1. ローマの休日
非常に古いながら流石に名作の誉れ高い作品、全く飽きずに集中して観られました。ラストの余韻もよし。 [インターネット(吹替)] 8点(2023-08-22 16:26:48) |
2. ロイ・ビーン
《ネタバレ》 西部の無法時代に鉄道が来るようになりアウトローが時代に葬られていく時代、というのはレオーネの「ウエスタン」を思い出せられたがずっと描写はコミカル。主人公ロイ・ビーンは当初はならず者連中を保安官にしてやりたい放題もだんだん口舌の徒や強欲な元娼婦らに富みをかすめ取られ、時代に取り残されつつも自分がルール、まだ見ぬ女優リリーへの忠節という信念だけは持ち続ける。 後段怒り爆発の痛快アクションの中で花と散り(?)、それなりのカタルシスもあるのですが、その後は油田もなくなりあっさり終わるのかと思いきや、最後に女優リリーが記念館となった酒場を訪れ、亡きビーンの思いに触れるラストには泣かされました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-01-01 17:35:20) |
3. ロング・ライダーズ
画もきれいでアクションシーンもカッコよく、全体に漂うニヒルな哀感も悪くない。ワイルドバンチと色々共通するイメージが感じられるが、ペキンパーほどの熱量というか粘っこさが感じられないのは作られた時代のせいか。 一方で時間が長くないせいか沢山の登場人物がそれぞれ十分描き切れておらず、人物造形はやや散漫な印象が感じられた。また本当の兄弟俳優が演じており、特に序盤は人物の違いが分かりにくかった。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-18 13:17:18) |
4. ロンゲスト・ヤード(1974)
《ネタバレ》 アメフトのルールはよくわかりませんが脇役にも昔のいろんな映画で見たようなメンツがいて楽しめました。この監督らしい「正義は勝つ」的男の映画。ガタイだけ見ると看守チームの方が全然弱そうに見えるが、まあ素人囚人チームが最後は爽快に勝利するのはお約束。 [DVD(字幕)] 5点(2020-05-16 20:09:04) |
5. ローラーガールズ・ダイアリー
《ネタバレ》 何気にTVで観たのですが、つきなみな話ながら、配役、演出、音楽みなすごくよかったです。 両親、暴力マギー、ライバル、親友と取り巻く人達がみんなそれぞれキャラが立っていて根はすごくよい人です(ボーイフレンドを除く)。最後の母親への手紙の行などクサくなりそうですが、そう思わされなかったのは監督の手腕でしょう。一番好きなシーンはでっかいかばんを持ってバスに乗り、自分の街をでてローラーゲームチームのいる街へ行くところかな。主人公のどこか不安なそうな表情が彼女にとっての大きな一歩を感じさせました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-26 21:03:22) |