Menu
 > レビュワー
 > The Grey Heron さんの口コミ一覧。14ページ目
The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2676
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81
>> カレンダー表示
>> 通常表示
261.  死の接吻(1947) 《ネタバレ》 
the kiss of death とは命取りの行為を意味するそうで。罪人が官憲に密告して見返りを得るというどんな理由があろうとも許し難い裏切り行為はまさに命取りの行為であって、代償を払わされる物語。デビュー作にしてオスカーノミネートされたリチャード・ウィドマークが放つ死神のような笑い声がサスペンス感を際立たせており(あの階段シーンは正味で女優さんが乗ったまま落とされたのだとか)彼が娘二人に手を出すようであれば怖くて鑑賞リタイヤしたかも。ヴィクター・マチュアの実直な演技にも好感。フィルム・ノワールの傑作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-09-03 01:28:12)
262.  ネバダ・スミス 《ネタバレ》 
オープニングで登場したカール・マルデン、マーティン・ランドー、アーサー・ケネディの人懐っこさにまんまと騙された私。狂った目つきで狼藉の限りを尽くす姿が強烈過ぎる。執念でこの三人を追い続ける過程で多くの人と出会う事で成長してゆく少年を演ずるスティーブ・マックィーン(さすがに未成年には見えなかった)は何時も通りのクールさと何時もとは違う未熟さを見せる。ラストシーンでの「殺す価値が無い」という一言に、とるに足りない人間に憎む価値など無いと思っている私はいたく共感。物語に厚みを加えたブライアン・キース、ラフ・ヴァローネも忘れ難い。ウエスタンの秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-08-27 00:59:07)
263.  ハリケーン(1937)
ストーリーは監督ならではの反骨心溢れるものだけど、単調で都合の良さを感じた結末が物足りない。しかし、ハリケーンの凄まじ過ぎる阿鼻叫喚模様は圧巻。濁流の「ゴゴゴゴゴ~」と鐘の音の「ゴーン ゴーン・・」の迫力たるや。IMAXでこのシーンを見たら気を失ってしまうかも。ストーリーは忘れても映像は忘れられないでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2018-08-26 01:45:43)
264.  私は告白する 《ネタバレ》 
告解は「人殺ししました」であっても絶対他言しない。神父の掟を守り抜こうとするローガンが濡れ衣を着せられて追い詰められてゆくのを固唾を呑んで見守る。恩を仇で返す犬畜生にも劣るケラーのお蔭で、鑑賞翌日歯が浮いてしまって困った事に。ケラーとその妻とルースの告白を聞くローガンの胸の内をモンゴメリー・クリフトが魅せてくれる。タイトルの「私は」はケラーの妻を指しているように思えるもので、そのシーンに堪らず大泣き。何時もの洒脱さが影を潜める監督らしからぬ、それでいて見応えある秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-08-26 01:07:46)
265.  マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー 《ネタバレ》 
41年前に購入して毎日聴いていた アルバム Arrival / ABBA 1曲目のWhen I Kissed The Teacher が物語の始まりで流れたのには参りました。いきなり大感激。 更に、Knowing Me, Knowing You   My Love, My Life   Why Did It Have To Be Me にも感無量に。 そして、Waterloo でピアノを弾いている後ろ姿がベニーに似ていると思ったらベニーその人だったのに大大大感激。 初のIMAXでの鑑賞も相まって酔いしれました。 映画用に改編されたのかもしれませんが歌詞と場面が合っていて歌に加えてストーリーもなかなかのものでした。 俳優では光り輝いていたリリー・ジェームズに拍手喝采。 オッチャン3人に10年の時の移ろいを味わいました。
[映画館(字幕)] 8点(2018-08-26 00:39:42)(良:3票)
266.  哀愁の花びら 《ネタバレ》 
陳腐であったのは邦題のみで現実味を感じさせられたショウビズ界舞台裏での愛憎劇は見応え十分なもの。ジュディ・ガーランドが思い浮かんだニーリー・オハラを演じたパティ・デュークの熱演が素晴らしく、お目当てだったスーザン・ヘイワードとの掴み合いは圧巻。母や夫を思い遣る人格者であっても才能無く容姿が売りのジェニファーを演じたシャロン・テートも酷評には値せず服毒シーンがやるせない。アンを演じたバーバラ・パーキンスは主役であってもインパクトに欠けた点が残念。三者三様の生き様を表したようなディオンヌ・ワーウィックの主題歌はほろ苦く余韻が深い。職人ぶりを感じたマーク・ロブソン監督の秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-07-07 21:56:57)
267.  謀議<TVM> 《ネタバレ》 
1942年1月20日にヴァンゼー湖畔の邸宅(元はユダヤ人宅)にて開催されたヴァンゼー会議の模様が描かれた作品。党・内閣・省庁・国務事務・治安機関・占領地責任者・親衛隊の15名の出席者の内13名が知らされていなかった議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」議長ハイドリヒと腹心アイヒマンの中では方針及び方策は決定済みであり、本件の権限を親衛隊に集約させる事も含めて全会一致の可決に向かって会議を進めてゆく。各々の立場から出される意見はユダヤ人を人間と思っておらず、口蹄疫の対策会議のよう。とりわけ印象深いのが激しく反対したニュールンベルグ法作成者のシュトゥッカートの「抹殺は法にもとるもので強制去勢で種を絶やせ、その際の混血におけるユダヤ人の定義を明確に」コリン・ファースの熱演もあいまって腸が煮えくり返った。人間が持ち合わせている感情から反対したクリツィンガーとて度合いが少ないものの鬼畜に変わりない。 他作品でゲスの権化だったハイドリヒは物腰は柔らかいものの発言の封殺や個別の恫喝で着地点に向かって突っ走り、アイヒマンは執事のように物静かにハイドリヒを補佐する。「白い巨塔」の教授会を見ているようだった。 後片付けする邸宅の使用人達も無邪気に雪合戦をして主人を待つ運転手達もヨーロッパ各地のユダヤ人達も謀議の内容を知るはずもない事が何ともやるせない。アイヒマンによって破棄された会議資料の内、戦後発見された№16のコピーの所有者はクリツィンガーだったのだろうか。 ほぼ全編に亘る室内会話劇は緊張が途切れない見応え満点の秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-06-18 15:38:53)(良:2票)
268.  シーラ号の謎 《ネタバレ》 
クリントンが誰がシーラを轢き殺したのかを知る事無く殺されるまでも見応えがありましたが、ここからがお楽しみの始まりだったのです。極上の脚本が、同姓同名の方かと思ったらアンソニー・パーキンスその人によるものだというのに心底仰天。南仏のロケーション、ケン・アダムによるシーラ号内装が実にゴージャスであり、ムービースターが一層輝いて見えため息が出まくり。お目当てジェームズ・メイソンには大満足!登場シーンで伏線の一つになっていた膝に乗せた幼女に向ける「ロリータ」以上に怪しさが漂っていた視線、リチャード・ベンジャミンとのラスト30分近くに亘る謎解きでの優雅な語り口、分が悪そうで手に汗握った決闘模様、アンソニー・パーキンスの皮肉が籠っているような意外な幕引きでの腹黒さが滲み出ている姿。変幻自在な演技に惚れ惚れするばかりでした。ジェームズ・メイソンのファンの方(いらっしゃれば)には勿論の事そうでない方にもお薦めの作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2018-06-04 12:30:57)
269.  六番目の幸福
気の強さに鼻白む事があるイングリッド・バーグマンですが、本作での強さは何があっても信念を曲げず自分で困難な道を進む勇敢さと他者への思いやりも持ち合わせるものでひれ伏しました。ジェナイにとっての6番目の幸福とは逃げ出さない事に思えます。そんな彼女にジワジワと惹かれてゆくリン大佐の心模様もさることながら、滋味深い県長が絶品で彼女との別れのシーンでの万感胸に迫る姿に涙が溢れました。作品公開を待たず53歳で他界したロバート・ドーナットのラストパフォーマンスをこの先忘れる事はないでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2018-06-03 00:33:35)(良:1票)
270.  キー・ラーゴ
味わい深い面構えと言えばこの二人と思うエドワード・G・ロビンソン、ライオネル・バリモア共演が嬉しいったらありゃしない。ギャングのボスとして器が大きいのは見かけだけで実態は卑怯千万の情けない輩と、足は衰えても(実際に車椅子生活を送っていたそうで、力を振り絞って立ち上がったのでしょう)魂は健在の爺さん、対峙する二人に見惚れてため息が出ます。間に入ったハンフリー・ボガート、ローレン・バコール(実生活で25歳違いの夫婦なんですね ビックリします)がもうひと頑張りして欲しかった。物語的には物足りないもののお宝映像を拝めたありがたい作品。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-20 00:08:33)
271.  ジュリアス・シーザー (1953)
本作の主人公はブルータスであり、最初から最後まで思い迷っていた青臭い理想主義者を演ずるジェームズ・メイソンの実直な演技に魅入るものの心揺さぶられる事は無かった。一方で謀反の首謀者にして権力欲の塊カシウスを演ずるジョン・ギールグッドの飢えた狼のような眼差しが絶品。彼が現れる度に画面が不穏な空気に包まれ、ジェームズ・メイソンをも凌ぐ気迫に圧倒されました。もっと長い尺で登場人物の心の内を見せてもらいたかった。 movie legends 同士のツーショットのお宝映像に大感激で購入したDVDは私の大切なたからものになりました。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-18 01:45:12)
272.  ロード・ジム(1965) 《ネタバレ》 
お目当てジェームズ・メイソンの他にピーター・オトゥール、クルト・ユルゲンス、ジャック・ホーキンス、イーライ・ウォラック、ポール・ルーカス、エイキム・タミロフと重厚な俳優陣にビックリ。更に伊丹十三(この時は一三)出演に二度ビックリ。異国情緒溢れる舞台で、消えない過ち(事故シーンの迫力は特筆もの)に苦しみながら転落人生を懸命に生きるジムを熱演するピーター・オトゥールが素晴らしい。手に汗握った戦闘シーンの決着にハッピーエンドで良かったと思った時に、ジェームズ・メイソンが登場していない事に気がついた。??? 1時間48分を経過して、ペストよりも多数の人を殺したという鬼畜船長、人呼んで「紳士のブラウン」としてご登場。 クルト・ユルゲンスを子供扱いする貫録を示し、ジムの本質を見抜くあたりは流石の存在感。しかし、小汚い真似でジムを破滅に追いやる極悪人ぶりがステレオタイプで迫力に欠けたのが残念。 死をもって過ちの呪縛と訣別しようとするジムと彼を連れて帰ろうとするスタインとのやりとりに胸が詰まる。 長かったもののブラウン船長登場以降のシーンは本作にとって欠かせないものだった。 ジムの生涯を描いたスケールの大きい冒険活劇且つ人間ドラマとして十二分に楽しめた逸品。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-14 02:54:49)
273.  イグアナの夜
オープニングクレジットにあったテネシー・ウィリアムズに期待と不安が入り混じる。『ロリータ』に続いてオヤジを窮地に追い込むスー・リオンに、「飽きもせずこの小娘が!」上がる血圧をクスッと笑えるリチャード・バートンの受け答えが下げてくれる。コメディものなのかと思っていたら、バートンが中国まで泳ぎに行こうとしてからラストシーンまでのデボラ・カー、エヴァ・ガードナーとの三人で過ごした一夜が実に味わい深く座り直して鑑賞する。特筆すべきはエヴァ・ガードナー。アン・バンクロフトをエキゾチックにした感のある男前な彼女が夜のビーチでマラカスボーイ2人組と絡み合う圧巻のシーンは「寂しい時に見る景色は美しい」が思い浮かんだ。初めてリチャード・バートンの色気を感じた作品で、不安が消し飛び尚且つ私の願い通りの結末が嬉しい。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-13 21:26:31)
274.  ブラジルから来た少年
ヨーゼフ・メンゲレという実在した鬼畜医師を演じたのが「アメリカの良心」ともいうべきグレゴリー・ペックというのに仰天。私だって一度はこういう役をやってみたかったんだよと言わんばかりの怪演が特筆もの。ナチハンターのローレンス・オリビエ(この人もメンゲレ役が似合いそう)との肉弾戦はご老体同士とは思えない迫力で、それ以上にドーベルマンとの肉弾戦もどうやって撮影したのだろうと思うもの凄い迫力。意図が不明な陰謀の全容が明らかになってゆく過程に引き込まれ、荒唐無稽であるのに妙なリアリティがあり余韻が残る。お目当てジェームズ・メイソン(この人が一番メンゲレ役が似合う)の存在感の薄さを補って余りある秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-06 00:17:27)
275.  砂漠の鬼将軍
「ワルキューレ」「将軍たちの夜」でヒトラー暗殺未遂事件、ロンメル元帥に関して多少の知識有り。元帥の軍人としての葛藤が主に描かれており、ヒトラーをはじめとしてSSが欠片も持ち合わせていない騎士道精神に背筋が伸びる思い。今生の別れでは妻の気丈さが悲しみに輪をかける。遺品のコートを着用したジェームズ・メイソン渾身の演技に見惚れた傑作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-05 00:56:58)
276.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
ベネディクト・カンバーバッチ出演以外の知識無く、prime videoで適当に選んだ何の期待も無く観た作品が大当たり。 天才数学者に纏わる物語が見事に交通整理された三つの時系列でもって描かれた奥行きの深い作品。 第二次大戦時ドイツ軍の暗号解読に成功した勲章ものの功労者に対するヒトラー総統と大して違いのない国の仕打ちが余りにも酷い。チャーチルは何をやっとったんじゃ(怒) 収監よりホルモン治療を選び衰えてしまったチューリングがクリストファーと別れたくないと泣く姿に胸を衝かれる。非業の最期をテロップのみで示してくれた演出により、悔し涙が止まらない事態は避けられた。半世紀の時を経ての謝罪やら恩赦に、国としての取り返しのつかない損失を思い知ればいい。 主役はベネディクト・カンバーバッチ以外考えられず、一世一代の名演技に拍手喝采。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-05-03 23:02:26)
277.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男 《ネタバレ》 
エドワード・G・ロビンソンが卑劣な(多分)圧力に屈してしまった姿が物凄い衝撃。信じられなくて悔しくて悲しくてやり切れない。公聴会での証言後ジョン・ウェイン(だったか)が「これで仕事の依頼が殺到するよ」と言うのに撃ち殺してやりたいと思った。トランボの不屈の精神に感嘆すると共に類い稀な才能と妻子の支えと偽名が使える脚本家であればこその復活劇。 エリア・カザンが出てこなかったのは何故か、一介のコラムニストがあそこまでふんぞり返っているのは何故か(ヘレン・ミレンのクソババアぶりがナイス)、トランボの政治信条は如何なるものだったのか。何を思ってこんな邦題をつけたのか。疑問がいっぱい。 トランボの受賞スピーチと聞き入るエディの姿に涙が溢れた。 どんな事があっても裏切りはアカン。裏切って苦しむ(のなら)裏切られるほうがマシやわなぁ。 わたしは、良心を今年の流行に合わせて切断するようなことはできません、と突っぱねたリリアン・ヘルマンのような者もいたのに。 ハァ~、知りたくなかったなぁ・・・
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-23 02:12:19)(良:1票)
278.  スケルトン・キー 《ネタバレ》 
ジョン・ハート出演作という事で鑑賞。会話が出来ないという役柄もあって物足りなさを感じながら寝転がって観ていたエンドロールにあった Gena Rowlands に「え~! 貴女でしたか!」 飛び起きて速攻で正座して最初から観直しました。独特のオーラを放つ人だなぁと魅入ってた人が私の敬愛するジーナ・ローランズと気付かなかった自分の間抜け加減に凹みつつ、夢の共演を堪能させてもらいました。 「ここから出してくれ」の意味が解る、救急車の二人が示す結末は救いが無い恐ろしさで見事な脚本に唸らされます。 名優が出演するに相応しい一級品のサスペンスでありました。
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-20 15:57:01)(良:1票)
279.  ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 
アルドリッチ節全開の名作。  クルー:「所長を殴って後悔した事は?」 老トレーナー:「無い」 所長の言いなりになって後悔するより意志を通して後悔する事を選んだ本作一番の名シーンに胸を熱くさせられる。 刑務所モノの所長のなかではダントツの憎たらしさでクルーを引き立てたエディ・アルバートの変わらぬ名脇役ぶりに喝采。
[DVD(字幕)] 8点(2018-03-28 14:51:37)
280.  必死の逃亡者
犯罪者、被害者一家、官憲、それぞれの必死さが生み出す緊張感が途切れることのない展開。加えて一家の絆の強さにじわじわと感動が湧きあがり、「パパ、僕も人質になるよ」「バカな事を。お前は悪い子だ、パパに楯突いてばかり」に涙腺決壊。ボギーを自分の引き立て役にした感があるフレデリック・マーチにキュンキュンさせられ通しで、ラストの手招きにまた涙。ボギーの手下2人がアホアホでなかったら10点でした。どのようなジャンルでも一級品に仕上げる巨匠に拍手喝采。
[DVD(字幕)] 8点(2018-03-17 20:20:19)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS