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1.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
キングコングが暴れまくる。そりゃそうでしょ! 自分の家を後からやってきた人間達にやりたい放題、ミサイル撃ち込まれたりすればキングコングじゃなくても怒るのは無理もない。そんなキングコングがとにかく暴れる。人間達の勝手は許さないぞとばかりに暴れる。それでこそキングコングだ。 キングコングなんだから、怪獣映画なんだからあくまでも主役はキングコングなんだよ。日本の誰かさんが作ったみたいに誰が主役なんだ?みたいな作りになってないのが良い。下手なお涙頂戴も無ければ無駄な説明も無いし、長いだけの会議も無いから楽しめる。キングコングが何故、怒るかを説明する髭ずらの男が昔、全日本プロレスを主戦場にジャイアント馬場と死闘を繰り広げていたハーリー・レイスというレスラーに何となく似ている。解る人は解るけど、解らない人はこいつ、何言ってるんだ?てなるだろうけど、あのおっさんがハーリー・レイスならやっぱりキングコングはブルーザー・ブロディだろ。だとすると、映画の終盤でキングコングと戦うトカゲみたいな怪獣は誰かな? おっと、話がそれてる。自分の家、住処を散々な目にされて怒りまくるキングコングが次々とヘリに乗り、攻撃を仕掛けてくる身勝手な人間達を倒していく。キングコングは何も悪くない。悪いのはあくまでも人間達だ。キングコングの凄まじいまでの暴れぷりを見て、興奮するそういう作品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-10 18:15:44)(笑:4票) (良:1票)
2.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
この所、山崎貴に庵野秀明とクソつまらないゴジラ作品を二つも見てしまった後に、たまにはアメリカ人が作るゴジラ作品でも見ようかなて選んだのが今回の作品!ストーリーそのものよりもゴジラ、キングギドラだけでなくラドンにモスラまで登場させてくれた事に感謝したい。それぞれに見せ場を用意してくれていて、とにかく暴れまくる。怪獣対人間は勿論、怪獣対怪獣による怪獣同士の迫力あるバトルまで見せてくれてるのが良い。怪獣映画はこれで良いのだ。下手なお涙頂戴や無駄に長い会議なんて要らない。怪獣が暴れまくる。人間を喰いちぎる。逃げ惑う人間、それを追いかける怪獣の構図、怪獣映画本来のあるべき姿がこの映画にはある。迫力のある映像、ストーリーどうこうより、怪獣映画ならではのバトル、今の邦画には無理だろうなあ!と思う迫力、ゴジラ映画にと言うよりも怪獣映画に求める人間と怪獣、怪獣同士の戦い、見所たっぷり!確かに映像の暗さやストーリー的にも突っ込みたくなるし、チャン・ツィイー双子設定に違和感もあるが、それを差し引いても最初から最後まで大いに楽しませてくれたこと、日本人にとって、多くのゴジラ、キングギドラ、ラドン、モスラファン全員が楽しんでくれたら良い。そういう監督からのメッセージを受け取る事ができた作品として私は評価します。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-04 18:28:32)(笑:3票) (良:1票)
3.  哀れなるものたち 《ネタバレ》 
なんか凄い物を見せられた気がするてのと、スタンリー・キューブリックの映画に近い雰囲気を感じる映画で、誰もが解る映画ではない。解る人だけ解れば良い!俺の描く映画はこうだ!どうだ?みたいな監督からの強烈なメッセージを作品から受け取る映画だ。いきなりエマ・ストーン演じる主人公ベラが海に落ちていく(自殺する)シーンから、何だ?てなる。その後もいつまた自殺するんじゃないか?てハラハラドキドキしながら見てました。次から次へと色んな男、それも本当に愛してる男ではなくて、ただお金の為に身体を売って生きるベラの変貌ぶりの凄まじさ、哀れなるものたちてタイトル通りの哀れぷり、ベラは勿論、ベラに振り回される男達が哀れな事といったらない。とにかくタイトルに相応しい哀れなものたちの哀れぷりが凄まじい。そんな中、エマ・ストーン演じるベラのラストの表情に単なる不幸な女ではない幸せみたいなものを感じずにはいられない。
[映画館(字幕)] 8点(2024-01-29 18:52:25)
4.  ウォンカとチョコレート工場のはじまり
見てる時、見終わった後とチョコレートが食べたくなる。チョコレート好きにはもう、たまらなくなるぐらい出てくるチョコレートが美味そうで、帰りにチョコレート買ってきてしまいました。作品全体を彩るカラフルな色合い、笑いあり、スリルあり、ホロリとくるシーンありと最初から最後までずっとニコニコしながら見てました。あの悪役警官、2週間で70キロ太ったとか言ってたけど、どうやったら2週間で70キロも太るんだ?競走馬でもそんな太らないぞ!空に向かって上がるバルーン、楽しい音楽、美しい街並みなど、とにかくこの映画、美しい映像美に目が釘付けになります。ミュージカルに対して全く抵抗のない私みたいな人にはずっと楽しく見れて大満足です。
[映画館(吹替)] 9点(2023-12-12 20:34:06)
5.  伯爵夫人
チャップリン唯一の(初)のカラー映画 にして遺作であるがはっきり言って数多くあるチャップリン映画の傑作群に比べるとかなり劣る。最後にしてカラー映画を撮るチャップリンのハリウッド映画に対する怒りを感じる。自分に対するアメリカへの怒りをハリウッド映画界においても使いこなすのに難しいと言われたマーロン・ブランドとソフィア・ローレンという二代名優をチャップリン自身、俺なら誰にも真似出来ない使い方で魅了させてやるよみたいな怒りと監督としての自信が感じられる。更にチャップリン自身がヒッチコック映画が好きなんだなあみたいな演出、ワンカットだけ自らを出演させて見せるのを見ると同じイギリス出身監督、ハリウッドを代表する名監督への思いみたいなものが感じられる。色んな意味で見所満載の遺作であるがやはりチャップリンは白黒のが良い。ライムライトがチャップリン自身本当の意味でチャップリンらしい優しさに満ちた笑いと涙の傑作であり、だからチャップリン映画を見たことないけど見てみようかなという人には薦めないし、チャップリン映画を初めて見るなら街の灯やモダン・タイムス、キッド、黄金狂時代、独裁者などの白黒映画を私なら薦める。
[DVD(字幕)] 7点(2021-08-05 19:53:59)
6.  大平原 《ネタバレ》 
デミル監督による西部劇の傑作!オープニングの線路は続くよ何処までもが流れ、そこから最後まで眼の離せない会話と西部劇ならではの凄い迫力あるシーンの連続にどんどん引き込まれていきます。バーバラ・スタンウィックの強い女性像、周りの男達に全く怯まない。仲間を殺された復讐をする為に男達に闘いを望む姿のカッコ良さ、インディアン達が襲って来ても逃げない。それどころか銃を片手に放つなど、とにかくカッコ良いのだ。開拓時代のアメリカの夢でもある鉄道建設に向かう男達、邪魔する沢山のインディアンとの死闘、列車を使った迫力満点のシーン、列車に向かって落ちてくる家、火の中飛び込んで行く男達、雪の積もる中、走る列車、落ちて行く列車など、この映画は今の映画みたいに何でもCGで誤魔化すような事がなく、そのスケール感といい迫力といい映画が活動写真である事をきちんと見せてくれています。西部劇と言えば男の物であるイメージがあるが、この映画はバーバラ・スタンウィックの演じる強き女性による決して男だけが楽しめる作品にはなってない。そこがこの映画の1番の素晴らしさです。
[DVD(字幕)] 9点(2021-02-21 19:07:31)
7.  笑ひのガス 《ネタバレ》 
あれ?最初床屋さんかと思ったけど、よく見ると歯医者さんて事が分かります。歯医者さんでのチャップリンの男と女の客に対する態度の違いが面白く、そんなチャップリンが蹴られたり、投げられたり、またまた椅子から転げ落ちたり、椅子ごとぐるぐる回してみたりとチャップリンらしい動きだけで笑わせてくれたりします。ガスがこの映画の場合だと薬という事らしいけど、こんな歯医者には私なら絶対行きたくありません。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-02-08 21:17:26)
8.  キッド(1921)
チャップリンの映画、特に長編物は全てDVD-BOXで集めたいと思い買いました。そのぐらい大好きなチャップリン映画の記念すべき長編映画第1作にあたるこの映画、正しくチャップリンならではの愛と優しさに満ち溢れた傑作中の傑作です。(最もチャップリン映画はどれも傑作ですけど)そんなこの映画、とにかく少ない字幕と動きだけで何もかも伝わってきます。チャップリンならではの優しさがにじみ出ている。それと、子役のジャッキー・クーガン、文句なしの可愛さです。とにかくチャップリンの良い面が全て出ている作品として文句なしの満点です。
[DVD(字幕)] 10点(2021-02-08 18:49:26)(良:1票)
9.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
凄い!凄すぎる。この映画の凄さはまずチャップリンが同じ時代に生まれ、同じ時代を生きた一人の人物、ヒトラーに対して、真っ向から勝負し、そして、徹底的に皮肉っているところがいかにもチャップリンならではで、この映画の中の独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋の二人を演じるチャップリン!風船の形をした地球儀を尻でパーン!と割ってみせるシーンは、世界制覇を企むヒンケル(ヒトラー)に対しての怒りを描いていると同時に、ヒトラー政権の終りを予感する。この場面は本当に凄いとしか言えない。このように、チャップリンは例えトーキーでもサイレント映画のように撮っている。つまり台詞はなくてもパントマイムだけで、伝えたいこと言えるのだということが観ていてよく解ります。ラストのあの六分間の演説もチャップリンにしか出来ない。チャップリンだからこその演説だと、最後に「ハンナ、聞こえるかい?」とこれは自分を育ててくれた亡き母への熱い思いとして、描かれている。最後まで人間の愛を描く。さすがチャップリンです。
[DVD(字幕)] 10点(2021-02-08 18:46:20)(良:1票)
10.  ライムライト 《ネタバレ》 
チャップリンにとってのカルヴェロはチャップリンそのもの、彼自身であってけして誰の者でもなく、そこに描かれている世界は正しくチャップリンの世界であり、この映画の中でチャップリンが残したものは永遠に残るでしょう!とにかくチャップリンにとってこの映画が本当の意味での最後のチャップリン映画であって、その後の「ニューヨークの王様」や「伯爵夫人」はチャップリンにとっては自分を追放したアメリカに対する怒りで作っただけの映画であり本来のチャップリンの持っている優しさが感じられない別の物と思う。そんなチャップリンとバスター・キートンの夢の競演など見所いっぱいのこの映画、とにかくチャップリン映画としては最後の名作だと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2021-02-07 17:24:55)(良:2票)
11.  チャーリー・チャップリン ライフ・アンド・アート
チャップリンの素晴らしい作品の紹介、その他チャップリン映画大好きな現役の監督や俳優のチャップリン映画に対する思いなどが語られている。チャップリンファンにとっては大好きなチャップリン映画の大好きな場面が沢山、見れるだけで嬉しい。この映画を観てチャップリンの様々な一面も見れて楽しく見る事が出来る。チャップリンの映像作家としての凄さ、素晴らしさ、どの作品もチャップリンにしか撮れない。チャップリンだからこそ描くことの出来るチャップリンの世界、チャップリンファンは必見です。間違いなく楽しく見れる素晴らしいドキュメント作品です。チャップリン映画を見た事が無い方にも是非、観てチャップリンの素晴らしさ、チャップリンが如何に凄い人物かを知って欲しいと思うし、チャップリンファンとして言わせてもらうならこのドキュメント作品を見て1人でもチャップリンファンが増えてくれたら嬉しい。
[DVD(字幕)] 9点(2021-02-07 17:15:34)(良:1票)
12.  アイアン・ホース
ジョン・フォード監督僅か29歳にしてアメリカの歴史をここまで迫力ある映像で描いているのが凄い。素晴らしい。映画の基本はアクションである。今の映画みたいにCGなんて要らない。無くても沢山の馬、馬の動きだけで凄いアクションにより迫力あるシーンを撮る事ができるお手本の様な映画です。列車の迫り来る迫力、酒場での大騒ぎ、ジョン・フォード監督がサイレント映画でも才能ある所を感じさせる傑作!それにしてもジョン・フォード監督が描く世界に出てくる女性陣は何故こうも力強いのだろう?今作に出てくる女性陣の強さ、男を描かせても女を描かせても強い人間を描く才能には本当に感心させられます。
[DVD(字幕)] 9点(2021-02-07 16:52:27)
13.  チャップリンの舟乗り生活 《ネタバレ》 
チャップリンは短編も面白い作品が多い。あの揺れる船、2人の大男とのやりとり、身を隠すやり方からの大男2人を追い払う。そして、彼女の父親までも海の外へと放り込むのはやり過ぎだと分かっていても笑ってしまいます。チャップリンらしい笑いとハッピーな終わり方、船の中でのハシゴを使ったり、袋に隠れるくだりの面白さなどはキートン同様、間違いなくドリフターズのコントに大きな影響を与えてる筈です。それにしてもあの揺れる船の中でもマイペースで笑わせてくれるチャップリンを見てるとそれだけで嫌な事を忘れさせてくれます。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-03 22:16:25)
14.  キートンのカメラマン 《ネタバレ》 
いやあ~キートン!素晴らしい!ここまで感情移入できるドタバタコメディなんて、そう滅多にあるものじゃないです。チャップリン映画を観ているような感覚にキートンの映画も観ているとなったりして、とにかく大いに笑わせるだけ笑わせておいて最後は感動!感動なんてもんじゃなくて、大感動でした。カメラマンに扮したキートンが一人の女性に恋をして、そして、またそんな女性の為にと活躍するキートン、プールでの飛び込み、その後の履いていた海水パンツが脱げてしまいおどおどするキートン、街では中国人マフィアの抗争に巻き込まれながらカメラを回すキートン、だが、肝心なカメラにフィルムを入れ忘れ上司に叱られるキートン、自分のミスで会社を辞めることになってしまい自殺しようとした女性を助けだすキートンも全てが愛しくてたまらない。そして、そして、最後は見事な終わり方!キートンの映画の中でも一、ニを争うぐらい切なくてほろ苦いけど、感動出来たこの作品、文句なしに大好きな作品となりました。
[DVD(字幕)] 10点(2021-01-31 20:45:29)(良:1票)
15.  キートンの警官騒動 《ネタバレ》 
キートンがプロポーズした女性にあなたが大物実業家にならないうちは結婚できないわて言われたあと、大男と遭遇した後のやり取りが笑える。財布の中だけ抜き取り、それを知った男が戻って来るも、既にキートンの姿はなし!くすねたお金を結局は詐欺に取られるという何とも惨めなキートン、終盤の警官達との攻防がスリリングで面白い。ハシゴを使ってのキートンのアクションシーンには毎度の事ながら感心させられると共にキートンの映画を見る度にキートンのアクション、ギャグはジャッキー・チェンやドリフターズのメンバーのコントに大きな影響を与えている筈だと思わずにはいられない。この作品、見事に大勢の警官から逃げ切り、女性とも上手く結ばれてハッピーエンドをと思わせてそうならないという見事なオチまで見せてくれる。そういう意味でもキートンらしい作品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-01-31 20:34:08)(良:1票)
16.  男の敵 《ネタバレ》 
金を取るか?友達を取るか?という問題を鋭く描いた作品として見応え十分!金の為に友達を裏切る男の哀れな人生の最後、裏切って警察に密告し、友達を売った男がラスト、その相手の男の母の前で全てを打ち明けて死んでいく姿とそれを涙を流しながら見て許す母の姿が忘れられなくなるぐらいの印象を残します。重くなりがちな内容でありながら飽きることなく見せるジョン・フォード監督の演出、それに応えて見せた俳優の演技の素晴らしさ、どんなジャンルの映画を撮らせても水準以上の作品に仕上げるジョン・フォード監督の凄さを改めて知った気がする。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-31 15:20:40)
17.  キートンのマイホーム(文化生活一週間)
バスター・キートン!凄すぎる。もう、どうして?なんでこんなにも面白くて、本当に笑えて、泣ける。それもたった20分ほどの作品の中でこんなにも素晴らしいアイデアで笑わせてくれる。素晴らしすぎて、涙出てきました。出来上がった家を見た途端、大爆笑し、そんな家がくるくると回転する所のあの凄さ、笑いすぎて、涙が出来ました。はっきり言ってこの時代の今みたいにCGなんて無い時代にこれだけの凄い内容の作品で徹底した笑いを提供してくれたキートン!あなたもチャップリン同様、偉大な喜劇役者であり、そして監督でもある。文句なしに大好きな一本となりました。よって、当然の如く、10点満点です。最後にもう少しだけ言わせて貰いたい。キートンの映画もチャップリン映画同様、全部DVD化してくれーーーー!
[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-01-24 18:31:13)
18.  ハンター(1980)
スティーブ・マックイーン最後の映画となってしまった作品で、映画そのものは平凡な作品だが、マックイーンの最後まで身体を張ったアクションシーンに本物のアクションスターを感じることができる。昨今のCGだらけで大味な映画を見てばかりいる人達からしたら大したアクションに感じないかもしれませんが、マックイーンのスタント無し、更にCGなんて無いアクションシーンにアクション映画はこうあるべきだと感じることができる。正直言って今までのマックイーン映画からしたらかなり物足りないし、マックイーン自身の身体の切れもあまり感じない。それだけにマックイーンの最後までアクションスターであろうとする姿には感心させられると共に見ていても辛く、もっと長生きして欲しかった。マックイーンフォーエバー!と最後は一言、言わせてもらいこの映画の感想を終わりにしたいと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2021-01-22 19:18:18)
19.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 
特殊技術が何でも可能な今とは違って、ひとコマひとコマの動き、CGではない手作りによるキングコングの怖さ、モノクロであるから余計に怖い。そんなキングコングが人間の女性を好きになる刹那さ、目の前で恐竜に殺られそうになる惚れた女性アンを助けようとする。剥いだアンの服の臭いを嗅ぐキングコング、人間達の身勝手な行動の前に大暴れし、見世物扱いの上の悲劇的な結末にこの映画は単なる怪獣映画というより、人間が如何に自分勝手な生き物かという物語ってる映画であり、そういう意味でもこの映画からは物凄いメッセージみたいな物が伝わってきます。単なる怪獣映画の枠を超えた素晴らしい映画だ!
[DVD(字幕)] 9点(2021-01-17 14:10:36)
20.  サンライズ 《ネタバレ》 
いやあ、これは凄い。台詞なんて無くても映像だけで全てを語る。分からせるシーンの数々、霧の立ち込む野原を彷徨う男、霧と月の美しさ、美しいという意味ではそんな迷える男を狂わす女、ジャネット・ゲイナーの美しさ、愛を語るのに余計な言葉は要らない。表情だけで語らせる監督の演出の素晴らしさに酔いしれました。サスペンス映画として完璧な上に娯楽性、芸術性の高さ、ベッドに仰向けに寝る男の表情に被せるようにして写し出される霧の映像美、この映画は全てにおいて美しい。寝ている男にそっと布団をかけてあげるジャネット・ゲイナーの優しさ、男が鳥に餌を与える女の姿を見てる場面と赤ちゃんを抱えて動き回る女の美しさに加えて吠える犬、湖でのシーンの恐ろしさなどは映像だけで全てを語っている。分からせてしまうぐらい本当に上手い。映画の基本である映像により見せる素晴らしさ、娯楽と芸術とが見事に融合した大傑作!
[DVD(字幕)] 10点(2021-01-17 13:42:16)
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