141. ミッション:インポッシブル
《ネタバレ》 公開されて、はや25年ですね。 いや、トムが若いですねぇ。 「スパイ大作戦」(今聞くとダサいタイトル)がTVで放映されていたころ、私は中学~高校生で、毎週夢中になって観ていたのを覚えています。 本作に登場するジム・フェルプスがチームのリーダーであり、主人公でした。 毎週、ハラハラドキドキの展開で、TV映画とは言いながら、日本とは比較にならない金をかけたドラマだと感じました。 「なお、この録音は自動的に消滅する」という、大平透さんの名セリフ?が良かったですねぇ‥‥ 本作では、そのジム・フェルプスが序盤で死んでしまいますが、実は狂言であり、彼と彼の妻が金目当てのための真犯人だった‥‥という内容で、「スパイ大作戦」ファンだった私には、少しショックでした。 スパイ大作戦でジム・フェルプス役だったピーター・グレイブスも本作の設定を酷評したそうです。 それは兎も角、ストーリー自体はなかなか良く出来ていると思いました。 だれが味方で、だれが敵なのか これを推理しながら観ると、より楽しめます。 CIA本部に潜入し、極秘データを盗み取るシーンやトンネルの中にヘリコプターが侵入していくシーンは、当時としては斬新だったように思います。 実は、M:I-2からフォールアウトまでの作品を全て観た後に本作を観ましたので、やや物足りなさも感じます。 私の中ではゴースト・プロトコルが最高の8点で、優劣をつけるため本作は6点としました。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-08-01 10:46:43) |
142. レイダース/失われたゾンビ
マイナス点数がないので、とりあえず0点 有れば、マイナス100万点 皆さんのレビューが余りに凄いので、怖いもの見たさ‥‥ということで、ニコニコ動画(コメント付)で視聴しました。 あまりの出来に、上映中に暴動が起きたという、いわく付きの本作 いや、もう「何のこっちゃ?」のオンパレードでしたね。 まぁ、レーザーディスクプレーヤーを改造して殺人光線銃を作るというのは、まだ可愛いとしても‥‥ 皆さんご指摘の、冒頭のトレーラーテロが本編と何も関係ないこと ストーリーに関連しないセリフの多さ あからさまに尺稼ぎしてるとしか思えない、無意味シーンの多さ 肝心のゾンビがなかなか出て来ない 明らかに、昼間撮影をフィルターで夜間に見せかけているのがミエミエのラスト(しかも、暗くて見え辛い) ニコ動のコメントに「うんこ味のスパゲティに耳クソと鼻クソをぶちまけたような映画」というのが流れていました。 「うん。そのとおり」と納得しました。 もし、金を払って映画館で観たのなら、暴動が始まるのも頷けるほどの出来栄えです。 ただ、ニコ動のコメントが面白かったのと、あの音楽が耳について、最後まで観てしまいました。あははは‥‥ [インターネット(字幕)] 0点(2019-07-29 00:34:47) |
143. 大逆転(1983)
《ネタバレ》 久々に観ました。(恐らく20年ぶりくらい) 古臭くなったのは仕方ないところ でも、勧善懲悪復讐もの映画が好きな私としては、本作はやはり面白い テンポ良く進み、ストーリー・脚本も良好 エディ・マーフィーほかの配役もピッタリ まぁ、ツッコミどころも有りますが いくらなんでも、ぬいぐるみのゴリラと本物は見わけがつくし、エディ・マーフィーにあれだけの商才が有るのなら、再びルンペンに戻そうなどと、強欲じいさん達考えないし‥‥でも、コメディだからいいか ヒロインのジェイミー・リー・カーティスの両親は、何とトニー・カーティスとジャネット・リーなんですね。 折角、家族で楽しめる映画なので、ヒロインのオッパイは要らなかったです。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-07-21 21:42:17) |
144. ヘンゼル&グレーテル
《ネタバレ》 ジェミリー・レナーのファンなので観ました。 上映時間がさほど長くなく、ストーリーがサクサクと進んで好印象。 それにしても、ヘンゼルが子供の頃のお菓子の食べ過ぎでインスリンを打ってたとは‥‥‥笑 皆さん仰る通り、少々グロいです。また、一体時代考証はどうなってるの? という面も有りますが、童話には残酷な話は付きものですし、そこは余り考えずに‥‥‥ エンドロールがかっこよかったですね。 内容6.5点+エンドロール加点0.5点で7点を付けます。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-07-19 10:22:52) |
145. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 公開されてから既に半世紀 公開当時、中学生だったことも有り、残念なことに劇場版は観ていませんが、VHSやDVDなどで数年ごとに、既に10回前後鑑賞しました。 今観ても、古臭ささは殆ど感じない作品です。(映画の初めの方に出て来る、月連絡船船内や乗務員女性の服装・髪型は流石に古臭いですが) 原作も読みましたが、映画との大きな違和感は感じませんでした。 内容は哲学的で、個人的には、生命の起源の不可思議さや、仏法での生老病死さえも感じさせる難解なものです。 反乱を起こしたHAL9000の思考回路を切断する場面、ボーマン船長の前に現れるボーマン自身の死期の迫った姿や、胎児の姿‥‥といった映像は秀逸で、他のSF作品を寄せ付けません。 また、類人猿がモノリスからの「智慧の贈り物」に歓喜し、骨を投げ上げるシーンから宇宙船シーンへの突然の切り替わり‥‥これに対応して、音楽は「ツァラトゥストラはかく語りき」から、「美しき青きドナウ」に変わります。 こういった音楽の使い方も素晴らしい。 続編の「2010年」は、本作よりも判りやすく、映画自体も楽しめるものでしたが、映画の奥深さという点では圧倒的に本作が上だと思います。 原作者のアーサー・C・クラークは、更に「2061年宇宙の旅」「3001年終末への旅」と全4作を書いているようです。 残り2作も映画化してほしいものです。 (余談ですが、3001年~では、本作で狂ったHAL9000によりディスカバリー号から宇宙にはじき飛ばされた、乗員のフランク・プールが主人公のようです。) [DVD(字幕)] 9点(2019-07-02 11:53:18)(良:2票) |
146. MEG ザ・モンスター
《ネタバレ》 映画館に行かなくて良かった! と思った映画でした。 サメ映画は、常にドキドキハラハラ感がないとダメですね。(DVDでの鑑賞でしたので、迫力不足ではあったのですが・・) ジョーズの時のような緊迫感など、殆ど感じませんでした。 やはり、サメの大きさだけではないですね。 余計なシーンや演出も結構有りました。 中国人父娘の過去のいきさつなど、どうでも良いし・・ 主人公の別れた妻を登場させた意味がないし・・ 海岸で遊ぶ太った子供と、その親の描写など、どうにも下手くそだし・・ 何度も何度も、船から海に落ちる乗組員は注意力散漫のバカだし・・ ハリウッドは、中国人が喜ぶ映画を今後次々と作りそうで、イヤになります。 [DVD(字幕)] 4点(2019-01-11 21:06:00) |