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パブロン中毒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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1.  ブロークン・イングリッシュ 《ネタバレ》 
カサヴェテス夫妻の娘ゾエの初監督作だそうです。 この作品はつまんなくてダメだった。 パーカー・ポージー、好きなんですよ。「ユー・ガット・メール」の高慢エリート女役のときから。「アニバーサリーの夜に」とか出てましたね。 だが、これまで彼女の主役作品は見たことがない。そして、はっきりわかったことだがポージーは〝脇で光る女優〟だったのだやっぱり。これまでの起用法は正しかったわけよ。 私の好きなパーカー・ポージーが主役を張っているのにちっとも魅力的に見えない。このヒトは、露出している時間が短いほうが生きるタイプなのよ。 ええと、親の七光りで豪華な役者を集めていますが、主役選びを間違ったことですでにパアです。 そして、ストーリーも全然面白いところがなし。 もてないくせに選んでる30女が「フランス男(つまりヨーロッパ)」のご威光にクラッとしてしまうとか、占い師のババアや見知らぬ初老男性に「結婚は契約で愛とは違う(いつまでも王子様を待って夢見ている場合かよ)」「自分自身が愛と幸せに満ちていないと(もの欲しげにしてるとオトコは寄ってこないぞ)」なんて説教されるとか、そんな話なんだけども、どこにオリジナリティとか新味がありますかね。 あとさあ、最悪なのはパリ編で「必ず最後にジュリアンと巡りあうだろう」と観客に確信を持たせてしまっているという展開のユルさね。「そのために電話番号を無くしたエピソードとかわざと入れているんだよね」とまで思わせてしまうというユル~い脚本(フツー自分の携帯に登録しとくんじゃ?)。ああ~。 これならもう、ジュリアンに会えないままNYに帰るというラストでもなければ、マトモな作品とはいえない。「元売れない30女」であるならば、電話番号が不明な人物にパリで偶然会うという有り得ないラストなんて期待していないんだってば。そーいうのを見たいんじゃないんだ。 NYを世界の中心だと思ってて英語が地球公用語だと思ってる傲岸不遜なヤッピーたるノラの矛盾なんかを、もっと辛辣に描くべきだったですね。もしくは全然ソレに触れないでロマンスだけを追求するか。そのへんすごく中途半端。やたら白っぽく紗をかけたような映像も私は好きじゃない。ついでにいうならタイトルのつけ方もおかしい。 ゾエって子は七光りがすごすぎて七光ってることに対して不感症になっちゃってるような気がしますね。
[地上波(字幕)] 4点(2010-08-17 17:39:46)(良:1票)
2.  ブラインドネス 《ネタバレ》 
おもしろくありません。 悲惨な描写があるという理由だけではなくて、根本的に作り方がヘンなのだと思います。 すべてが作り物っぽいのです。 一所懸命リアルに見せようとしていながら、こんなにわざとらしくなってしまうのもめずらしい。 なにかなあ、〝理念先行〟型の作品だと思います。 それは、「ここで善き人と悪しき人を接触させよう」とか「見えない人々が街頭を彷徨っている情景を撮ろう」とか「収容所内で、悲惨さを最も効果的に見せられる情景を撮ろう」とか、そういうことです。もう、理屈が先にあって、それに合った場面をいちいち撮ってつなげていくという乾燥した製作風景が浮かぶわけです。 作り手の頭の中には、一番先に終末思想があって、「来るべきものが来た」という感覚を観客に味わわせたいわけで、〝終末〟の風景を効果的に見せることしか考えていないので、それぞれの登場人物は「日本人」とか「中流の白人」とか「プア・ホワイトで犯罪者」とか「無力な黒人」とか「狡猾なラテン系」とかいう記号でしかないです。 記号でしかない登場人物を右や左に動かしてみても、観客は誰にも感情移入できません。感情移入できないということは、ほかによほどの要素がなければ退屈であるということです。 圧倒的に「意味づけ」が足りません。たとえドキュメンタリーでももっとマシなものになるでしょう。 収容所内の悲惨なシーンについても、「さあ、ここはラストの感動に備えて〝悲惨さ〟をたっぷり味わってもらうところですよ」的なものしか感じられません。 この監督はあまりスケールの大きな話やSF・ファンタジーの類に向いていないのではないでしょうか。 日本語のセリフはネイティブの日本人が書いていると思われるので、その点については評価しますが、なんだか伊勢谷も木村も日本語のセリフが上ずっていておかしかったです。伊勢谷はとても下手ですが、平気でカレを使ったということは日本人の演技の下手さはわかりにくいもののようです。私は押尾学がこの役をとてもやりたかったのではと思いますね。今となってはどうでもいいことだが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-07 14:10:40)(良:1票)
3.  ファイナルファンタジー 《ネタバレ》 
ほとんど感動するくらいダメである。 超豪華声優陣で制作費の半分くらいは喰っているのでは、と思われるが、声優の良さなどではとーてもカバーしきれるレベルじゃないダメさである。こんなに豪華な声優を使うくらいなら、彼らをそのまま実写で撮ったほうが何倍もマシなものが出来た(最低最悪の脚本ゆえ、C級作品にしかならないが)。 ストーリーを坂口が書いても(あまり感心しない内容だが)、脚本を外人が書いている時点でもうダメ。それは、もちろん坂口が英語の脚本を書く能力が無いことが理由なのだが、結果を見よ。案の定、要りもしないアメリカンジョーク満載になってしまったではないか。 アメリカ人の男=アメリカンジョークを言わないと人間扱いされない。 彼らに脚本を頼む=当然のサービスでアメリカンジョーク満載=ハリウッド映画かFOXドラマもどきの作品完成。和製のSFだというのにああバカバカしい。 アクションでも演技でも、どんなに本物ぽくたって実写に勝るものはないのだ。背景やクリーチャーの完成度くらいでは、カバーすることはとてもムリ。 なまじリアルさばかりを追求したために、結果として、この作品は「アニメ映画」ではなくて「出来の悪いアクション+表情に乏しい役者がぎこちない動きで見せるアメリカンなSF映画」でしかなくなってしまった!パチパチパチ。 本気で「世界にウケたい」と思うなら、「ハリウッドとは違う日本ならではのオリジナルな何か」で勝負しないとダメではないか。ハリウッド製のSF映画を供給されている地域では、「洋食」に対しては「喰い飽きて」いるはず。「洋食じゃない何か」を示さなければ、日本製のSF映画になど喰い付かない。 あえていうならFFⅩのような美術や世界観を使ったなら、まだ可能性はあったかもしれないが。 あまりの情けなさに迷わず成仏してほしい一作。合掌。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2008-06-28 14:48:33)
4.  ブラック・レイン 《ネタバレ》 
ああ、優作は外人にまじっても全然負けておらんのう、とそれだけで涙ぐんでしまうこの作品。なんだか優作の母親か親戚のような気分で見てしまう日本人。このあと洋画に何本か出られたらほんとによかったのにねー。命を縮めても、出演した価値は充分あった。リドリーもダグラスもぶっとんだであろう、優作の演技。高倉健を忘れてたけど、今回は忘れてもよいくらいに、優作よし。ところで「指つめ」はリドリーのSごころにぴったりのネタだったんですね。ともあれ優作以上にハリウッドで大暴れできる俳優さんはもういないであろう。合掌。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 18:15:14)
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