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1.  万引き家族 《ネタバレ》 
リベラルな嫁の希望によりレイトショーで鑑賞。公開前の前評判に政権批判を絡めたようなものや逆に感情的に叩くようなものが散見されたので、どんなもんかなと少し引き気味に観に行きました。リリーさん、期待通りのクズ感出してていいなー。樹木希林さん、あえて入れ歯なしのババア感出してて、おお、ぐいぐいきてるな。安藤サクラさん、クソだらしない食い方喋り方、うんうん。ちゃんと最低なモノは最低として撮してる。暖かい、でも下品、無責任。家族ぽいけど、どこまでが血縁なのかな…と、なかなか種明かしはされないまま。コソ泥的な罪をいくつも重ねながら、でも『〜であるべき!』みたいな価値観の押し付けはなく、『まあ、いいじゃん』ていう刹那的空気が流れ、やがて来る破綻の予感。初枝(樹木)の死を見越したように、みんなで海に。そして初枝の死とともに様々なものが崩れていく。そう、祥太にはわかってた。この安らぎはいっときの逃げ場なだけ。その先には何もない。だからゆりまでコソ泥の仲間になんて出来ない。終わらせなきゃいけない家族だったんだ。 パンフにあったと思ったけど、これタイトルはあくまで仮だったはずで、監督は『声に出して呼んで』みたいなのにしたかったのにプロデューサーの希望で『万引〜』になったとか。なんか色々、映画作るのも大変だ。治(リリー)が「おとうさん」てよばれたかったって下りがあったけど甘いよなぁ。最後に祥太を見送ってバスを追いかける場面あったけど、引きずっててるのは治。祥太は未来を見てる。ほんとは会いに行っちゃいけないよ。そして祥太もゆりも普通の世界に戻っていく。 この映画について、作品の中身と乖離したようなレビューやらインタビューやら様々に垂れ流されていますが、私が見る限りそういうイデオロギー論争を喚起するような内容ではないかと思います。パルムドールって言われてもピンときませんが。うーむ、点数辛いかな。
[映画館(邦画)] 6点(2018-07-22 16:20:48)(笑:1票)
2.  麻雀放浪記
封切りのとき新潟の西堀でバイト後に観たんだったっけ… 本日DVDで再鑑賞。てゆうかTVでも何回か観てるね。 原作小説はリアルタイムでなく文庫本で読んでましたが、その脳内補完があってはじめて 映画として観賞に耐えられるような気もします。 それでもやっぱり健=鹿賀丈史、出目徳=高品格のイメージは固定だな。 坊や=真田広之もかな。少なくとも火野正平はない。Vシネの続編は勘弁。 あたしの中では女衒の達さんの加藤健一もひそかに固定。 当時27歳、微妙なイモ感の大竹しのぶ=まゆみ…でも好きです。 そう、この作品の不器用な恋愛ストーリーの面がいいんです、あたしには。 「…違うわ、あんたがあたしに惚れてるから。あたしのは己惚れじゃないからね。」 のセリフをはじめ健とまゆみそして達のからむプロット、この印象が後を引きます。 なかでも今回は女衒の達さんの存在感の大きさを再確認した次第。加藤健一さんはすごい です。女衒としてのプロ意識、健に対する博打打ちとしての評価と信頼、それでいて男と しての誠実さ。ほんとにキャラ立ってます。 そしてドサ健のこのセリフ「あいつは俺の女だ。この世でたった一人の俺の女だ。だから あいつは俺のために生きなきゃならねえ。俺は死んだって手前っちに甘ったれやしねえが あいつだけには違うんだ。あいつと死んだおふくろと、この2人だけには迷惑かけたって かまわねえんだ、わかるか!」…自己中全開フルスロットルですけどね、ここが好きなん です。昨今の優しいけど前に進めない男とは違う、馬鹿で甘ったれだけど前に進む意志の ある男。逆切れですけどね。 これと後のシーン「田舎になんかけえらねえでくれよぅ」と駄々をこねる場面の情けなさ もセットにして、なんだか切ないのでございます。 たかが博打、自己満足の世界に他人を巻き込むんじゃねえよと、そらまあ理性のほうでは わかっちゃいますがね。 でもこれがこの甘ったれ我儘野郎・ドサ健が直球勝負して世界の中心で叫んだ愛なのかも しれんなと、とりあえず世間のストライクゾーンからは大きく外れていることを別として スピードガンで測ったらこの剛速球は100マイル/hは出てるんじゃないかなと… ええ、今日このDVD借りたのはドサ健の100マイル/hが観たかったからなんです… 
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-27 01:37:23)
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