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プロフィール
コメント数 2398
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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1.  ウィッカーマン(2006) 《ネタバレ》 
実はオリジナル版より先にこっちを観てしまったので、当初の印象はさほど悪くはなかった感じです。その後に73年製作のオリジナルもDVD購入できて、両者の比較ができました。比べてみると、オリジナルにある強烈なカルト色が薄められてしまっていると結論付けできますが、良くも悪くもハリウッド映画という感じでしょうか。その大きな相違点は、ニコラス・ケイジが島に来る理由が失踪した元婚約者からの突然の手紙だというところで、このハリウッド映画にありがちな設定がけっきょく本作の酷評の原因だったと思えます。オリジナルのハウイー巡査部長が持っていた厳格な信仰という要素はニコジーには皆無で、失踪した娘を探すサスペンス劇としての演出に重点を置きすぎたというのも失敗だったのかも。オリジナルのハウイーは“童貞かつ賢く愚か”という要素を持った人物として愚者パンチの扮装をするわけですが、そう言った裏の意味を削り取った本作でニコジーがクマの着ぐるみをかぶるというのは笑うしかないです。まあぶっちゃけてしまえばオリジナル版が現代の感覚からしてもぶっ飛びすぎで、現代劇として再構築すればこんな感じになるのは当たり前だったかもしれないし、ここまで世界中でダメ出しされているのはちょっと可哀そうかな。それだけオリジナル版が偉大だということかもしれませんが、なんせ永い間ソフトもリリースされなかったカルトなので、観たことある人は少ないと思いますよ。 ニコジーが出演・プロデュースした作品中で、本作がおそらくもっとも酷評されている映画じゃないかと思いますが、そろそろ勘弁してあげてもいいんじゃないかな。まあ好きが高じて『ウィッカーマン』をリメイクするという暴挙(?)をやってのけた彼の行動力だけには、敬意を払ってあげようじゃないですか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-17 19:26:26)
2.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 
ゲイリー・オールドマンがまさかジョージ・スマイリー役に抜擢されるとは夢にも思っていなっかったんですけど、これが実際に演らせてみると実に素晴らしい演技です。ル‣カレのいわゆる“スマイリー五部作”で本格的に映画化されたのは本作が初めてで、そう言えば『寒い国から帰ってきたスパイ』にはチラッとスマイリーが登場していた記憶があります。TV版のアレック・ギネスが今まで最高評価だったみたいですけど、これは残念ながら観たことがありません。 確かに難解とまでは言わなくても非常に判りづらいストーリーであることは確かです。でもこれがル‣カレの原作が持つ雰囲気を見事に再現しているんじゃないでしょうか。彼のスパイ小説は、英国情報部のメンバーたちのバックボーンであるオックス・ブリッジとパブリック・スクールの狭い世界を理解していないと、読み通すのはしんどい作業になります。また派手なアクションはほぼ皆無と言って良く、スマイリーたちも拳銃を手にするシーンはありますが、発砲するわけでもない。ソ連側のスパイ・マスターであるカーラも最後まで画面に姿を見せることもなく、下手にラスボスみたいに暴れさせる安易なストーリーじゃないことにしびれますね。また70年代が時代設定とは言っても、まるで倉庫の中にオフィスがあるようなサーカス(英国情報部)の質素ぶりが英国の落ちぶれぶりが感じられていい雰囲気です。そして観てて判ってくるのがサーカスというか英国エスタブリッシュメント層のホモ率の高さじゃないでしょうか。さすがにスマイリーにはそういう趣味がないみたいな描き方ですけど、彼以外のメンバーはみんな“お友達”なんじゃないかと疑いたくなります。本作では真逆な性癖みたいなキャラになっていますけど、べネディクト・カンバーバッチが演じるピーター・ギラムも原作ではゲイだったと思います。 とても万人にはお薦めできませんが、ル‣カレのファンには必見の映画だと思います。そして世界はゲイリー・オールドマンの価値に気づいていなさ過ぎる!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-22 01:34:35)
3.  ウェス・クレイヴン’s カースド 《ネタバレ》 
ウェス・クレイヴン版の狼人間もの。舞台はハリウッドのTV業界で、楽屋落ち風のネタも盛り込んでいます。「正々堂々と勝負しようだって? ここはハリウッドよ!」なんてセリフには笑わせていただきました。結構グロ描写もありますが、『スクリーム』系のプロットでいかにも安っぽい仕上がりになってしまいました。それにしても、あの変身シーンはひどかった。そして狼人間がちっとも迫力がないのが致命傷。C・リッチの熱演にプラス2点としておきましょう。
[DVD(字幕)] 5点(2010-03-14 02:26:03)
4.  ウェルカム トゥ コリンウッド 《ネタバレ》 
冒頭は「これは面白いかも」と期待を高めてくれる出来なのですが、だんだん失速しちゃったのが残念でした。計画当初は確か8人だったはずが、なんやかんやで一人抜け二人抜け、実際泥棒するのが4人という展開ですが、あれだけコテコテにキャラを作った連中を脱落させるのは、もうちょっと脚本に工夫があっても良かったんじゃないかと感じました。個人的には、全身タトゥーだらけのクルーニーは必要なかったのではないかと思います。あと、ウィリアム・H・メイシーの異様な揉みあげは、妙に似合ってて参りました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-20 21:00:02)
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