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サムサッカー・サムさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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181.  ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 
前作はテンポが良かったが今作は良すぎて色々な国を回っているのにスケールの大きさを感じなかったし、コメディ要素が強くなりすぎているとも感じた。それとミッチがどんなヤツなのか掴めなかった。ミッチが犠牲になり、ベンたちを助けるシーンでは、そこだけ見れば犠牲となり叫びながら扉を開けるエド・ハリスの演技、そして表情が真に迫っていたいい場面なのだが今までのミッチを考えると何故今頃名誉に目覚めたんだと思い違和感があった。黄金都市を見つけた時、ミッチがベンに謝るがそれではミッチを説明するには不十分だし遅すぎる気がする。この点は残念だった。しかし相変わらず警察や悪者に追われながらのスリリングな謎解き冒険は楽しかった。キャストもエド・ハリス、ヘレン・ミレン、ブルース・グリーンウッド参戦とすごい事になっているが何よりもあの愛すべきキャラクターたち(ベン、ライリー、アビー、パトリックなど)にまた会えたのが個人的に嬉しかった。余談だが前作ではダイアン・クルーガーとニコラス・ケイジは歳があわないんじゃないか(見た目もだけど)と思っていたが、今作でのアビーのボーイフレンドのコナーをみると、なるほどアビーの趣味ってそっちなんだ、と納得した。
[映画館(字幕)] 6点(2008-01-19 21:09:07)(良:1票)
182.  ナショナル・トレジャー 《ネタバレ》 
子供の頃、祖父から聞いた話を信じ、ひたむきに夢を追い続けてきたベンをニコラス・ケイジが好演している。ベンの歴史への尊敬、夢への情熱が感じられた。作品の方はテンポが非常によくそれでいて謎や知的なパズルを解いていくのが気持ちよい冒険映画。イアン一味とベンたちの駆け引きもスリリングで面白い。ベンの情熱、壮大な歴史を表現したスコアも世界観とマッチしていて良い。個人的には宝が既に誰かに持ち去られたと思いパトリックがベンを励ますシーンが気に入っている。自分の父を心から信じ、夢に敗れてしまった自分の跡を継ぎ、ついには宝の存在を証明した息子を誇りに思ったのだろう。夢を持ちそれを追い続ける事が大事なんだという事を言っている気がした。そしてこの流れを受けての宝との対面は、ベンのそしてゲイツ家の夢がついにかない、走っていく火に少しづつ照らされ宝が姿を現していくのが感動的だった。
[映画館(字幕)] 8点(2008-01-19 20:39:21)(良:1票)
183.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
華麗な舞台パフォーマンスを武器とするダントン、人気より実力で勝負するボーデン。この二人のマジックの闘いは観ていて楽しめた。劇中を彩る美しくそれでいて妖しい美術も雰囲気を出していて良い。この映画はマジックだけでなくテスラの科学力によるSFの要素があり独特の世界観を有する。故に最終的なダントンのマジックの種、ボーデンの種は何でもアリのオチなっている。しかし彼らのマジックに対する答えのヒントは劇中に多すぎるほど用意されおり不条理には感じなかった。ダントンのフェイクが見つかったのは奇跡だけど。しかしボーデンに比べダントンの方が少し魅力的に描けてなかったのは残念な点だ。クリスチャン・ベールの演技が非常に良いというのもあるかもしれないが。また時間軸も結構複雑だがそこはノーラン監督である。ダントンの足の怪我などを鍵に分かりやすく物語を構成して見ごたえがある。
[映画館(字幕)] 8点(2008-01-17 23:59:37)
184.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
サスペンスというよりはダークなファンタジーかと。嗅覚をつかって鑑賞した映画は始めてだ。ほんとにスクリーンから匂いが発せられているようだった。香りを表現するための、芸術ともいえる美しくも醜悪な画面作りには大満足。そして香水、究極の香り、香りの消失などを表現しきった音楽には脱帽だ。台詞の少ないグルヌイユの心情を表す手助けにもなっていたと思う。音楽に負けず主演のベン・ウィショーも非常に良い。驚愕の才能を持ちながら、人としての感性にかけ、それでいてどこまでもピュアなシリアル・キラーを独特の存在感で怪演している。ストーリーは非常に新鮮に魅力的に感じた。究極の香りが起こす奇跡、グルヌイユが最初に殺した少女を思って涙するシーン、そしてグルヌイユ自身が消えてしまうというラストも良かった。あの死刑台の広場でのシーンは説得力があった。演技、音楽、脚本、演出、そして香りと色々な要素を楽しむ事ができた。
[映画館(字幕)] 9点(2008-01-17 23:23:03)(良:1票)
185.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
大迫力のスペクタクルで楽しませてくれる一方、人間ドラマとしても秀作だ。最初のニューヨークからヴェンチャー号での航海の流れはこの映画には不可欠な部分だと思う。スカルアイランドに着くまでの間、多数のキャラクターたちが登場するがその描写に無駄がなく的確であり、アクションの見せ場であるスカルアイランドでのドラマを支えている。暗示的な台詞の使い方も巧い。この一連の流れが物語りに深みと感動を与えている。またスカルアイランドでコングとアンが心を通わせていく過程も丁寧に描かれて、コングがビルに登っていく理由も感動的だった。ピーター・ジャクソン監督のルーツでもあるコングへの情熱や愛をスクリーンから強く感じた渾身の一作。
[映画館(字幕)] 8点(2008-01-14 23:26:51)(良:1票)
186.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
映画館でしかこの体験は出来ないだろうと何度も劇場で鑑賞した個人的に大好きな映画。しかし驚愕の映像で魅せる反面、ストーリーや編集は不要なかキャラ、シーンが多くキレがないとも感じた。音声解析班に若者達ではなく、ジョン・タトゥーロを国防長官の同期的な設定で起用すれば、ジョン・ボイトとの間にドラマが生まれ、ラストのフレンジーとの死闘がより盛り上がったかもしれない。そして一番不要なのはなんといってもあの電話の交換手だろう。あそこで笑いをとる必要はまったくなく、未知の侵略者との戦いという緊張感をそいでしまっている。せっかくレノックス大尉とエップス軍曹が「どのポケットだ!?」「左の尻っぺただ!!左の!!」と必死に戦っているのにあの交換手のせいで台無しだ。またこの映画のテーマの一つはベイお気に入りの「自己犠牲」だろう。しかしほんとに犠牲になったのはジャズだけで、そのジャズの影がひたすら薄いのも問題だ。「サムのハッピータイム」のくだりは削って、ディセプティコンズとの戦いをいれてメンバーの性格を掘り下げたほうが良かっただろう。と散々酷評した訳だけど評価すべきことも多い。バリケードに狙われたサムがミカエラに「僕の車を信じて!」というシーンでは二人の顔の間に光が差し美しい場面になっている。全編に見られる光の演出だがこのシーンでは一際美しい。スコアとの連携もパーフェクトである。そしてこの場面が終盤、ミカエラの「あなたの車に乗った事は後悔しない。」という台詞につながるのも良い。サムの成長もよかった。はじめはファニーフェイスでミカエラに「良ければ乗っていくよ」とか言ってたときとラストでの顔つきは明らかに違う。キューブを守る、世界を守るという過酷な試練がサムを逞しくしたのだろう、シャイア・ラビオウフの好演がうれしい。アニメのノリに近くトランスフォーマーのファンとしては非常に満足のいく作品と思う。「聞け!君はもう兵士なんだ!!」すごく憧れる台詞だ。
[映画館(字幕)] 8点(2008-01-14 00:12:38)(良:1票)
187.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
満点を付けざるを得ない傑作。全編において演技と演出が冴え、すべてのシーンが見所といえる。始まりからボンドとは思えない激しいファイトシーンで007になる前ということを見せ付けられ、またドライデンとボンドが向き合うシーンを黒主体、ドライデンの部下をボンドが殺すシーンを白主体の映像で描く演出も素晴らしい。マダガスカルの追跡シーンでは迫力のアクションだけでなく体術を駆使して逃げるモロカと知恵と力で追うボンドの対比も見ることができる。空港のシーンも緊張感がある。しかしこの映画が一番面白くなってくるのはやはりヴェスパーが登場してからだろう。二人が惹かれあっていく過程をハイテンションなポーカーゲームの間に丁寧に描いている。シャワールームでボンドがヴェスパーの血を舐めて拭うシーンは特に印象的だ。拷問の後の療養中にパスワードがVESPERと知った時の「笑顔と小指だけでも私にとっては立派な男よ。」という台詞とエヴァ・グリーンの表情からもボンドへの大きな愛を感じさせる。ラストのヴェニスに沈む家で必死で助けようとするボンドをヴェスパーが制止するところではやはりエヴァ・グリーンの表情がとても切なく涙してしまった。ラストでホワイトを殺さなかったのはボンドの00としての成長をあらわしていたと思う。きめ台詞にもしびれた。 you know my nameを基調としたスコアがパナマ、ヴェニスなどの映像にマッチし、アクション、脚本など全ての面においてパーフェクトだと感じた傑作。
[映画館(字幕)] 10点(2008-01-12 21:28:34)(良:2票)
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