1. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 このゾンビ(?)映画に於ける生存攻略・レベル1は「インフルエンザの予防接種など、受けてはいけない」でしょうか。 20年前に結核を患って以来、無病息災な人生を謳歌している私には、ちょっと厳しいワールド・ウォーである。 [DVD(字幕)] 7点(2014-04-28 02:46:49) |
2. 私はゾンビと歩いた!
《ネタバレ》 このタイトルから「クラシカルで真っ当な怪奇映画」は、想像できなかった。 「死んだ後も、男と女の問題は厄介」といった風の愛憎劇に、そこにタヒチという舞台設定だとか、ブードゥというオカルト要素だとかを盛り込みつつも、破綻せずに作品としてのクオリティを確保できるとは。なんしか驚きである。 しかし「I walked with a zombie!」で、直訳して「私はゾンビと歩いた!」かよ!と、ツッコまざるを得ないタイトルセンスに脱帽。 [DVD(字幕)] 7点(2012-09-08 05:15:31) |
3. わらの犬(1971)
《ネタバレ》 自分の家の寝室で飼い猫が首を吊って殺されているというのに、いつまでもグダグダしている主人公。非暴力を旨としているのどうかはしらんが、そんな奴は「愚図な臆病者」を通り越した、ただの「人間の屑」である。 そんな犯罪的とも言える無精が招いた悪夢には、「そりゃそうだ」的な視線で観てしまう。同情の余地など、全く感じなかった。 そりゃ「イギリスの片田舎に越してきたアメリカン人妻がノーブラで、ガマン出来ないッ!」という陳腐なアダルトビデオ的展開にもなるわな。 終盤にかけて追い詰められていく主人公が漸くキレはじめ、結局無残な暴力によって解決する。何もかもが、遅すぎる。ダメ人間vs愚図主人公の泥仕合の結末としては、お似合いすぎる悲惨さ。そこは面白かった。 唯一グッときたのは、「帰り道がわからなくなった」と言われ、「私もわからん」とニヤついた表情で締めくくるラストシーン。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-13 01:50:53) |
4. 私は告白する
《ネタバレ》 昔読んだ漫画で「オフィス北極星」という漫画があり「懺悔の内容は完全に守秘するものである」というネタがあった。「ヤベ!オチまで一緒だったらどうしよ?」と思ったら、杞憂でした。疑心暗鬼に駆られた男が妻を射殺してしまうっていうのは、チョット安易じゃねぇ?とか思いつつも、ラストは素敵でした。えらく格好良い神父は、ジュード・ロウ?かと思いました。笑。 7点(2005-01-10 00:12:16) |
5. 私がウォシャウスキー
原作ファンの悲鳴が当時凄かったので、敬遠してたこの作品。封印を解いて観てみましたが、ウォシャウスキーの人柄が好印象だったので、原作を読んでみたくなりました。。あ、レビュー?皆さんと同じく、湯で薄めたアメリカンコーヒーみたいな感じ?体調良くない時には気休めになるかもね、な作品でした。 4点(2003-10-19 12:33:47) |
6. 187(ワン・エイト・セブン)
この映画、大人の憂さ晴らし映画?否、違うか。笑。教師と生徒の間に存在する独特の緊張感が凄いが、一寸?解り辛い。僕等の学生時代とは全く異質のものだし、現在の日本の学校事情とも掛離れているだろうし。(多分。笑。)結局僕等には「何となく、怖い米国の学校」事情。それだけにリアルじゃないので、真には理解できないんだろうなぁ。こういうの。でも、冒頭の自転車の登校シーンは、きれいだな。 6点(2003-07-03 18:50:09) |