141. ドクトル・ジバゴ(1965)
ロシア革命期を描いてるだけあって話は壮大。革命に翻弄されながら、生きて行くという事、愛すると言う事を知っていくジバゴ。後半からの焦点は恋愛面に重きがおかれるけど。浮気だから賛否あるのは仕方が無い。幼少の頃から一緒に暮らしている奥さんは家族愛、ラーラとは本当の恋愛をしていたんだろう。二人の間でふらふらするのが良いとは思えないが、ジバゴの心境に共感できなくもない。それと「ラーラのテーマ」は良い曲ですね。 9点(2003-10-13 13:10:21) |
142. エルム街の悪夢3/惨劇の館
面白かったですよ。館がお化け屋敷のようで。怖くは無いけど。あともうちょっと捻りが欲しかったかな。 6点(2003-10-13 12:49:14) |
143. ローマの休日
良すぎ。オードリーの初々しさが、世間知らずのプリンセスと重なる。ストーリーもいやらしさのない、王道ラブストーリーって感じ。ラブストーリーが特別好きなわけでもないけど、これは素晴らしい。見ていても凄く爽やか。1シーン、1シーンもとても印象的。最後、グレゴリー・ペックが記者として、プリンセスに戻ったオードリーと再会するシーン、一瞬驚いた後すべてを理解して満足そうな顔をするオードリー。夢の一日が素晴らしいものだったと感じさせられ、心に響く。文句なしの名作です。 10点(2003-10-13 12:43:29)(良:1票) |
144. レインマン
ダスティン・ホフマン上手すぎ。隙を見せない名演技。ちょっとでも油断すると役がダメになっちゃうでしょう。最初は、トム・クルーズじゃないけど、ほんとイライラしてくる。でも段々彼を知ってくるごとに、憎めなくなってしまう。それは兄弟、お互いが理解しあってくるのともリンクする。難しい役に、微妙な感情な起伏もつけたダスティン・ホフマン凄すぎ。 9点(2003-10-13 02:53:12) |
145. アポロ13
実際に無重力空間を作って撮影した事自体に拍手。CGでも代用ききそうだし、そうじゃなくても上手く撮ればそれっぽく見えるだろうに。こだわって撮ると言うのはそれだけで意味があると思います。宇宙に取り残された状態になってる、乗員をどうやって助け出すのか、乗員もどうやって生き延びるのか。両面からの苦闘も見所のひとつ。 7点(2003-10-13 02:45:14) |
146. ビッグ
《ネタバレ》 大人になった子供っていうのも、なんだか安っぽい設定だなぁなんて思ったりするけど、そこはやっぱりトム・ハンクス。上手い。魅力的な子供な男性(?)を上手く演じています。彼女との掛け合いも面白いところ。彼女が大人として誘ってるのに、トムは真意を理解できてない。見ていると思わず「子供に何言ってるんだよ」と彼女に突っ込みたくなるくらい。それくらい子供になりきっている。その一方で、子供のままの心から、内面が成長していく様を見られる。でもやっぱり子供心は忘れたくないものだなぁと。この年になると、あのおもちゃ箱をひっくり返したような部屋にはついていけないもん、絶対に。あと、最後に彼女が言ったように、人生は二度繰り返せないものなんだなと思います。 9点(2003-10-13 02:36:45) |
147. グレムリン
ギズモがかわいい、これが一番の印象。ストーリーも小さなパニック映画のようでまあなかなか。とりあえず見所はないんだけど、全体を通して面白いと言えるんじゃないかな。 8点(2003-10-13 02:24:05) |
148. ホーム・アローン
泥棒をやっつけるための仕掛けの数々、その発想に感心し笑いました。てか泥棒間抜けすぎ・・・兄弟や親戚が必要以上に意地悪なのは気になったけど、親子の愛情は健在でした。 10点(2003-10-13 02:23:30) |
149. 恋におちたシェイクスピア
おっ!って感じだった。オスカー取ったからというだけで、たいした期待もせずに、とりあえず見ておこう程度に見た作品。案外面白いじゃん。随分と前に見たのでシーンとか言われると、それほど覚えてないけど、川渡って会いに行くところが凄く印象的。あとは劇も結構面白かったように思う。 8点(2003-10-13 02:23:00) |
150. スパイキッズ
きえぇぇぇぇ。ありえな~い。目を丸くして見てました。ターゲット子供に絞りすぎじゃない?愉快痛快じゃないけど、ぷっと笑えるところはある。CGはいかにも!って感じだし。ストーリーも無いし、くだらないけど、憎めない。でも劇場じゃ絶対見たくない。なんとも言えない映画。 4点(2003-10-13 01:53:09) |
151. 鳥(1963)
鳥が何処から現れて、何の目的で襲ってるのか分からない。偶発的なもを見せるのも表現としてはありだろうけど、ヒッチコックがそれをするのはどうも・・・最後も逃げて終わり・・・?鳥が襲ってくる映像が凄かったものの、全体的には魅力が薄い作品。 5点(2003-10-13 00:44:28) |
152. アパートの鍵貸します
世渡り上手な主人公。上司たちの不倫を助けるために自分の部屋の鍵を貸して、その見返りに昇進を得る。そんなズル賢いけど憎めないキャラをジャック・レモンが上手く演じている。憧れの人が部長の不倫相手なんて読めちゃう展開だけど、ジャックの立ち振る舞いや、テンポの良さがとても面白い。この時代の映画にしては、社会性や政治性がないのでとても気楽に見られるのも良い。 9点(2003-10-13 00:37:42)(良:1票) |
153. シックス・センス
なるほどなエンディング。ブルース・ウィリスの動作すべてが計算し尽くされている。そしてハーレイの哀しげな演技。ラストシーンは感動で一杯です。ハーレイが語る幽霊が見えること・・・おばあちゃんの幽霊と話している事をお母さんに話す。お母さんも自分が母親から愛されていた事を知り、同時に子供の悩みを本気で受け止めた瞬間親子は互いを理解し合い涙を流しながら抱き合う。一方、ブルース・ウィリスは寝ている妻の手から零れた指輪によって自分の命がすでにないものだと知り絶望に陥るが、それと共に妻がそれでも今直自分の事を愛している事に気付き安らかな顔で昇天する。もうこの辺のシーンで一杯一杯です。それぞれの愛情が交差し、感動しまできる。原作から読んだのにそれでも良い。でも原作はもっと泣ける。 10点(2003-10-13 00:24:50) |
154. ユー・ガット・メール
特別なことはない。展開もオチも読める。でも素直に見られて面白い。メールを使ったのが時代を表しているせいかな、ありがちな中でも少しだけ新鮮な感じがした。でもやっぱりトム・ハンクスとメグ・ライアンの掛け合いがほのぼのとしていて良かった。 7点(2003-10-13 00:23:23) |
155. バック・トゥ・ザ・フューチャー
娯楽映画として最高峰だと思う。何度見ても色褪せない。さすがに時代は古い感じするけど・・・タイムマシンことデロリアンが走った後に炎の筋ができるシーンが印象的かな。それにしても過去を修正しようとしたら未来があんなに変わるなんて・・・マーティはいいけど、嫌な奴とはいえビフはあまりにも気の毒・・・まあある意味自業自得か。その辺もハリウッド的かも。 10点(2003-10-13 00:19:25) |
156. キャスト・アウェイ
セリフもほとんどなく、孤島での生活、脱出が大半を占めていた映画なのにそれでも見られるのはトム・ハンクスの演技力の一言に尽きる。 7点(2003-10-13 00:18:14) |
157. レッド・ドラゴン(2002)
前評判や興収の振るわなさを考えたら、羊やハンニバルからのパワーダウンは否めないかなと思っていたけど、思ったよりも全然良かった。最初のオープニングシーンが特にレクターらしくて良かったかな。表向きは紳士で、内面に狂人を秘めているところが。でも本編は全体的に大人しめ。最後にもうひと波乱あっても良かったような気もする。まあ羊へと続く序章としてはあんなものか。サスペンスはありきたりな感じはしたけど、飽きさせる内容ではなかったし及第点。それにしても登場回数は少ないものの、アンソニー・ホプキンスの存在感は凄い。 7点(2003-10-09 02:26:54) |
158. アラバマ物語
《ネタバレ》 黒人差別を取り扱っただけに話は重い。時代が時代だからとも思うけど、陪審員制ってなんだろうと思わされた。あれだけ無実の条件がそろっているのに有罪って・・・傍聴者も裁判官も陪審員でさえ無実は分かってたんだろうに。それでも有罪にしてしまう不条理さ。しかしそれもその時代の現実だったんだろうと思うとやりきれない。話のメインはこの裁判シーンにあるが、その後ラストも印象的。この結末は晴れやかではないが、素直に受け入れられるし、納得してしまう。それはこの物語の持って行き方や、主題が良く表現出来ていたせいかもしれない。 9点(2003-09-28 02:08:57) |
159. カサブランカ
《ネタバレ》 「君の瞳に乾杯」と言った台詞や、「As Time Goes By」の曲の良さが印象に残りますね。物語も佳境になるごとに面白かった。リックの陰謀によってラズロは逮捕されてしまうのか。署長の機転で連絡の行ってしまった将校に止められてしまうのか。その辺に緊迫感があった。結局はラズロとイルザに許可証をあげると言う決断をし、自分の身が危うくなろうとも妨害を阻止したリックは男らしい。署長の寝返りも良かった。あのどっちつかずだった署長が、最後に見せた決断は、正直予想外だった。 7点(2003-09-28 01:29:09) |
160. ミート・ザ・ペアレンツ
ロバート・デ・ニーロはさすが。優しい顔しながら、ピリピリとした空気を作る父親役がはまってる。ベン・スティラーとの駆け引きもなかなか。笑いどころも結構あって楽しめた。主人公の立場がどんどん悪くなっていくのがちょっと重いけど、すべてラストで解消されるし。弟のマリファナはいつバラすんだろうと思ってたんだけど、あのバラしかたはなかなか良かった。それにしてもあれで妹の結婚式は上手く行ったんだろうか。 7点(2003-09-28 00:55:02) |