1. ファインディング・ドリー
《ネタバレ》 ドリーはいい奴だけどなんとなくイラッとするキャラクターだなーという印象だったが、それはつまり前作の本質を理解していなかったんだと今作で気付かされた。 いや、というより私はまるきりマーリン目線になってしまっていたわけだ。 障害を抱える者、他と違う個は、世間一般からなかなか理解されない。当事者は孤立し、ますます生きにくくなっていく。 それでも彼女にはルーツがある。彼女を理解し支える者が現れれば、必ず輝ける。 マーリンだけじゃ駄目だった。ニモがいたから、マーリンは気付き、ドリーを受け止めることができた。 つまりこれ、障害者支援の理念だよね。ピクサーはタブーに切り込んだと思う。 ごめんねドリー、イラッとするなんて感じて。 完全に大人に向けたメッセージになっているけれども、本作を観た子どもたちがニモとなって、大人たちの差別とか偏見をぶち壊してくれることを願います。 [映画館(吹替)] 7点(2016-07-18 22:55:43)(良:2票) |
2. プレーンズ
《ネタバレ》 あのピクサーがこんな大コケ映画を!?と思ったら、実はピクサーではないのですね。 国別対抗戦で結局拮抗するのはアメリカ同士でって、あまりの子供だましにびっくりしました。お前は自分の本来の姿を愛していないのか? 「子供向け」と「子供だまし」は違うわよ。 [映画館(吹替)] 4点(2014-03-04 14:16:56) |
3. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
いいねぇ、このチープなレトロ感。こういうのを観て喜ぶのはアメリカ人の青年なんだろうか。4~50代のアメリカ人のおっさんなんだろうか。 [地上波(吹替)] 2点(2008-01-24 23:42:51) |
4. 不都合な真実
《ネタバレ》 米大統領選に敗れたゴアさんが、その後こんな啓蒙活動をしていたことは今回の映画で初めて知りました。彼はごく当たり前だけれども、あまり皆が考えたくないことをわかりやすく説明しています。北極の氷が解けているだとか、このままいくと20年後には気温が更に上がるとか。しかし、この当たり前のことに皆がきちんと向き合わず、ゴアの主張を無視し続ける政治家が国を動かしていることこそが最も問題なのだと彼は言います。 もうその通りだと思う。もちろん国の政策不安もあるけれど、これから10年20年後の地球がどうなっているか考えたら、子供を産もうと思えないもん。けれど、それが無責任な考えなんですよね。もとより環境問題には興味があるので、これを機会にもう少し現実に起こっていることを真摯に受け止めようと思う。 もし、ゴアさんがあの時大統領になっていたら、世界はもっと違うものになっていたかもしれない。いつかまた彼が日本に来ることがあったら、今度こそ講演を聴きに行こうと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2007-02-03 16:00:40) |
5. フランケンウィニー(1984)
なるほど、「シザーハンズ」のプロトタイプですか。いや面白かった。犬は全然可愛くないんだけど周りの人間たちがもうおバカ過ぎて。鑑賞している客が私以外にあと1人しかいない中途半端な客の入りだったため、爆笑するにももう1人の客が気になって不完全燃焼な笑いをしてしまいました。これと同時上映の「ヴィンセント」セットで、ティム・バートンって本当に悪趣味な映画人だと思う。近年の彼の作品も円熟度が増して好きですが、初期のおばかワールド全開のオタク映画も愛しいです。今新作に取りかかっているようですが、また昔の悪趣味な映画を創ってほしい。 8点(2004-10-29 11:25:19) |
6. ブリジット・ジョーンズの日記
アタシと違うのはスモーカーだということと色男にモテモテというところですな。・・・ってえらい違いじゃん。現実味ないけど大好きな作品です。 8点(2004-04-19 16:15:56) |
7. プラクティカル・マジック
かわいい話やん。主演の2人以外にとりたてて見るところはないけれど。でもサンドラ・ブロックとニコール・キッドマンが姉妹って、フランス人と中国人くらい似てないんじゃないの? 5点(2003-11-26 11:51:49) |