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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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181.  ナビィの恋
余計な演出等せずとも、ただ撮影するだけでファンタジーになる沖縄の離島が舞台の、数十年に亘る秘められた恋物語は最高にロマンティック。島も、島の暮らしも、島の人達も、そして西田尚美も魅力的(特におじいのキャラが最高。三線で奏でられる島唄が全て艶笑小唄なのも凄い)。しかし「ナビィのファンタジックな恋」に対応する、「奈々子のリアルな恋」が余りにも適当に描かれているので感動は薄い。一体何時どうして福太郎(福之助?)のことを好きになったの? 占い師の予言に背いて大丈夫なの? この辺を解決しないと、肝心要のナビィの恋も成就しません、6点献上。
6点(2004-10-29 00:35:35)
182.  AIKI/アイキ
邦画特有の変にお涙頂戴的な展開もなく、爽やかな青春映画として良作だと思います。私には丁寧に描かれた前半が却って良かった。しかし後半の展開は余りにもファンタジックで、折角のテーマが弱くなってしまった様に感じました。判り易過ぎる悪役の空手家はまだいい。でも、サマ子って一体何者? 例え相手が二枚目の健常者でも、こんな都合の良い天使がホイホイ現れるほど現実は甘くない。それに青春映画の定番とは言え、ラストの主人公の旅立ちも、この映画では違う様な気がした。むしろ社会に根付くことを選択し、そしてそれがコミュニティに受け入れられる(ように努力する)状況を描くことこそ、本作の主人公にとってより希望溢れるラストだったと思います。そういうことで、無敵の大東流合気柔術に、6点献上。
6点(2004-10-17 20:36:58)(良:1票)
183.  田園に死す
自らを見つめ直して、自滅したインテリ馬鹿風の前作からグッと個人的なテーマで普遍的なイメージを描こうとしたことには好感が持てます。故郷を三途の川の畔に見立て、生者と亡者がひしめく地獄の一歩手前に設定したのには共感しさえする。陳腐なアングラ演劇臭も、前作同様の田舎者コンプレックスにマザー・コンプレックスを足しただけの陳腐なテーマを描くのには合ってる(江戸っ子の上、マザコンの気が全く無い私には通用しないけどね)。でもとにかく、この映画は単純に面白いよ。最後まで観てて飽きない。ということで、えも言われぬ空気女のエロティシズムに、6点献上。
6点(2004-09-24 16:10:43)
184.  UNloved
全編が禅問答の様な会話で綴られる、一人の女性を巡る三角関係を描いたラヴ・ストーリー(なのかな?)。この映画の面白さは、自分らしさを頑なに追及する(?)OL、バリバリのエリート・ビジネスマン、目標の定まらないフリーターという主人公三人に、お互いについて観客が抱いている印象を率直に語らせている所。一番居心地の良い場所、無理をしなくてもいい場所が、最も自分らしい場所という理屈は解る。しかし、その居心地の良さを追求する余り、周囲と軋轢が生じていたのでは居心地は良くないんじゃないか? そこに留まることに無理が生じてるんじゃないか? ここに堂々巡りが生じる。唯一明確になったのは、自分らしさを守るには鉄の意思が必要だということ。でも、それってやっぱ無理してるよなぁ…、6点献上。
6点(2004-09-21 01:00:15)
185.  青の炎
既に指摘されてる様に、完全に演劇的な脚本(台詞)をそのままアイドル達(私、流石にあややは知ってますけど、恥ずかしながら二宮和也君って全く知りませんでした)に演じさせつつ、逆に撮影手法は並みの監督よりも徹底した映画的手法を採用。これって、スケールは違えど「ロミオ+ジュリエット」の影響じゃないですかね。バズ・ラーマンの「赤」に対して「青」をモチーフにしてるのも偶然ではないでしょう。テーマ的にも少年犯罪って言うよりミステリーの方に比重があり、純粋な娯楽映画とも言えないし、アラもありますけど、蜷川幸雄の言う「正統なるアイドル映画」の範疇には納まらない独特の作品に仕上がっていると思います。それしてもラストのあややは、はしのえみがする顔真似にそっくりでした(当たり前か…)、6点献上。
6点(2004-09-21 00:10:09)
186.  ぷりてぃ・ウーマン
主人公が婆さん達であるということを除けば、泣かせ所は満載ながら、演出にも全く冒険の無い至極オーソドックスなストーリー展開(本作は「実話」じゃなくって、実在する劇団をモデルにしただけのフィクションです)。しかもこの婆さん達はオープニングから矍鑠として、凄くイキイキしています。そして、この騒動に影響を受けて変化するのも婆さん達ではなく、帰郷してきた孫娘の方。そう、本作は老人の老人による老人の為の映画ではなく、昭和勝ち「逃げ」組の元気な老人から、平成負け組の若者への応援歌として作られている。本作の真の主人公は西田尚美なのです、6点献上。
6点(2004-09-21 00:09:48)
187.  東京オリンピック
本作について聞きかじりの「映画論」を打つつもりはありません。しかしオープニングの聖火リレーのシーンから、圧倒的な画作りに感嘆しつつも、確かに作り過ぎとの印象は払拭できない。そして、それがこの映画の本質的に奏効しているかと問われれば、私もそうは思わない。東京オリンピックの翌年、世紀の大イベントを「カラー映像」で大衆に追体験させるという意味に於いても、後世に伝える記録という意味に於いても、本作は明らかな失敗作です。ただ、断片的ながら、もちろん当時の様子は出てくるので、それを見てるだけでも充分楽しかった。特に、全員ジャージ姿でダラダラと歩く現在の入場と、全員ブレザーか民族衣装で胸を張って行進する当時の入場の違いに、失われた「格式」を感じました。という訳で、6点献上。
6点(2004-08-24 18:12:22)
188.  ルナ・パパ
「アメリ」と「ミルクのお値段」と「黒猫・白猫」と「カンダハール」、そして「UFO少年アブドラジャン」(観てないですけど…)を合わせた様な毒のあるファンタジック・コメディ。ちょっと考えただけでこれだけの映画を連想してしまうんだから、確かに新味はないかもしれない。本作に独特の雰囲気をもたらしているのも監督の才能等ではなく、偏に日本人に全く馴染みの無いタジキスタンのシュールで美しい風景とロシア語の響き+チュルパン・ハマートヴァの(日本だけで受けそうな)キュートで過剰な色気だと思う。でも、もちろん日本人の私にとって好みの映画なのは間違いないです。ところで、基本はドイツ映画だと思うんですけど、どういう経緯でタジキスタンが舞台で、しかも日本までが製作に咬んでいるのかが知りたい…、6点献上。
6点(2004-08-19 19:40:57)
189.  ごめん
全ては設定の勝利でしょうか。今迄なら(精通は別として)もっと年代が上の世代で語られていた青春物語だと思いますけど、悲しむべきことに現代に於いてこの実直な恋愛譜は小学生じゃないと成立しない。そして標準語(東京弁)だと生々し過ぎる下の話も、関西弁のオブラートに包むことによって微笑ましく聞こえる(それにしても精液を「お汁」と呼ぶのは初めて聞きましたけど、ポピュラーなんですか?)。主人公の久野雅弘君の味のある表情も良かった。が、本作の白眉は何たって櫻谷由貴花ちゃんでしょう。私も彼女に会いに京都まで自転車を走らせたくなりました、6点献上。
6点(2004-08-16 13:35:23)
190.  ニンゲン合格
不可逆的な現代家庭の崩壊を、黒沢清らしい冷徹な視線で描いた残酷なファンタジー映画。血が水より濃かったのは昔の話、今では水蒸気よりも儚い存在です。一瞬は心地良い家族ごっこも、ずっと続けていく程の魅力には欠ける。主人公の言う「いたければいればいいし、出て行きたければ出て行けばいい」緩やかな連帯が現在の家庭の姿であり、決して最後の拠り所ではない。ここまで「あからさまに」現代家庭の本質を突いた映画は無いと思う、面白いかどうかは別にして。本作は玉手箱を開けた浦島太郎が断末魔に見た夢、それも叶わぬ夢なのです。という訳で、6点献上。
6点(2004-08-16 13:34:09)
191.  泥の河
経済白書に「もはや戦後ではない」と記された昭和31年、しかし子供達の視界の其処彼処に、そして大人達の心の中には確かに戦後があった。いや、そこはまだ終戦さえ迎えていなかったのかもしれない…。個人的に一番のシーンは、喜一がおもむろに「戦友」を歌い出したシーン。ここには思わず笑ってしまったのと同時に、何とも言えない悲しさを感じた。また、藤田弓子が凄い女優だった(過去形でいいのかな?)のにも驚いた。全体としては良作だと思いますが、ノスタルジーを前面に、そしてくどい位に押し出してしまったラストが作品の魅力を減耗してしまったと思う、6点献上。
6点(2004-08-16 13:33:21)
192.  青春の殺人者
本作の父親殺しについては衝撃的でも何でもない。が、父親を殺してからが凄かった。これはもうありえない展開。伊達に市原悦子をキャスティングしてない。しかし、ここが本作最大の山場になってしまってるので、以降は今で言うバカップルのダラダラした話に見えてしまう(ひたすら繰り返される原田美枝子の「じゅぅんちゃ~ん」という間の抜けた台詞回しが、後の水谷豊の「あ~にき~」というのと同じくらい耳につきました)。長谷川監督はこの無目的さに全共闘「後」の青春を表したかったのでしょうか? それにしても、冒頭に「長谷川和彦第一回監督作品」と誇らしげに映し出されますけど、まさか30年近く経った現在に於いても「第三回監督作品」さえ作られていないとは、当時は誰も予想しなかったことでしょう。6点献上。
6点(2004-08-16 13:32:50)
193.  迷宮物語
三者三様でそれぞれに楽しめる水準以上の出来です。日本的和洋折衷の「ラビリンス*ラビリントス」の後、メビウスに多大な影響を受けた大友克洋の「工事中止命令」の前に、如実にメビウス的な「走る男」というのも中々オツな構成です。この辺にプロデューサー・角川春樹のセンスを感じます。また、「幻魔大戦」が1983年、本作が87年、そして「AKIRA」が88年。その後、自身もオムニバス・アニメ「MEMORIES」を製作することになる。そう考えると角川春樹もまた、大友克洋にかなり影響を与えているようにも思えてきます。これはアニメ・ファンには欠かせない作品でしょう、6点献上。
6点(2004-07-22 17:36:00)
194.  青 ~chong~
本サイトでの私のレヴュー対象は「映画」のみ。私の言う映画とは、地球上の何処かの劇場で1回でも上映された商業作品のこと(もちろん私の知る限り。従って「刑事コロンボ」は映画ではなく、「激突!」は映画です)。本作は日本映画学校の卒業制作ですが、一般公開されている立派な商業作品でもあります。内容は1991年の、高野連の神奈川朝高の大会参加特別措置をベースにした青春映画。本作を観ると在日の人達の方が(北朝鮮に住む朝鮮人は知りませんが)韓国に住む韓国人よりも日本人への憎悪が深い様に感じます。そして在日のアイデンティティをテーマにすると、どうしても最後は「俺は俺」的な着地点に落ち着いてしまうのが「GO」同様の難点。しかし、本作は自主映画っぽさの無い中々の力作です、6点献上。
6点(2004-07-22 17:35:13)
195.  怪談(1964)
今となっては見る影も無い大手スタジオの、40年前の底力を感じずにはいられない。「茶碗の中」以外は全てが巨大なスタジオ・セットの中だけで撮影されている。シネマスコープが映し出すその広大さと遠近感の豪華さ。構図やカメラの移動、そして照明効果等も贅沢に計算されている。今日の大手にも奮起を促したい。映画の方は基本的に「耳無し芳一の話」がメインで(これだけで単独の作品として公開できる規模)、その他の話は前座と後座といった感じでしょうか。ラストのオチ等は「トワイライト・ゾーン」にも通じます。ただ、古いだけあって所々退屈してしまいました、6点献上。
6点(2004-07-22 17:34:49)
196.  五条霊戦記//GOJOE
ありゃ~、意外に評判悪いんですね。伝統的な時代劇の殺陣を愛して止まない人がこんなに多いとは新鮮な驚きです。派手好きを公言している私には、この石井聰亙の演出は十分許容範囲でした(音響の迫力も満喫)。善悪を超越した鬼と鬼の対決をテーマに、三度目の正直で五条大橋の決闘に持っていく脚本も中々巧いと思いました。もう少し弁慶と遮那王の剣の個性にメリハリを持たせた演出をしていれば、更に面白くなったとは思います(もっと言えば、牛若丸が五条大橋の欄干をヒラリヒラリと飛び回る絵も見てみたかった)。そういうことで、少数派の擁護の点数、6点献上。
6点(2004-07-09 16:11:39)
197.  タオの月
仏教美術に傾倒していた雨宮慶太が案の定行き着いたアクション特撮時代劇。雰囲気はほとんど「ゼイラム」シリーズと変わりませんし(お馴染みの森山ゆうこも登場してますが、今回の美少女は当時15歳の吉野紗香。いや~、ちっちゃくって可愛い)、ストーリーも特に新しくありません。殺陣の演出にはスピード感が欠けてるし、マカラガと呼ばれる最終生物もホントにショボい。しかし、永島敏行と榎本孝明の気による一騎打ちの映像表現や「ペンは剣よりも強し」ならぬ「筆は刀よりも強し」を地で行く武器設定等、センスの光るシーンで楽しませてもくれました。という訳で、6点献上。
6点(2004-07-09 16:10:55)
198.  老人Z
映画版「アキラ」では描かれなかった鉄雄の機械との融合。その欲求不満が爆発したのか、大友克洋の脚本は後半の際限なく周りの機械を取り込んでいく完全介護ベッドの描写に、原作「アキラ」のクライマックスのイメージを投影している様に感じました。アンナミラーズの制服と白衣の描写には、スタッフの並々ならぬ思い入れを感じました(それでわざわざ江口寿史にキャラクター・デザインを発注したの? あと、本作繋がりで「PERFECT BLUE」が出来たのかな?)。映画的には全くメッセージ性とは無縁のノンストップSFギャグアニメ。こういう疾走感は結構好みです、6点献上。
6点(2004-07-09 16:09:17)
199.  CUTIE HONEY キューティーハニー
ハニメーション等と誤魔化しても、これは明らかに予算が無いことの言い訳でしかない。が、クロードQ(誰やねん!)作詞の名曲(原曲を意識したアレンジが素晴らしい!)に乗って、TVシリーズのチラリズムを遵守したアニメのタイトル・バックが始まった瞬間、私のハートもついチュクチュクしてしまい、以下、まんまとこの馬鹿映画にハマってしまいました。(原作ではなく)アニメそのままの70年代風ファッション、「夜霧のハニー」までもを挿入歌に使用するリスペクト精神、チープな世界観(と予算)に調和するハニーやパンサークロー一味のお馬鹿キャラ化と、製作の方向性は非常に正しい(コスプレが絵になるアニメ体型のサトエリのキャスティングも正解)。ま、合う合わないはあるでしょうけど、私には中々楽しいひと時でした、6点献上。
6点(2004-06-03 15:10:26)
200.  海猿 ウミザル
マンガの映画化らしく余りにも解り易いキャラ配置で、これまで無数に繰り返されてきた何の捻りも無い青春エピソードを展開する、「愛と青春の旅だち」と「ザ・ダイバー」を合わせた様な映画。伊藤英明君主演ということもあって緩々な映画を想像してましたが、手堅くまとめられた脚本と海上保安庁の全面協力、「踊る大捜査線 THE MOVIE」のスタッフによる娯楽映画作りの巧さで、どなたでも安心して楽しめる仕上がりになっていたと思います。しかし、本作のハイライト・シーンは映画本編の中ではなく、エンド・ロールが終わってからやって来ます。その時の観客のどよめきは流石の私も経験したことがありません。謹告、エンド・ロールが始まって、例えトイレを我慢していたとしても、絶対に席を立ってはいけませんよ、6点献上。
6点(2004-05-25 23:14:07)
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