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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
ゾンビに人格を与えてはいけません。 ゾンビが意志を持ってはいけません。 それをやってしまうとゾンビでなくなります。 ゾンビとは人を呑み込む「空虚」や「無」のようなもの、それが「死」を連想させるのかもしれません。 ゾンビが学習能力や集団行動をとるとそれは「生」に属することです。 それが「生」であるがゆえにゾンビの怖さは皆無です。 先に書いたことと矛盾しますが、 ゾンビは「生」と「死」のどちらにも属さない存在であり、 そのバランスを欠くとゾンビじゃないゾンビ映画になります。 そこを操作してユニークなゾンビ映画を作ることもできるのですが、 このランドオブザデッドはユニークとはいいがたい内容です。 ありきたりな展開をたどりながら先に書いたバランスを欠いています。 お金をかけた分、空虚さや荒廃感がありませんでした。 ロメロ自身の傑作「ゾンビ」では神がかっていた世紀末感や地獄感がありません。 しかし富裕層と貧困層で構成される世界観はカイジみたいで面白かったです。 黒人ゾンビがアホらしくて好きになってきました。
[DVD(字幕)] 5点(2015-04-01 23:20:08)
2.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 
とても映像が綺麗で感動的なファンタジー映画だと感じました。 すごくスピリチュアルな世界観で作られてると思います。 ただとても深刻な社会問題を扱っているためそれをファンタジーで答えを出すところが難しいです。 警鐘を鳴らしているのだとは思いますが、美しすぎるファンタジーを前にするとその深刻さの現実味が薄らいでしまう恐れもあります。 しかしあまりに美しい風景は自分の理想のファンタジー世界でした。 これほど美しい風景が出てくる映画を僕は知らないと思います。 美しすぎる映像の反面で見たくないと思う場面や心臓に悪い場面もあります。 生々しい場面です。 もしかしたらピータージャクソンのスプラッタ癖が少し出ちゃいました。 スタンリートゥッチの演技はなかなか真に迫ってました。 犯人の考え方や、犯行前にテンパってる表情など、リアルすぎます。 警鐘を鳴らしていますが、 地下に性癖を持ち込む人やペド愛者も興奮させてしまいそうな内容です。 ヘンリーダーガー系の変人も悦んでしまいそうなドールハウスや子供玩具、楽園計画など独特の世界観があります。ある男が自分の性的な欲求を計画的に実現するように描かれる場面は変な啓発的なところがあってその影響力を考えると少し危険です。 少女の魂が光の楽園へ向かって歩いてゆくのと、男が自分の性的な楽園を実現させようと計画するのは対比的で面白いです。 温かく少女の内面世界を描き、魂の交流をユニークに描いたファンタジーはヒーリング効果が高くて素晴らしいです。 ただし問題もあります。「復讐や報復は人がする事ではなく神(自然)がするのだ」というのがスピリチュアル的な考え方としてあるみたいです。この映画はスピリチュアル映画らしくそれを尊重してるんだと思います。 でも映画だから最後は人間によって正義が下されれば良かったのに。 犯人には人間による制裁が欲しかった。 ヒーリング度が高い映画なのに危険な影響力も少しある不思議な映画です。  光が圧倒的に強いですが影も濃いです。  はたして自分は綺麗な世界観だけで高得点をつけていいものか迷います。
[DVD(吹替)] 8点(2012-03-05 22:44:56)
3.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
(今年2013年のクリスマスっぽくなさは以上なのですが、) 今年もまた観てしまった。 クリスマスにはたくさんの愛と奇蹟が紡がれるという感動のお話。 とにかく愛にあふれた内容になってます。 いくつものラブストーリーで構成された群像劇ですが そのどれもが一本の映画に値するほど素晴らしい。 それらが束になっているのだからまさに無敵。 人々の愛を多面的に描くことで、 ラブストーリーとは人の数ほどあるのだと知る。 また愛に伴う切なさも描かれていて何か泣けてくる。 大切な人と寄り添い、また相手に自分の気持ちを伝えることを教えてくれるこの映画は素晴らしかったです。 物語が集束に向けて大きく動き出すラストは劇的な感動を巻き起こす。 この大きなうねりは群像劇の中でもレベルは高いと思う。 この映画は大人のクリスマス映画(子供ははやく寝なさい)の理想形。 てか最強のクリスマス映画。 そして 人々の中から愛を見出し描き出してゆくラブストーリーの傑作。
[DVD(吹替)] 9点(2011-12-27 02:13:26)
4.  ラビリンス/魔王の迷宮 《ネタバレ》 
素晴らしいファンタジーです。 自分はファンタジーが好きでありながら、こんなに素晴らしい作品があるなどと今まで知らないで生きてきました。  この作品も、いくつかのファンタジー映画の例にもれず、見るものに夢を与えてくれる作品となっている。 ユニークなキャラクター達は滑稽であるが、イカしている。 ゴブリンという言葉には邪悪なものを感じてしまうものだが、この作品によりゴブリンに対する印象がいくらか変わった(ような気もします)。  ファンタジー世界の住人達は夢をたくさん与えてくれるが、最後は主人公が大人になるためにも、彼女が現実に戻るためにも、彼らとはお別れしなくてはならない、それがファンタジー世界のルールなのだと思う。 こういう設定は他のファンタジー系の映画でも多いと思う。 この作品でも鏡に映る妖精たちは少女にお別れをいいに来る。 その場面でかなり寂しくなるのだ、見ている側は。 でも、もし自分が必要とすれば、彼らはいつでも自分に会いに来てくれる。 たとえ目に見えなくても、だ。 それでもいいではないか。 「そんなものは存在しない」といった瞬間、その言葉は(自分の中の)迷宮を破壊し、妖精を殺すのだ。自分の可能性を萎縮させ、つまらないものにするだろう。  デビッドボウイ様はお美しい。今までそんなに美しいと思わなかった。写真ではその美しさが気づきづらかった。 しかしこの作品を見たら彼の美しさに気づいたし、彼の歌声がこんなにもセクシーだったなんて気がつかなかった。 
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-03 02:31:24)(良:1票)
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