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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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141.  海底二万哩
私の経験した数少ない他の50年代SF映画と比べると、相当ハイレベルの特撮と大作映画っぽさにまずびっくり。巻頭からいきなり歌い始め、以下徹底的に軽い主役を颯爽と演じるカーク・ダグラスにもびっくり。シリアス部門を一人で引き受けていたジェームズ・メイスンが、唯一人浮いてるような感じも個人的にはツボです。巷の評判がいくら名作・傑作と持ち上げていようとも、この頃のSFってどうしても間延びした感じが否めませんでしたが、本作は想像以上に良く出来たSFアドベンチャーでした。現在観ても色褪せてる等ということはありませんので、ご家族で是非、7点献上。
7点(2004-03-12 16:47:21)
142.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
「三部作ついに完結!」と言うよりは、「やっと終わってくれた…」というのが正直な感想。他のシリーズ物と違い、きちんと三部作用に手抜かり無く作られたこれだけの作品に心を動かされなかったというのは、どうも「指輪物語」の世界とは肌が合わなかったらしいです(若しくは余りの遠大さに観疲れしてしまったのかも?)。今作についての最大の不満は、「二つの塔」でイヤと言うほど見せられたのとほとんど同じ城攻め合戦シーンを再び見せられた所。前作で既に満腹だったので、「またかよ」って感じです(結局、三部作で一番燃えたのはモリア坑道のシーンです)。その割にアラゴルンが王位へ戻ることを決意する部分も、滅びの山のシーンもあっさりし過ぎだと感じました。多少脚色が施してあるようですけど、個人的な意見として、もっと大胆に脚色してしまった方が良かったと思います。ということで、歴史的三部作合算して、7点献上。
7点(2004-02-20 01:09:11)
143.  ミスティック・リバー
捜査の中で浮き彫りになっていく、小さく貧しいコミュニティの中に隔離されたそれぞれの過去と現在。「もし…」という形で語られる過去への悔恨。しかし、人の歴史は偶然という名の必然の積み重ね。人は、大河の如く泰然と流れる時に抗うことは不可能な、限りなく弱く小さな存在である。だからこそ合理や善悪を無視し、今を生きることにしがみ付かなければ生きていけない。映画としては、構図が徹底的に計算されていたのに感心したのと同時に、確かに音楽がやや出しゃばる箇所があったのと、主役がラストで一気にローラ・リニーなってしまった様に感じました(ローレンス・フィッシュバーンも良かった)。それにしても、皆さんのレヴューがやけに長い…。本作の鑑賞同様、レヴューを読むのにも非常に疲れました、7点献上。
7点(2004-02-20 01:08:16)
144.  アダプテーション
面白い! 脚本も良いですけど演出も流石。そして、やっぱニコラス・ケイジはこういう役が本当に巧い。幸い私はハゲかけてはいませんが、この主人公にはかなり感情移入してしまった。特にセミナーで「私の人生には語るべき出来事が無い」と質問した件は最高。その通り!、人生なんてつまんないもんです。だから映画を観るんです。しかし、そのつまらない人生からこれだけ面白い映画が出来てしまうんだから、人生自体も捨てたもんじゃありません。自身ではつまらないと思ってても、端から見れば、もしかして私も映画になる位面白い人生を歩んでるのかもしれませんネ、7点献上。
7点(2003-11-30 05:15:17)(良:1票)
145.  好きと言えなくて
本作の一番の驚きはリーディング・ロールのユマ・サーマンが何と脇役だった事(劇中、雑誌広告を見た男が「こんな女は存在しない」と言うのも納得の美しさ)。そして二番目の驚きは、個人的に今一つキャラクターの定まってなかったベン・チャップリンが、凄くチャーミングに普通の男を演じていた事(同じ顔でもアントニオ・バンデラスにこの役は出来まい)。アメリカではメジャーなコメディエンヌ、ジャニーン・ガラファロが主人公を芸達者に演じてます(お馴染みのふてぶてしさは影を潜めて、本当に可愛い女性になってます)。この映画の勝利の鍵はこのキャスティングにあると言っていいでしょう。コンプレックスをテーマに、ちょっと変わった三角関係を魅力的に描いた脚本も中々です、7点献上。
7点(2003-09-28 06:55:54)(笑:1票) (良:1票)
146.  ファインディング・ニモ
とにかく凄いってか、感心する。それはCGにではなく、小さな水槽の中さえも一つの大きな世界へと変えてしまう演出力と、小さな熱帯魚を主人公に据えながら、前述の水槽から美しい珊瑚礁、光の届かない深海、激しい海流、果ては大空までもを冒険の舞台へと変えてしまう構成力にです。基本的ストーリーは太平洋を舞台にしたありがちなロード・ムービーながら、ハイテンポなストーリー展開と相変わらずの秀逸なキャラクター設定(もちろん見事に人間社会を反映させている)、そして巧みなプロットで、老若男女問わずに最後まで一気に観せ切ります(途中何ヶ所かでウルっときちゃいました)。それにしてもピクサー社って外れ無しでここまで来てますねぇ…。そんな訳で、7点献上。
7点(2003-08-14 07:54:42)
147.  ブルース・ブラザース2000
私、前作はほとんど忘れてしまっている位だから、別に思い入れもありません(だからレヴューもできないままです)。従って、この映画に対する否定的なコメントも非常に良く理解できます。ホント寒い位にくだらなく、出来も悪いと思います。けど、けど、最後のザ・ルイジアナ・ゲイター・ボーイズのライヴ・シーンでは目が潤んでしまいました。それ以外のライヴ(ミュージカル?)・シーンもナンバーも最高にイイ! こういうのは反則だとは思いますが、映画にではなく、音楽とそれを「聴かせてくれる」多彩な、そしてビッグなゲスト達に、謹んで7点献上。
7点(2003-08-14 05:23:29)
148.  マトリックス リローデッド
格闘シーンに関する限り、もうこれは映像表現の限界まで到達してしまった感あリ。どーゆー風に撮影して、どーゆー風に合成して、どーゆー風にCG処理しているのか知りませんが、とにかく(見かけ上は)ほとんどカットを割らないで「ドラゴン・ボール」並の殺陣をいくつも完璧に作り上げています(従ってマンガ的過ぎる嫌いあり。ネオの飛翔シーンはもろ孫悟空だし、“key maker”って特殊能力を持つ人物かと思いきや、本当に鍵職人だった辺りも多分にマンガ文化の影響を感じます)。また、高速道路上で繰り広げられるアクションとカー・チェイスについても、これが究極でしょう。とにかくすごいスピード感と迫力あるクラッシュが美的センスと共に迫ってきます。が、しかし、続編好きの私が観ても面白さと新鮮味では前作に及んでいないと思います。アクション・シーンとアクション・シーンを繋ぐシーンがどうにも間延びしている様に感じたし(特にザイオンのシーン)、また、アクション・シーン自体もちと長過ぎる。もっと刈り込んで前作並みのスピード感が欲しかった所です。あと、例によって最後に情報を一つ。エンド・ロールの終わり、“to be ‘conclude’”に続いて「レボリューション」の予告が流れますから、観たい方は最後まで席を立ってはいけません。そんな訳で少し長くなりましたが、究極の映像を評価して、前作同様7点献上。
7点(2003-05-22 06:42:48)
149.  ボウリング・フォー・コロンバイン
諸般の事情からアメリカでの鑑賞となってしまったので、もちろん字幕無し。インタヴューとナレーションで構成されるドキュメンタリー故に、とても全部を理解したとは言い難いのですが一応レヴューさせて貰います。まずアメリカ人の反応ですけど、序盤の銃キチの人達による論理の破綻した返答から場内爆笑に次ぐ爆笑。銃による犠牲者数のトリを飾るアメリカの桁違いに大きい死亡者数が出る所では、自虐的に拍手まで起きてました。本作はアメリカでは完全にコメディ映画です。ま、受け止め方は人によるでしょうけど、大方は御満足されていたようです。自身は、周りのアメリカ人やメディアが本気で、しかも過剰に「SARS」を心配していることもあり、「恐怖の文化」という考え方には大いに納得させられるものがありました。と同時に、首を捻りたくなる部分も散見されます。今時日本でさえ鍵をかけない家なんか少ないと思うのに、これだとカナダ中が鍵をかけない様にも見えるし、私もラストの写真のパフォーマンスには(アカデミー賞でのスピーチ同様)ゲンナリ。本作は決して普遍的・世界的な映画ではなく、極端と極端がせめぎ合いを続ける正にアメリカ「らしい」映画だと思います。ということで、これも一つのアメリカの健全性の表れと解釈して、7点献上。
7点(2003-05-13 07:22:17)
150.  トイ・ストーリー2
皆さんと比べて何故か続編を評価する傾向にある私は、このシリーズに於いても問答無用で本続編を評価します。最初の企画はビデオ・リリースのみだったというのが信じられないクォリティの高さ。また、私は鑑賞の順番が逆になってしまいましたが、本作には「モンスターズ・インク」の原型とも言える物語的ダイナミズムと技術的エッセンスが惜しげも無く詰め込まれています。そして続編でこそ味わえる面白さも抜かり無く用意されてる。ここまで妥協の無い且つ子供向けの良質なエンターテインメントには敬意を表したい。しかし、「モンスターズ~」を先に観てしまったという自身の落ち度の所為で7点献上。
7点(2003-05-13 07:15:12)
151.  母の眠り
単純に見えてかなり複雑な物語なので、ボーっと観てるとテーマを見失う。娘が主人公ではありますが、父、母、娘、息子を、エピソードのボリュームは違えど同列に描き、どの立場をも肯定せず否定もしない。劇中、母親自身は父こそが家庭の中心であると娘に訴えますが、割れた皿の破片でモザイクを作るが如く、母が接着剤となって家族を結びつけているのは明らか。やがて娘も家族の結びつきの大切さを知ったかの様にモザイクを作り始める。それでも娘は、きっと母親の様には生きないでしょう。彼女には彼女の人生がある、7点献上。
7点(2003-01-12 18:51:58)(良:1票)
152.  マッド・シティ
最初は野心の為に取材していたジャーナリストが、犯人という「人」に触れることによって徐々に人間性を取り戻していく。逆に、人間味に溢れていた初々しいカメラ・アシスタントは、取材を進める中で業界の常識に染まり、非情な(つまり業界では優秀な)マスコミ人へと変貌して行く。テレビ報道は視聴率だけを追い求め、世論操作という人心掌握すらも簡単に行うと同時に、そこで働く人間をも都合良く変質させてしまう。結構良くある社会派作品な上、評判も悪いようですけど、個人的には良く出来てると思いました。観応えも充分です、7点献上。
7点(2003-01-12 18:49:47)
153.  めぐり逢い(1957)
生活感のない美男美女が織りなす往年の夢物語。しかし年齢を重ねてくると映画の見方も変わってくる。そうか、これは女の意地を通す物語なんだ。一目惚れしてすぐにキスしてしまう様な話じゃない。最初からだらしないケーリー・グラント(の役)に比べ、毅然として筋を通そうとするデボラ・カーのなんと美しいことか、そしていじらしく可愛いことか。特にラスト、座ったままで芯の強さと愛情を感じさせる演技は圧巻。感動以上に、恋愛の楽しさを思い出させてくれる名画です。7点献上。
7点(2003-01-01 15:55:56)(良:1票)
154.  K-19
ご家族向けの正月映画ではないですけど、2003年4大正月映画の中では一番出来が良いと思う。ミサイル発射実験成功までのスペクタクルを畳みかける様な展開で一気に観せきり、その後の炉心事故にまつわる物語は一転、緊迫感と悲壮感溢れる演出で描かれていく。潜水艦ものでは映像より重要な音響の作り方も非常に完成度が高い。現実に即した完全な善人も悪人もいない乗組員の人物設定も良かった。この男気にはやっぱりジーンとしてしまいます。とても女流監督とは思えない。少しエピローグが感傷的過ぎますが、充分7点献上。
7点(2003-01-01 15:46:45)
155.  狼たちの午後
いきなりビビって帰ってしまう仲間が象徴する様に、ソニーとサルは根が善人というのではなく、何事も中途半端で短絡的な小心者。端から百戦錬磨の警察やFBIの敵ではない。それどころか、冷静で肝の据わった人質の女性達よりも焦っている。更にソニーの親や妻が登場したり、サルが天然ぶりを披露するに至っては、二人の「人間性」ではなく、「情けなさ」だけを容赦なく描き出している様に見える。物語が進むに従い、二人は丸裸にされていく。この映画には一切の同情や共感が無い。しかし、この映画の面白さはここにある、7点献上。
7点(2002-12-22 00:25:17)
156.  エスケープ・フロム・L.A.
いや~、とにかく楽しい。スネークの初登場シーンにかかるBGMからして爆笑。荒廃したパンクな雑踏にドラム缶焚き火、緩~いアクション演出。通路で何気に死刑が執行され、意味もなく何気にピーター・フォンダが登場し、何気に地球文明が崩壊する。そして、自ら積極的に危機を作り出す超間抜けでハードボイルドな我らがスネーク! これぞカーペンター映画の醍醐味! このキッチュさが楽しめる人間で本当に良かった。古い友人に会った時の様な嬉しさを味わえました、7点献上。
7点(2002-12-19 19:07:00)(良:1票)
157.  フレイルティー/妄執
ある日突然、神の啓示を受ける父親。「この世に無数の悪魔が放たれた。滅ぼすのが我々の役目だ」。二人の幼い息子の内、一人は父親を信じ、一人は父親の狂気を疑う。そして、連続殺人が始まる。基本は「セブン」型のサイコ・スリラー。これだけどんでん返しが流行っていれば、結末もある程度は予想がつく。しかしこの映画は、ラストで予想を超えるパラダイム・シフトが起こる。「セブン」以降、無数に作られた亜流サイコ・スリラーでは最高峰と言っていい。初監督の俳優ビル・パクストンも堂に入った演出ぶり。かなりお薦めの、7点献上。
7点(2002-12-01 22:46:47)(良:1票)
158.  ナチュラル
ホントこのタイトルが全てですよね。「天性」と「純真」と「受容」を描く「自然」な物語(話のベースはキリスト教的です)。ところで、同じ国技のアメフト映画と比べてみるとベースボール映画の特殊性が解ってきます。アメフト物は熱く爽快な男の物語が多いのに対し、ベースボール物は郷愁と涙と癒しの物語が多い。そこには「ファン」や「好き」以上の「愛」が見えてきます。ひいては「愛国心」に深く結びついていることが解ります。「バスケだ」「アメフトだ」と言っても、アメリカ人にとってベースボールは特別なものなんでしょうね。ということで、7点献上。
7点(2002-11-16 19:36:36)(良:1票)
159.  キューティ・ブロンド
これまでの学園ものでは必ず悪役だった、容姿とおしゃれと男のことしか頭にないビヴァリー・ヒルズのマドンナを主役に据えたサクセス・コメディ。しかし、この映画のヒロインはのっけから頭が良くって気立ても良い。だから嫌味も努力も薄められて非常に口当たりが良く、ものすごく判り易いストーリーになってます。たまにこういう映画を観ると、ホント素直に「面白かった~」と感じるから不思議。そして、何事もうまく行くと思わせても貰えます。タイトル・バックの女子寮の、とても飛び込みたいとは思えないむせ返る様な雰囲気に、つい7点献上。
7点(2002-11-07 23:38:58)
160.  ジョンQ-最後の決断-
この「最後の決断」という副題は巧い! 止むに止まれず病院に立て籠もることが、ジョンQの最後の決断ではないのです。デンゼル・ワシントンの口からその決断が語られた時、思わず涙が溢れてしまいました。サスペンス・アクション的な装丁ですけど、実は社会派の家族愛ドラマであり、試写会場の半分が泣かされる映画です。終盤、「都合が良すぎないか?」という部分もありますけど、この映画の場合、(M.ナイト・シャマラン風に)全てを“destiny”として良い方に解釈してあげましょう、7点献上。
7点(2002-10-06 18:44:18)(良:1票)
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