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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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121.  シャークネード エクストリーム・ミッション<TVM> 《ネタバレ》 
オープニングの銃口越しにサッとチェーンソーを構える正装の男、それを見た瞬間、三作目に至ってついに製作者は本シリーズをコメディと位置付けたことを知り(いや今までだってコメディだったかも知れないけれど)、爽快な気分のまま一気に鑑賞。  理不尽さ、荒唐無稽さに磨きをかけ、全てにパワーアップ本作は、有無を言わせず無防備に楽しませてくれる(ただし限られた観客を)快作でした。  例を挙げればキリがないほどのお笑いネタの連発。三作目となっても未だ台詞もアクションも冴えないヒーローとヒロイン。(サブの方のヒロインはチョット良い感じに進化したかも)そして極めつけの宇宙サメとの格闘&サメに入って大気圏突入しての帰還。更には、なぜか月面着陸してる親父。  あぁ面白い。ひさびさに大笑いした。続編製作意欲丸出しのエンディングも含め、大満足でした。ただし、今回もあまりに人が死に過ぎなので1点だけ減点します。(散々笑っておいて道徳心もないのですが)
[インターネット(字幕)] 9点(2023-08-30 15:16:17)(良:1票)
122.  カエル女 《ネタバレ》 
既視感は否めないし相当チープではあるものの、プロット自体は決して悪くはないように思えましたが、マッドサイエンティストが究極の生命体の開発に執心した過程で生み出された感染症による怪物出現?いや、もしかしたら罹患すると怪物に変身してしまう謎の感染症の治療薬を開発していたマッドサイエンティストの暴走?その辺が良く解らないのが一番の問題でしょうか。  低予算作品ならではの悲しさと言うか、怪物の造形(古の「アマゾンの半魚人」を思い出します)に相当ボリュームを割いた結果、大道具小道具その他諸々はチープそのもの。結構グロ描写が多いのですが、モロに作り物のグロさなので恐さや不快感には繋がらないです。カエルの解剖だけは本物?だとするとカエルが不憫です。  何故かコメディ要素を入れてしまったというのもどうなんでしょうか?義父の雇った元警官の私立探偵の行動と言動は悉くスベリます。挙句最後にはお約束的に犠牲者に。ヒロインや義父の台詞にも場違いと言うか見当外れなものが多々登場します。  結果、あーだこーだ文句言いながら観るには良いかも知れませんが、中途半端感を相当感じてしまい限りなく2点に近い3点献上です。  それにしても何故満月の夜にカエル(どう見てもカエルに見えませんが)に変身?どこかの国にそんな伝説あるのでしょうか?謎です。  そして邦題。ヒロインが可哀そうかも的な命名ですが、何故か惹かれる邦題です。ちなみに、原題は何で「The Movie」なのか良く解りませんでした。TVMにいろいろある「Bad Blood」のどれかと関係あるのでしょうか?
[インターネット(字幕)] 3点(2023-08-29 11:08:01)
123.  ビースト 《ネタバレ》 
狂暴な野生動物と人間との闘いを描いたアクション系エンタメ作品として観れば、優れたCG、スリルとサスペンス、そして家族愛を描いた良作のように思えます。実際、ほぼノンストップで楽しめはしました。  けれども個人的には何とも後味の悪さが残りました。群れを非道な密猟者に殺され生き残った雄ライオンを「悪の意志を持った存在」のように描き過ぎのように思えてなりません。  確かに、トバッチリを食っていきなり皆殺しにされてしまった集落の人たちは気の毒としか言いようがありませんが、(現実問題としてライオンの思考に人間的な悲しみの感情があるかどうかは判りませんが)ライオンの方にも悲しみや悲壮感を込めて欲しかったところです。  集落での惨状を目撃した直後の混乱した状況だとしても、一丁のライフルのみ携えて単独でライオンを追う姿は、冷静なプロの保護官もしくは動物学者とは思えません。単に殺すためにライオンを追うハンターとしてしか映らないです。  全体を通じて危機管理の薄さが目立つ演出。主人公の父娘たちは素人だから仕方ないにしても、それでも常識的にその行動は違うだろ?みたいな場面が多過ぎました。思えば、父娘の会話にも今一つな台詞が多く、家族愛をテーマとしたドラマとしてもスッキリはしないところです。脚本の問題なのでしょうか?  一見お子様向け、ファミリー向けの1本のようでいて、実は違うなと思えてしまう1本でした。  (追記) 今日、数多くの放牧中の牛を襲い指名手配犯のように追われていた北海道の1頭のヒグマが、ついに殺処分されたことをニュースで知りました。密猟者に襲われたライオンとは全く違う状況であるにしても、人間と野生動物の共存・共生は難し過ぎるとつくづく思いました。そんな観点で観るべき作品ではないのかなぁ?
[インターネット(字幕)] 5点(2023-08-22 10:56:05)
124.  Z Bull ゼット・ブル 《ネタバレ》 
ひさびさに観た荒唐無稽のアメリカンコメディ。好きですね~、こういう作品。あまりにストレートな原題に較べ、ダジャレ的にひとひねりした邦題も良いです。  細かく書き連ねるとキリがないので省略しますが、グロも含めたベタなギャグの連発が楽しい。爆笑シーンは意外と少なめですけれど、微笑・苦笑は中だるみなく続きます。いくら正当防衛?と雖も少々殺し過ぎのような気もしますが…。  ただし、道徳観や倫理観を持ち出すとダメですね。冒頭の企業宣伝カットからして短いけれど結構キツイ。そのまま反戦とか社会風刺的な笑いで攻めて来るのかなと思いきや、そうでもないような?まぁ全編通じてその香りは続くのですが、メインテーマかというよりもあくまでも背景に過ぎないような。兵器産業や銃社会への批判として見ることも出来るのですが、その線で真向勝負しているとも思えず…。  真剣に観る作品ではありませんし、観る人を大いに選ぶ作品ですが、個人的には十分楽しませていただきましたので甘めの7点献上です。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-08-18 12:08:49)
125.  スレンダーマン 奴を見たら、終わり 《ネタバレ》 
あまりにお馬鹿な4人に感情移入不能。と言っても、そうじゃなきゃ物語が先に進まないので仕方ないところですね。そして、お約束通りにどんどんと墓穴を掘っていく展開。  もう少し無理なく自然体でお馬鹿が出来ないものか?と一旦感じ始めてしまうと、脚本と言うか演出と言うか、有名都市伝説の映画化にあたってのアレンジがあっさりし過ぎていること(殆ど元ネタ)に面白味を見出せず、一つひとつの場面を観れば丁寧におどろおどろしく描いているように思える割には全く恐さのない(予測可能な)作品でした。  都市伝説の映画化、難しいですね。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-08-15 13:43:46)
126.  グリーンランド -地球最後の2日間- 《ネタバレ》 
問題を抱えた夫婦。愛くるしく賢く、しかし病弱な一人息子。突如襲い来る天変地異。必死に生き延びようとする家族に次々と襲い来る試練。そんな中、深まる家族愛。そして奇跡的に窮地を脱しハッピーエンドへ。デザスター作品の王道を行くような流れですね。  とは言え、一部の特権階級が生き延びようとし一般市民は置き去りにされる中、数々の苦難を奇跡的に乗り越え尊い犠牲を払いながらも主人公たちが生き延びる、みたいな単純に主人公ありき、何でもありの展開ではなく、本人が意図することなく政府に選抜された、いわば選ばれし人々である主人公家族が、思いもよらずふるい落とされ、それでも諦めず這い上がり生き延びるという展開に、地味ながら若干の目新しさを感じました。  ただし、基本はやはり王道の流れ。ハッピーエンドに持って行くには当然ですね。主人公は多少痛い目に遭おうと死んじゃあいけません。最悪でも妻子だけは助からなきゃ。こんな大災害を現実的に描き切ったら人類絶滅、地球壊滅、主人公家族どころか誰一人生き残れません。それじゃあエンタメ作品にはならないわけで、悲観的になるばかりで面白くも何ともないです。だから、これで良いのです。  敢えて不満を言わせていただければ、ラストシーンは不要な気がします。たった9ヶ月で太陽の恵みが大地に降り注ぎ、生き残った鳥たちが空で囀る?そりゃやり過ぎでしょう。だいたいからして、本当の苦難はこれから。復興には何世紀もかかるでしょうし、結局は復興ならず次の数ヶ月で人類絶滅、の可能性の方が大きいかも知れない。シェルターの扉が閉まり、地響きと轟音の中で場面が暗転し、静かなBGMを背景にエンドロールが流れる。後はご想像にお任せします。そんな終わり方の方が良かったような気がしてなりません。  全体的には見応え十分な作品だとは思いますが、ラストシーンで1点マイナスです。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-08-15 10:22:01)
127.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
不気味なオープニングで観客の方向感覚を少々狂わせておきながら、いきなりの白昼堂々粗暴空き巣犯のカス3人組登場。冒頭シーンの印象は薄れて観客は一気にカス憎しへと。  そのカスが単なる金持ち狙いから弱者狙いにシフト。観客は益々カスどもに嫌悪感。そして強盗実行。こんなカスだからいきなり番犬を殺してしまうかとヒヤヒヤしたけれどカスにそんな度胸なし。だからって、これ決して動物に優しい訳じゃない。無知なカスがどうせ人間用だろう眠剤使って即眠させてるんだから下手すりゃワンちゃん即死。やっぱカス。  そして侵入。昼間の空き巣同様の横暴ぶりに観客の怒りは増長するばかり。亡き娘の思い出のビデオを流しながら眠る盲目の老人に観客の思いは高まる。さあ早く目覚めてカスどもを始末してしまえ!  まずは一人。良し!躊躇は要らない!さあ次はどっちだ。一見可哀そうな生い立ちのカス女か?知的で優し気に見えるカス坊ちゃんか?追い詰めろ追い詰めろ頑張れ爺ちゃん!  ところが、あれ?地下室に誰かいるよ?厳重にロックして大金隠してるんじゃないの?何隠してるの?ここで観客啞然。ちょっと待って爺ちゃん!あんた悲劇の独居老人じゃなかったの?  と、このペースで書くと駄文長文が際限なくなってしまいます。自粛。  見事に感情をコントロールされてしまいました。全く感情移入も同情も出来ない素人強盗団。悲劇の極みだったはずの退役軍人の極悪ぶり。登場人物に共通する倫理観の破綻と自らの行為の根拠なき正当化。それでもまだ老人援護の気持ちがわずかに残っていたのに「レイプはしない」というまたしても浅はかな自己正当化を耳にして揺らぐ観客。  細かな点では皆さんのご指摘もあるように粗さのある脚本や設定ですが、この大筋の部分の感情のコントロール(勿論この程度ではコントロールされないという方も多いとは思いますが)が本作の最大の醍醐味ですね。  いろんな意味で諸手を挙げて称賛は出来ないものの、サスペンスホラーの佳作として8点献上です。  ワンちゃん、助かったかな?きっと現場周辺を捜索した警察に保護してもらえただろうな。  (追記:蛇足です) この爺ちゃんは戦争で負傷して失明してしまった訳で、その後10年以上は経過しているだろうとは思えるものの、嗅覚や聴覚が失った視覚を補って余りあるほどには研ぎ澄まされてはいないと思うのです、が、靴の匂いで複数犯であることを察知する程度には鋭い訳で、室内に自分以外の者が居れば匂いで分かるでしょうね。香水の文化のある国の人たちだけに尚更。だからすぐ横をすり抜けたりすれば匂いで判りますって。それから、あんな静かな空間だったら、ひそひそ話だって聞こえますって。ドントブリーズという割には、その辺りの本筋とは関係ないのかも知れない程度の部分の演出が雑に思えました。その辺無視した方がスリリングで良いのかも知れませんが。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-08-15 10:14:51)(良:1票)
128.  ゾンビネーター 《ネタバレ》 
ストーリー的には典型的なゾンビもの。ある町でゾンビが大量発生。その町を偶然訪れていた若者たちが襲われ逃げ惑う。そして、一行は、まさに絶体絶命に。しかし、そこに現れた謎の男。無口で愛想もイマイチだけれど戦闘能力は高そう。  そうです、彼こそがゾンビネーター。ゾンビたちをバッタバッタとやっつける様はさながらターミネーター。原題も邦題も「ゾンビネーター」である所以が漸くここで明らかになります。  DVDのジャケットを見て頂ければお判りのとおり、衣装(所謂コスプレ)と言い、ショットガンを担いだ立ち姿と言い、まさにターミネーターを髣髴とさせる雰囲気です。ちなみにジャケット(ポスター?)の中には、本編にまるで登場しない半分機械仕掛けの頭部のアップがデザインされているものがありますが、それはいくらなんでも酷過ぎです。それを見てしまったら、ゾンビネーターとはゾンビの群れの中にあって人間に味方する救世主ゾンビ?みたく勘違いしてしまいます。と言うか、その方が面白かったような気もしますが。  低予算の作品のようですが、ビジュアル的には結構頑張って仕上げてます。それだけに、タイトルとコスプレ衣装だけで戦ってしまわず、何か本作ならではといったアイディアが欲しかったところです。  ちなみに、ゾンビネーター役のジョセフ・アヴィエルさんは筋骨隆々のムキムキボディなのに、とうとう一度もその肉体を披露されませんでした。せっかくのキャスティングなのに何故?
[インターネット(字幕)] 3点(2023-08-14 00:10:45)
129.  エイリアンVSジョーズ 《ネタバレ》 
「もう結果だけ教えろ!」配給元のひねり出したコピーはどう受け取っていいものやら。いや、これ結果だけ聞いても面白くも何ともありませんから。  毎度のことながらのサメのチープさ、謎のマントに身を包んだゴムマスクのエイリアン、お約束とばかりに登場するビキニ美女と悩殺?ヒロイン、「AKIRA」のポスターとか見たことのないデカいサイズのエナジードリンクとかさり気なく目に入るマニアックな小道具等々、じっくり見るとなかなか味わい深い仕上がりの作品です。  マーク・ポロニア監督作品は、ありがちなB級ホラーのように「結局どれも同じじゃん!」みたいなことにはならないところが良いです。勿論、だからといって何でもかんでも諸手を挙げて受け入れられるわけではありませんが、これもひとつの「味わい」と思えば結構楽しみになったりもします。  毎回「え?!」という仕掛けがあるのも楽しいですね。今回は何とサメがしゃべりました。否、正確に言うと心の声なんでしょうけれど、感情表現をしたことには真違いない訳で、意志疎通が出来るサメの登場となると一体次はどんな驚きを放ってくれるのか?まだまだ楽しみなサメワールドであります。  ちなみにタイトルは間違いなく原題の方が良いです。お洒落です。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-08-11 12:08:20)(良:1票)
130.  アン・ハサウェイ/裸の天使 《ネタバレ》 
邦題の副題に惹かれて観てしまいました。が、裸がどうだこうだということよりも、2005年という時期に何故彼女はこの作品に出なければならなかったのか?観始めて少しして、まずそんな疑問が脳内を過ぎりました。企画に惹かれたのか、大人の都合なのか、何なのかは知りませんが、当時既に鳴かず飛ばずの新人女優でもなかった彼女にとって、あたかも起死回生の一打とでも言いたくなるような本作への出演は必要だったのでしょうか?  物語としては、まさに絵に描いたような青春暴走劇。原題どおりの無茶苦茶ぶりです。ヒロインは、ラストには何かを悟ったかのような雰囲気・表情で描かれてはいるものの、よくよく考えれば周囲の友人や大人たちを傷付けるだけ傷付けておいて結局自分は何一つ失っていない。勿論本人は激しく傷付いたと(恐らくは本気で)思っているのでしょうが、それでは一体何を失ったの?と問われれば、傷付いた少女を演じることぐらいしか出来ないのでは?  特に誰にも感情移入も出来ず(強いて言うならカメラマン少年には出来るかも)、エンディングの思わせぶりカットはあるにしても、あんな無茶しても基本誰も撃たれも刺されもしていない展開は、特に現実味もなく冷静に観てしまいました。  有名女優が出演した過去作に時折りみられるタイプの作品。残念な作品でした。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-08-10 15:12:15)
131.  シャークネード カテゴリー2<TVM> 《ネタバレ》 
TVMでも興行収入が続編に生かされるってことがあるのでしょうか?オープニングからして予算大幅増額感が滲み出てますね。キャスティング然り、セットや特殊効果やエキストラや何やかやの全てにおいて然り。エンドロールや楽曲(曲名も良いですね)の数々にも。そのくせアイディアだけは前作をほぼ踏襲というところが逆に成功の秘訣か?無理矢理捻り出したような新ネタが殆どないところに好感が持てます。カメオ出演とか探すのも楽しみ方としてアリかも。  言いたいことは殆ど4番のレビューで書き尽くしていただいています。御意です。強いて付記するならば、この人って飛行機操縦出来ましたっけ?いや仮にセスナ飛ばせたとしても旅客機は…。否、チェーンソー持って空を飛べるんだから旅客機ぐらい朝飯前か。それから、偶然??手にした元妻の左手から指輪抜いて「これは要らん!」とか言って手の方を投げ捨てるか、普通?それも本人の前で?ここまで何でもありでやってんだから奇跡的に縫合手術に成功して元通りってのもありじゃない?そんな程度の野暮な意見しかありません。  お見事なエンタメ大作です。8点献上。決して大盤振る舞いじゃありません!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-08-07 23:16:26)
132.  テッド2 《ネタバレ》 
前作が思いっ切りツボにハマり(その割には現時点でレビュー書いてませんが)続編を観なきゃ観なきゃと思いつつ何故か棚上げにしていた作品。漸く鑑賞しました。  確かに多くのレビューにもご指摘があるように、前作に比べると若干パワーダウンかなとも思われるし、概ね前作を踏襲していながらもジョンの愛したロリーが回想としてさえも登場しないあたりには少々不満もありますが、毒舌や下ネタ・お下品ネタが間髪入れずに速射されるところは前作にひけを取らない面白さですね。  豪華スターの配役や本人役出演の倍増で前作以上に楽しませてくれますし(リーアム・ニーソンさんの登場は個人的には一番ウケたかも)、テッドの人権という前作にはなかったある意味自虐的な切り口は、製作者の意図は定かではありませんが社会風刺的な深みも感じさせてくれます。(裁判シーンに必要以上にウエイトを置かなかった点は良かったと思います。)  ヒット作の続編は難しいですね。なかなか前作を超える作品には出逢えないものです。本作については基本は踏襲しつつ、前作にはなかったテーマを盛り込んだことでマンネリを脱しているかなと。  道徳心や倫理観を取り敢えず引き出しにしまって、いかなる悪口雑言もありのままに楽しめる心境であれば必見のお馬鹿ムービーに9点献上、と思いましたが、いくらなんでもそれは禁句ではという台詞も無きにしも非ず、なので1点だけ減点します。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-08-07 10:58:10)
133.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 
人種差別の問題を直接的に提示した上で裏返して再提示するというシニカルなダークコメディ感には新鮮さを感じました。納得の伏線回収と出演者の強烈な演技、さり気ない中に瞬間的な恐怖を盛り込むという演出の数々など、各賞にノミネートされた理由も理解出来ます。  がしかし、何故かのめりこめなかった作品。全編通してのバランス感とでも言いましょうか、前半から中盤まで不気味さと緊張感を絶やすことはないのですが、何か冗長な印象を受けてしまう。私の集中力が低いだけなのかも知れませんが、正直言って退屈な展開でした。それが、終盤になって脳移植の話が明らかになってからは、さながらノンストップムービーとでも言わんばかりに一気に突っ走る。このスピード間の差が何とも居心地が悪かったです。  白人側の目的や手段が明示されれば後は無駄に溜を作るまでもない。一気にクライマックス!という流れは解るのですが、伏線回収が種蒔きよりもスピーディ過ぎて、観終わってから反芻しないと理解出来ない。それはそれで一つの手法なのかも知れませんし、これまた私の個人的な理解力の問題なのかも知れませんが、前半から中盤までのウェイトと終盤のウェイトのバランスが、今ひとつしっくり来ませんでした。  脳移植を一人秘密裏に執刀するマッドサイエンティストや、とんでもない力量の催眠術師、穏やかなようでいて狂暴に豹変して殺人を厭わない主人公、セックス依存症とも思われる多重人格的キャラの主人公の恋人、アホなのか鋭いのか最後まで判らない主人公の親友、脳を入れ替えても本来の人格が残存する魂論的解釈、等々、気になることは多々ありますが、展開と言うか流れと言うか、その辺りが一番受け入れ難く6点献上に留めます。  ちなみに、ハッピーエンドじゃないですよね?ちょっと殺し過ぎました。とどめを刺したりして。無罪放免は難しそうです。ダークと言えどもコメディだからスルー?
[インターネット(字幕)] 6点(2023-08-03 12:43:03)(良:1票)
134.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
ホラーあるある的な登場人物。ダメなんです、こういう人たち。まるで感情移入出来ず。そもそもどうみても長期旅行を楽しめるような仲良し5人組には見えないし。  それぞれのカットごとに観ていけば、ビジュアル的には丁寧に作られているように見えるし、物語の流れ的にも既視感はあるものの破綻しているどころかキチンとしているようにも思えるし、お約束的サービスカットも一度ならず登場するし…けれどもどうにもチグハグ感を感じてしまって楽しめない。  多分、チグハグと言うよりツギハギ感を感じてしまうからだと思います。ここはこう撮ろう、そこはこう演出しよう、みたいに部分部分でアイディアを絞り出して頑張った結果、どこがどうよろしくないということよりも全体的には上手く纏まらなかったかのように思えてしまいました。  シリーズ化されているようですが、正直なところ類似のシチュエーションの他作を観るのが先かな?と思ってしまいました。  ちなみに、原題は「閉所性発熱」とか訳すようでコロナ禍でも症例があったようですが、往路では四駆で渡河したりしてやっと行き着く山奥の一軒家のように描いていながら、何なら近隣の民家も徒歩圏みたいだし、そんな環境に5人(訪問者を含めればそれ以上)も居て発症するもんだろうか?などとタイトルにも疑問を感じてしまいました。一人ひとりの感情の変化とそれに伴う行動がテーマ故のタイトルなのでしょうけれど。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-08-02 15:04:51)
135.  シャークネード<TVM> 《ネタバレ》 
少し前に録画しといたのを時間があったので観てみたら相当に衝撃的な作品でした。基本的に、設定も展開も登場人物の感情や行動などなども、すべて出鱈目なので、割り切ってコメディ感覚で観るべき作品です。最初のなんだかよく解らない闇取引のシーンはまあまあ許せるのですが、やっぱ水の中でも動いてなきゃ死んでしまうとさえ言われているサメが、堂々とトルネードの中で元気いっぱい生きているとか、サメの大群に襲われて犠牲者続出なのに呑気に海辺のバーで飲んでいる人々だとか、サメに足を齧られても普通に歩いている準主人公とか、手製爆弾でトルネード(そもそもなんでハリケーンでトルネード?)の原因となっている空気の寒暖差を吹き飛ばして問題解決とか、あぁやっぱ出鱈目だ。こんな大騒ぎなのに軍隊も出て来ないし、警察もハマーに追いつけないし。で、解ったんです。そうか、やっぱこの作品はその辺を楽しむべきなんだと。ひまーな時に観てください。  (追記) CSでシリーズ6作を二日に分けて一挙放送していたので、初心に帰って第一弾から再観賞しました。結果、反省です。以前観た時はサメ映画についての認識が不十分でした。本作こそが所謂「サメ映画」の基本ですね。 サメが出る。人を喰う。サメをやっつける。犠牲も出る。ここまでは「ジョーズ」で既に完成形が示されたように思えるのですが(ちなみに「ジョーズ」は自分的には「サメ映画」ではなく「海洋パニック作品」とカテゴライズしています)、「サメ映画」を標榜するにあたっては更なる仕掛け(殆ど飛び道具)が必要だと思うのです。本作では「サメが空から降る」「街中をサメが泳ぐ」「室内に居てさえも喰われる」という常識外れのアイディアが盛り込まれ、更には「チェーンソーを構えて自らサメの体内に飛び込み中から退治して出て来る」という究極的退治法まで披露しています。更に更に「SHARKNADO」という造語タイトルも先駆的で、後の多くの作品のタイトルのヒントになっていることは間違いないと思います。 この作品は「サメ映画」の金字塔。改めて素晴らしい作品であることを思い知りました。以前に「良」評価をくださった方には申し訳ありませんが、評価内容と点数を訂正させていただきます。(3点→8点)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-08-01 13:03:06)(良:2票)
136.  テイキング・オブ・デボラ・ローガン 《ネタバレ》 
認知症の母親と介護する娘の二人世帯。症状の進行が介護者にも影響していくことを実証するようなドキュメント映画を撮影する医大生たち。という設定で物語はPOVで進みます。序盤は一体これから何が起きるのか、みたいな期待感も湧く雰囲気。  しかし、どうもアルツハイマーの症状にしては激し過ぎるんじゃない?みたいな状況になっていく。このあたりも必要以上にじらさないスピーディな展開に好感が持てます。  そして母親が隠していた秘密。ここで異常事態の発端となった事件が明かされます。そして一気に物語はオカルトの世界へ。オカルト風味になると最早何でもありの世界。本作では待っているのはヘビ地獄でした。  そうなんです、いつも思うのですけれど、悪魔モノとかオカルトものは結局何でもありになってしまう。だからこそ作り手はあの手この手でアイディアを出してくるわけですけれど、序盤の流れを生かしてサイコサスペンスにして欲しかったなぁというのが個人的な願望でした。  ただし、本作についてはストーリー的には成功だったと思います。過去の隠された事件。今や認知症となった母親が隠していた事件との関わり。連続殺人事件の犯人であった小児科医の野望は実は悪霊の野望であって、おそらくは悪霊は小児科医を利用していただけだったと思われ、事件を遮ったデボラが代わりに悪霊に乗っ取られてしまったこと。そして、悪霊の狙いは最後の犠牲者は生かしておいて憑依し、未来永劫世にはびこることだったのかもしれません。なかなかに恐ろしいストーリーです。  しかしながら、アルツハイマーを題材にする必要があったのかは疑問です。製作者は、シンプルにオカルトもの、悪霊モノにせず、更に一枚仕掛けを施したかったでしょうか?今の時代、あまりに身近になってしまった深刻な疾病を、しかも、最も課題となっている家族との関係を入り口に置いたことは、個人的には好ましくないと思っています。  もうひとつ、ドキュメンタリー映画の作成というシチュエーションだからといって、POVにする必要があったのでしょうか?ありがちな「いい加減にカメラ止めろよ!」と突っ込みたくなるような出来栄えではないものの、何故正面から描かずPOVに頼ったのか?そこもどうにも腑に落ちず、結果6点献上に留めておきます。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-31 21:44:50)
137.  ノーマッズ 《ネタバレ》 
ヒロインの女医の見る幻覚の中で(行動を伴うので単に見るだけの幻覚とは言い難いリアルな追体験なのですが)若きピアース・ブロスナン演じるところの人類学者があまりに無謀でアホな行動をしまくるので、その原因と彼の心境が明かされて行くまではイライラが募るばかりでした。  中盤以降に物語の全体像が見えてくるとある意味納得は出来るのですが、代わって存在感を増す悪霊?の存在が次なる苛立ちの元になって来ます。  ワケありの場所に人を引き込むという役回りのようですが、地縛霊のようでいて地縛霊ではない。強いて言えばやはり悪霊。それも集団行動するからタチが悪い。歩くしよじ登るしバイクやクルマを乗り回すし、悪霊なのに物理的に移動して迫って来る。そして結局人類学者も仲間入りしちゃう。  果たしてこの悪霊たちは何者だったのでしょうか?目を付けた人間の命を奪って魂を仲間に引き入れる存在、なのでしょうけれど、おそらくは旅先の未開部族の呪いか何かを連れて来てしまったようですが、そのあたりは電話のやり取りやビジュアル的な表現でほのめかす程度で明言はしません。それから、一人のシスターを残して壊滅的な状態に追い込まれた教会との関係も良く解りません。  全体的な作りは映像的にも音楽的にも丁寧に作られていて見応えもあり、少なくともB級ホラー的なイメージは薄いのですが、観終わってみれば恐さよりも何となくモヤっとした感じばかりが残る作品でした。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-25 10:11:12)
138.  サメストーカー ビギニング(TVM) 《ネタバレ》 
まず始めに、本作を含む3作品の邦題は「サメストーカー」シリーズとして整理されていますが、少なくとも本作では、ブルースは確かに凶悪かつ狂暴な「ストーカー」ですが、彼自身は「サメ」でもなければ「サメ」使いでもありません。なぜ「サメ映画」として位置付けたかったのか?おそらく本作より少々サメ風味が強い第二作の方が先に日本デビューしていたので、本来の第一作である本作もサメ映画と位置付けざるを得なかったのではないでしょうか?  そんな疑念にかられながらも、恐怖のストーカーを描いた作品としては決してつまらなくはありません。否、面白いです。オリジナリティに溢れている訳でもなく、必要以上にストーカーが大暴れする訳でもありませんが、ここに登場する狂気はなかなかどうして恐い!昨今のニュースを見ていると決して絵空事ではないリアルな恐さを感じます。  そんな訳で、単純に言えばオーソドックスと言うか、世間に浸透しているストーカー行為のイメージを描いた作品だと思います。ただし、その背景にある歪んだ思考については深くは掘り下げない。あくまでも社会派サスペンスではなくシンプルにサスペンス。同時にタイトルに「サメ」とありながらもサメは主役でも脇役でもなく、こちらも掘り下げない。中途半端感は否めません。本国では人気作品でシリーズ化、ということのようですが、確かに特に強い印象は残らないまでも楽しめはします。それだけに、邦題タイトルの「サメ」って要るのかなぁ?と少なくとも本作においては感じました。  (追記) 書き忘れていました。観賞する前は、「サメストーカー」と言うぐらいだからストーカーの正体はサメで、喰いそびれた獲物(女性)を追い求め人間の姿となって彷徨う姿を描いたダークファンタジーだと思ってました。普通にストーカーを描いたサスペンスより、そっちの方が観たかったかも。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-24 13:40:26)
139.  サメストーカー リターンズ(TVM) 《ネタバレ》 
「サメストーカー」シリーズ第3弾。三作目にして漸くサメ映画的にサメが登場します。(量的に過ぎないかも知れませんが)  とは言うものの、やはりサメは主役でも何でもなく、ストーカー男のペットに昇格といった感じです。ただ、最近ではサメが出ないサメ映画まで登場しているぐらいですから、これだけ登場頻度が上がれば十分サメ映画と言って良いのかも知れません。  さて、三作目ともなるとストーカー男の手口はマンネリ化して進歩しない、にも関わらず捕まらない、というのもどうかなとは思いますが、実際ここまで病んでいれば、と言うか元カノの幻影にとり憑かれていれば、同じパターンから抜け切れないということかも知れません。それに、考えてみれば前二作も含めてヒロインとの出会いは彼が用意周到に仕組んだものとは言えず、寧ろ偶然の産物、偶発的な事故ですし。  しかも、本作ではヒロインのコートニーが全ての始まりになっています。彼女が立入禁止の島に行きたがらなければ。彼女がデビッドを受け入れなければ。親友のキャットのことを信じていれば。等々。ヒロインは受け身的な被害者ではなく、自ら危機を背負いこんでいる訳です。  そして、一気に狂暴かつ極悪化するストーカー。決して死なないストーカー。罪を加速度的に重ねていくストーカー。でも、何かにつけて脇甘すぎ。流石にそろそろ捕まるかサメに食われるかしないと、惰性でシリーズが続いていきそうです。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-24 00:19:48)
140.  サメストーカー(TVM) 《ネタバレ》 
「サメストーカー」シリーズ第二弾となる本作。タイトルに恥じない、とまではいきませんがサメの役割が少しグレードアップ。タイトルのみの「サメ映画」とは言わせない感が少しだけ感じられました。ストーカーのダニエルことブルースはちゃんと?サメを餌付けしていて、手懐けているとまではいかないまでも、そこそこ獲物を得るための「道具」として利用し始めています。ただし、あくまでも「道具」であって「パートナー」あるいは「分身」とまでは言えないレベルです。とは言え、これならば「サメ映画」に一歩踏み込んだかと。  で、肝心のストーリーは前作「ビギニング」をほぼ踏襲。どうやら、この流れがシリーズを通じたものになりそうな予感です。  イケメン青年がサメの襲撃からヒロインを助ける→母親までもが彼にゾッコン→サメ以上のスピードで一家に大接近→彼の中で元カノとヒロインが重なって来る→元カノはボクのモノ、なのでヒロインはボクのモノ→そしてストーカーパワー炸裂→ヒロイン絶体絶命→ヒロイン(ある意味)サメに助けられる(今回は弟にも助けられる)  決して退屈はしません。時間の無駄などとは言いません。クオリティもまずまず。寧ろそこそこ、いや結構楽しめます。けれども、折角単純にストーカーものではなくタイトルに「サメ」を冠した本作だからこそ、という見所に欠けるのです。サメも無念?残念なサメ映画です。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-23 23:44:49)
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