルだけでは観賞意欲は全く湧いてこないし、それぞれの人間ドラマの絡みがほとんどないので倦怠感を感じます。 冒頭で登場するアンソニー・パーキンス夫妻は途中からほとんど描かれないので、どうなったんだ?と思いました。 今の情報化社会で知られている現状と比べて、放射能について、どの程度の知識を踏まえて原作が作られたのかも疑問です。 2時間を超える上映時間はとても長く感じました。 画期的ですが、私も歴史に残る映画とは思えません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-04 01:29:44) |