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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2598
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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41.  マリといた夏
決して悪くはない。悪くはないのだけれど、何が良いかと言われれば、それもまた返答に困る。主題は、少年時代の不思議な記憶とノスタルジーなのだろうが、それがいまひとつ、全面に伝わってこない。 原因のひとつとして、おそらく、キャラクターデザインが少し平凡すぎるように思う。背景デザインのシンプルさは雰囲気があって良いのだけれど、そのままにキャラクターもシンプルなので、どうも感情が伝わってこないのだと思う。 加えて、ストーリーの展開もややまどろっこしい。シンプルなストーリーなのに、どうもテーマがそのままに伝わってこないのは、ストーリー展開のテンポの悪さゆえであろう。 逆に言えば、韓国アニメーションは、表現方法の部分でまだまだ伸び白があると思う。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-28 13:02:54)
42.  僕の彼女を紹介します
「猟奇的な彼女」の作品的なテンションを意識しすぎて、展開されるストーリーが物凄くアンバランスになってしまっていると思う。ラブコメ調を通すのかと思ったら、妙にシリアスになったり、いかにも感動を誘う感じになったり、結局これでは映画自体に感情移入することはできない。ほとんど無意味に挿入される仰々しいアクション、思いっきり「ゴースト」なラストには、失笑も免れないだろう。 ただしかし、それでも最後までこの映画が見れるのは、一重に主演女優チョン・ジヒョンの魅力のおかげに他ならない。ストーリーが破綻しているにも関わらず、彼女が表現する感情のみで感動させる。それは凄いと思う。
[DVD(字幕)] 5点(2005-11-16 12:06:25)
43.  ほえる犬は噛まない
確かに所々で衝撃的で、不快感も存分に残る。ただどこか憎みきれないところがこの映画にはあるように思う。別にそれによって登場人物や観客が救われるってことではないのだけれど、強烈にシニカルな人間描写と共に存在する淡~い温かさみたいなものが全体を包んでいるように思えるのである。最終的にストーリーにいまひとつ膨らみがないので、何となく終わってしまったという印象が拭えず満足感は得られないが、変った種類のコメディドラマとして楽しめる……かもしれない。
[ビデオ(字幕)] 5点(2004-06-27 13:50:56)
44.  ボーン・レガシー
アクション映画として“見所”は確実にある映画だとは思う。しかし、あまりに"巧くない”映画であるということも確実に言え、故に著しく面白味に欠ける映画に仕上がってしまっている。  “ボーンシリーズ”は好きだったし、主人公に抜擢されたジェレミー・レナーは昨今の再注目株だし、レイチェル・ワイズは大ファンだし、エドワード・ノートンの絡みにも期待していた。 が、終わってみると、すべてが「中途半端」という言葉に尽き、“本筋”には遠く及ばない「番外編」という印象に終始した。  敗因は色々あろうが、序盤から最も気になったのは、テンポの悪さだ。 “ボーンシリーズ”は、決してド派手なだけの描写に頼らないスピーディーでリアルなアクションシーンが魅力だったが、アクションシーンの質そのものは一定の水準を保ってはいるものの、全体的なテンポがあまりに鈍重で間延びしてしまっている。  更には、組織に追われる主人公がヒロインと共に逃避行を繰り返すという、お決まりであまりに工夫の無いストーリーテリングが、退屈さに拍車をかける。 アクションシーン自体も、他の映画で何度も観たことがあるようなシーンが繰り返されるばかりで、目新しさがまるで無かった。  そしてストーリーそのものは単純なのだろうが、作戦名等の専門用語が無駄に羅列されたり、所属がよく分からない存在感の薄い登場人物が続々と登場したり、ふいに過去の描写が挿入されたり、“ボーンシリーズ”とのリンクが無意味に強調されたりと、ストーリー構成をいたずらに難解にしているように思えた。  脚本家出身の監督なのだから、アクションシーンの多少の劣化はまだしも、ストーリーそのものがあまりに稚拙なことには、言い訳の余地はないと思うし、“ボーンシリーズ”を描き出した人だけに残念な限りだ。 もしこのまま再シリーズ化しようというのならば、再び脚本家に専念することをお勧めする。
[映画館(字幕)] 4点(2012-10-06 17:03:19)(良:2票)
45.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
ジョン・ウーによる「三国志」の完全映画化。 トニー・レオン、金城武というアジアきっての世界的映画スターのそろい踏みは、エンターテイメント作品としてやはり魅力的である。  ただ、ここ数年のジョン・ウー作品にはあまり“当たり”がない。 実のところ、「フェイス/オフ」を越える作品は生まれていないのではないかという感はある。 もはやハリウッドでも幅を利かせる大アクション映画監督というポジションに与えられる潤沢の資金が、総じて作品の「大味感」につながっているように思う。  そこにきて何十億という制作費を投じての大エンターテイメント作品として誕生したらしい今作。 しかも、半年後に公開されるPART2との二部作。 「大味感」に対する不安は捨てきれない。  で、どういう映画だったかというと、 ものすごく贅沢に作られた「歴史ドキュメンタリードラマ」という感じ。  冒頭のドキュメンタリー番組の1コーナーのような歴史的背景の説明モノローグから始まり、主要キャラクターが登場する度に表示される役名の字幕。 「三国志」自体に明るくない者にとっては、「~の将軍」などという説明は分かりやすくはあるが、当然ながら映画としての質を落とすモノだったことは間違いない。  詰まるところ、全編通じて、三国志の中の「赤壁の戦い」の始終をただなぞっていくような印象が抜けず、各人物についてのドラマ性が薄く、のめり込むような感情が生まれない。  俳優たちの表情や一つ一つのシーンには雰囲気があり、それぞれを切り取ったなら質の高さを感じる。 しかし、一つの映画作品としては決して面白味のある映画とは言い難い。 そもそも「三国志」という物語そのものにある程度の造詣があったなら、もう少し印象が違うのかもしれないが。 
[映画館(字幕)] 4点(2008-12-01 00:02:55)(良:1票)
46.  デイジー 《ネタバレ》 
むむ。個人的には、やはり最終的に「救い」が無さ過ぎる結末は受け入れきれない部分がある。設定は凡庸だけれど、目に見えるようで見えない“三角関係”の構図自体は物語の核としては良かったは思う。が、三者の人間模様を追っていくあまり、結局それぞれの人間描写が中途半端なまま終わってしまい、いまひとつ感情移入することが出来ない。最後までストーリー的に“謎”を含めたことが、尚更に観ている者の感情を“宙ぶらりん”にしてしまったと思う。
[映画館(字幕)] 4点(2006-06-02 01:59:11)
47.  甘い人生
導入部分ではググッときた。これは確かだ。全編通して、映像と音響のクオリティは高く、そういう部分ではとても丁寧に作られていると思う。ただストーリーというか、話の展開の完成度があまりに低い。登場人物それぞれの行動に「なぜ?」がつきまとう。必要のない場面も多々あり、一つの映画としてちぐはぐに映る。 イ・ビョンホンの雰囲気とかアクション性とかすごく良いのだけれどね。ありきたりでいいから、もっとストーリーをまとめて、シンプルなハードボイルドにすれば、それなりに良い映画に成り得たと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-01 02:17:16)
48.  大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス
休日に家族で訪れた科学博物館のプラネタリウムで鑑賞。 当然ながら、まわりも幼子連れのファミリーで溢れていた。 プラネタリウムで上映されている番組なので、恐竜の生態についての教材要素をベースにベタな“恐竜家族”の感動物語が展開されるのだろうと高を括っていた。  だが、冒頭からストーリーテリングの塩梅が何だかおかしい。 幼いタルボサウルスが主人公なのだが、彼が意気揚々と紹介した家族たちがその直後にあっけなく命を落としていく。 自然の摂理とは言え、いきなりシビアな展開を見せるなあ、と先ず面食らう。 そして月日は流れ、孤独に生き抜いた主人公も立派な成獣となり、自分の家族を持つ。 が、そこからも「まさか」と思わず眉をひそめてしまう想像以上に残酷な展開が繰り広げられる。  勿論、「普通」の映画として、いつものように自分一人で鑑賞していたならば、少々残酷な描写が展開されようが、ただのチープなCGアニメーションとして一笑に付するところだ。 しかし、こちとら幼児連れである。ふいに訪れた科学博物館の一プラネタリウム番組で、問答無用に家族が命を落とす様を立て続けに見せられては、さすがに引く。 内緒だが、2歳の息子は上映中におもらしをしてしまう始末……。色々な意味で惨憺たるひと時を過ごしてしまった。  エンドクレジットで今作の製作国が韓国であることを知って、色々と納得。 以前に韓国産の怪獣映画を観た時も感じたことだが、文化が違うと、同じ題材を描いても種類自体が全く別物の映画になるものだ。 当たり前と言えばそれまでだが、文化が変われば、「教育」のアプローチも大いに変わるものだ。 これはこれで、いい教訓なのかもしれない。
[映画館(吹替)] 3点(2017-10-07 07:24:16)
49.  ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
今やトップ俳優の地位を確立した西島秀俊を主演に配し、韓国人スタッフを中心にしたサスペンス・アクションということで、一定の期待はしていたのだけれど、どうやらどこまでいっても日本製の娯楽大作というものは世界標準に遠く及ばない作品しか生み出せないらしい。 韓国映画界も、さすがに右から左まで手練揃いというわけではないようだ。  どういう経緯での日韓合作なのかよく分からないけれど、西島秀俊のアジア向けプロモーション映画という範疇を出ない作品だ。これを観て喜ぶのは、ミーハーな彼のファンだけだろう。  原作小説の物語の完成度は実はもう少し高いのかもしれないけれど、少なくともこの映画化作品において、取ってつけたようなストーリーテリングの連続に対して、サスペンスとしても、ミステリとしても、ドラマとしても、終始チープさを感じ続けてしまった。  エピローグも何やら綺麗めな着地を演出しようとしていることは伝わってくるが、まあ完全に失敗していると思う。 あと、個人的に伊武雅刀の“あいいう役柄”は、もう散々見飽き過ぎていて、本人のパフォーマンス自体の精度は別にして、ただただ陳腐にしか見えない。  最終的には2時間サスペンスドラマのオチのような顛末に失笑してしまう。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-02-12 22:27:59)
50.  火山高
ナンセンスに派手なアクションシーン、バカらしいキャラクター設定は期待に添う破天荒さだったが、思ったよりもストーリーが普通だったように思う。この手の映画はノリが中途半端だと一気に盛り下がってしまうので、ストーリー的にも過剰すぎるくらい突っ走ることが大事だと思う。
[ビデオ(字幕)] 3点(2004-02-04 19:55:22)
51.  リベラ・メ
主人公をはじめとする人間描写がことごとく希薄だったように思う。ストーリー的に納得はできるが、ドラマとして感情移入が全く出来なかったことが致命的だった。必要以上に登場人物が殉職していく展開にも軽薄さしか感じなかった。火事の描写自体は迫力があっただけに、人間ドラマに丁寧さがなかったことは残念。
[ビデオ(字幕)] 3点(2004-01-18 03:45:06)
52.  殺し屋1
原作自体、あまりにグロくて救いようの無いストーリーが好きではないのだけれど、予告編と三池崇史×浅野忠信の組み合わせに引かれて観に行ったのが運の尽きだった。漫画のバイオレンス性だけを描き出す映像世界に吐き気と後味の醜悪さが付きまとい散々だった。
2点(2003-12-24 01:47:06)
53.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
真っ当な神経が打ちのめされる。妥協の無い凄まじい映画だと思う。しかしこの物語の論理は成立しているとは思えない。どう考えても復讐の発端と復讐の結末を天秤にかけてつり合うはずがない。軟弱な正論かもしれないが、真の復讐者がある種満足して自ら終止符を打つ……これほど残忍で救いが無く、独りよがりも甚だしい行為はないのではないか。クライマックスにかけて、誰にも感情移入できなくなる。中盤までのライトなノリと台詞回しが懐かしい。それに対する“痛すぎる”結末が絶妙と言う人もいるかもしれないが、それはただアンバランスな心地悪さだと思う。確かに衝撃的だし、重い後味の悪さも作り手の狙い通りなのかもしれない。でも、これでは観客に対しあまりにアンフェアだ。
[映画館(字幕)] 1点(2004-11-08 20:58:37)(良:1票)
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