321. セブン
《ネタバレ》 ブラピが「汚な作り」にはげんでいたころ。顔がきれいな人の悩みは凡人には理解しにくいのである。「きれいならきれいに写っとけばー?」と思ってしまうところがこれ凡人。 ケヴィンのニヤニヤ演技には飽きたなあ。「妻を殺されて」をラストにもってきてしまったところがレベルを下げた。「実は生きていた」とかさ、これからはもうひとひねり要です。ずっと雨降っているのがイヤだなあ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:10:31) |
322. ファーゴ
《ネタバレ》 うーん、見る人が見ればきっと違うのであろう。なぜアカデミー賞。 ある評論家が「妊娠小説」という言葉を発明したが、これは「妊娠映画」。 見ている間とにかくずーっと腹が重いのよ。だから息切れしながら見てるような、おかしな感覚なんだって。「はやく産んじまってくれよ、気になるから」だ。狙いといえばあまりな狙い方じゃ。疲れるので再視聴はなし。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 23:31:05)(良:1票) |
323. 白い刻印
《ネタバレ》 力作だ。それはわかる。ニックノルティ渾身の一作。しかしなあ、救われない話なんだこれがー。見た後1週間気が晴れない、というような。寝たまま凍死してるって、誰が考えたんだか、すごすぎるよなあ。なかなか思いつかないぞ。ところで、やっぱり上の子のほうが、影響受けちゃって下の子の防波堤になって親の人生かぶっちゃうんだよね。そうだそうだ、もうひでー親父なんか、大人になったらみんなやっちゃえ。でも自分も似てしまったことが、救われないんだなあ。どうしたらいいんでしょうね、こういう場合。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 22:05:43) |
324. 17歳のカルテ
《ネタバレ》 まあまあ楽しめる。ヴァネッサレッドグレーブに驚く。「単なる子供です」か。彼女になら言われてみたいものだ。ヒロインの自分勝手ぶりは「私はうつ依存症の女」に似てるな。こっちが先だけど。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 21:46:56) |
325. エレファント
《ネタバレ》 うーん、狙いがわからない。「普通すぎるほど普通の日常」の中に突然訪れた「異常」。この「異常」を際立たせるための演出であろうか。「あっけなさ」を表現したかったのであろうか。ダイアンキートンの製作はわかりにくいなあ。3Dのゲーム感あり。「淡々と」。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 21:14:17) |
326. セレンディピティ
《ネタバレ》 以前よりジョンキューザックに疑惑の目を向けていた。「本当にかっこいいのか?」顔も体も間延びした感じするし。なぜ主役ばかり張るのか?誰にウケているというのか?ターゲット層は?疑問はつきないセレンディピティ。ケイトベッキンセールはすごくキレイ。「イギリス人は、髪や歯が汚いの」といっていたのがすごくリアルだった。しかしジョンキューザック。これっぽっちもフェロモンを感じないが。フェロモンなしの主役もありなのか? [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 20:12:04) |
327. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 ティムロビンスの演技に感心したことのない私。役者さんじゃなくて、こっちのほうが向いているのではないかと思いましたね。容貌も地味なんだしさー。なんていうか、「衝撃」という言葉がいちばんしっくりくる作品。あの暴力描写。「人間が、こんなことほんとにできるのか」と思うようなシーンでしたね。あーゆーことした人間が、注射なんかで穏やかに死なせていただいてもよいのだろうか。尼さんは最後まで彼を愛しつづける。もともと人間は神様に許されていることになっとるからねえ。許してくれてる神様のいない日本人にとっては難解な愛である。これを、「人間どうしの麗しい同類愛」と勘違いしてはいけない。これは、「神様が人間を愛してくれている」愛なんである。特別優しい尼さんだからとかではない。難しいテーマを、なかなか達者に描いたロビンスであった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 18:04:28) |
328. タイガーランド
《ネタバレ》 ベトナム戦争関連作の中ではいまいちメジャー感に欠けるようですが、なかなかおもしろい仕上がりと思います。「タバコに火をつけたら死ぬぞ」というのもリアリティあったし。訓練風景だけで話が終わってしまうのも、試みとしてはありかなと。コリンファレルは猿顔なので×。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 17:28:54) |
329. 白いカラス
《ネタバレ》 カラードがホワイトのふりしてるって、実際にあるんだろうか。あちらの短編小説で、「限りなくホワイトに近いカラード」の女性の悩み、ってのを読んだ事あるけど。アンソニーホプキンスがそれっていうのはなあ、ありのような、無理のような。ニコールはヒロインの人物像がつかめてないように思ってしまったが、どうでしょうか。「タルくて暗くて死んじゃいたい」感じって、あたしはよくわからないけどこんな感じでいいよね、と適当に演じてる感が。こういうキレイな女の人がジジ好み、っていうのが「失楽園」を彷彿とさせます。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 15:16:15) |
330. ニューヨーク・ストーリー
《ネタバレ》 ロザンナアークエットはいったい何歳だったのだろ。若いなあ。こう言う風にオトすのかあ、というなるほど感。ロザンナの若さに驚くために1回は見る価値あり。「芸のこやし」を映画にしてしまうのね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 14:38:51) |
331. ニュースの天才
《ネタバレ》 この人「ボーイズドントクライ」のあのサド男だったのかあ。なぜかクロエも出てるし。サースガード美しい。演技もできるし。悩殺流し目に驚く。ところですべての解は「快感」にあったのですね。「快感」なのでやめられなくなって、どんどんエスカレート。ドラッグと一緒。ヤクにはまるやつもいれば、こういう高度な「快感」にはまるIQの高いやつもいるぞと。「目的」なんかあるわけない、「快感」でやめられなくなってるだけなんだからさ。本人見てこいつゲイだなー、と思ったけどそのわりにデブだ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 14:06:13) |
332. 1.0【ワン・ポイント・オー】
《ネタバレ》 なんだか「マシニスト」感のある暗さ。「もの書き」が主人公の映画にも飽きたが、「暗い青年が暗い部屋に住む」のも「はやり」なんでしょうか。途中から「分かろう」という気がしなくなった。私の頭では「マシニスト」までが限界かな。「新種の広告大作戦」までしか分かりません。欲をいえば、バカバカしいくらい明るい住人を一人出したらもっと不気味さが出たかなと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-18 22:59:41) |
333. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
《ネタバレ》 こういうのって、怖いもの見たさ。鑑賞中は、「これ見終わったら、もとの世界にちゃんともどらなきゃ」と思いつつ。認めたくないのにヘドウィグがどうしても美しく見えてきて混乱する。アニメシーンは要らない。もうちょっと若い時に撮れたらよかったね。音楽よし。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 20:54:49) |
334. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 ボイルで唯一及第点を出せる一品。これといって美しい俳優さんも出ていないのに、美しく仕上がっているのは、タイのおかげと、もちろんティルダ様のおかげです。レオはフェロモンの出ていない俳優さんであることを再認識。ボイルは俳優選びに問題があるな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 20:44:21) |
335. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
《ネタバレ》 その昔関内の映画館で女友達と。その後なぜか2人で夜の山下公園を散歩。そんな思い出ある映画です。時間がぐちゃぐちゃで、当時は分かりづらかった。雰囲気はよく伝わる。ゴミ収集車へ飛び込むところは不可解であった。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-17 19:56:03) |
336. ドラキュリアII 鮮血の狩人
《ネタバレ》 「Ⅱ」だから期待していなかったが、迫力あり。リーがあまりにもかっこいい。神父姿がセクシーだ。しかし東洋人のカソリックの坊さんて実在するんだろうか。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-17 19:28:50) |
337. コーリング
《ネタバレ》 ありえない話だが、あったらロマンティックだなあ。娘を見つけたのはいいが、どうやって出生届を出したのか知りたいところだ。一人で赤ん坊を育てて奮闘しているシーンを、3秒でもいいから見せて欲しかった。それがあったら大泣きしたかも。奥さんは怖いもの知らずの女だったから、仕方ない。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-16 22:47:53) |
338. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 重ーい映画。なんだかオリバーストーンが好きそうなネタだなあ。エドワードは「ファイトクラブ」では軟弱者を演じたが、この作品では正反対のマッチョ野郎になった。これって、本人内心「どーだ」気分で織り込み済みなんでしょうね。 前半、「あーもうみるのやだ」ってみんな思うでしょ。でも、我慢して後半行くと、意外な展開が。そうか、後半のために前半がどうしても必要だったのね。あたしは、あの後半部分で何かを感じましたね。うまく言えない何か。1対1で真剣に向き合ったときに、「差別感情」は意味を成さない、とかそんなようなもの。ラストはウルっときました。あの黒人のにーちゃん、イカすじゃないかい、とホメホメしてあげたい。いったいどうやってブラザー軍団を抑えることができたんでしょうか、その力関係、どうなってんの?誰か教えて、と言いたくなった。でも実際にそのシーンがあったら台無し。つらいけど、1回は見て欲しい作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 21:06:48) |
339. 戦火の勇気
《ネタバレ》 ここではいつものデンゼル。メグライアンはラブコメ意外の作品に出たときはなぜこんなに存在感薄くなっちゃうのでしょう。「あたしのホームグラウンドじゃないから」「ちょっと出てみただけだから」って感じ。女性で士官ならば、そうなった背景があるはずだー。説得力のないまま出てすぐ死ぬ。ああゆう女性士官のオーダー聞くわけないじゃんね。アイディアはよし。ルーが出ているので大目にみたい。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-07 21:09:52) |
340. クライシス・オブ・アメリカ
《ネタバレ》 どうも作品に恵まれないデンゼル。これはデミ作品なのだ。しかし。 やっぱりリメイクという呪縛から逃れられなかったとみた。デンゼルは常にモーロー演技でがんばっている。しかし人はいつものデンゼルが記憶から離れない。よって、「あ、デンゼルがモーローの演技しているな。」としか思えないのだ。これは致命的である。 メリルはがんばっているが、この役はバネッサレッドグレーブにしてほしかった。あの底知れない感じが、この役には欲しかった。息子役はよし。デミはもしかして「老い」? [DVD(字幕)] 7点(2005-11-07 20:55:16) |