1. 美女と野獣(2017)
内容はまぁ、アニメと同じだわな。 但し、CGとか使い方は非常にうまい。 アニメで非常に幻想的だったダンスのシーンは正直実写にしてしまうと、アニメの幻想的な感じが薄れると思っていたのだけどこれがちょっと違った感じはあったけど良かった。 問題だな、と思ったのは、魔法が解けて家来たちが元の姿に戻るとき。 今の時代、確かに登場人物の平等性を維持したいのは理解できるのだが、それならば、何故に衣装ダンスの婦人を黒人にする必要があるのか、理解できない。 あくまでも童話の物語だよね。その辺が実にアメリカという国のヘンな所であると思う。どうせなら、衣装ダンス自体をもっと黒人を意識させるデザインにすればいいじゃない。そういう所にこそ細かい配慮を置くべきだと思うんだけどね。 エマ・ワトソンはミュージカルってどうなんだろう?って思っていたのだが、これも杞憂にすぎませんでした。 ディズニー作品のお姫様としては凄く良いバランスの役であったと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2021-06-16 12:50:37) |
2. ヒア アフター
これはイーストウッド作品としては物凄く好みが分かれる作品のひとつでしょうね。あたしは物凄く面白いと思いました。一歩間違えば完全にファンタジーというだけの映画になり兼ねないのだけど、この映画では、実はファンタジー要素というのは、映画の肝となる話を構成するためのメソッドとしてしか扱っていないというのが秀逸だと思います。この映画を男と女の出会いの映画と観ている人が多いようですが、あたしは少し違うように見えました。あたしには3人の主人公達が安息の場所を求める話だと思った訳です。この3人の出会いこそが大事な話で、そして出会うことで彼らが失ってしまった何かを互いに埋めていくという過程を描いたのだろうな、という気がします。また、出てくるのはアメリカ人、イギリス人、フランス人なんだけど、思考的には日本人っぽさがあるような気がしたのも不思議な感じがしますが、なるほど、全体を見た感じというのは黒澤明の叙情的な映像表現のそれに近いのかな、という感じがします。 イーストウッドの映画としては、非常に難解な部類の映画ではありますが、イーストウッド作品全体から見れば、非常にイーストウッドらしい作品のひとつでしょうね。 [映画館(字幕)] 8点(2011-03-09 17:34:45)(良:1票) |
3. 美女と野獣(1991)
ディズニー映画には少々食傷気味だったのを一気に活性化してくれたのがこの映画って気がします。意欲的にCGも使われていたりして、そのバランスはかなり良い具合だったのではないかな、と。 [地上波(吹替)] 7点(2011-01-27 15:25:35) |
4. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 この年公開のアニメとしては恐らく一番で気が良いアニメです。「アメリカ物語」以降、ドリームワークスのアニメは敬遠してたのだけど、物凄く良いシナリオを書ける人と映画演出家の起用が上手くなったな、という事なんでしょうね。 成長の物語としても十分以上の出来で、完全な形でのハッピーエンドにしなかった事で物語としての良さが引き立ったと思います。だから多分、ラストでちょっと泣けるんだよね。あたし自身、3Dで観る初めてのアニメ映画なんですが、実写3Dよりも明らかに違和感がありません(3D眼鏡の装着感に閉口しますが)。3Dか2Dのどちらで観るかという点については想像視の出来る人や病気、或いは他の人よりも目の感覚の鋭い人は2Dの方が良いと思うけど、そうでなければ3Dは面白いネタのひとつだとは思います。 [映画館(吹替)] 8点(2010-09-15 12:29:26) |
5. ピノキオ(1940)
ありゃ、まだコメント入れる人が居なかったのね。あたしがこれを最初に見たのは小学校前かな。もうとっくに物語は知っていたのですけど、何度みても楽しませて頂いています。ピノキオとコオロギ(でしったけ?)の関係の面白さというのはその後の多くの日本の漫画にも影響を与えているような気がします。 8点(2002-10-24 23:29:27) |
6. ビートルジュース
最初これホラーだと思って避けてたんですよ。でも、内容みたらそうでなさそう・・・と言う事でみたら、楽しかったですね。同時上映がこれの日本語版だったけど(笑)、こっちもおかしいですぜ。 7点(2001-10-12 19:50:54) |
7. ビッグ
実は、トム・ハンクスが将来ビックネームになると感じたのがこの映画でした。シンデレラとイメージを重ねてみたのはあたしだけですかね。 8点(2001-09-14 20:16:26) |