161. トランセンデンス(2014)
《ネタバレ》 コンピューターが自我に目覚めて全能の力を持つってお馴染みの古臭いテーマだけに、評価には味付けがカギになるけどそこが彼女への愛では如何せん弱い。感情に溺れて周りを見失った女科学者にイライラしぱなして辛かった。レベッカホールの演技にいうわけではなく演出の責。キャストは豪華でもったけどそれだけだったなあ。ポールベタニーは好演。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2015-03-25 21:58:44) |
162. X-MEN:フューチャー&パスト
今作も面白かった。SAMURAIは微妙だったけどシリーズ中核の作品にははずれはなかったので安堵。シリーズ始まって14年も経つのに作品自体にナツメロ風がでないのは凄い。ヒュージャックマンも歳とらないし、まさにウルヴァリンだ。タイムトラベルモノには食傷気味ではあるんだけど、映像の良さもあってワクワクして観ることができた。老プロフェッサーマグニートにも再会できたことに感謝。実を言うと、ファーストジェネレーションから間があって人間関係がうろ覚えになっていたこともあることに自分にマイナス点。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-03-24 20:04:05) |
163. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 映像、CGの鮮やかさ、や近未来の意匠には素晴らしいものがありました。大スターのトムクルーズだからこその見ごたえもありました。が、内容としては、最初はトータルリコール風、次はテーマが月に囚われた男風、最後はインデペンデンスデイ風と、ドローンはターミネーター風か、すぐに連想されるものばかりなのが非常に残念。最後敵役があまりにあっさりやられるのも物足りない。女優さんがとてもきれいなのはプラス点。こういった役どころはトムクルーズが随一だと思うのだけど、そろそろ限界かな。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-02-05 14:20:28) |
164. モネ・ゲーム
《ネタバレ》 豪華キャストなんだけど、おふざけ調であり、なのにコメディセンスがあまり高くない。大ネタも若干物足りないかな。キャメロンディアスをキャスティング時点でこの演出は仕方ないのかもしれないけど。もう少しなんとかなりそうだっただけに残念さが強い。 [DVD(吹替)] 6点(2015-01-15 15:29:24) |
165. ノア 約束の舟
ラッセルクロウの演技は素晴らしくて、ノアにはもうこの人しかいないという感じ。でも 息子たちの演技表現力が乏しくてマイナス。その分をジェニファーとエマワトソンがカバー。特にハーマイオニーはその殻を破ったような力の入った演技に見えた。方舟は迫力があったけど、映像がCG感が強く見えたのは残念。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-01-14 18:18:37) |
166. ノッティングヒルの恋人
もうアナスコットというより名女優ジュリアロバーツそのものに感じる。彼女のもっとも輝いていたピーク時に奇跡的に合致した彼女のための作品。そして、ヒューグラントが一般人の本屋の主人にしか見えないのが演出の妙。ローマの休日をうまくリスペクトしてる。このラブストーリーは女性向けなのか男性向けなのか。自分はヒューグラントに感情移入して鑑賞してた。女性男性問わず万人向けになってる。ノッティングヒルのロケーションは素晴らしかったなあ。 [DVD(字幕)] 8点(2015-01-07 10:00:15) |
167. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 単純明快にストーリーが作られていて、絶妙設定なのに理解が易しく親切。きれいな画、親しみやすいキャラクター。さすがピクサー。怖がらせるというフリも効いて笑い声というオチでやさしい気持ちになれるのも安心設計。石塚田中のコンビもよく重責を果たした。ここ外したら一気に評価落とした可能性もある中で。特に石塚さんは満点。万人にお勧めできる仕様です。 [地上波(吹替)] 8点(2014-11-28 16:04:27)(良:1票) |
168. モンスターズ・ユニバーシティ
安定の面白さ。でも今作は子供向けというより大学生から社会人に向けたメッセージ性が強いかな。どことなくワゾウスキーに自分を見てしまった男子も多かったはず。だからちょっぴり切ない。爆笑田中さん、とってもよくできました。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-28 16:00:24)(良:1票) |
169. アナと雪の女王
画の美しさに感動。青の透明感、白の綺麗さにはため息さえ出る。ジャパンアニメと我々日本人は誇るけど、この作品を見ると脅威を感じざる得ない。ディズニーはどこまでいってしまうのか。吹き替えで鑑賞したけど、神田松滝は十分に重責を果たした。ミュージカルの歌も十分感情移入できる。神田の幼さを連想させる歌声、松の凛とした歌声には心動かされた。キャスティングも王道。ヒロインを支える心優しき青年、擬人化されたユーモアのある狂言回し、かたき役も。きちんと物語を盛り上げる。ストーリーも判りやすい。多くの人に愛されているのが十分納得できる作品。 [ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-11-26 22:10:35) |
170. レインマン
なんといっても、大スター二人の演技が素晴らしかった。ダスティンホフマンの表現は秀逸だし、トムクルーズの軽い人間の表現もよかった。ふたりが徐々に心に通じ合っていく過程には心打たれた。二人が別れさせられた原因に涙。あとで調べたら、作品、主演ダスティンホフマンとも賞取り。当然です。秀作です。 [DVD(字幕)] 8点(2014-11-22 14:48:56) |
171. 未来世紀ブラジル
悪夢のような作品でした。ぼくも眠っている時こんな夢をみてよくうなされます。だから共感度があります。こんなカルトな作品を作るのは鬼才テリーギリアムらしいし、これが許されるもの時代だったんでしょう。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-14 21:31:37) |
172. アバウト・ア・ボーイ
ウィルに共感できる部分が大いにあって、興味深く見ることができた。子供のこ憎らしい風貌や演技、演出も面白かった。オチにもうちょっと工夫ができたら泣きもできたかもしれないけど、あっさり終了は少しもったいない。ヒューグラント巧いなあ。ずっと阿部寛に見えてたのは日本人だからかな。ドラマ「結婚できない男」桑野はこっから引っ張ったんだろうなあ。今分かった。 レイチェルワイズがレイチェル役で出演。少しビックリ。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-09 16:36:04) |
173. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 30年経ってちょっと時代背景がもう違うので、感慨も違う。聞いたことのあるメンゲレやナチス追跡隊の題材が嬉しい。ちょっとテンポの悪さもあるけど、これも時代か。やっぱり演技がいいよねえ。メンゲレリーベルマンそして子役ヒトラーコピー。うまく人物の特徴を演じている。メンゲレの偏執的な、リーベルマンの知的さ、ヒトラーコピーのヒトラーらしさ。ちょっと感心した。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-07 12:29:41) |
174. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
コメディだったけど、いつも時代も、こんな風にして重要なことは決まっているのかも。笑えないコメディ。 [DVD(字幕)] 8点(2014-11-02 17:18:35) |
175. ラスト・ワールド
《ネタバレ》 パッケージとか前宣伝にはesとかCUBEの名も。期待は大きかったけどすかされた。上記の名を出すにはあまりに失礼で格違いでしたね。見ていたら、想像してた通りのオチだった。先生、期待通りのクソ野郎でしたね。思考実験の内容もあまりに浅い。かつ、病人差別的な感じもあって下劣。 [DVD(字幕)] 4点(2014-11-01 21:18:24) |
176. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 興味深い設定だった。鮮やかな画づくりにはハッとさせられる。そのためかドキュメンタリー調というより少しファンタジー感もある。虎の画はCGをふくめてあまりに見事。そのため緊張感もずっと維持できているんだよね。主人公が生き残れたのは虎のおかげというのは人生というものにも重ね合わせることもできて示唆深い。サバイバルものでもあるんで、少しキャストアウェーを意識したな。吹き替えだったけど、本木さんはいまいちだった。ずっと違和感を感じてしまった。良い作品でした。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-10-25 17:57:57) |
177. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 この映画を映画館3Dで見ることができずに家でBDでヒラで鑑賞。これ自体でもう負け組。それでもこの映画は堪能できる。もうとにかく映像に尽きる。無重力の表現があまりにリアルで感嘆。完全にこちらまで宇宙状態。ストーリーはこの際関係なし。それでも常にこっちも力が入って歯を食いしばってしまった。ライアンストーン女史が地球に戻り大地に降り立った時、観客までが強烈な重力を感じる。素晴らしい。なのに邦題が原題グラビティにゼロをつけてしまっている。この映画って、なんで宇宙空間なのにグラビティの原題?という疑問から始まって、そしてラストで地球っていいなあ、大地を踏みしめることが出来る幸せ、そしてGRAVITYのラストの文字でカタルシス、かっこよく決まった!なのに、商売のためだけのキャッチーな邦題つけて映画自体をないがしろにしてしまった。ともあれ映画館で観たかったなあ。 [ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-10-20 15:04:30) |
178. エリジウム
《ネタバレ》 貧困格差問題にスポットを当てた感じ。地球とエリジウムを対照的に表現する画はきれいなんだけど、内容的にはB級SFぽいテイスト。それにマットデイモンジョディフォスターというスーパースターが出演することでなんとかもってる。でもジョディフォスターの劣化ぶりが悲しい驚き。年齢のためにキャラチェンジ狙っているのかな。メリルストリープ路線のような。悪役がシステムダウンする時のブゥーンという音はせつないコミカルさ。高い評価は無理な作品です。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-10-16 17:33:19) |
179. ロード・オブ・ザ・リング
《ネタバレ》 RPGFFでおなじみのホビットとかがでてくる。しかし、日本人にはわかりづらく、それこそ攻略本とかが欲しくなる。マップとか人間関係とか複雑でね。それを追うのが大変。吹き替えで見たために逆に人名とかが憶え切れなくて苦労。字幕のがまだいい。そして尺がこのご時勢で壮大。普通に2本分の感じ。しかし画作りとか音楽は良くできている。まだ導入なので結論はでないけど、この先楽しみ。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-10-05 16:44:52) |
180. フェイク
《ネタバレ》 おとり捜査を命じられて、そしてその世界にどっぷり嵌っていってしまう。。やっぱり人間なのだから関係する人に感情移入しても仕方ないことだし、その手法には危険性は伴うものなんだろうなあ。連想したのWOWWOWのダブルフェイス(インファナルアフェア)。主演どちらの演技も良かったです。アルパチーノの人間味あふれる哀愁感秀逸。ただ、内容の割りに尺が長かったこと、対人関係に顔の違いとかキャラの違いが少なくて、掴みにくかったことはマイナスです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-26 22:38:45) |