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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 827
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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261.  X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 
X-MEN大好きで全作品観ています。今作はニュージェネレーション・シリーズの最終章で、最大最強の敵の登場とあって、期待に胸を膨らませての鑑賞となった。OPの儀式のシーンはなかなかの出来。ていうかあれだけ仰々しくやらないと相手に乗り移れないんじゃ、一番最初はどうだったのかが疑問。元々アイツ自身の能力って何だったんだろう?いろんなミュータントに乗り移って力をつけていったらしいけど、最初から神と崇められるほど力を持っていたのか?千回以上乗り移るって相当だよ!よくまぁ~みんな言うことをきくもんですな。その辺が疑問に残ってしまった。  X-MENの持つテーマは一作目から何ら変わってはいない。しかし変わらないからマンネリ化もまた避けられない。良くも悪くもワンパターン。特にマグニートーくん。もうね、コロコロコロコロ変わりすぎ。敵になったり味方になったり。結婚して子供がいたのにもビックリ!よく正体バレずにいたもんだ。とにかくテーマが変わらない普遍的なものならば、もうちょっと見せ方の工夫がほしい。人類がミュータントを忌み嫌い差別するにしてもありきたりな演出で、はぁ~またですかな感じ。新鮮さに欠けます。  この作品から一作目の作品へと繋がっていくのだけど、はたして何の違和感もなくすんなり繋がってるのか?絶対にどこかしら、ん?ってなるとこあると思うな。  で、結論を言えば期待以上ではなかったけど、まあX-MENなんで単にそれだけでこの点数です。はい。あとやっぱりジーンが一番最強なんだと再認識させられた。それとプロフェッサーの永久脱毛の原因も・・・(笑)  エンドロール後にまたまたお楽しみ映像があるので、最後まで席を立たずに、です。
[映画館(字幕)] 6点(2016-08-13 14:44:52)
262.  アーロと少年 《ネタバレ》 
観終わってからすぐに的確なコメントが浮かんでこなかった。一晩たった今でも正直、気の利いたコメントが出てこない。面白かった。逆転の発想が素晴らしい。CGのクオリティが半端ない!たしかに間違ってはいないけど、な~んか味気ない気もする。それ以外にもっとこう、この作品の持つ得体の知れぬ魅力を、うまい言葉で表現できないものだろうか。そう考えれば考えるほど迷宮にハマりこんでいく。あ~悩ましい・・・。  ラスト、四足歩行だった少年が二足歩行に変わるシーン、なんか・・・切なくなりました。いろんな意味で・・・。
[DVD(吹替)] 7点(2016-07-29 06:32:15)
263.  ファインディング・ドリー 《ネタバレ》 
とても続編とは思えないくらい脚本が素晴らしい!もっと的を絞って言うなら、ドリーの設定が秀逸すぎ。なぜなら前作の脚本なりキャラクター設定が練られた時に、ドリーの細かな設定がその時点で出来上がっていたんじゃないか、そう思えてしまうほど全くもって違和感なく、かつ自然すぎるんです。というかまるで当たり前みたいに。もうね、アンビリーバボー!です。はい。  記憶障害を持つドリーを主人公にすることによって、この「ファインディイング・シリーズ」の持つメッセージ性がより明確になった。前作では多種多様な障害や弊害、思想やポリシーを持ったキャラが登場したが、今作も近視のジンベイザメや引きこもりの水ダコは登場するものの、焦点がドリー一本に絞られているため、とてもスッキリとした印象になった。  前作の良かった点は、広い海の世界を冒険する父親と、その真逆に狭い水槽の世界で奮闘するニモ、という好対照の展開が面白く、各キャラが持っている弱さを克服していく点にあった。今回は海の中の冒険はほとんどなく、施設内での冒険と、ドリーの障害を持ちながらもポジティブに生きていく姿だけで、どちらかと言えばスケールダウンした感もある。しかし、あえて余分なものを排除したのが功を奏してか、何度も言うように非常に分かりやすく、とっつきやすくなった。  ただ難を言えば、海に戻りたくなかった水ダコのハンクが海に戻った時の心情の変化が希薄なのと、そのハンクがトラックを難なく運転してしまう描写はさすがにやりすぎだろうと思いました。  同時上映された短編「ひな鳥の冒険」。これまた傑作でした。あとエンドロールは最後まで観ましょう!
[映画館(吹替)] 6点(2016-07-24 17:24:45)(良:1票)
264.  ファインディング・ニモ
父親の成長、子供の成長。それによって子離れ親離れをする物語。擬人化された海の生き物たちがとにかく素晴らしい。これを観てから水族館になんか行ってみると、きっと今までと違った楽しみ方が出来そうです。
[DVD(吹替)] 7点(2016-07-20 19:59:08)
265.  X-ミッション 《ネタバレ》 
●犯人グループの顔の特徴が似たりよったりでキャラが没個性しまくり。 ●主人公の内面がイマイチでピンボケしまくり。 ●散々偉そうなことを言いながらも資金に困って銀行を襲い、さらに銃撃戦までやっちゃったらもはやただの強盗グループじゃん。 ●ノーCGというのがこの映画の売り文句だけど、鉱山を爆発させて降り注ぐ岩石群の中をバイクで疾走するシーンは、どう見てもCGだろ!  ●でも退屈しのぎにはちょうどいいかも。
[DVD(字幕)] 5点(2016-07-18 22:07:14)
266.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 
DVDを自宅でくつろぎながら観たのが良かったのか、レンタル代分くらいは楽しめましたね。映画館だったらこうはいかなかったかも。 ただね~、粗探しじゃないけどどうしても”?”が多すぎて、レンタル代分の楽しさも実のところ危ういというのが本音です。  ?その1・・・監視役の彼女は彼が街から出れないことを知っているのに、旅行に行けなかったことを残念がるのか意味不明?水着見ながらため息ついてたよね。  ?その2・・・欠陥品だから計画を中止したのに、結局諜報員として彼を使ってるってどういうこと?意味わからん。ヽ(  ̄Д ̄;)ノ  ?その3・・・車でスーパーマーケットに突っ込んで来るなら左右に分かれて待機し、下りてくるところを一斉攻撃すればいいのに、なんでご丁寧に全員奥へ奥へと引っ込んでいくだよ!それでも訓練受けた特殊部隊かよ!意味わからん!  ?その4・・・というか人質があるんなら逃げる必要ないやん!投降を要求すればいいだけじゃん!毎度毎度人質の使い方悪すぎて、もっと頭脳派の悪党を見たいもんです。  ?その5・・・最後に出てきたボスみたいな人がどんなポジションでどんな人物なのかよ~分からなすぎて、それこそ?のオンパレードですわ。  てな感じでとにかく消化不良映画に殿堂入り決定ですねw 楽しめた、と冒頭で言っておきながら結局これですわw ヴィクトリア役のコニー・ブッリトンさんがキャリー・フィッシャーにしか見えなかったです。これって自分だけかな?  最後のスーパーマーケットでの戦いはやっぱり地味、というか面白くない。同じ地味でもデンゼルワシントンの「イコライザー」の方が緊迫感と戦い方の洗練さがあって全然面白かった。もっとあれこれ創意工夫して戦ってほしかたよ。ウルトラなんだからさ!
[DVD(字幕)] 4点(2016-07-11 22:08:40)
267.  ブラック・スキャンダル 《ネタバレ》 
実話だから言ってもしょうがないけれど、身内に犯罪者がいても議員にはなれるのね。そこが不思議で仕方なかった。まあそういう州もあるんでしょう。 予告編ではFBI・マフィア・政治家、この三人が手を組んだ、みたいな印象を与えてくれたが、実際は政治家の弟さんはほとんど何も絡んでこないから、なんだよ~、てちょっと肩透かしをくらいやした。 でもまあ淡々とはしているけれど、ジョニー・デップの怖さが視聴しているこっち側をグイグイと引き込んでくれるから、それほど飽きることなく最後まで観ることができた。家族の秘伝の味。ここのシーンがとにかくトラウマになるくらい怖かった~((((;゚Д゚))))  ただね、やっぱり映画そのものの評価は微妙になっちゃいますね。総合的な魅力に、あと一歩足りないものを感じずにはいられない。ほんとうに惜しいです。  個人的にはFBI捜査官のコノリーを演じたジョエル・エドガートンが、ジョニー・デップの怪演を引き立てる控えめな芝居をしていて好印象でした。最近はなんでも監督までされたようで、機会があったら鑑賞してみたいです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-07-10 17:31:16)
268.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス 《ネタバレ》 
映像の技術は素晴らしく進歩してるのに、お話自体はまったく進歩してません。(´~`) 敵の女王を倒したらハイおしまいって、アイデア他にないのかよ!敵も敵で、自分たちにとって不利になる他の星のエイリアンを捕まえるのに、なんでわざわざ女王自らノコノコ出て行くねん!そんなのわんさかといる配下にさせればええやん。それとこれもよくあるけど、敵の陣地に乗り込んで特に苦労することなく簡単に脱出できちゃうのってどうよ?敵の攻撃全く当たらんしね(笑) それとね、あんだけ超巨大で圧倒的科学力をお持ちなのに、コア破壊の前にどうして人類をほっとくのさ?バカなの?人類側もなんかあまり悲壮感や絶望感もなく、オトボケな空気を醸しまくってて、何とかなるだろうで何とかしちゃうというB級感丸出しなありさま。  この監督に中身を期待するのはやっぱり間違いですな。  でも5点は付けました。出血大サービスですw 確かにお粗末ではあるけれど嫌いじゃないんです、こういう頭空っぽカウチムービーって。 (*≧□≦)ノ
[映画館(字幕)] 5点(2016-07-09 20:10:49)
269.  ウォークラフト 《ネタバレ》 
この手のファンタジーものはどれだけその世界観、その設定を受け入れられるかで感じ方が変わってくると思う。本来なら荒唐無稽な空想世界なわけだから、頭空っぽで楽しめばいいだけのはず。しかし日本の漫画・アニメ文化は何年も前から、独自の世界感を徹底した細かな設定で構築し、私たちに提供し続けてきた。その結果、世界中にマーケットが拡大し、今や日本経済の一端を担うまでに発展した。このことからも分かるように、どっぷりとその繊細で神経質なほど細かな漫画・アニメ文化に浸かってしまった私は、そうそう簡単にノー天気モードにシフトチェンジしにくい体質になってしまっていたんです。  で今回のこの「ウォークラフト」ですが、ファンタジーもののお決まりのごとく人間・ドワーフ・エルフ・魔法使いたちが一つの世界で共存共栄しているわけです。そこに別世界の住人であるオークたちが侵略をしてきます。人間たちは他の種族に共に戦おうと呼びかけますが、誰も彼もが自分の身は自分で守れと言って協力しません。不思議なことにオークに襲撃されてるのは人間の村だけなんです。でも国王が死んだら急に共に戦うと言い出す始末。なんだかな~。  納得がいかないというか消化不良なことは他にもあります。オークたちを率先してリーダー的立場に居るのが魔法を使える奴なんです。コイツの魔法は生き物の生命力・命を吸い取って自分の力にしてしまうというトンデモな能力。こんな恐ろしい能力はいずれ仲間をも破滅しかねないと、オークの中のある種族の長が反発します。そしてこの長が魔法使いに1対1の決闘を申し込みます。しかしピンチになった魔法使いは反則である魔法を使って勝利してしまい、多くの反発を買うことに。自らの命を捨ててまでみんなに魔法使いの恐ろしさを伝えたかった長の努力が報われた、と思いきや反発した連中の命を吸い取って、これでもまだわたしに逆らうか!と脅したらみ~んなあっさりと従う。えぇぇ!!??ですよ、マジで。そりゃ~ないっしょ。  そもそもそんだけすごい魔法があるんなら、なにも戦士に戦わせなくてもその魔法で敵なんかいくらでも倒せちゃうでしょ。いやマジで。  てな具合に細かなことを気にしすぎてしまったせいか、思いのほかドハマリするまでにはいかなかったです。ただね、やっぱり個人的にこういう毛色の作品は好きなので、ど~しても甘甘になっちゃいますね。なのでサービスして6点です。はい!  PS:国王の安っぽさは何とかして欲しかったな~・・・www
[映画館(字幕)] 5点(2016-07-09 20:07:30)
270.  アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 《ネタバレ》 
ティム・バートンからまだ監督業の浅いジェームズ・ボビンへとバトンタッチされたんですね。ここのサイトで今まさに知りました。通りであの独特な雰囲気が無かったわけだ。逆に、奇妙奇天烈摩訶不思議な世界が私たちの住んでる世界と大差なく感じてしまい、なんだかワンダーランドの世界に迷い込んでる気にあまりなれませんでした。  伝えたいメッセージやテーマを誰でも共感しやすくするために、人間ぽさ、人間らしさを織り込み過ぎですね。「時間」という概念は多くの人達にとってどうすることの出来ないもので、人によっては「悪」になったり「宝」になったりとまさに様々です。そんな「時間」を扱った今作は、ファンタジーの要素がタイムトラベルというSFな要素によって影が薄れ、そんなことを気にしないくらい他のファンタジー要素があれば良かったのですがそれがほとんどない!主要キャラたちは前作で触れちゃってるし、新キャラのタイムも特にこれといって魅力ゼロ。もっとこう、おおぉ!とか、どっひゃー!とか、そういった感嘆符だらけのワンダーランドを期待していました。 転んで頭をぶつけるというシチュエーションも、もっと違った見せ方出来なかったのかと。はい、そういったとこです。  過去に捉われずに前を向いて生きていこう!共感度の非常に高いテーマなだけに、私的にはもったいない出来だな~と感じました。
[映画館(字幕)] 5点(2016-07-09 17:18:48)
271.  デッドプール 《ネタバレ》 
家に帰ってきてこのレビューを書く時、点数は6点にしようと思ってた。でも落ち着いて考えて、この映画をもう一度観たいか?て自問自答してみたら答えはNOだったので5点にした。6点を付けさせてくれるだけのパワーはなかたってことですな。  さてさて本題に入りますが、まず初めにこの映画、正直日本でウケるのはちょいと難しいかな。アクションに関してはまあまあ楽しめる。楽しめるんだけど、いかんせん予告編でこれでもかって見せられたシーン以上のものがさほどないのが痛い。期待していたメッキくんとチビッ子くんの活躍も、想像の範囲以内でこぢんまりとしちゃっている。それとウケにくい最大の要因は、あちらのお国柄が前面に出まくっているワルノリで、どうにもこうにもノリきれないんですよね、日本人の感覚では。クスクスっていうのも確かに何箇所かはあるんですが、それが爆発的なものとはならないんです。しばらくしたら忘れちゃいそうなクスクスなんです。観客を手玉に取っている作風も、それが吉と出ているかっていうとこれが微妙で、こっちとしては、はぁ~そうですか~、な感じ。それじゃあドラマパートはどうかっていうとこれまた微妙なんです。喜怒哀楽のバロメーターの針が激しく動くことはなく、終始凪状態という有様。そんなんだからもう一度観たいって気持ちにもならないし、日本ウケも難しいかな?て。  出てくる敵も面白味に欠ける。見た目も能力も繰り出す技も。なんか普通すぎ。てか地味。名前にこだわるネタもピンとこない。  こうやってレビューを書いてみて、あ~やっぱりこりゃあ5点止まりだな、て改めて実感しちゃいました。  PS:このキャラクターを「X-MEN」で使うのは相当バクチになるな、て思いました。まあそれはそれで興味はありますが。( ̄ー ̄)ニヤリ
[映画館(字幕)] 5点(2016-06-05 03:53:47)
272.  ズートピア 《ネタバレ》 
「まるで人間世界」というキャッチコピーそのままでした。予定調和やご都合な感じもそれなりにはあるが、それでも十分楽しめたのは、観客を常に意識した製作陣の努力の賜物だろう。でっかいアイスキャンディーを小分けして売るアイデア。駐禁の瞬間を瞬時に聞き取る耳のアイデア。ブルーベリーの実と凶暴化する弾が似ているアイデア。ナマケモノが実はスピード狂だったというアイデア。こういった様々なアイデアのおかげで本当に楽しい映画体験が出来ました。  ただ難を言えばジュディとニックの二人だけがほぼ活躍し、その他のキャラたちはやや蚊帳の外といった点か。水牛の署長、チーターの受付係、ライオンの市長、アルマジロの大家、などなど、もうちょっと何かしらの場を与えてあげても良かった気もした。水牛ならではとか、アルマジロらしさとか、せっかくその動物なのだからその特性や特徴を見せて欲しかった。まあ時間的制約もわからないでもないけどね。  あとはせっかくのアニメーションなのだから、もうちょっと縦横無尽に動き回るアクションシーンを増やして欲しかったかな。結局印象に残ったのが、ネズミたちの世界での追っかけこくらいでした。  宣伝文句の「まるで人間世界」のおかげで大方の想像通りな内容でしたが、それでも素直に観て良かった、て思えた映画でした。  追記:この世界での、空や水の生き物たちってどうなってるんでしょね。
[映画館(吹替)] 7点(2016-05-29 19:54:27)(良:2票)
273.  ヴィンセントが教えてくれたこと 《ネタバレ》 
とにかくビル・マーレイが最高。ただこの人、どうやって生活してんだろうって、そのことがずーっと気になって仕方なかった。退役後の年金とかですかね?でもそういった描写はなかったし、逆に口座はマイナスになってる有様。もうわけわからんです。それに最後は売春婦とその赤ん坊と暮らすことになったみたいだけど、この先どうやって生活してくんですかね。不思議。  「聖人も欠点だらけ。なぜなら聖人とは人間にほかならないのだから」ヴィセントを聖人として取り上げたオリヴァーくんの言葉。 すっごく胸に響きました。ただこの言葉、後々考えてみると、人間みな聖人ってことになるな~て気付いた。 そうなるとヴィンセントとを聖人として特別扱いできなくなり、主旨からズレてしまう。でももしかしたらそれがこの作品の狙いなんですかね。あなたも私もみな聖人。根っからの悪はいない。てね。でもヴィンセントの努力は奥さんの洗濯と猫の世話くらいで、他には見当たらない。彼の何らかの変化があればよかったけど何もなし。最後も結局タバコは吸ってるしロクでもないのは変わらない。彼こそが聖人、て言われてもやっぱり押し付けがましく見えちゃいます。  つまらなくはなかったし、そこそこは楽しめた。でも結局はありがちな、深いようで浅いお気楽モノ映画留まりでした。
[DVD(字幕)] 5点(2016-05-29 10:13:39)(良:1票)
274.  ラスト・ナイツ
劇場公開時は大コケ。忠臣蔵をモチーフにした作品。監督はあの紀里谷和明監督。正直DVDをレンタルするのを迷いました。迷ったけど、まとめ借りでお得なシステムの数合わせでレンタルすることに。「CASSHERN」や「GOEMON」のような奇抜なものを想像してたけど、これが正統派というか何とういうか、とにかくまともなんでビックリ!でも結果的はいい意味でビックリになったけど。前2作はどちらかというと自分の趣味を観客に押し付けている感じがしたけど、今作は押しつけではなく惹きつかせようと感じた。グイグイ引き込まれていった。ドラマティックなこともサプライズなことも特にはないけど、その分役者の演技と映像の力で惹きつけてくれるので、なんか甘美な世界を堪能できた。観て良かったと素直に思えた。
[DVD(字幕)] 7点(2016-05-19 21:07:02)
275.  ブリッジ・オブ・スパイ 《ネタバレ》 
実話が元ネタとはいえ、敵国のスパイを弁護するなんて、こんな話食指が動かないわけがない。さらに言えば監督がスピルバーグで脚本がコーエン兄弟。んでもって主演がトム・ハンクス。いったいどんだけ食指を動かさせるんだよ。なので観る前から期待値はかなりMAX状態でした。で観た感想はというと、うん面白かったです。スピルバーグのこだわりも随所に見れたし、緊迫感ある演出もなかなかでした。ただこの映画はアレですね、トム・ハンクスを正義の味方的に捉えちゃうとダメですね。私は始まってからかなりの時間そう勘違いしちゃってました。だからなぜそこまで若い学生にこだわるのか今ひとつ理解に苦しみました。でもその苦しみも急にぱっとなくなり、あぁそっか~、と晴れ晴れしくなりました。トム・ハンクス演じる弁護士は、ただ単に仕事バカな人間なだけだったんです。バスで10人けが人が出てもその事故を一つの案件と捉え、10人分の保険料ではなく1件分の保険料しか保証しないと主張する。そんな男。そんな男だからパイロットも学生も一つの案件として捉えたんでしょう。ソ連のスパイの男もこれまた絵に描いたような仕事バカ。ただただ任務に忠実なだけ。だから弁護士との間に、敵味方を超越した信頼関係が芽生えたのでしょう。この映画は与えられた仕事を最後までやりきった男の話です。と言っちゃうとなんだか拍子抜けですよね。確かに間違ってはいないけど、冷戦という背景があることで単純ではない重みが増している。いつ本格的な戦争が起きるか分からない状況下での駆け引きは、正直法廷の何十、何百倍もの緊迫感がある。そこがこの映画の醍醐味。ただなぁ~、実話だから仕方ないんだろうけど、弁護士の悪戦苦闘さが少々物足りなくも思えたのも事実です。うまくいきすぎ感が感動へと昇華しきれないんですよ。なので7点止まりです。ソ連のスパイを演じたマーク・ライランス。ここ最近で一番、すっげぇーと感じさせてくれた役者さんでした。マジ素晴らしすぎ!
[DVD(字幕)] 7点(2016-05-08 18:04:48)(良:1票)
276.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
【超・ネタバレあり!注意!】   いや~めっちゃ面白かった!もうサイコーでした。思ってた以上にストーリーも良くって、なんだよいいじゃんかよ、でした。予告でいやっちゅうほど見せられてきたキャプテンとアイアンマンが戦う理由も、単に意見が合わないとかコイツ気に入らないとか、そんな単純なことだけじゃなく、裏で巧妙に罠を仕掛けていた奴がいたのには正直一本取られた気分でした。ここで私事ですが、この罠を仕掛けていた人物を演じたのがドイツの俳優でダニエル・ブリュールっていう人。この人がとにかくトビー・マグワイアにどことなく似ていて、何度もあれ?あれれ?ん?トビーなのか?ってなっちゃいました。だって今作には新たなスパイダーマンが登場するんですもん。そりゃあね、トビーが出てたらビックリこきまくりでしょ。もう鑑賞中は気になって仕方なかったです。帰宅して調べて違ってたんで、ホッとしたのとちょっぴりガッカリの何とも言えない気分になりました。  話がトビーで脱線しましたが、冒頭で発言したようにとにかくめっちゃ面白かったです。新キャラで登場するブッラクパンサーやスパイダーマンも人物描写に手抜きがなく、必要最小限の情報で上手くまとめてました。まあスパイダーマンはある程度知ってるテイですが。それに新シリーズも始まるのでそっちでどうぞ的な感じでした。エンドロール終わり後に告知があります。  そして一番の目玉であるアベンジャーズ同士のバトルですが、これがもう言うことなし!チームバランスもいいし、誰と誰がどんな戦い方をするのかもアイデア満載で飽きることがない!とくにアントマンがいい活躍っぷりなんですよ。小さくなったり大きくなったりをうまいこと利用して戦ってるんです。小さくした車を相手に投げて元の大きなサイズに戻したり、アイアンマンスーツの中に潜り込んだり、そして極めつけはな、なんと!巨大化ですよ!戦隊ものかよ!って思わずツッコんじゃいましたw この巨大化が予想外過ぎて、あたしゃニンマリが止まりませんでしたね。スパイダーマンが「帝国の逆襲」をオマージュした戦いを見せてくれたのも、さらにニンマリでした。この辺のコミカルさが、後に発覚するキャプテンとアイアンマンの因果な確執に対して、いい感じで清涼剤的な役割を果たしてくれて、明と暗のバランス良い仕上がりになってます。  でそのキャプテンとアイアンマンの確執ですよ、いっちゃんうわっ!ってなったのは。まさかね、ウインターソルジャーがトニーのお父さんとお母さんを殺害してたなんてね。ビックリです。これが裏で巧妙に仕掛けられた罠への隠し玉だったんですよ。ソコヴィアでのアベンジャーズVSウルトロンとの戦いで家族を失った普通の人間が、どうやって復讐をするのか。超人的パワーも待たない人間が。その答えがこれ、仲間割れ。同等の能力を持つ者同士を戦わせ破滅させる。トニーが家族との最後の別れのシーンを演説した件がここにきてうまい伏線となって効果を表すんですよ。もう感情は沸点に!聞く耳持たない状態に。アイアンマンの暴走がとにかく痛い、哀しい、切ない。アイアンマン、トニー・スタークも心のどこかでは分かってると思うんです。洗脳されてて仕方なかったってことは。ただその仕方なかったを素直に受け止めきれないんでしょうね。気まずいまま両親と永遠に会えなくなってしまったそのモヤモヤが、もしかしたら邪魔してるのかも。人間の弱さってやつですかね。  キャプテン・アメリカの冠が付いた作品ですが、これはもう立派な裏アイアンマン4です。はい。トニーが別れ際にキャプテンに言った「その盾は父が作ったものだ!お前に持つ資格はない!」もうね、この台詞が精一杯の抵抗で、ほんと、ここまでさらけ出した姿にたまらなく哀愁を感じちゃいました。  今回のこの作品で、アベンジャーズシリーズが提示したいテーマが分かった気がしました。正義ってなんだろう?ですね多分。人それぞれが持ってる正義がある。どの正義が正しいかなんて正直分からない。人の正義に従うのか。自分の正義を貫くのか。正義に対する責任はどうするのか。いろんな形の正義を問題提起として投げ掛け、観客に委ねてるんでしょう。わたしは優柔不断なので決めかねませんw  さてさてアベンジャーズシリーズ、まだまだ新キャラ新シリーズ待ってるようですが、漫画漫画な面白部分と、深く暗く悩める人間ドラマ、その両方をうまいこと融合させていってほしいです。この「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のように。  最後に、もし前作「ウインターソルジャー」の内容を忘れてるようでしたら、見返すことをオススメします。なぜなら、誰だっけこの人?みたいな人物が何人か登場しますので。観ておいたほうが絶対いいです。あと出来れば「アントマン」も、ね。
[映画館(字幕)] 8点(2016-04-29 23:37:23)(良:1票)
277.  007/スペクター 《ネタバレ》 
しかし毎度毎度どうしてこうもアホなのか。凄腕で多種多様な道具を駆使する殺し屋007。その007を捕まえておいて身につけているものを全て剥ぎ取らないのか?腕時計とか怪しいと思わないのか?ほんとうにアホである。敵のボスがヘリで逃げる時もご丁寧に川に沿って飛行するし、ボンドとマドレーヌを始末したいはずなのにドアは簡単に開き縛ってる紐も簡単に切れちゃって、全くもってアホである。アホ過ぎてリアリティもなにもあったもんじゃない。良かったところと言えば、OPの死者祭りと、懐かしき好敵手ジョーズを彷彿とさせる強敵の登場くらいですかね。あとカーアクションに全くもってスリルを味わえなくて、どうしたんだ007映画!てちょっと憤りを感じてしまいました。
[DVD(字幕)] 5点(2016-04-24 22:17:27)
278.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 
水の音、風の音、木々の音、静寂、自然界が生み出す様々な音。雪、山、川、空、土、石、木々、自然界が生み出す様々な景色。それら音や景色を臨場感たっぷりに体感させてくれる。そんな映画です。熊に襲われるシーンが一番のクライマックスで、あとは何一つとして盛り上がりません。ただただ自然の美しさや過酷さを思い知っていくだけです。ディカプリオ様の演技もほとんど一人芝居の一本調子。別に悪くはないし体当たりで挑んでいる姿には敬意を評したい。だけどそれが最優秀かというとハテナである。この映画自体も撮影技術等の水準地が上がっているだけで、幾多ある復讐劇モノと何ら変わらない。故にディカプリオ演じる主人公グラスの人間性があまり複雑に浮かび上がってこない。ラストの復讐を天に委ねる件も、なんか都合良すぎです。だいたい「天」じゃないしね。ネイティブ・アメリカンだしね。ただね、じゃあ観る価値がないかというとそうじゃない。むしろ劇場で観てほしい。こういう映画は劇場で観てこそナンボですから。先にも述べたように、映像と音響は圧巻の一言です。日々の喧騒を忘れ、雄大な自然に身を委ねる。そんな2時間36分です。
[映画館(字幕)] 6点(2016-04-23 12:55:00)
279.  PAN/ネバーランド、夢のはじまり 《ネタバレ》 
失敗した!大いに失敗した!DVDをレンタルして観てしまった!悔しい!悔しすぎる!これは絶対に映画館で、それも3Dで観なきゃダメなやつじゃんか!あー悔しい!もう完全にアトラクション・ムービーじゃないか!話なんか二の次三の次!どれだけ面白い体感ができるか。その1点だけ。ほんと、映画館に行けばよかったよ。トホホ・・・。   妖精さんたちあんなに強いのに、なんで最初の戦いで負けちゃったんだろう?不思議・・・????
[DVD(字幕)] 6点(2016-04-18 21:40:32)
280.  ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション 《ネタバレ》 
妹を助けるためにハンガーゲームに名乗りを上げたカットニス。彼女の運命はまさにここから始まった。なのにその妹がまさか味方の爆弾の犠牲になるとは・・・。  ただただ、虚しい・・・。  その虚しさを伝えるために長々と見せられ続けてきたのね。はぁ~ほんと虚しい。結局なんの感動も生まれなかったな~。
[DVD(字幕)] 3点(2016-03-28 21:38:18)
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