1. 僕はラジオ
実話をネタにしている映画で、お涙頂戴でもなく、あざとい部分も無く、劇場公開では損をしてるんじゃないかと思える程、地味な映画です。驚いたのはコーチの娘役の彼女。新人との事だけど思った以上に演技が上手くて、これ一本で終っちゃうと勿体無いかなー、なんて思ったりしました。主演のキューバ・グッディング・Jrとエド・ハリスの演技は当然ながら見事なんだけど、デブラ・ウィンガーを久々に見て、ちょっと感動(ショルタリング・スカイ以降見てなかったので)こんなに落ち着いた感じだったカナ?というのが印象。しかしアメリカには本当にいろんな感動を呼ぶ話があるね。それを素直に出せる環境があるのもうらやましいです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 12:32:55) |
2. ボウリング・フォー・コロンバイン
いやー、予想以上の反響だね。下手なコメディより笑えるし、下手な感動作より泣けるし、感動もする。これはドキュメンタリー映画の強みなのかもしれないけどやっぱり人に訴えかける力は他の映画よりもあるよね。一番驚いたのはエンドクレジットで席を立つ人が全然居なかった事。老若男女問わず100人くらい居たと思うけど、誰一人立ち上がろうとしなかった。過去にそういうことがあったのは12年前に一度あるんだけど、55席の映画館でわずか7人の観客だからあまり比較にならない。(笑)カナダの家では家に鍵をかけない、アメリカでは鍵をかけるというのはプログラムにも書かれている事だけど、日本の都市部と地方(田舎)の違いを思い出しますね。あたしんところも田舎だから鍵をかける家は少ないんだよね。なんかそういう構造的な部分を考えさせられたのがあたしには大きいですね。あと、マス・メディアの実態についても考えされられたね。実際にあたしの住む場所の近辺で最近大きな事故があって、そこに取材カメラと現場レポーターが来ていたのだけどそれが映画の中で髪の毛のセットを気にしていた取材陣とよく似ていました。【kikaiya】さんがチャールトン・ヘストンへのインタビューは鼻につくと言う意見にはあたしは疑問。ただの広告塔に過ぎないとしても、それはNRAの問題であって、外部の人にはまったく関係の無い事だからね。逆にNRA内部の問題を露呈した形になって、あたしは良かったような気がします。全体的にはエンタテーメントとしてもドキュメンタリーとしても間違いなく良くできていると思う。ただ、ちょっと気になったのが映画の中で時折使用されていた記録フィルムと同時に語られる言葉について、間違っている、もしくは誤解を生むような映像なんじゃないかというのが幾つかある。でも映画として問題にしたい事は間違えてはいないから問題は無いのかもしれないです。 10点(2003-05-23 18:39:53)(良:1票) |
3. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
やっぱりパニック・ムービーの基礎を築いたのがこの時代のこう言う面白い映画なんだなぁと見ていてつくづく思いますね。 8点(2002-10-18 22:09:35) |
4. ボルケーノ
往年のパニックムービーを現代風にアレンジするとこうなるのかと言うような映画でした。ただ、どうしてもこういう映画に英雄を置きたがるのが辛いよなぁ。ちょっと設定に説得力も弱かったですね。 6点(2002-09-20 17:57:19) |
5. ホームボーイ
この映画、ミッキー・ロークを格好良く撮ろうとカメラが努力してるのは良く判るんだけど、シナリオが薄いし、ミッキー・ロークは相変わらず猫パンチしてる。で結末もなんか中途半端、救いはミッキー・ロークが打ちのめされるシーンの撮り方が良かったのか、ボロボロの姿が結構さまになっていたのと、クリストファー・ウォーケンの演技力の高さかな。それが見られただけでも良しとしよう(笑) 7点(2001-09-27 18:55:52) |
6. ホット・ショット2
個人的には河でチャーリー&マーチンの親子が競演しているのが良かったですね。ちゃんとツボも心得ているし。日本人にも判り易いパロディですよね。個人的にはもうちょっと捻っていてもOKなんですが(笑)・・・ 7点(2001-09-27 18:29:00) |
7. ホット・ショット
典型的なアメリカのバカ映画で好きですね。ちょっと日本人には理解が難しい笑いもあるけど、大方は良かったんじゃなかろうかと思います。 6点(2001-08-31 18:11:29) |
8. ポパイ
アニメをそのまんま映画にするとは思わなかったので最初びっくりしましたね。でもアニメと変わらない表現が使われていたので、楽しかったですね。 7点(2001-07-24 01:32:40) |
9. 星の王子ニューヨークへ行く
これ、上映されたときの字幕監修が景山民夫だったんだよね。放送コードギリギリでよかったんだけど、吹き替えだとただの罵声になっちゃって駄目だったね。でもジェームズ・アール・ジョーンズって何でも出るね。それが役者の幅を広げてるのだろうけど。 7点(2001-07-18 20:07:36) |