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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2524
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1.  ソニック・ザ・ムービー 《ネタバレ》 
 最初にハッキリ言っちゃうと往年のセガオタクなアタシにコレはヌルいわ。ヌルゲーよ。なんなの?ソニックのあのガキっぽい淋しがり屋のエイリアンって設定は。ソニックっていったらもっと尖っててクールでカッコいいハリネズミでしょ?  ってアタシの中のソニックはメガドラの『1』『2』『3』とメガ-CDの『ソニックCD』、サターンは飛び越して(何しろ『ソニック』、サターンじゃ格闘ゲーくらいしか出てない)、ドリキャスの『アドベンチャー』『2』くらいまでなのよね。それ以降の、敵だったハズの京都のヒゲ親父と慣れ合うようになってからのソニックはもうどうでもいいので知らないのよね。って、つまりこのソニックってお子ちゃまに媚びまくり出してからのそっちに寄ってるのかしら?   大体ソニックはスピード命ではあるのだけど、この映画じゃそれ通り越して超高速、DCコミックのフラッシュかマーベルのクイックシルバー状態だわよ。つまりその能力の見せ方自体も何番煎じか、ってカンジよね。  そのクセ、弱いわ。具合悪くなっちゃうソニックって、なんなんでしょ?  せめてファンサービスでゲーム版の音楽を流してくれてもいいのに、そこもほんのちょっとだけ。ちなみにアタシが好きなのは『1』のスターライトゾーンの曲ね。あそこ、前の面の水中でさんざん窒息しそうになった後での高速面で一気に解放感、星空の多重スクロールがキモチいいの。ってどうでもいいわね。   全体的にB級、ジム・キャリーもなんだかB級役者みたいに見えて可哀想ねぇ、ってカンジなのよね。  ただ、つまんなくはないの。娯楽映画としてはそれなりよ。コレがソニックでござい、って言われると「はぁああ?」ってカンジではあるのだけど、元気な青いETです、みたいな視点で見れば悪くないわ。安っぽいなりに色々とアクションの形を見せてくれるし。カーチェイスシーンなんか頑張ってます、みたいなカンジよね。大変さが見えちゃうのもどうかとは思うけど。  リングの扱いはもう少しなんとかして欲しかったケド(アレ、機能としては面クリ後のボーナスステージ行きのリングだわね)。もっといっぱい出してハデにばら撒いてよ!みたいな。   ラストに至ってエッグマン誕生、テイルス登場で、ああここからが『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の世界?ってカンジで実は前日譚?みたいな、でもじゃあここから尖ってクールでカッコいいハリネズミになってくれるのかしらねぇ?
[映画館(吹替)] 6点(2021-04-08 21:41:05)(良:1票)
2.  空飛ぶタイヤ 《ネタバレ》 
 面白いのは面白いんだけど、でも、キャラはみんなステレオタイプってカンジで、あーんまり新しい何かを見てるって感覚は得られなかったわね。   深キョンなんか、この手の「苦境に遭遇して奮闘する旦那を支える、やたら物分かりのいい奥さん」のパターンをそのままなぞっているような感じで、ドラマの足を引っ張らないのはいいけれど、印象に残る個性を発揮できてなくて可哀想、みたいな。あれじゃ都合の良すぎるキャラだわよね。  それから、ディーン・フジオカが流れ全体の中での推移の問題で、かなりニブい、トロいキャラに見えちゃう。彼がもし頭のキレるキャラだったとしたら、さっさと映画が終わっちゃうでしょうけど。   それでも、巨大な組織の悪に立ち向かう人々の物語は見応えがあったわ。  大きな組織、小さな組織、それぞれの中にあって、人として正しいことに向き合い、間違ったことには間違っていると声を上げる、その難しさ、大変さが描かれ、見ているこちらは共感し、身につまされて。  長瀬くん、ずーっと若いお兄ちゃんってイメージがあったけど、こういう役が演じられるような渋みが出てきたんだねぇ。   今の社会に斬り込むような社会派ドラマを期待してしまうと、その娯楽映画っぷりにちょっと肩透かしを食っちゃうかもしれないけど、うまくバランスを取って見やすく出来ている映画だったかな。   サザンの主題歌はなんだかおふざけ気味で映画本編のイメージとちょっと違う感じがしたわ・・・
[映画館(邦画)] 6点(2018-07-25 21:22:00)
3.  ソロモンの偽証 後篇・裁判 《ネタバレ》 
 結局、前後編に分けた意味は(商売上の理由以外には)感じられなかったなぁ、と。分けた事で生じた弊害ばかりが目立つ状態で。   2時間半近くに及ぶ後篇、だけど間延びして密度が無くダラけた印象。表情をアップで捉え「泣くまで待とうホトトギス」とばかりに観客を巻き込んでその時を待つみたいな、そんなショットが何度も何度も。   前作のホラータッチは今回登場しません。つまり、前篇でバケモノのように描いた生徒を今回はドラマティックに描く事で、そのギャップで感動させようという安い手。だけどそれも流れがあって初めて有効になる訳で、前後篇で分断されてしまっていては、雰囲気が違うという印象を与えるばかりで無効です。   柏木が死の当日に受けた電話、ああいうのは前篇から描いておくべきだと思います。一本の作品の流れの中でならば位置として正しいとしても、二本に分けた後篇で唐突に出てきてそれが話の主軸になるというのではミステリーとしてフェアではありません。   中学生、そして親たちそれぞれが抱えた痛みや罪の意識、それを役者さん達は上手く表現していたと思います。でも、他人を批判しながら自らはあくまで傍観者を気取り、常に自分を外側に置く、ネット上に沢山いる中二病の代表のような柏木は、あくまで魂を与えられていないんですよね。そこに罪の意識を抱く他のキャラと明確に線を引く事でテーマを強調している訳ですが、それが結局は人間ではなく化け物となっていた柏木という存在のせいで生まれた悲劇のように見えてしまって。それではいけない筈ですよね?【追記:思ったんですが、最初から柏木を象徴的に描いていればそれは回避できたのかもしれません。柏木のビジュアルは死体のみで、あとは会話だけに登場する形にして】   これだけの尺を費やしながら、各人の心の流れが散漫に感じられたのは、エピソードが整理されていなかったため、そして前後編に分けてイメージが分断されたためではないかと思います。前後編ひとまとめに見せるイベントならともかく、観客が間にどれだけ他のものに触れるのか、その点について考慮されていない印象が強い映画ではありました。
[映画館(邦画)] 5点(2015-04-13 22:24:47)(良:1票)
4.  ソロモンの偽証 前篇・事件 《ネタバレ》 
 んー、これ、一本にできませんでしたか~?   前篇って、本当に前側部分だけ。起承転結の起承部分だけ。なので何も解決せず、とっ散らかったまんま終了。一本の映画として語れるモノになってません。とにかく後篇を見ないと話にならない状態で、このサイトの禁止事項「途中で寝た」ってのとあんまり変わんないレベル。コレだけにフルプライス払うのはどうなんだろう?と。まあ、試写でタダ見しておいてアレですが。   まず、なかなか気持ちが乗ってゆかないんですよね。中学生達にしろ大人達にしろ存在が自然とは程遠くて作られたキャラという印象で。正直、かなりヘンなキャラいっぱい。森田芳光監督の『模倣犯』も同じような印象を抱きましたが、宮部みゆき作品って大体こんな?  それに、演出にホラーっぽい箇所が結構あって、中学生をバケモノみたいに描いていたりして、そういう描き方は違うんじゃない?と思うのですが、それは後篇のための何らかの意味ある表現だって事なんでしょうかねぇ。これ一作でそれを判断できるレベルにないって時点で一本の映画として満足のいく状態に到達できていないわけですが。   役者さん達はいいです。特に生徒役のコ達は個性的で。ただ前記の通り、ヘンな味付けがされている役が多いために、勿体ないなぁ、って感じがして。妙なテンションやホラー演技が過剰に加味される事でこことは違うどこかの人々を見ているような感覚になります。   学校や警察、マスコミに不信感を抱き、傷ついた中学生達が自分を納得させるために裁判で真実を追求しようとするあたりから映画はやっと面白味を見せ始めますが、そう、『後篇・裁判』とあるようにここからが本題というところで終わりますね。   どうも狙いどころがハッキリとしない、思わせぶりなばかりの2時間、後篇が前提となり過ぎていて、単純にシナリオを真ん中で切っただけなんじゃ?みたいな印象を持ちました。続編で「なるほど!」と膝を打つ事になればいいのですが。
[試写会(邦画)] 5点(2015-02-24 00:23:09)(良:1票)
5.  そして父になる 《ネタバレ》 
 つまりは福山にしろリリーにしろ「一体子供とどこが違うのか?」という存在なのです。  子供と共に遊び、はしゃぎ、妻から他の子供と同様の存在として扱われるリリーは明らかに子供っぽい人間なわけですが、福山にしても物事を自分の思いのままにコントロールできなければならないと決めつけ、スタイルばかりに囚われて実を見ようとはしない未成熟な人間なわけで、正反対のように見えながら実のところ同類の二人なわけです。   そして、取り違えという難題を通して親としての(法的ではなく人間としての)責任を求められた時に、何が「親の条件」を満たすのかに苦悩し苦闘し、「そして父になる」と。   象徴的に頻繁に登場するのは乗り物とオモチャ。乗り物は家と家族の向かう世界を示し(福山不在の電車の中で子供に向かって「二人だけで遠くに行っちゃおうか」ってつぶやく母が印象的です)、オモチャは親と子の絆を示しているように思えます。   紆余曲折の末、自分の中での結論ではなく子供という名の他者の存在を認める事で父の役割を認識してゆく、それは親の成長の物語。盛り上がりに感動したり意外な展開に衝撃を受けたりとかいう感じではなくて、淡々とした語り口からその過程を共有して納得してゆくって感じの映画でした。   個人的にはその客観的で冷静に状況を見つめるようなタッチゆえ是枝監督作品としては『空気人形』や『奇跡』ほどに愛着を持てる映画ではありませんでしたが。
[映画館(邦画)] 7点(2013-09-27 21:06:59)(良:2票)
6.  その夜の侍 《ネタバレ》 
 この映画の影の主役。   中から包丁が突き出す事によって異常な事態を示すもの、中身が飛び出しひき逃げ犯の車に轢かれるもの、アパートに居座る男に毎日怯えながら届けられる弁当が入ったもの、繰り広げられる殺人未遂行為を前にもう用が無くなったのにトモロヲの手の中にすがるようにずっとあるもの、妹を失った男がその命を奪った男の仲間に投げつけるもの、家にプリンを運んでくるもの。   スーパーやコンビニのビニールの手提げ袋。   日常がビニールの手提げ袋に象徴され、その扱いが登場人物達の壊れやすい日常とそれに必死にすがらなければならない悲しい姿を表しているように思いました。   だけど、それゆえにちょっと上から目線で人間を俯瞰しているような映画に思え、冷たい映画だな、って印象を持ったのも事実で。   交通整理のバイトをしていた谷村美月が山田孝之の判りやすい脅しに乗ってゆく、それを制止しようとするトモロヲをコミカルに描く、あの一連の流れなどから感じるのは人のどうしようもない愚かしさ。   どうしようもないクズとして描かれる山田と執拗に復讐への道を歩む堺、必死に事を収めようと奮闘する義弟、クズから離れられない人々。   それぞれがビニールの手提げ袋みたいに脆弱でペラペラな日常にすがる弱い人々のように思え、なんでこの映画はこんなに偉そうなんだろうねぇ、とちょっと反感を抱いて映画を見終わったのでした。  それはそれで正しい反応なのかもしれませんが、決して好きにはなれませんね。
[映画館(邦画)] 6点(2013-06-09 09:10:57)
7.  ソラニン 《ネタバレ》 
映画に行くたびに『ソラニン』の予告編見て泣くのもいい加減にしましょう、という感じでしたが、本編見てこれでケリ付けられました。若い頃の将来に対する大きな不安と儚い希望、そんな等身大の物語を繊細なタッチで描いた名作でした。信じれば夢はかなう!みたいな過大に夢を見させる甘ちゃんな映画なのかな?とも思っていたのですが、無限の可能性を信じていたハズが、気が付けば未来への道はどんどん狭いものになっていってしまう、そこで戸惑い悩む姿がマジメに描かれています。普遍的で誰もが共感できる感覚でしょう(何ら根拠のない自信の下に平然と人を傷つけるようなタイプはともかく)。一方で現実感とファンタジーの狭間で描かれたようなタッチはコミック起源であるが故だとしても、サラリサラリと心地良い時間を運んでくれます。いや、むしろコミック起源である多くの邦画がそのタッチをポロポロと取りこぼしてしまっている中、これは美しく映画化できているな、と。彼女、彼らが紡ぎ出す「音」が結局のところ、最後までハッキリと完全なカタチでは聴こえてこないのがどうなの?という感じではあるのですが、その「音」が未完成であるがゆえに逆に見えない未来へと続く道を感じる事ができたかもしれません。青春映画としてとても真っ当な作品でした。
[映画館(邦画)] 9点(2010-04-03 15:30:07)(良:1票)
8.  早春(1956)
他の小津作品と違って、登場人物ひとりひとりの繋がりが希薄で、それぞれが個として孤立していて、お互いの摩擦の中で生きているような感じがしました。愛で繋がっている、というような夢物語はなくて、打算的なものの中から価値を見出してゆくような、結構厳しい物語。ちょいとした笑いもありますが、ひとつひとつが重たい映画でした。達観した世代、そこに近付きつつある、行く末が見え始めている世代、そしてこれからまだまだ未来が見えない世代、未来が閉ざされてしまった人。先人達や周囲から距離を置きながら学び、あくまで個として自分を見つめてゆく。それを描く視点は至極客観的で冷静。不倫はいけないと、みんなが金魚に人の道を糾そうとした事に対しても、それが嫉妬心から来る、褒められたものではない行為だとハッキリ言わせてますしね。正直なところ、見ていて息が詰まりそうな苦しい映画ではありました。そんな中、これまで見てきた小津作品の中にあって、トラックの荷台から捉えたショットのスピード感とコミカルさは、ちょっと意外でした。
[DVD(邦画)] 6点(2006-07-20 00:55:06)(良:2票)
9.  空の大怪獣ラドン 《ネタバレ》 
畳の似合うウゴウゴしたメガヌロンの愛らしいこと。昔は恐かったんですけどね。だけど、今見ると結構退屈。前半の殺人事件から炭坑内の探索、メガヌロン登場あたりまではワクワクするんですけど、メガヌロンを追うあたりからなんだか状況を描くばかりになってきて、物語を引っ張ってゆくキャラクターが不在の状態になっちゃう。ラドン登場以降はドラマが全くなくなって伏線放り投げっ放し。怪獣描写によってドラマが停滞するっていうのは怪獣映画の定番弱点ではありますが、それにしても炭坑の人々や警察から視点がラドンに移ってそのまま終わっちゃう、っていうのはなんだか釈然としません。ラドン、キャラ的に弱いですしね(その後はいっつも脇役)。だけど風によって破壊されてゆく街のミニチュアワークは本当に見事。ああいう、細部まで作りこまれたミニチュアは匠の世界ですね。それを見せるテクニックもいいですし。最近の日本の特撮映画は作り込みが弱いせいか、CGを使ってもマッチングが難しいせいか、地面をきっちり捉えてる映像が少なくて、地に足の着いてない、腰の据わってない特撮が多かったりしますが、地べたからきっちり捉えた特撮映像、ってのがやっぱり気持ちいいと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2006-07-17 22:03:23)
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