1201. チェンジング・レーン
ギャビンとドイル共に己の人生を守るため、手段を選ばぬ行為に走りますが、双方、その行為に後ろ髪を引かれている様子に、こんな事したら悪いかなと躊躇いながら噛みつき攻撃や凶器攻撃や鉄柱攻撃をくりだしておいて流血した相手に大丈夫かと言っている悪役レスラーを見ているようで盛り上がらないのです。ラストも大体想像がついてしまいました。正真正銘のワルであるギャビンの妻や義父との絡みで話が膨らまなかった事もサスペンスとしてハラハラする事が出来なく大きな減点です。世の中における法律の役割が、面接に来た青年が語る通りのものであれば、こんな素晴らしい事はないのですが、ギャビンが思わず大笑いしたのは、現実とのギャップの激しさなのでしょうか。このシーンだけはとても印象に残りました。 5点(2005-03-28 23:40:16) |
1202. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
前作にも増して太った姿で登場したブリジットに、年増の居直り女のドタバタコメディである事が想像されました。こんな女から何も感ずるところはありませんでしたが、きれそうできれないマークは興味深いキャラクターです。職業柄か、育ちからか。「男は黙って」派の私には感心ですが、どこか不気味さも感じます。 [映画館(字幕)] 5点(2005-03-24 22:46:24) |
1203. ダイ・ハード2
舞台のスケールが大きく派手な爆発炎上シーンが盛り沢山ですが、一作目にあったような殺すか殺されるかという切羽詰った緊迫感が感じられないのが物足りません。ソーンバーグのアホさ加減の描かれ方も悪乗りが過ぎているようでしらけてしまいました。そして何といいましても今回の知性の感じられない悪役は大いに不満です。アラン・リックマンが偉大過ぎるので仕方ないのかもしれませんが。 5点(2005-01-31 17:40:41) |
1204. スリーパーズ
殺してやりたい程の憎悪を抱いていても、大抵の者は実行はしません。敢えて実行したのであれば、その責任をとるべきと考えます。自分の尻を他人に拭いてもらって喜んでいる二人の末路は、それなりのもののようでした。いろんな点でデ・ニーロ神父は印象に残りました。神父さん 、貴方の二人にかけた情けは二人のためになったのですか。 5点(2005-01-13 21:40:30)(良:1票) |
1205. マラソン マン
当時に観て歯のシーン以外は全て忘れた作品でした。今、観てみますと、キーンと脳天に響く痛みが全編から伝わってきます。ゼルの、寡黙で淡々とした面持ちで事を進める姿、ダイヤを見つめて欲に塗れた表情を浮かべる姿に、非人間的な底知れない冷酷さを感じます。これぞ悪役、いえ、悪魔の役というローレンス・オリビエには唸らされます。しかしながらストーリーが、ベイブのマラソンへの思い、父の兄弟達への思い、ドクはどういう立場の人物なのか、ドクとゼルの関係、ジェニウェイは結局何者なのか、エルザとゼルの関係、どれもが思わせぶりに描かれていながら中途半端で惹き込まれる所が無く物足りません。忘れてしまっていたのも無理はないと納得してしまいました。 5点(2004-12-18 00:46:41) |
1206. キャッツ&ドッグス
猫といえども悪の魅力を感じたかったのですが、大層な悪巧みを企んでいる割には、知性のカケラもないキャラクターは物足りません。ハイテク機器、組織力はこの物語では猫にこそ必要だった気がします。脚本はサッサと仕上げたという感じですが、観て楽しめる部分は結構あり、続編が観たいです。小学生の頃、飼っていた白い犬に眉毛を描いたところ、物凄く表情が豊かになって驚いた事、親にえらく叱られた事を思い出しました。 5点(2004-12-14 08:38:38)(笑:2票) (良:1票) |
1207. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
子供の付き添いで観ました。原作も読んだ事ありません。アラン・リックマンとエマ・トンプソンとゲイリー・オールドマンが出演しているのには「何で出てんの?」と仰天でしたし、失いそうになる意識を何度も呼び覚ましてもらい、最後まで観賞できました。相変わらずイギリスの曇り空は美しいと感じました。 5点(2004-07-25 18:00:59) |
1208. ラスト サムライ
アメリカ人が描いた武士道は、このあたりが精一杯なのか。自分を律し、日々黙々と精進を重ね主君に仕え、事が起これば主君のため命を捨てる覚悟で臨む。真田広之、福本清三から、これぞ武士道というものが窺われたが、肝心の勝元の覚悟が曖昧だったのが残念。出陣の時、沿道から黙って頭を下げて見送る者達の姿は武運を祈りつつ最後の別れになるかもしれないという覚悟が感じられるとても印象に残るシーンだった。 5点(2004-06-10 20:46:23) |
1209. エンド・オブ・デイズ
ストーリーは頭に残らなかった。ガブリエル・バーンのサタンは魅力的で冷酷な目でニヤリとする表情に若草物語の優しさ溢れる笑顔同様にクラクラしてしまった。サタンなのでいくらやられてもよみがえり何度も登場してくれて得した気分だった。ラストの対決はもうちょっと何とかならなかったのかなぁ。 5点(2004-02-15 15:55:38) |
1210. エネミー・オブ・アメリカ
国家権力も使う者と使い道によっては怖い事になって気味が悪かった。ハイテク機器よりも人間の知恵の方が上回るのが痛快だった。ただ、冒頭の殺しはハイテク軍団にしては大ざっぱなやり方に見えたし、あの結末も「何じゃこりゃー」という感じだった。 5点(2004-02-11 21:36:52) |
1211. ライオン・キング(1994)
子供が見れば十分楽しめる映画だけど、自分にとって感じるものはハクナ・マタタだけだった。スカーは好きなキャラだけど人相(?)悪過ぎで悪どさが足りなさ過ぎ。参考の為に「ジャングル大帝」を見てみたい。 5点(2004-01-26 23:28:31) |
1212. ダイ・ハード3
悪役好きの自分にとって、アイアンズ演ずるサイモンにとっても期待していました。冷酷さ、スマートさは申し分なしですが、残忍さが弟ハンスに比べて決定的に足りなかったです。ラストのマクレーンとの対決も何ともあっさりしていて、ハンス以上の散り様を期待していたのにガッカリしました。サイモンとハンスのツーショットの回想シーンがあれば、自分のもともと少ない理性は完全になくなり10点満点だったのですが・・・ 5点(2004-01-08 22:16:10) |
1213. スノー・ドッグ
デーモンがなかなか愛らしかった。マイケルボルトンは???・・・ファンなので+2点 5点(2003-12-31 08:08:27) |
1214. ニューヨークの恋人(2001)
特に感動も無かった。ラストは強引だったけど特にガッカリする程でもなかった。犬をどこかで見たことあったけど何処で?途中でやっと思い出した。『キャッツ&ドッグス』の犬グループのボスだった。(違う?)売れっ子の犬なんだなあ。 5点(2003-12-25 18:01:25) |
1215. シャンプー台のむこうに
《ネタバレ》 アラン・リックマンが寡黙で情けない床屋さんを好演していた。「せめて男と駆け落ちしてほしかった」という台詞には同情させられる。だからシェリーが病気の事をサンドラには隠してフィルとブライアンに打ち明けたのにはムカついた。 ライバルチームや市長、選手権の展開の描かれ方は『ポケモン』をみているようで気楽に見れた。フィルの足裏のタトゥーを見て、「ガラスを撃て」と言ったハンスグルーバー役を思い出してしまった。 5点(2003-12-21 00:23:30) |
1216. アイス・ロード
リーアム・ニーソンの無双が控え目なので好感もてたのですが。オハナシが寒かったのに白けました。作業員の命、会社の悪巧み、通り一遍で何だかなぁ。橋を渡るシーンはかの傑作がチラッと浮かびましたが、比べるべくもないもので笑ってしまいました。 横倒しのトレーラーがアッサリ元通りになったシーンで本作に何の期待も持てませんでした。 着想はまずまずなのに残念でした。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-05-09 16:51:30) |
1217. ワーロック(1959)
リチャード・ウイドマーク、アンソニー・クイン共演に期待特大となりましたが、共に煮え切らない役どころで、彼等と決闘するヘンリー・フォンダも何か無機質でサッパリ盛り上がりません。勧善懲悪で良かったのに変な色気を出して捻りを効かせたつもりのストーリーは独り善がりで何ともはや。こんなウイドマークは観たくなかったガックリ度合い半端ない作品。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-05-04 22:27:46) |
1218. 晴れた日に永遠が見える
《ネタバレ》 予備知識無しだったので、ジャック・ニコルソン登場にびっくり仰天。どうしようもなくつまらないチョイ役での出演を引き受けた理由を知りたい。主役二名の歌は流石にお上手でしたが、つまらないオハナシに退屈甚だしい作品で、邦題に寄せた期待は空振りに終わりました。 [DVD(字幕)] 4点(2024-04-28 23:09:53) |
1219. フィニアンの虹
フレッド・アステア69歳、崩れていない体形、衰えていない身のこなし、凄いとしか言いようが無く。 監督がコッポラというのに100へぇ。 1週間前に観ましたが話が頭に入って来ず、アステアじゃなかったらリタイア確実、当然ながら殆ど忘れてしまいました。 [DVD(字幕)] 4点(2024-03-18 02:37:22) |
1220. ジョンとメリー
学生時分に名画座で観ています。大ラス以外全て忘れていたのも無理は無い、来月には忘れてしまうと思われる内容でした。 癖強俳優による互いに腹の内を探り合う語り合いに白けたままのお開きと。 ダスティン・ホフマンに相応しいような几帳面な部屋の造りと立ち居振る舞いに加点。 [DVD(字幕)] 4点(2024-02-24 17:34:51) |